聞きました?
ディズニープラスの大型話題作「幻惑」が“中国ロケ全滅”なんてニュース。
韓国メディア・OSEN(2025年10月15日報道)によると、「現地事情で全キャンセル」と報じた一方、制作側は「いや、それ誤報!」と否定して大混乱。
スジさんとキム・ソンホさんが主演と聞けば、期待度が爆上がりなのに、もう話題は“撮影よりトラブル”って感じ。
作品の舞台は1935年の京城(現在のソウル)。
ミステリアスな女性と、彼女を描く画家が織りなす幻想的な愛と謎。
映像美で酔わせてくれるはずのこの作品、どうして撮影前から波乱続きなのでしょうか?
中国撮影キャンセルの真相:報道と制作側コメントが真っ向対立
最初に“ロケ中止説”を報じたのは韓国メディアのOSENです。
「今月予定していた中国撮影をすべてキャンセル」と伝えました。
しかし、ディズニープラスの関係者は「撮影地はまだ検討段階。確定していた事実はない」と反論(OSEN取材)。
つまり、“キャンセル決定”ではなく“そもそも白紙”だったという話。
中国での撮影は脚本内容によっては当局から許可が下りないケースも多く、制作関係者によれば「政治的な問題が少しでも絡むと途端に難航する」とのことで、慎重にならざるを得なかったようです(出典:スポーツソウル)。
背景に“北極星”の炎上が?ディズニー作品の中国リスク
少し前に同じディズニー系列で放送されたドラマ「北極星」が“反中論争”で炎上したのを覚えている人も多いのでは?
(出典:朝鮮日報、2025年9月ドラマレビュー)
チョン・ジヒョンさんのセリフが中華圏の一部視聴者から「中国に対して誤った認識を生む」と批判を受け、ボイコットの動きに発展しました。
その影響で中国撮影に対する風当たりが一気に強まったとの声もあがっているようです。
「幻惑」のロケ計画が立ち消えになった背景にも、“北極星ショック”があるのでは?
と業界では噂されています。
政治的なナーバスさが、エンタメの自由を縛るなんて、なんとも皮肉な話ですね。
済州島での“大量ゴミ放置騒動”が現実に!行政処分まで発展
そしてもうひとつ、配信前からの“大失態”として波紋を呼んでいるのが済州島でのゴミ放置事件。
8月28日にオンラインコミュニティで拡散された「撮影スタッフが森に大量のゴミを捨てた」という投稿(出典:Instagram/2025年8月28日)は、瞬く間に全国ニュースに。

投稿に映っていたのは、ブタンガスやビニール袋、そして主演のキム・ソンホさんの写真が貼られたカップホルダーまで。
まさに現場の“痕跡”そのものだったそうです。
その後、チェジュ市・涯月邑事務所が調査に乗り出し、2025年10月初旬、「廃棄物管理法」第8条違反で制作会社に100万ウォン(約10万円)の過怠料を科す行政処分を下したと発表(出典:済州涯月邑事務所公報、国民申聞鼓報告)。
涯月邑側は再発防止策として「今後、国有林での撮影時は条件を厳格化し、原状回復の確認を徹底する」と強調。
「森林内での不法投棄取締りや山火事予防活動も強化する」とまでコメントを出すほど。
まさかのドラマ撮影が行政改善指標のきっかけになるとは、やれやれです。
制作側の釈明と謝罪:言い訳なのか誠意なのか
「幻惑」制作陣も沈黙を貫けず、間もなく公式コメントを発表。
「撮影が遅くまで続き、暗くて周囲を細かく片づけられなかった」と釈明したうえで、「状況を認識後、関係機関へ謝罪し、すぐに清掃対応した」と説明しました(ディズニープラス関係者談/Kstyl報道)。
さらに「ご迷惑をおかけして申し訳ない。今後は再発防止に万全を期す」とコメント。
まあ、「暗くて片付けできなかった」って理由には正直“苦しいなぁ”と思いましたが。
一応、後始末はつけたということですね。
SNSでは「暗かったら照明機材を使って明るくすれば?」「撮影スタッフのマナー違反が多すぎる」とツッコミの嵐。
でも、対応が早かったのは評価したいところですよね。
“幻惑”チームには試練続き!
ここまで聞くと「トラブルまみれじゃないか!」と突っ込みたくなりますが、実は作品への期待値は上がっています。
歴史考証チームには韓国芸術総合学校の研究陣が参加しており(出典:Kstyl 取材)、1930年代の光と影をリアルに映し出す美術演出が話題なのだとか。
スジさんが演じる“謎めいた女性像”は、まさに“令和のファム・ファタール”を狙った大胆なキャスティングとも言われています。
本来ならその芸術的こだわりこそ注目されるべきなのに、話題が全部“炎上ネタ”でかき消されているのが残念ですね。
けれど、どんなに波乱があっても、完成すればきっと美しい世界を見せてくれる。
そう信じたいです。
よくある質問(Q&A)
Q1:中国撮影が中止になったのは本当?
A1:正式に“中止”とは発表されていませんが、中国ロケは難航中。国内撮影に重点を移しているとみられます。
Q2:済州島のゴミ事件、どうなった?
A2:制作会社に100万ウォンの過怠料が科され、行政指導が出ました。現場はすでに清掃済みで、再発防止を約束しています。
Q3:「幻惑」はいつ配信予定?
A3:2026年公開を目標に撮影中。海外配信スケジュールは未公表です。
まとめ
正直、ここまで次から次へと問題が出ると「呪われてんの?」とすら思っちゃいます。
でも、スジさんとキム・ソンホさんの並びだけで絵になりますよね。
環境問題に行政処分、中国ロケの難航、と波立つ現場ではありますが、制作陣の謝罪と対応の早さには一応拍手。
撮影マナーも原状も整えた上で、あとは作品で“汚名返上”してほしいです。
タイトル通り、最終的には観る者を“幻惑”してくれたら、それで帳消しとは言いませんが、少しは許せる気がします。