「韓国ドラマはなんでこんなにハマっちゃうのかな?」って、友達と話すことありませんか?
筆者もまさにそうで、夜な夜な「あと1話だけ」の連続。
あの展開の速さと感情のぶつかり合いに、つい釘付けになってしまいますよね。
日本のドラマもいいけど、なぜか韓国ドラマの方が胸に響くし、いつの間にか感情移入してしまう魅力があります。
今回はその謎を解き明かしてみましょう!
韓ドラファンが日本のドラマを見なくなった理由は?
韓国ドラマにハマってしまうと日本のドラマを観なくなってしまいます。
その理由はこちらです。
①同じ観るなら韓ドラを観たい
韓国ドラマは次から次に新作が制作され、NetflixやU-NEXT、Amazonプライムビデオで配信になります。
そのため、忙しい私たちはドラマ視聴時間が限られているため日本のドラマまで観る時間が足りません。
しかも、どうせ見るなら韓国ドラマを観たいと思っているので日本のドラマを観る機会がなくなっていくのです。
②俳優や女優のビジュアル
韓国の俳優のビジュアルの良さはグローバルに通用するほどです。
スタイルもよく190㎝超えの俳優が続々と登場しています。
また、全員がプルプルでみずみずしい美肌。
40代後半の筆者は韓国俳優や女優のきれいなお顔を見ていると「私もスキンケアをがんばろう」なんて思います。
ところが、たまに日本のドラマを観ると日本の俳優の肌の荒れが目立ちます。
サーフィンが趣味の俳優の肌はボロボロ。
メイクでごまかしているようですが、いつも美肌を見ている韓ドラファンの目はごまかせません。
また、日本の女優のスタイルも韓国女優と比べると劣って見えます。
ただ、最近は身長差が大きいほどいい感じに映るので身長が低いことは気になりませんよね。
③韓国語のセリフにキュンキュン
日本語で「愛してる」と言うセリフより韓国語で「サランヘヨ」「サランハンダゴ」と言われる方が10倍増しでキュンキュンします。
日本では「愛してる」なんて恥ずかしくてめったに使いませんよね?
ところが、韓国では電話を切るときにも「サランヘ」と言いますし、男同士でも挨拶代わりに「サランヘ~」と言っています。
他にも、推しが話す韓国語はとても魅力的です。
④ストーリー展開や脚本の質
日本ドラマはジャンルや設定が限られがちで、日常的で控えめな物語が多いです。
対して韓国ドラマは非現実的かつ感情豊かなストーリーテリングで視聴者を引き込み、複雑な人間関係や感情の激しい描写が特徴。
このため日本ドラマは物足りなさを感じられることがあります。
⑤制作費と映像クオリティ
制作費の面で韓国ドラマは日本ドラマの数倍規模で制作されることも多く、映像の質感が映画的で華やかです。
一方日本ドラマはテレビ的な撮影手法で、映像が地味でリアリティ重視のため、視覚的なインパクトが弱いことが指摘されています。
⑥制作体制や企画力
韓国では多様なケーブル局が意欲的に新しい企画を立ち上げており、スポンサーに左右されにくい環境です。
対して日本はスポンサーの意向に配慮し、保守的でリスクを避ける傾向があり、企画力や斬新さに差が出ています。
これらの点により、日本ドラマは韓国ドラマと比較すると物語の鮮度や深さ、映像の豪華さ、観る楽しみの面で劣るケースが多いとされています
⑦意外性がなくて飽きる
韓国ドラマは、意外性のある展開がテンポよく続き、飽きさせません。
突然の記憶喪失や時空を超えた恋愛、ミステリー要素も絡む多層的な物語が多いです。
伏線が巧みに張り巡らされ、観る側の期待を外さないよう計算されているのも特徴。
これが視聴を止められない理由なのでしょうね。
⑧演技力と感情表現の豊かさ
韓国の俳優は演技力が高く、感情表現がとてもダイナミックです。
喜怒哀楽を抑え込むのではなく、全力で表現するため、登場人物にリアルな人間味を感じられます。
日本ドラマはどちらかというと控えめな演技が多く、そこが良さでもありますが、韓国ドラマの熱量には敵いません。
⑨映像と制作のハイクオリティ
日本のドラマに比べ韓国は制作費が高く、映画並みの美しい映像が楽しめます。
色彩設計やライティングにこだわり、まるで映画館にいるような迫力と没入感が味わえます。
撮影機材もシネマカメラが導入され、映像美に感動すること間違いなしです。
⑩OST(劇中歌)の秀逸さ
韓国ドラマは挿入歌がドラマの感情と完璧にマッチしているのも特徴。
BTSのメンバーやトップ歌手が演技だけでなく歌声で作品を彩ります。
名シーンと共に流れるOSTが「泣ける!」と話題になるのも納得です。
⑪多様なジャンル展開と設定の自由さ
恋愛だけじゃないのも韓国ドラマの魅力。
サスペンスやミステリー、ファンタジー、時代劇などジャンルが幅広く、しかも非現実的な設定をリアルに見せる巧みさがあります。
幽霊やAI、転生ものまで、普通なら引いてしまう設定を受け入れてしまう不思議な魅力が存在します。
⑫世界を意識した制作と文化発信
韓国の映像産業は国が文化輸出の一環として強力にバックアップ。
NetflixやAmazon Prime Videoで世界同時配信されたり、多言語字幕が充実し、世界中の人に届くよう作られています。
K-POPや韓国ファッションなどの流行とも連動し、グローバルな人気を獲得しています。
⑬SNSでのファン交流と口コミ効果
韓国ドラマはSNS上でファンが理論を語ったり感想を共有したりする文化が根付いてます。
これが口コミでさらに人気を加速。
韓国のSNS文化にはファンが理論や感想を熱心に語り合う土壌があり、口コミが人気を加速させる要因となっています。特に韓国のSNSユーザーはトレンドに敏感で、インフルエンサーや友人の意見を重視し、リアルな体験共有を通して信頼を築く傾向が強いです。InstagramやYouTube、TikTokなどでファンコミュニティを形成し、短い動画やライブ配信で瞬間的な共感と拡散を生み出しています。
ドラマ視聴がコミュニティ活動になるのも現代ならではの楽しみ方ですね。
日本のドラマの良いところ
日本のドラマをたまに見ると良いところがたくさん見つかります。
①知ってる俳優が活躍している
最近の俳優や女優は知らないけれど、40代後半50代、60代の役者さんが現役でがんばっておられます。
さすが、芸能人ですよね?
老けておらず、俳優はかっこよくて女優はうつくしいまま。
そんな方たちの活躍が観れると「このドラマ面白いな」なんて思っちゃいます。
②字幕が必要ない
さらに、日本のドラマでいいことは、「字幕を読まなくて済むこと」です。
韓国ドラマは字幕を見なければなりません。
日本のドラマを観始めたとき、つい字幕を探してしまうクセがついていますが、「あ、これは字幕必要ないんだった」なんて笑う時があります。
他にも、文字が読めること。
看板や新聞、本、名刺など字幕がなくても読めちゃうのです。
③昔の音楽を知ってる
また、ノスタルジーなドラマの場合、昔の音楽がわかるところもいいですよね?
韓国ドラマの場合、『財閥家の末息子』や『テプン商事』で昔流行った音楽が話題になりますが、まったくわかりません。
その点、日本の昔の歌がかかると「なつかしい」と思ってすごく幸せな気分になります。
まとめ
このページでは、韓ドラファンが日本のドラマを見なくなった理由について個人的に感じたことを書きました。
筆者は、ここ10年以上日本のドラマをがっつり最終話まで観ていません。
その理由を書いてみたのですが、あなたは別の考えを持っているかもしれませんね。
人それぞれ、環境も感じ方も違うのであくまでも個人の感想として温かくお読みいただけると幸いです。

