雑記

韓国ドラマなんかのどこがおもしろいの?お答えしましょう!

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「韓国ドラマってさ、どこがそんなに面白いの?」

家族や友人からこんな質問をされたことってありませんか?

正直、最初は自分も「韓国語のドラマなんて面白いのかな?」なんて思っていたものです。

ところが、見始めたら止まらなくなってしまいました。

気がついたら次の話を再生しているあの中毒性はいったい何なんでしょう。

今回は、そんな韓国ドラマに「ハマる理由」を本音でお話しますね。

感情が爆発!登場人物の“濃さ”がすごい

恋も復讐も全力投球!

韓国ドラマといえば、感情表現が桁違いです。

泣くときは全力号泣、女性でも髪の毛をつかみあう大げんかをします。

視聴者の感情を全部持っていかれる感じです。

韓国ドラマにハマった人が最初に観たと言われる『冬のソナタ』や『愛の不時着』。

登場人物の心の動きが繊細に描かれていて、「こんなに人を想えるのか」と思わずため息が出るほどです。

悪人と善人がはっきり分かれていることもいいですよね。

日常では感じにくい“感情のフルコース”を一気に味わえるのが魅力なのでしょう。

演技力の高さにもびっくり

韓国の俳優は、泣く、笑う、怒る、叫ぶ、嫉妬するなど感情表現がとても上手です。

セリフで説明する必要がないくらい、視聴者の心に訴えかけてくる演技力。

そんな俳優陣の演技力にぐいぐい引き込まれて、いつの間にかドラマに没頭させられているのです。

ストーリーがジェットコースターみたい!

一話ごとの引きが強すぎる

韓国ドラマは、とにかく展開が早いですよね。

「え、まさかここで裏切り!?」「ちょっと待って、生きてたの!?」なんて叫びながら見るのが定番。

『ペントハウス』なんか、もはや感情のジェットコースターです。

登場人物全員が主役級、そして全員がやらかす。

毎回どの方向からパンチくるかわからないから、ハラハラとドキドキが止まりません。

これは、韓国のパリパリ文化(せっかち)のせいだと言われています。

オープニングも短いですよね?

日本のドラマだと長々と主題歌を聞かされて、最悪CMまで流れてようやくドラマが始まります。

韓国の視聴者はそんなの待ってくれません。

最後まで視聴者を飽きさせない構成

日本ドラマが1クール(10~12話)で終わるのに対し、韓国ドラマは16話前後。

中盤にだれることなく、緻密に伏線を張ってくるのがすごいところです。

脚本家の構成力はほんと職人技ですね。

ただ、最近はNetflixやディズニー+等の動画配信サイトによる再作が増え、全6話や全8話などのドラマも増えています。

また、韓国にも大河ドラマや朝のテレビ小説のような編成があるんですよ。

この場合は、全100話や全150話などという長編ドラマも存在します。

映像と音楽の完成度が高すぎる!

映画レベルのクオリティ

最近の韓国ドラマは照明や撮影の美しさが映画並みだと言われています。

そのポイントはクリアで見やすい映像、美術やセットの細部まで行き届いたプロダクションデザインです。

映像はストレスなく観賞できるよう工夫され、スローモーションや心の声、感情表現などの演出も洗練されています。

『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』の巨体の船が波に持ち上げられては、次の瞬間、奈落へと叩き落とされるシーンは、まるで芸術作品でした。

『もうすぐ死にます』での飛行機が落ちるシーンもすごかったです。

『トラウマコード』のヘリコプターは落ちませんでしたが、山の救助のシーンは恐ろしかったですね。

『暴君のシェフ』の映像クオリティも映画並みの高さが特徴的です。

あの迫力ある料理シーンの演出は秀逸でした。

「美味しいものを食べた時」口元がアップになり脳内の様子が映像化されます。

時代劇ながら現代的でおしゃれなセンスが融合。

際立つ映像美に視聴者はすっかり引き込まれ「そんなに美味しいんだー」なんておもっちゃいましたよね。

また、韓国ドラマ「テプン商事」は、1997年のIMF危機という激動の時代背景をリアルに再現しており、映像美がとても素晴らしいです。

街並みや小道具、衣装の細部まで丁寧に作り込まれていて、まるで映画を観ているかのような没入感を味わえます。

柔らかいフィルム調の色彩設計や感情に沿ったライティングも映像の魅力を高めていて、視聴者の心に深く響きます。

OST(オリジナル・サウンドトラック)が心をえぐる

韓国ドラマの魅力といえばストーリーや俳優陣…だけではありません。

最近は「まずOSTからハマる」視聴者が本当に増えています。

特に2024〜2025年の新作ドラマは、音源チャートを揺らすレベルの名曲ぞろいで、もはやドラマとOSTはセットで語るのが当たり前になりました。

ここ数年の作品だけを見ても、耳に残るOSTが多すぎます。

『涙の女王』

メロドラマ×ラブコメ要素で話題になった本作は、OSTも大ヒットしました。

切ないバラードから胸がぎゅっとなる曲まで揃っていて、ドラマを見終わった後もプレイリストから抜けません。

「涙の女王」のOSTのラインナップには、SEVENTEENのユニットブソクスン(BSS)をはじめ、10CM、Heize、Crush、キム・ナヨン、ポール・キム、チェ・ユリ、ホン・イサク、ソ・スビン、doriなどが名を連ね、期待感を高めています。

『ソンジェ背負って走れ』

青春×タイムスリップ要素のあるこのドラマは、バンドサウンド系のOSTがズルいほど良いと評判です。

疾走感のある曲から、青春の一瞬を閉じ込めたようなバラードまで、何度もリピートしたくなります。

ドラマの雰囲気やキャラクターの心情をしっかりと支え、感動的なシーンを盛り上げるOSTは主にECLIPSE(ピョン・ウソク)が歌う「Sudden Shower(夕立)」や「Run Run」、(G)I-DLEのMINNIEが歌う「Like A Dream」、オムジ(UMJI)の「May I Love You?」などが印象深く使われています。

これらの曲は重要なシーンで繰り返し流れているラインナップです。

主なOST曲と歌手

  • Sudden Shower(夕立) – ECLIPSE(ピョン・ウソク)
  • Run Run – ECLIPSE(ピョン・ウソク)
  • Like A Dream – MINNIE ((G)I-DLE)
  • May I Love You? – オムジ (UMJI)
  • No Fate – ECLIPSE(ピョン・ウソク)
  • Star – N.Flying
  • I Think I Did – ユ・フェスン (N.Flying)

使用されたシーン

  • 「Sudden Shower(夕立)」は第1話の病室ラジオシーンやラストライブなど、感涙の場面で使用。
  • 「Run Run」は第1話のライブシーンや最終話の映画セットでのシーンを盛り上げるアップテンポな曲。
  • 「Like A Dream」は13話の記憶喪失の再会シーンや16話の記憶を取り戻してキスする場面で流れ、ドラマの象徴的な楽曲となっています。
  • 「May I Love You?」は5話の告白シーンや11話の二人きりの場面に使われ、ポップで可愛らしい雰囲気を作り出しています。

その他の特徴

  • OSTにはドラマの世界観に合った様々なアーティストの楽曲が含まれています。バンド音楽の情熱的な曲から、繊細なバラードまで、多彩な音楽でドラマの感情を豊かに表現しています。
  • ピョン・ウソクがドラマ内で歌うという特別感もあり、視聴者がキャラクターとの一体感を強く感じられる作りになっています。

これらのOST曲は「ソンジェ背負って走れ」の感動的な瞬間をより一層魅力的に彩り、視聴者の心に深く刻まれています。

このあたりは、YouTubeの「最新OSTメドレー」系の動画や、OSTランキングでも必ずと言っていいほど名前が挙がっているようですよ。

韓ドラOSTの強み

韓国ドラマのOSTがすごいのは、「曲だけ」ではなく、「名シーンとセット」で心に刻まれるところです。

  • 告白シーンで流れたサビを聴くだけで、その場面の表情まで脳内再生される
  • 別れのシーンのバラードを聞いた瞬間、感情ごと一気にフラッシュバックする

たとえば『涙の女王』のバラードや、『ソンジェ背負って走れ』の青春ソングを単体で聴いても十分名曲ですが、ドラマを見ていると「あの3話の屋上シーンの曲!」という風に、映像つきで記憶に焼きつきます。

視聴後にプレイリストでOSTを流すと、エンディング後の余韻を何度でも味わえるのがたまりません。

OSTからドラマにハマる人も続出

最近は、音楽配信サービスやYouTubeで先にOSTを聴いてからドラマを見始めるパターンも珍しくありません。

  • プレイリストにたまたま入っていた曲が実は韓ドラOSTだった
  • 「この曲いいな」と思って調べたら、人気ドラマの主題歌だった

こうしてOSTきっかけで作品を知り、そこからドラマ沼に落ちる人もかなり多いです。

特に2024〜2025年の作品は、K-POPでおなじみの人気アーティストが参加していることも多く、「推しのOSTだからドラマも見る」という楽しみ方も定着してきています。

社会問題やリアルな人生がテーマ

韓国ドラマって、実は社会問題を描くのが上手です。

財閥と庶民、学歴、女性のキャリア問題など、現実の韓国社会が投影されています。

『スカイキャッスル』なんて、親たちによる教育熱のリアルすぎる闇を笑いと皮肉で描いてましたね。

学校目線では「ブラックドック」で現在の韓国の生徒がおかれている立場などがリアルに伝わりました。

『悪の心を読む者たち』は韓国初のプロファイラーがモデルになったドラマです。

さらに、『交渉の技術』では韓国企業の悩みが詳しく描かれていました。

政治家に関するドラマ『クイーンメーカー』もリアルでとても面白かったです。

もちろんドラマなのでエンタメ要素が入っていることを念頭に見る必要があります。

しかし、すべてが創作ではないはずです。

「あ、韓国ではこんなことになってるんだな、興味深い」と思わせる深さは評価すべきですよね。

よくある質問

Q1. 韓国ドラマって1話が長いけど飽きないの?
→1話70〜80分と長めですが、エピソードごとに伏線が回収されるので意外とテンポ良く観られます。カット割りや演出のリズムも工夫されていて、集中力が続きます。

Q2. 恋愛ドラマばかりじゃないの?
→もちろん違います。『ザ・グローリー』(Netflix)や『ムービング』のように、サスペンス・ファンタジー・ヒューマンドラマまで幅広いジャンルが人気です。

Q3. 字幕派?吹き替え派?
→韓国語の抑揚や感情表現をじかに感じたいなら字幕派がおすすめ。ただ、吹替版も声優陣の演技が秀逸なので、ながら観にもぴったりです。

まとめ

韓国ドラマの面白さって、一言でいえば全力で生きる人たちの物語なんですよね。

泣いて笑って怒って恋して、人生の全部を詰め込んだような濃厚さ。

日常で感じにくいドキドキや感情の揺れを、画面越しに思いっきり体感できる。

だから多くの人が「気づいたらハマってた!」ってなるのかもしれません。

もしまだ未体験なら、一度どっぷり浸ってみてください。

寝不足注意、ですけどね。

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