韓国恋愛ドラマ1話からドキドキ!見てよかった3選
最近、韓国ドラマへのときめき不足を感じているあなた。
そこで、今回は1話からドキドキした恋愛韓国ドラマを3つご紹介します。
早速みていきましょう。
1話からドキドキ!見てよかった恋愛ドラマ3選
①『ダイナマイト・キス』
ダイナマイトキス、そろそろバレてくれないと私が切なくて1週間苦しむので早くバレて…..1話と2話ばかり見ている…. pic.twitter.com/JwgRoItpym
— サク (@rcspi_) December 3, 2025
韓国ドラマへのときめき不足を感じている方におすすめしたいのが、チャン・ギヨン×アン・ウンジン主演の最新作『ダイナマイト・キス』です。
2025年11月からSBSで放送、Netflixでも同日配信され、初回からSNSで「想像以上に胸キュン」「オフィスなのにリアルで泣ける」と話題になりました。
2025年12月11日に第10話が配信され5週連続で“平日ドラマ全チャンネル1位を更新中です。
第9話まで観た筆者ですが、もうドキドキが止まりません。
全14話なのであと5話!
これからどうなるのでしょうか?
恋もキャリアも“嘘”から始まる
主人公コン・ジヒョク(チャン・ギヨン)は、育児用品会社「ナチュラル・ベベ」でマザーTFチームのリーダーを務める理想の上司タイプ。冷静で頭脳明晰、仕事も完璧
だけど一度だけキスを交わした女性・コ・ダリム(アン・ウンジンさん)を忘れられない男性なんです。
一方のダリムは、家族を支えるために「子持ちの母」に偽装して契約社員として入社。
恋愛は二の次、正社員になることしか頭になかった彼女が、ジヒョクとの再会で少しずつ心の扉を開いていく姿は、まさに嘘から始まる本物の恋でした。
1話のラストで再会した瞬間、思わず息を飲みましたね。照明も音楽も完璧で、まるで映画のワンシーンのようなんです。
チャン・ギヨンさん×アン・ウンジンさんの相性
チャン・ギヨンさんは『九尾の狐とキケンな同居』『今、別れの途中です』などで知られるカリスマ俳優。アン・ウンジンさんといえば、『賢い医師生活2』『恋人』で魅せた表現力が圧巻でした。
二人の掛け合いはテンポがよく、ジヒョクの不器用な優しさとダリムの芯の強さが見事に噛み合います。
特に、誤解が生んだすれ違いが切なくも愛しくて、「なんで素直になれないの!」と画面の前で叫んでしまうほど。
脇を固めるキャストの化学反応
親友でシングルファーザーのキム・ソヌを演じるのはキム・ムジュンさん。『時速493キロの恋』や『恋人』でも印象を残した若手実力派です。
さらに財閥令嬢ユ・ハヨン役にはウ・ダビさん。『マエストラ』『Dear.M』でも注目を浴びた彼女の繊細な演技に、物語の奥行きがぐっと増しています。
財閥、母娘関係、偽装就職
どれをとっても人間模様がリアルで、キャラ一人ひとりが“生きている”ドラマです。
SNSや韓国メディアでも注目
韓国メディアでも、『ダイナマイト・キス』は「SBSが放つ2025年の最強ロマンチックコメディ」(※Kstyle, 2025年11月号)と紹介されています。
特に、ナムグン・ミンさんとキム・ジウンさんが『わずか1000ウォンの弁護士』の役柄で特別出演しているのはファンへの粋なプレゼントですよね。
前作のファンなら思わずニヤリとする場面も多いです。
また、済州島のシーンではイ・ソジンさんとキム・グァンギュさんがゲイのカップル(?)を思わせるすばらしい演技を披露。
見逃さないように要チェックですよ。
個人的に感じた“このドラマの良さ”
恋の描写にとどまらず、「働くこと」「家族を支えること」「誰かを信じる勇気」といったテーマを丁寧に描いているのが、この作品の一番の魅力だと思います。
お仕事ドラマとしても見ごたえがあります。
大人の恋愛なのに、どこか青春っぽい瑞々しさもあって、チャン・ギヨンさんが見せる一瞬の笑顔や、アン・ウンジンさんのふとした涙に物語が詰まっています。
韓国ドラマは本当に恋に落ちる瞬間の描き方がとにかく上手いですよね。
チャン・ギヨンの恋に落ちる表情がほんとに素敵です。
この表情は結構頻繁にあるので見逃すことはないでしょう。
Netflixで配信中なので、次の週末、癒しやトキメキを求めている人はぜひご覧ください。
②『いつかの君に』

Netflixで数ある韓国ドラマの中から、私が「見てよかった!」と心から思えた恋愛作品2つ目は『いつかの君に』です。
この作品は1話からアン・ヒョソプのとりこになり、一気に引き込まれました。
ヒロインを心から愛している表情がとてもすてきです。
タイムスリップ要素がある恋愛ドラマは、だいたい途中で混乱してしまうものが多いですよね。
しかし『いつかの君に』は脚本がとても緻密で、最後までスッキリ納得できるところが素晴らしくぐいぐい引き込まれました。
切なさ120%のラブストーリー
主演はチョン・ヨビンさんとアン・ヒョソプさん。
二人ともNetflix関係のドラマで何度も見かける人気俳優ですよね。
チョン・ヨビンさんは『ヴィンチェンツォ』(tvN/2021)で知ってる方も多いかと思いますが、今回は全く違う役どころ。死んでしまった恋人を忘れられず、過去へとタイムスリップしてしまう女性ジュナを繊細に演じています。
彼女の表情ひとつで、見ているこちらの心まで揺さぶられました。
そしてアン・ヒョソプさん(『社内お見合い』や『浪漫ドクター キム・サブ3』などでおなじみ)は、過去と現在を行き来する2人の男性(ヨンジュンとシホン)を一人二役で演じています。
最初は「え? 同じ人?」と思うほど雰囲気が違って、演技の幅に驚かされました。
彼の切ないまなざしは反則級です…。
物語の舞台とテーマ
物語は、2023年と1998年の間を行き来します。
恋人を事故で失ったジュナ(チョン・ヨビン)が、偶然手にした古いカセットプレイヤーをきっかけに、高校時代のソン・シホン(アン・ヒョソプ)の世界へタイムスリップしてしまう。
最初はただの偶然に見える出来事が、少しずつ運命の糸として繋がっていきます。
このドラマのすごいところは、時間を超えた恋愛の切なさと同時に、人生の選択や「もしあの時〜だったら」という想いを丁寧に描いている点でしょう。
過去を変えることの意味を、何度も考えさせられます。
周りを固めるキャストも魅力的で、友人役のカン・フ(演:ナム・ミンウ)との関係も心を締めつけられるポイントです。
友情と恋愛、記憶と時間、その境界がとてもリアルに描かれています。
原作とのつながり
『いつかの君に』は、2019年の台湾ドラマ『時をかける愛(想見你)』の韓国リメイク作品です。
オリジナルの名作を知っている人ほど、韓国版の繊細な構成や文化的なアレンジに感心したのではないでしょうか。
脚本はチェ・ヒョビ(『18アゲイン』)で、演出はキム・ジヌ(『ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた』助監督)。
韓国公式メディア「朝鮮日報」でも「台湾版の感動を継承しながら、より映像美に秀でたリメイク」と高評価でした(出典:朝鮮日報 Entertainment 韓国版記事, 2023年9月配信)。
映像と音楽の魅力
ドラマ全体を通しての映像トーンがとても印象的で、90年代の韓国を舞台にした懐かしい空気感が温かく感じられます。
特に、レトロなカセットテープの再生音がキーアイテムとして使われるたびに、ギュッと胸が締めつけられるような切なさが蘇ります。
OST(オリジナル・サウンドトラック)も名曲揃いです。
IU(アイユー)の曲を思わせるような叙情的メロディが多く、静かな夜に聴きたくなる歌ばかりでした。
感想とおすすめポイント
恋愛ドラマが好きな人はもちろん、「泣けるミステリー」が見たい人にもおすすめです。
Netflix作品の中でも、2023年以降のリメイクではかなり完成度の高い一本だと思います。
『いつかの君に』は、幻想的な映像美と緊密な脚本、俳優陣の繊細な演技が重なった時間を超える恋愛ドラマでした。
胸がキュンとするだけでなく、人生の大切なものを思い出させてくれるような余韻があります。
③『恋人(ナムグンミン)』

Netflixで最近観て、心がぐっと掴まれた韓国ドラマがあります。
それが、ナムグンミン主演の時代劇ロマンス『恋人』(原題:연인/英題:My Dearest)です。
MBCで放送され、韓国でもMBC演技大賞8冠を受賞した話題作。
正直、こんなに切なくて美しい時代劇は久しぶりでした
戦乱の中で咲く恋、でも儚い:1636年・丙子の乱が舞台
舞台は17世紀の朝鮮。後金(のちの清)が侵攻した丙子の乱(へいしのらん)という実際の史実を背景に、戦火に翻弄されながらも愛と誇りを貫いた男女の姿が描かれます。
主人公は、何やら訳ありの放浪士人イ・ジャンヒョン(ナムグンミン)。
軽口をたたく洒落者のようでいて、実は苦しい過去を抱えた複雑な男。
そしてヒロインは、両班(ヤンバン)のお嬢さまユ・ギルチェ(アン・ウンジン)。
少しワガママで恋に一直線だけど、戦乱を経て強く成長していく姿が胸を打ちます。
物語の初めは、華やかな社交界での恋愛模様。
でも数話進むにつれて、戦争が近づき、空気が一変します。
軽い恋愛ドラマかと思いきや、運命と愛の本質に迫る壮大な作品でした。
ナムグンミンが神がかっていた!
ナムグン・ミンの代表作といえば『黒い太陽』『ストーブリーグ』『わずか1000ウォンの弁護士』ですね。
次は10年ぶりのロマンス時代劇だと聞いた筆者は「うーん!ちょっとどうなん?大丈夫?」なんて思いました。
ところがふたを開けたら面白い!
剣を抜く動作、扇子をひらく指先、そしてギルチェを見つめる眼差し。
どの瞬間も詩のように美しくて、惚れてしまいます。
衣装や髪型も完璧で、韓服姿のシルエットがまた圧倒的でした。
アン・ウンジンさんも初めは「ちょっと癖のあるキャラ?」と思いましたが、中盤からの成長ぶりには泣かされました。
彼女が演じるギルチェは、愛の中で強く変わっていく女性で、気がつけば彼女に共感して、応援している自分がいたのです。
脇役も粒ぞろい!人間ドラマの深みがすごい
物語を支えるキャストも豪華です。
- イ・ハクジュ:演じるナム・ヨンジュンは理想主義の儒生。恋にも誠実。
- イ・ダイン:(現在イ・スンギの妻!)演じるウネは、ギルチェの親友であり恋のライバル。
- さらに、ジャンヒョンの相棒リャンウム(キム・ユヌ)や、清の皇女カクファ(イ・チョンア)も印象深い。
とくに後半の清国での場面は、まるで絵画のような映像美です。
音楽も静かに沁みてきて、気づけば毎回ジャンヒョンのセリフに胸を熱くしていました。
モチーフは「風と共に去りぬ」!
脚本家ファン・ジニョンさんは、インタビューで「風と共に去りぬ」から着想を得たと明かしています。
確かに、ヒロインの気の強さや、愛をすれ違いながらも求め続ける男性像など、通じるものがありました。
そのため、前半は「風と共に去りぬ」のパクリなどと批判の声もでていたようです。
ただ『恋人』はただのリメイクではなく、韓国史の痛みや誇りを重ねた再解釈になっています。
南北戦争を「丙子の乱」に置き換えることで、朝鮮時代の階級社会や民族の矜持をよりリアルに描いていました。
アメリカ文学の骨格に、韓国の血を通わせたような作品。
これが韓国ドラマの底力だと思います。
歴史と恋愛の両立に成功した稀有な時代劇
このドラマのすごいところは、史実への忠実さと、感情表現の繊細さが共存しているところです。
仁祖(演:キム・ジョンテ)の王としての弱さ、清の皇帝ホンタイジ(演:キム・ジュウォン)の威圧感。
どちらも一面的でなく、人間らしい葛藤が描かれています。
戦争の描写もリアルで、逃げる民や捕虜の悲劇など、見ていて心が痛む場面も。
けれど、そのぶんラストの「生き抜く力」が深く刺さります。
観終わったあとに残る静かな余韻
全21話。
1話ごとの長さもあり、多少の中だるみはありますが最後まで見終わると、静かな感動がじんわり広がります。
それにしてもジャンヒョンは不死身の男でした。
「赤い袖先」が好きな方や、歴史×ラブロマンスを求める方には本当におすすめです。
私にとっては、2023年の韓国ドラマの中でもトップクラスの心に残る恋物語でした。
まとめ
今回は、1話からドキドキする恋愛ドラマを3作品ご紹介しました。
『ダイナマイトキス』はまだ途中ですが、第1話からドキドキして第10話までそのドキドキが持続中です。
3作品とも見てよかったと思える作品ですが、個人の感想なのであなたにとってもそうであってほしいなと思います。




