ちょっと待って、またあの“暴露騒動”ですか?
SNSで拡散された「俳優イ・イギョンの18禁DM疑惑」、あれ、実は完全なデマだったんです。
一時はネット中がざわつき、「そんな人だったの!」と信じかけた人も多かったかもしれません。
でも、冷静に考えたらおかしい話が多すぎたんですよね。
イ・イギョンに“わいせつDM”疑惑!? 驚きの発端
発端は、あるネットユーザーA氏の投稿。
彼女(自称ドイツ人)が「イ・イギョンと交わした」としてダイレクトメッセージのスクリーンショットをSNSに公開したのがきっかけです。
そこには、彼が女性の体に関する発言をしたような“えっちなメッセージ”も。
そりゃあ、ネット民もざわつくわけです。
さらにA氏は「ほかの女性が被害に遭わないように」と意味深なコメントを投稿。
まるで“正義の告発者”のような立場を取っていました。
でも、その後の展開が速すぎた。
所属事務所サンヨンENTが「完全に虚偽」と即反論。
「悪質なデマによる被害に対し、法的措置を準備している」と発表したんです(出典:サンヨンENT公式声明、2025年10月20日)。
所属事務所がブチギレ!「全面法的対応へ」
サンヨンENTはかなり怒ってます。
SNSやオンラインコミュニティで拡散された“デタラメ情報”によって、イ・イギョンさん本人にも精神的な被害が出ているとし、すでに損害の規模を算定中とのこと。
「作成や拡散そのものも法的措置の対象になる」と明言しています。
つまり、面白半分でリポストした人も、場合によってはアウトというわけです。
みんな、ちょっと気をつけよう。
実際、韓国では芸能人の名誉毀損に対して非常に厳しい対応が取られます。
“ネットの軽口”が数百万ウォン単位の罰金につながるケースもあるんですよ。
そして…まさかの「全部ウソでした」謝罪文!
一番唖然としたのはその翌日。
なんとA氏が突然SNSに長文の謝罪文を投稿したんです。
投稿の冒頭で彼女はこう書きました。
「初めはいたずらで始めた。こんなに注目されるとは思わなかった。」
はい、いたずらで人生壊そうとしたって事。
しかも「AI写真を使って遊んでいるうちに、だんだん本当のことのように感じてしまった」とまで告白。
思わずツッコミたくなりますよね。
「AIで人の人生を壊すな!」って。
謝罪文の最後には、「責任を取る」と書かれていましたが、実際そのSNSアカウントもブログもすべて削除済み。
逃げ足だけは早かったようです。
イ・イギョン、仕事は絶好調!
こんな騒動の中でも、イ・イギョンさんの俳優としての活躍は止まりません。
ドラマ『私の夫と結婚して』(tvN、2024年)では、強烈キャラの“パク・ミンファン役”を怪演。
そのリアルな“嫌われっぷり”で「演技が上手すぎてムカつく」とSNSが炎上しましたが、これはもう役者冥利につきますよね。
彼はもともとコメディセンス抜群の俳優。
『ウラチャチャ私の人生』や『コンビニのセッピョル』などでも見事なテンポ感で笑いを取ってきました。
「現場ではムードメーカー」とスタッフにも好かれるタイプなんです。
「デマ拡散の法的リスク」と韓国芸能界での誤情報トラブル実例
もうね、ネットでのデマ拡散はただの悪ふざけで済ませられません。
イ・イギョンさんの今回の騒動、まさに典型例ですよ。
韓国では「虚偽の事実を流すこと」は単なるトラブルどころか、犯罪としてしっかり重く見られています。
韓国の法的取り締まりは厳格!名誉毀損で最高7年の懲役もある!
韓国の「情報通信網利用促進および情報保護等に関する法律」では、ネット上の虚偽や誹謗中傷に対し、 最大で7年の懲役または5000万ウォン(約500万円)の罰金まで科される可能性があるんです。
もちろん、実際の判決はそこまで重くないことも多いですが、法的にこんなに厳しい刑罰があるだけでも相当な抑止力になっているんですよね。
実際、芸能人が被害にあったときは所属事務所が躊躇なく法的措置を発表します。
今回のイ・イギョンさんの所属事務所サンヨンENTがすぐに「法的対応を準備中」と表明したのもその一環です。
根拠のない噂や虚偽情報が本人の仕事や精神に被害を及ぼすことを防ぐためですね。
デマの拡散が招く社会的な問題
最近では、2025年の韓国大統領選でも「ディープフェイク動画」などフェイクコンテンツが大量に流出し、選挙の公正を揺るがす事態になっています。
政府は専門チームを組み、AI検知ツールを使いながら削除要請を強化していますが、イタチごっこが続くとのこと。
ネットの匿名性と技術の発達で誰でも簡単にデマを作れる怖さが増しています。
これが芸能界だとまた面倒で、ファンやアンチが激しく対立し、間違った情報の拡散で被害者が精神的に追い詰められるケースが後を絶ちません。
ある有名サッカー連盟も、偽ニュース拡散に対して法的措置を取るほど大問題になっているんです。
でも処罰は軽い?実態は?
法的には厳しい処罰が可能でも、 実際には罰金や起訴猶予で終わるケースも多いのが現状です。
専門家は、現状の処罰の軽さが「無責任なデマや悪質コメントの繰り返し」を招く原因になっていると指摘しています。
それに、謝罪があっても一度広まった噂はネット上にずっと残るし、世論の私刑のような「ネットリンチ」になることさえある。
よくある質問(Q&A)
Q1. 本当にメッセージは本人のものではなかった?
A1. 事務所および関係者の調査によって、やり取りの証拠はすべて虚偽であると判断されました。AI合成の可能性も高いと見られています。
Q2. 今後、A氏は処罰されるの?
A2. サンヨンENTは“法的措置を進行中”と発表済み。虚偽事実の流布で訴訟が提起される可能性があります。
Q3. イ・イギョンさんは心境を語ってる?
A3. 本人からの直接コメントはまだありません。近しい関係者によると、「仕事に集中する」とだけ話しているようです。
まとめ
正直、最初は「またか」と思いました。
でも途中からあまりにも不自然。
SNSの“暴露ブーム”って、時に人を傷つけますよね。
冷静に見れば、語彙の不一致やAIで加工された画像など、初期段階で違和感はあったはず。
とはいえ、嘘でも“俳優のスキャンダル”と聞くとクリックしてしまうのが人間の性かもしれません。
ただ、イ・イギョンさんが演技で見せるユーモアと誠実さを思えば、これまで積み上げてきた努力をこうした悪質なデマで汚すのは本当に残念です。