最初に言っておきます。
これ、ただのドラマじゃありません。
毎回ジェットコースターのように裏切りと涙と復讐が襲ってくる、感情フルスロットルの愛憎ドラマなんです。
しかも主演はオ・スンアさん。
彼女の圧倒的な表情演技に心をえぐられた人、多いのでは。
一方、悪女カン・セランを演じるオ・セヨンさんの執念の演技もゾクゾクものです。
次が気になって仕方なくなります。
では、修羅と涙の宴「3番目の結婚」、その世界を覗いてみましょう。
「三番目の結婚」あらすじと物語の核心

波乱の幕開け!愛と裏切りの果て
主人公チョン・ダジョン(オ・スンア)は、苦労の果てにやっと幸せな結婚を手に入れた女性。
貧しい生い立ちでも明るく前向きで、夫ペク・サンチョル(ムン・ジフ)と穏やかに暮らしていました。
のはずが、人生はそんなに優しくなかった。
ある日、親友カン・セラン(オ・セヨン)にとんでもない因縁が発覚。
ダジョンの父シン・ドクス(アン・ネサン)が、セランの父の「仇」?
そこから彼女(セラン)の復讐スイッチが全開に。
しかも、そのターゲットがダジョン自身になるなんて、ちょっと待ってセラン。
親友だったでしょ。
さらに最悪のことに、セランがダジョンの夫サンチョルを奪おうと仕掛けてくる。
え、親友が旦那と不倫って、ドラマ通り越して地獄絵図。
視聴者の心拍数も爆上がりです。
そして物語は、ダジョンがすべてを失い3度目の結婚で人生を逆転しようとする究極の復讐へ。
タイトルの意味がここに繋がってくるんです。
復讐・再生・そして赦し(ゆるし)。
韓ドラ界屈指のマクチャン展開が、これでもかと詰まったジェットコースターのような作品です。
キャストで味わうドラマの濃厚スープ
まずは豪華キャストがこちら。
オ・スンア(チョン・ダジョン)

代表作「二番目の夫」「その女の海」など。今回も愛と復讐の化身として堂々の主役。怒りと涙の切り替えが早すぎて鳥肌です。
ユン・ソヌ(ワン・ヨハン)

誠実イケメン枠だけど、ちょっと抜け感のある本部長。最初は口喧嘩ばかりだったダジョンの支えに変わる展開が泣ける。「グッジョブ」「麗」「昼と夜」「あいつがそいつだ」などでおなじみ。
オ・セヨン(カン・セラン)

悪女の新定義を確立。彼女の冷笑一つで視聴者の怒りゲージがMAX。でも次第に「この人も被害者かも?」と思えてしまう演技力がずるい!
ムン・ジフ(ペク・サンチョル)

典型的な浮気夫なんだけど、どこか憎めない。ダメ男なのに人間臭いリアルさがある。
ユン・ヘヨン(ミン・ヘイル/ノエル)、アン・ネサン(シン・ドクス)、チョン・ノミン(ワン・ジェグク)ほか

ベテラン陣の存在感も圧巻。
彼らの熱演が、この愛憎劇を心理戦の名作に押し上げてるんですよね。
「三番目の結婚」を深掘り!みどころ3連発
① 「被害者と加害者の境界線」が消えるドラマ
セランは悪女。
でも根っこには誤解と喪失がある。
ダジョンも純粋なだけに、彼女の復讐を止められない。
善悪がぐちゃぐちゃに絡み合う、まさに人間のリアルがここにあります。
② マクチャンなのに妙に社会派!
「家族って何」「赦すことは愛か」そんな哲学的なテーマが、セリフの端々に潜んでるんです。
3番目の結婚が意味するのは、「復讐や、やり直し」より自分が幸せになる勇気なのかも?なんて考えさせられます。
③ 怒涛の展開と伏線の嵐
誰が味方で誰が敵なのか、次々に変わる。
真実が明らかになる度に、思わず「えぇぇ!」と声が出ます。
終盤の衝撃シーンはSNSでもバズっていました。
ちょっと言わせて!
序盤、ダジョンとサンチョルが日本旅行するシーンがあります。
温泉地なので外でも浴衣を着ているのはOKです。
ただ2人はどう見ても着物を着ているよう。
特にサンチョルの着物の着付けが違和感満載。


韓国ドラマは日本でも人気なので、着付けくらいはそろそろ上手にしていただけると幸いです。
また、韓国ドラマに登場する日本人設定の方の日本語も聞き取りにくい時がありますよね。
明らかに韓国の俳優だと思われる方が日本人を演じておられるのでしょう。
日本語の場合は字幕がつかないのですが、何を言っているのかわからないので字幕を付けてほしいですね。
ただ、そんな突っ込みどころも混みで韓ドラが大好きな筆者です。(笑)
よくある質問(Q&A)
Q1:本当に全132話もあるの?長すぎない?
A:はい、全132話です。でも毎回がクライマックス級。SNSでは「一話見ると止まらない」「寝不足確定」って声も多いです(笑)。
Q2:前作「二番目の夫」と繋がりある?
A:脚本家ソ・ヒョンジュさんと一部キャストが同じ。テーマ的にも結婚と復讐の対になる作品としてファンからは姉妹作扱いです。
Q3:オ・スンアさんの演技、前作とどう違う?
A:前作「二番目の夫」では激しい女がメインでしたが、今作は完全に闘う女。強さと壊れそうな脆さ、その両方を演じ切っていて、女優人生のターニングポイントと言われています。
まとめ
「3番目の結婚」は、復讐というドロドロ要素の中に再生という希望が光る、ただ者じゃないマクチャンドラマ。
視聴中は「もう無理、心が疲れた」と思うのに、次の日にはまた再生ボタンを押してしまう中毒性。
これぞ沼。
身近な裏切り、家族の愛、そして赦せない過去。
見終えたあとに思うのはただ一つ。
「人生、何度転んでも立ち上がればドラマになる」。
あなたもこの怒涛の愛と復讐の物語、最後まで食らいついてみませんか。


