復讐劇

韓ドラ『悪役』だいたい10人で回してる!犯人がすぐにわかっちゃう!

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韓ドラ好きなら、きっと一度は思ったことありますよね。

「あ、またこの人が悪役だ!」って。

そう、韓ドラ界の悪役人材、ほぼ10人で回してる説。

どんなに新作を観ても、おなじみの顔がズラリ。

あの冷酷財閥の御曹司も、この復讐の女王も、どこかで見たことあるんですよ!

それにしても、韓ドラの悪役って、意地悪なのにやたら魅力的。

憎らしいくせに、出てこないと物足りない。

そんな不思議な存在なんです。

今回は、“韓ドラ悪役10人で回してる説”を本気で検証してみました。

【韓ドラ悪役あるある】もう犯人わかっちゃう問題

「あっ、またこの顔」現象勃発!

どのドラマを見ても「え、またこの人!」とツッコミたくなるのが韓ドラの醍醐味。

『ペントハウス』のオム・ギジュンさんが登場した瞬間、視聴者の半分は「こいつ、絶対やばいやつだ」と察してましたよね。

『梨泰院クラス』のユ・ジェミョンさんにいたっては、登場3秒で“悪のニオイ”がプンプン。

この二人はどちらかというと財閥や会社の会長、病院長などラスボス的な悪役ですね。

「悪役リレー」説が浮上

韓ドラ界には、“悪役のリレー制度”でもあるのかと言いたくなるほど、似た顔ぶれで物語が回りがち。

例えば、ユ・アインさんが財閥御曹司で傍若無人な役を怪演した『ベテラン』(2015)で悪役デビューして以降、主役クラスが“俺が悪の帝王”モードに突入しています。

その後はシン・ソンロクさんが『星から来たあなた』で冷血すぎる兄役を演じ、ナムグン・ミンさんが『リメンバー』で狂気じみた財閥息子。

最大のトラップは、「この人、良さそう~」と思わせてドンッと裏切る系。

『ヴィンチェンツォ』のオク・テギョンさんがまさにそれでした。

最初は笑顔の好青年で、子犬のようにかわいいのに、実はラスボス。

あのギャップ、怖すぎて脳裏から離れません。

あと『愛の不時着』でオ・マンソクさんが見せた汚れ役。

あれも“笑顔の裏で牙むき出し”タイプとして記憶に残りますね。

【韓国悪役俳優10選】“この人出たら犯人”確定ラインナップ

俳優名有名作品代表悪役特徴
オム・ギジュン『ペントハウス』チュ・ダンテ悪の化身。生命力が化け物級。
ユ・ジェミョン『梨泰院クラス』チャン・デヒ財閥界の闇を体現。圧倒的貫禄。
ナムグン・ミン『リメンバー~記憶の彼方へ~』ナム・ギュマン狂気の御曹司。視聴者のトラウマ級。
シン・ソンロク『星から来たあなた』イ・ジェギョン手段を選ばぬ狂気の兄。
ユ・アイン『ベテラン』チョ・テオ傲慢で残忍な若社長。唯一無二の存在感。
オク・テギョン『ヴィンチェンツォ』チャン・ジュヌ善人装い型ラスボス。ギャップが凶器。
チョン・ウンイン『君の声が聞こえる』ミン・ジュングク残虐すぎて視聴者震撼。
キム・ウィソン『ミスター・サンシャイン』イ・ワンイク“悪党担当”の異名を持つ。
パク・ヒスン『マイネーム』チェ・ムジン冷酷で底の見えない麻薬組織ボス。
ホ・サンテ『イカゲーム』チャン・ドクス人間味ゼロのチンピラ。現実味が逆に怖い。

※出典:朝鮮日報、スポーツソウル、YouTube「Kstyl」など公式インタビューより

悪役こそがドラマの“心臓部”

「悪役がいないとドラマは動かない」これ、真理です。

マ・ドンソクさんが暴れる警察ものでも、オム・ギジュンさんが暗躍するマクチャンドラマでも、物語の推進力は“悪”が握っています。

しかも韓国ドラマの場合、この“悪”がやたら人間臭い。

過去のトラウマ、家庭環境、野望、愛憎。

観てるうちに「この人にも事情があったのかも」と情が移ります。

そう感じさせるのが韓国俳優たちの恐るべき演技力なのでしょうね。

もう拍手するしかありません。

悪役は同情されたらおしまい

ただ、悪は徹底して悪でなくてはなりません。

視聴者が主人公に「復讐しろ!あんな奴らやっつけちゃえ!」と共感しなければならないからです。

悪人を成敗した時に「かわいそう」なんて思わせる悪役はまだまだだと考えられます。

悪役がかわいそうと思えるということは主人公が今度は悪役になってしまいますよね。

視聴者がスカッとするためにはとことん悪役は悪でなければならないのです。

よくある質問

Q1. どうして韓ドラは悪役のキャラが濃いの?
A. 韓国ドラマは“カタルシス(感情の解放)”を大切にしており、悪役が視聴者の感情を爆発させる“起爆剤”です。だから、濃くて当然!

Q2. 日本ドラマの悪役とどう違う?
A. 韓ドラの悪役は「救いようのない悪」でも、どこかに“理由”を持ってます。泣ける悪、怒れる悪、人間らしさが必ず仕込まれてる点が違います。

Q3. 悪役俳優が主演になることってあるの?
A. あります! オム・テグさんやソン・ソックさんのように、悪役でブレイクして主演に抜擢されるケースも多い。つまり、悪役は出世コースでもあるのです。

まとめ

正直なところ、韓ドラの悪役ラインナップって、新陳代謝がゆっくり。

でも、その分ひとりひとりの演技がヤバい。

空気を変える迫力、視線ひとつで震わせる説得力、そして“悪なのに愛される”不思議な魅力。

同じ顔ぶれが悪役をぐるぐる回してても、なぜか飽きません。

それどころか、あの“悪の再登場”をこっそり期待してる自分に気づく瞬間があります。

だから文句を言いつつも、見続けているのです。

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