脂肪を燃焼するためには、有酸素運動をすることが必須です。
有酸素運動とは、ウェイトトレーニングのような呼吸を止めてする運動とは、違って、呼吸ができるほどの無理のない強度の運動のことです。
必死こいてやらなくても良い運動ということ。
今の、あなたの運動のやり方では、もしかして、脂肪が燃焼していないかもしれませんよ。
有酸素運動

有酸素運動とは、ウォーキング、ジョギング、ランニング、サイクリング、エアロビクス等。
呼吸をすると肺の中に取り込まれた酸素が血液と一緒に体中をめぐります。
このときに、皮下脂肪を燃焼。
脂肪をエネルギーに変えるのです。
体脂肪を落とすための、最も効率的な運動の強度は、「ハァハァ」と息がはずむくらい。
それ以上の激しい運動でも、それ以下でも脂肪燃焼効果は、薄れてきます。
運動の強度は、強すぎても弱すぎてもだめなんですよね?
効率的に脂肪を燃焼させる心拍数の計算方法

最大心拍数をごぞんじですか?
最大心拍数とは、もうだめだ!と言うくらい限界まで運動したときの心拍数です。
最大心拍数の計算法は、 「220−年齢」
最大心拍数の60%~80%が、脂肪が燃焼しやすい心拍数です。
脂肪燃焼効率が高い心拍数とは?
最大心拍数×60%~80%
たとえば、58歳の私の場合。
220-58=162
162×60%=113
162×80%=129
私にとって、113~129が脂肪燃焼のためには、効率的な心拍数です。
運動中の心拍数の測り方

もしも、あなたが、ウォーキングするなら、信号待ちであっても、足は、動かしておかなければなりません。
そして、その時に、手首に人差し指と中指を当てて、10秒間の心拍数を数えてください。
その数を6倍すれば、1分間の心拍数が出ます。
でも、運動しながら測るのって結構大変。
おおよその心拍数がわかる方法があります。
ややきついな~って、思うくらいが、130
きついな~って思うと140
150で、息が切れてくる
170では、呼吸ができなくなり
190で、運動ができなくなります。
有酸素運動の時間

有酸素運動は、20分間続けると脂肪が燃焼されると言われています。
20分以上続けることにより、どんどん脂肪が燃焼されます。
しかし、最近の研究発表では、たとえ10分間であっても、1日のうちに2回行えば、連続で20分運動したのと同じ効果があると言われています。
毎日、コツコツとやった方がいいの?

いいえ。
うれしいことに、週に3日やっても効果はあるとされています。
ここで、大事なことは、週3回とは、月、火、水。と連続することではありません。
月、水、金。と、前回の効果が薄れそうになったら、有酸素運動を実行するイメージです。
と言うことは、週に1回1時間まとめて実行するのは、効率が悪い!
一番大事なのは、継続です。
継続できるスケジュールを立てて、無理なく脂肪を燃焼していきましょう。