【韓国ドラマ】この人が出てるなら見てみようと思う俳優9選!
ドラマをたくさん見ていると、「主演の名前より、この助演がいるかどうか」で視聴を決めてしまう時ってありますよね。
派手さはなくても、出てくるだけで場面が締まる人たちです。
ここで挙げる俳優たちは、まさにそういうタイプ。
主役の横で物語を支え、ときに主役以上に印象をさらっていく人たちばかりです。
【韓国ドラマ】この人が出てるなら見てみようと思う俳優!

①アン・ネサン
②ソン・ドンイル
③チョン・グァンリョル
④コ・ギュピル
⑤キム・ウォネ
⑥チェ・ウォニョン
⑦キム・ギドゥ
⑧ウム・ムンスク
⑨イ・グァンス
ひとりずつ見ていきましょう。
①アン・ネサン

アン・ネサンは、「この人が出ているなら見てみたい!」と思わせる名バイプレーヤーの代表格です。
映画『オアシス』『マラソン』『公共の敵』から、ドラマ『噂のチル姫』『成均館スキャンダル』『太陽を抱く月』『キルミーヒールミー』『雲が描いた月明り』『ミスティ』『マウス』『悪魔判事』まで、出演作を挙げればきりがないほど。
時代劇で王や重臣を演じれば作品に重厚感が増し、現代劇ではコミカルからシリアスまで自在に行き来し、どんな役も「本当にいそうな人」にしてしまいます。
主役ではなくても、アン・ネサンが登場した瞬間、その作品の世界観がぐっと締まり、物語の信頼度が一段上がる感覚があります。
温かい父親、癖のある上司、得体の知れない権力者、悲哀を抱えた中年男性…。
視聴後に「この役の人、良かったな」と思ってキャストを見ると、そこにアン・ネサンの名前がある、という経験をした方も多いはず。
韓国ドラマを安心して楽しみたい人にとって、「アン・ネサン出演」は外せないチェックポイントです。
②ソン・ドンイル

ソン・ドンイルは、「この人が出ているならとりあえず見てみよう」と思わせる、まさに信頼の名バイプレイヤーです。
1991年にSBS公開採用タレントとしてデビュー後、『ウンシル』でコミカルな役を好演して注目を集め、その後はドラマ・映画・バラエティまで幅広く活躍してきました。
代表作を挙げるだけでも、『応答せよ』シリーズ(1997・1994・1988)の国民のお父さん、『大丈夫、愛だ』の温かい精神科医、『青い海の伝説』の狂気をはらんだ悪役、『刑務所のルールブック』『ライブ』『賢い医師生活』『智異山』『ゴースト・ドクター』など、多彩な作品に出演。
作品ごとに、父親・刑事・医師・悪役まで自在に演じ分ける演技力で、画面に映るだけでドラマ全体をぐっと引き締めてくれます。
バラエティ『車輪の家』では、飾らない人物としての姿が大人気となり、親しみやすさも抜群。
人情味あふれるキャラクターと安定感ある芝居で、作品の「安心保証マーク」のような存在です。
「キャストにソン・ドンイルの名前があるからチェックしてみよう」と思わせる俳優として、韓ドラファンなら押さえておきたい一人です。
③チョン・グァンリョル

チョン・グァンリョルは、「この人が出てるなら見てみよう」と思わせるベテラン名優のひとりです。
1980年にタレント公募でデビュー後、しばらく無名時代が続きますが、転機となったのが1999年のドラマ『青春の罠』。
人間味あふれる財閥2世役で注目され、同年の国民的大ヒット作『ホジュン 宮廷医官への道』で一気にスター俳優の仲間入りを果たしました。
以降は、『朱蒙』『製パン王キム・タック』『サイン』『ペク・ドンス』『魔女の法廷』『オクニョ 運命の女』『風と雲と雨』など、時代劇からサスペンス、ヒューマンドラマまで、作品ごとにまったく違う顔を見せてくれる信頼のキャスティングとして活躍。
善良な庶民から冷酷な権力者まで、どんな役でも説得力を持たせてしまう演技力が魅力です。
また、MBC演技大賞の大賞受賞をはじめ、各局の演技賞を総なめにしてきた受賞歴も実力の証。
画面に彼の姿を見つけた瞬間、「このドラマ、ストーリーもしっかりしてそう」と思わせてくれる、韓国ドラマファン必見の俳優です。
④コ・ギュピル

韓国の名脇役として知られる俳優コ・ギュピルは、1982年5月2日生まれで、百済芸術大学出身です。
1993年の映画「キッドコップ」でデビューし、以降多彩なドラマで存在感を発揮しています。
特に、話題作『愛の不時着』では、主人公セリの声を聞くだけでじんましんが出る広報チーム長ホン・チャンシク役という独特のキャラクターを巧みに演じ、多くの視聴者に印象を残しました。
彼はKBS、SBS、MBC、tvNなど多くの主要放送局のドラマに出演し、『青い海の伝説』『バガボンド』『検法男女』『熱血司祭』など話題作も多数。
役柄は幅広く、コメディからシリアスまで柔軟にこなす名脇役として評価されています。
プライベートでは2023年、9歳年下の歌手エイミンさんとの交際を発表し、同年11月に結婚してファンに喜びの報告がありました。
彼の安定した演技力と人柄によって、今後も注目の俳優であることは間違いありません。
⑤キム・ウォネ

キム・ウォネ(キム・ウォンへ)は、「この人が出ているならとりあえず見てみよう」と思わせる、まさに“名バイプレーヤー”の代表格。
ソウル芸術大学卒業後、1991年にミュージカル『世間知らずたち』でデビューし、ノンバーバル公演「NANTA」で10年間パフォーマーとして活躍した舞台出身の実力派です。
一度は演劇の将来に悩み海苔巻き屋を開業するも挫折。
その後、2011年に芸能界へカムバックし、『SNL KOREA』で爆発的な存在感を示し、一気に知名度を上げました。
『ミセン -未生-』『シグナル』『力の強い女 ト・ボンスン』『あなたが眠っている間に』『ホテルデルーナ~月明かりの恋人~』『スタートアップ:夢の扉』『ソンジェ背負って走れ』など、多くの人気作で欠かせない脇役として出演。
コミカルからシリアス、悪役まで幅広く演じ分け、脇役の名品と呼ばれるのも納得の安定感です。
画面に映るだけで作品の厚みが増す俳優なので、キャスト欄にキム・ウォネの名前を見つけたら、そのドラマは要チェックです。
⑥チェ・ウォニョン

チェ・ウォニョンは、落ち着いた雰囲気と確かな演技力で多くの視聴者を魅了してきたベテラン俳優です。
1976年生まれ、映画『セックス・イズ・ゼロ』(2002年)で俳優デビューして以来、存在感ある助演としてドラマ界に欠かせない存在となっています。
善と悪のどちらの役でも自然に溶け込み、作品全体の深みを増す“演技職人”と言えるでしょう。
代表作には『君を憶えてる』『SKYキャッスル』『ドクター・プリズナー』『ハイエナ』『シュルプ』などがあり、どの作品でも印象的な演技を残しています。
特に『SKYキャッスル』では、野心と家族愛の間で揺れる父親・ファン・チヨン役をリアルに演じ、世間から高い評価を受けました。
クールな医師から権力に翻弄される政治家まで幅広くこなし、作品の緊張感や人間ドラマを支える存在です。
私生活では、2014年に女優のシム・イヨンと結婚し、家庭でも良き夫・父の一面を見せています。

端正なルックスに穏やかな声、そして人間味あふれる演技チェ・ウォニョンが出ているなら「間違いない」と思わせる安心感があります。
彼の出演情報をチェックしているファンが多いのも納得です。
⑦キム・ギドゥ

キム・ギドゥは1982年10月25日生まれの韓国俳優で、忠清南道出身。
水原大学校を卒業後、1998年に俳優デビューし、幅広いジャンルのドラマで活躍しています。
身長176cm、血液型はO型です。
彼の代表作には、Netflixで配信された『力の強い女 カン・ナムスン』(2023年)があり、ここでは超人的な怪力を持つ女性の物語で重要な役を演じています。
また、2023年のロマンティックファンタジー『この恋は不可抗力の』でも存在感を発揮。
コミカルな『月水金火木土』(2022年)や、話題の医療サスペンス『神のクイズ:リブート』(2018年)など、多彩なジャンルを渡り歩いています。
さらに、『100日の郎君様』(2018年)など人気の時代劇から、『パフューム~恋のリミットは12時間~』(2019年)、『ロボットじゃない~君に夢中!~』(2017年)などのラブコメやファンタジー作品にも出演。
コメディ、恋愛、アクション、時代劇など幅広い役柄でファンを楽しませています。
キム・ギドゥはどんな作品にも深みを与える名脇役として、その存在感が光る俳優。
彼が出演しているなら、ストーリーに確かな味わいが加わるので見逃せません。
⑧ウム・ムンスク

ウム・ムンソクは、ダンサー出身という異色の経歴を持つ個性派俳優です。
中学時代はホッケー部で活躍するほど運動神経抜群でしたが、姉に「ホッケーには未来がない」とスティックを折られたことをきっかけにダンスの道へ。
高校生の頃からg.o.dのバックダンサーとしてステージに立ち、その後は歌手SIC(シク)として2005年にデビューし、バラエティ番組でも人気者になります。
しかし歌手としての活動は長くは続かず、空白期を経て少しずつ俳優へシフト。
短編映画への出演や演技レッスンを重ね、2017年頃から本格的にドラマに登場し始めます。
転機となったのは、2019年のドラマ「熱血司祭」。
コミカルなチンピラ役が大当たりし、ライジングスター賞とSBS演技大賞新人演技賞を受賞しました。
その後、映画「犯罪都市2」、ドラマ「グッジョブ」ではメインキャストを務め、今やこの人が出ているなら見たいと思わせる存在に。
バラエティで見せるキレキレのダンスと気さくなトーク、そして俳優・映画監督としての顔まで持つ多才さが最大の魅力です。
現在は未婚で、「いい人がいればすぐにでも結婚するかもしれないが、今は仕事に集中したい」と語っており、演技だけでなく今後のクリエイティブな活動にも期待が高まる俳優です。
⑨イ・グァンス

イ・グァンスは「この人が出てるなら見たい!」と思わせる、韓ドラ界きっての個性派俳優です。
モデル出身らしく身長は約190cm、画面に映るだけでパッと目を引く存在感。
バラエティ番組「Running Man」で国民的な知名度を得て、コミカルでちょっと情けないキャラから“アジアのプリンス”と呼ばれるほど愛されました。
ドラマでは「トンイ」「シティーハンター」「優しい男」「大丈夫、愛だ」「花郎」「ライブ〜君こそが生きる理由〜」「殺人者の買い物リスト」など、多彩な作品に出演。
笑い担当のイメージが強い一方で、「ライブ」や「奈落のマイホーム」などでは人間味あふれる繊細な演技も高評価。
出演がわかると今回はどんな役で魅せてくれるんだろう?と期待してしまう俳優です。
また、ソン・ジュンギやチョ・インソン、EXOディオと親しいことでも有名で、その人脈の広さからカメオ出演も多く、思わぬ場面でふっと登場して作品を一気に楽しい空気に変えてくれる幸せなサプライズ俳優と言える存在です。
まとめ
ここまで挙げてきた俳優たちは、いわゆる“名脇役”ですが、作品によっては主役以上に記憶に残ることも多い人たちです。
- 家族ドラマや青春ものが好きなら:ソン・ドンイル、コ・ギュピル
- サスペンス・復讐劇が好きなら:アン・ネサン、チョン・グァンリョル、チェ・ウォニョン、キム・ウォネ
- コメディや個性派キャラが好きなら:キム・ギドゥ、ウム・ムンスク、グァンス