ラブコメは美男美女が恋愛してキュンキュンすればいいと思いますよね。

ところがそんな甘いものではありません。

しかも、はじめは面白くても中盤あたりから失速してしまうドラマも存在します。

そこで今回は第2弾として、そんなはじめは良かったのに中盤あたりから面白くなくなった韓国ドラマランキングTOP10!を紹介します。

あくまで一視聴者としてのリアルな感想と共に、なぜ失速してしまったのか、その理由も深掘りしていきます。

第2弾【ラブコメ】面白くなかった韓国ドラマランキングTOP10!はじめは良かったのに?

【ラブコメ】面白くなかった韓国ドラマランキングTOP10の第2弾はこちら↓↓

第10位 『明日はきっと』
第9位 『マイユース』
第8位 『あいつは黒竜炎』
第7位 『酒飲みな都会の女たち』
第6位 『CASHERO〜ヒーローは現金を持つ〜』
第5位 『悪い記憶の消しゴム』
第4位 『ハートビート』
第3位 『気象庁の人々』
第2位 『ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~』
第1位 『都会の男女の恋愛法』

一つずつ見て行きましょう。

第10位 『明日はきっと』

第10位は、パク・ソジュンさん主演のドラマ『明日はきっと』です。

平均視聴率は約3.8%と、韓国地上波のゴールデンタイムとしてはやや低めの結果でした。

20代の頃に2度恋をして別れたキョンド(パク・ソジュン)と、彼の元恋人ジウ(イ・ジウン)が10年後に再会するという切ないラブストーリーです。

設定だけ聞くと「大人の再会ロマンス」として期待大でしたが、正直ちょっと退屈でした。

最初の数話は映像も美しく、過去と現在を行き来する構成も新鮮に感じました。

でも途中から何度もくっついたり離れたりを繰り返し、まるで同じ展開のループ。

テンポが遅く、間が多く感じてしまいました。

さらに、過去と現在の区別がつきにくく、パク・ソジュンさんがあまり変わらない見た目なのも混乱の一因。

せっかくの良い演技も、演出のもたつきで印象が薄くなってしまった気がします。

ラストは「それはないでしょ」と感じた人も多かったようです。

ただ、泣けるシーンやパク・ソジュンさんの自然体な演技は見どころ。

ファンなら最後まで見て損はないかもしれませんね。

第9位 『マイユース』

第9位は、ソン・ジュンギ主演の『マイ・ユース』。

日本ではFODで配信されて地上波でもCMが流れて、ソンジュンギの声が聞けてすごくうれしかったです。

視聴率は初回が全国2.9%とそこそこ悪くないスタートでした。

その後は1%台まで落ち込む回もあり、最終回も全国平均2.1%とかなり控えめな数字で終わってしまいました。

元人気子役ソン・ウヘ(ソン・ジュンギ)が、借金に苦しんだ20代を終え、「やっと普通の人生を歩ける」と思ったタイミングから物語がスタート。

そんな時に、初恋相手ソン・ジェヨン(チョン・ウヒ)が再び現れる…というあらすじ。

それだけ聞くと、とても胸キュンで切ないラブストーリーに感じます。 

ところが実際に見てみると、物語の進み方がゆっくりで、登場人物同士の関係も少しずつ説明していくので「この人誰だっけ?」と思うことも。

そのため、飽きてしまったという声まで出ていました。

ラブコメとしても、「ときめき」というよりは静かな雰囲気が続き、ソン・ウヘとジェヨンの再会ロマンスも大人っぽいけれど盛り上がりに欠けます。 

途中で昔の初恋のすれ違いや病気といった王道すぎる要素が次々出てきて、「またこの展開か…」と感じてしまう時も。

期待して見始めた人ほど物足りなさを感じやすい作品なのかもしれません。

ただ個人的には、ソン・ウヘという不器用で優しいキャラクター自体はとても魅力的で、彼の青春時代やヤングケアラーとしての過去は面白かったです。

ですが、そのつらい時期がサラッと流されてしまい、いきなり親を責める場面や、終盤の病気展開など、重要な出来事ほど「説明不足で急に感じる」ところが多かったと感じました。

ソン・ジュンギじゃなかったら途中で離脱していたかも…と思うくらい、雰囲気は良いのに、物語にハマりきれない残念なラブコメでした。

第8位 『あいつは黒竜炎』

『あいつは黒竜炎(그놈은 흑염룡/My Dearest Nemesis)』は、ムン・ガヨン×チェ・ヒョヌク主演のファンタジー要素を含んだオフィスラブコメです。

期待していたほど“笑えなかった”という声が多かった作品でした。

韓国tvNで2025年2月〜3月に放送され、平均視聴率は約3.8%、最高5.4%を記録。

数値的には悪くありませんが、ストーリー面で賛否が分かれました。

ヒロインのペク・スジョン(ムン・ガヨン)は、昔ネットゲームで出会った“黒炎竜”との初恋を「黒歴史」として封印していた女性。

16年後、彼女の勤務先デパートに財閥三世の本部長パン・ジュヨン(チェ・ヒョヌク)が赴任してきます。

なんと彼こそが、あの“黒炎竜”だった

そんなドキドキの再会ラブがテーマです。

設定自体は面白いのですが、

「中盤からだらけた」

「無理やり甘く見せようとして薄い」

といった意見が多く、テンポの悪さが指摘されました。

特に問題とされたのは、スジョンの行動描写。

上司の部屋に無断侵入したり、感情的に怒鳴るシーンなど、ラブコメらしからぬ“モラハラ寸前”な展開が視聴者の共感を得られませんでした。

さらにファンタジー要素が序盤だけで中途半端に終わったことも、テーマのブレとして残念に感じた人が多かったようです。

ムン・ガヨンとチェ・ヒョヌクのビジュアルや演技は文句なしで、二人のやり取りは確かに可愛らしいのですが、「脚本が惜しい」との声が多数。

全12話という短さがかえって駆け足に感じられ、もう少し丁寧に恋心を描いてほしかった、というのが正直な感想です。

第7位 『酒飲みな都会の女たち』

第7位は『酒飲みな都会の女たち』。

視聴率はtvN放送時で平均2.5%前後。配信ドラマとしては悪くない数字でしたが、期待が高かった分「思ったよりハマれなかった」という声も多くありました。

特に1話はおもしろいのですが、3人(アン・ソヒ役イ・ソンビン、ハン・ジヨン役ハン・ソナ、カン・ジグ役チョン・ウンジ)の紹介シーンが分かりづらい。

「誰がどんな人なの?」と戸惑ったまま進んでしまう人もいたようです。

お酒を片手に語る都会の女の友情というテーマは魅力的です。

しかし、あまりに飲みのシーンが続きすぎて、内容が軽く感じてしまう部分も。

さらに、教師のジグ(チョン・ウンジ)が生徒からタバコをもらって吸うシーンは視聴者の間で大きな議論を呼びました。

ウェブドラマだから許される演出かもしれませんが、やはり不快と感じた人も多かったです。

一方で、チェ・シウォン演じるカン・ブックPDのキャラクターは爽やかで、唯一物語に安定感をもたらしてくれました。

真面目で優しい彼のおかげで、ゴチャゴチャした女子トークにも少し落ち着きが出ていましたね。

全体的には“共感しづらいけど、女の友情ドラマとして最後まで見ると悪くない”という印象。気軽に観るにはちょうどいいお酒ドラマでした。

第6位 『CASHERO〜ヒーローは現金を持つ〜』

第6位はNetflixドラマ『CASHERO〜ヒーローは現金を持つ〜』です。

主演はイ・ジュノ(カン・サンウン役/2PM)。

普通の公務員が「現金を消費することで超能力を使える」という、ちょっと変わった設定に最初はワクワクしました。

恋人のキム・ミンスク(キム・へジュン)と将来のためにコツコツ貯金していたのに、人助けをするたびに財布が空っぽになっていく。

このあたりまでは面白いなと思ってみてました。

けれど、見進めるうちに「ヒーローなのに全然気分が良くならない」「ただ苦しくなるだけ」。

助けても報われず、現金が尽きる主人公の姿は気の毒すぎます。

敵のピョン・ホイン(キム・ビョンチョル)やウ・スンヘ(カン・ハンナ)も悪人というより、生き抜くための犠牲者として描かれるので、勧善懲悪のカタルシスがありません。

結果、スーパーパワー物としての爽快感が消えてしまいました。

視聴率も平均約3%前後と低め。

テンポがゆるく、ロマンスとしてもシリアスとしても中途半端に感じた人が多かった印象です。

イ・ジュノの演技や映像表現の完成度は高かったものの、「お金が減るたびに心も削られるヒーロー」という重たいテーマに、見る側の気持ちが追いつかない。

そんな地に足のつきすぎたヒーロー物だったと思います。

第5位 『悪い記憶の消しゴム』

キム・ジェジュンさんとチン・セヨンさん主演のドラマ『悪い記憶の消しゴム』(2024年・MBN)

放送当初から話題になりましたが、残念ながら途中で「思っていたより面白くなかった」という声が多く上がりました。

テニス選手だったイ・グン(キム・ジェジュン)が、事故をきっかけに夢を失います。

悪い記憶を消す研究をしている医師キョン・ジュヨン(チン・セヨン)と出会うことで人生が変わっていくという設定自体はユニークでした。

ただ、物語のテンポが遅く、コメディと倫理的テーマのバランスが取れていなかった印象です。

視聴率は第1話1.04%から第9話で0.27%まで下がり、韓国でも「ストーリーが難しくて感情移入しにくい」という意見が多く見られました。

特に、記憶を勝手に操作するという設定が少し現実離れしていて、「良い記憶・悪い記憶を他人が決めるのは違和感がある」という声も。

ジェジュンさんの演技は一生懸命でしたが、ナルシストなキャラのコミカルさが時々やりすぎに感じ、見る人を選ぶ作品だったように思います。

個人的にも、もう少し人間ドラマとして深掘りしてくれたら良かったのに、と思いました。

第4位 『ハートビート』

第4位は『ハートビート』(2023年/KBS2、平均視聴率約2.5%)。

2PMのテギョンがヴァンパイア役ということで話題になりましたが、正直、期待外れ感がすごかったです。

ファンタジー×ラブコメという美味しい設定なのに、肝心のストーリーが薄く、テンポも悪くて途中から眠くなってしまいました。

ウヒョル(テギョン)は100年眠り人間になろうとする吸血鬼、イネ(ウォン・ジアン)は冷たい性格の女性という組み合わせですが、2人の関係性にまったくトキメキがない

恋愛ドラマなのに、“恋の化学反応ゼロ”。

どちらも淡々としすぎていて、見ていて気持ちが入りません。

テギョンのコミカルな演技は頑張っていましたが、それが逆に浮いてしまうくらい、脚本のバランスが悪かった印象。

前半はドタバタコメディ、後半は無理やりシリアス…とトーンがちぐはぐで、全体のまとまりがありません。

しかも、よくある吸血鬼が人間になりたいという設定の新しさも皆無。

せっかくの人気俳優を使ってこのクオリティ?と思ってしまいました。

面白くなりそうな要素はあったのに、演出と脚本で自滅した残念ドラマという一言に尽きます。

第3位 『気象庁の人々』

「気象庁の人々:社内恋愛は予測不能?!」は、さすが“ラブコメ女王”パク・ミニョンさんらしいオフィスラブストーリー。

全16話の平均視聴率は6.7%、最高7.8%と、注目度は高かった作品でした。

ただ、舞台が「気象庁」なのに、実際の気象業務のリアリティや緊張感があまり感じられなかったのが残念でした。

予報が外れただけで社会が大騒ぎになり、登場人物が叩かれるシーンも多いのですが、

「天気予報ってそんなに100%当たるわけないし、恨むなら天気でしょ?」

と突っ込みたくなる展開ばかり。

恋愛部分も最初のほうはちょっとドキドキしましたが、後半になるとテンポが落ちてだらだらしてくる印象でした。

イ・シウ(ソン・ガン)は「僕は僕、過去と比べない」とカッコいいことを言うわりには、結局トラウマに振り回されていてイライラ。

周りの話も聞かず、一人で突っ走る感じが多くて共感しづらかったです。

ヒロインのチン・ハギョン(パク・ミニョン)も、元婚約者の裏切りがあったとはいえ

「社内恋愛は絶対しない」

と言っておきながら、すぐに後輩のシウと関係を持ってしまうあたりで「結局建前だけ?」と思ってしまいました。

家族関係も好きになれず、独身主義を貫くと言いながら結局また恋に振り回される展開も少しもどかしかったです。

登場人物たちに感情移入できず、誰を応援すればいいのか分からなくなることも多かったですね。

もちろんソン・ガンの演技や、2人のビジュアルは本当に美しくて、画面を見ているだけで満足できる部分もありました。

でもやっぱりラブコメとして求めていたキュンキュンやときめきは物足りなくて、「なんでこの2人がカップルになるの?」という違和感が最後まで拭えませんでした。

結局、このドラマはストーリーの面白さよりも、自分の好き嫌いで評価が分かれるタイプだと思います。

第2位 『ダリとカムジャタン~真逆なフタリ~』

このドラマは最初の2話がとても面白いと評判だったのに、途中から残念な方向に変わってしまった作品です。

主人公のダリ(パク・ギュヨン)はソウル大学・東京大学大学院卒という超エリート学芸員で、ムハク(キム・ミンジェ)は市場でたたき上げた会社の常務(商売人)という正反対の二人。

廃業寸前の美術館を通じて出会う物語なのですが、3話以降は路線変更が多く、途中で見るのをやめてしまったという声も見られました。

序盤はユーモラスで可愛らしいラブコメです。

ところが、途中からキャラクターの行動がブレブレになっていきます。

特にダリの高学歴設定がストーリーで全く活かされず、「その設定いる?」と思ってしまいました。

さらに、5話になってもダリが一人で美術館を立て直そうと奔走し続け、ムハクに頼ればすぐ解決するのに頼まないというじれったい展開が続きイライラ。

家を売却してホテルに行って、美術館に戻って、またホテルに行って、モーテルに行って…と無駄な移動シーンが多すぎてイライラ。

また、美術館の館長というだけでここまで騒がれる?と疑問に思う展開も多く、ムハクの義理の弟のキャラクターも面倒くさくて好きになれません。

キャスト、キャラクター、設定は良かったのに、必要のない場面が多いので「この展開にしたいから無理やり入れたんだろうな」というシーンが目立ちます。

韓国での視聴率も平均4〜5%程度と、期待されたほど高くありませんでした。

第1位 『都会の男女の恋愛法』

第1位はNetflix配信の韓国ドラマ『都会の男女の恋愛法』(視聴率:約1〜2%)。

パク・ジェウォン(チ・チャンウク)とイ・ウノ=ユン・ソナ(キム・ジウォン)の豪華共演で期待でワクワクして開封しました。

ただ、ふたを開けてみたら「あれ、これ面白いの?」という声が多数でした。

一番の問題は構成。

インタビュー形式という“おしゃれ風”の演出が裏目に出て、物語の流れがぶつ切り状態。

せっかくの恋愛シーンもいちいち現実に引き戻されて、感情の盛り上がりが台無しです。

ただ、筆者は「新しい手法なのかな?結構面白い」と楽しんでいました。

ところが徐々に登場人物の心理描写が浅く、ジェウォンの未練タラタラな執着ぶりには「タイトルは大人の恋愛法だよね?」と気になり始めます。

ウノの別人として生きる設定も唐突で、納得より「え、そこまでする意味ある?」と違和感だらけ。

さらに、1話30分×全16話というテンポも中途半端で、胸キュンシーンが来る前に終わる印象。

最終回も「え、このまま終わり?」と中途半端。

結局、チ・チャンウクとキム・ジウォンの顔面力だけでなんとか見られたドラマというのが正直なところです。

スタイリッシュを狙いすぎて、肝心の都会の男女の恋愛法が視聴者に伝わりませんでした。

まとめ

今回は「はじめは良かったのに…」と話題になったラブコメ韓国ドラマをランキング形式で振り返りました。

恋愛テンポや脚本展開など、ほんの少しのズレで印象が大きく変わるのもラブコメの面白さ。あなたはどの作品に共感しましたか?

ご意見ご感想はXで教えてください。

X→かよよんちゃん

第1弾【ラブコメ】面白くなかった韓国ドラマランキングTOP10!はこちらでした。

第10位 『偶然見つけたハル』
第9位 『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』
第8位 『御史とジョイ』
第7位 『初恋は初めてなので』
第6位 『キム秘書はいったい、なぜ?』
第5位 『ソンジェ背負って走れ』
第4位 『遊んでくれる彼女』
第3位 『星がウワサするから』
第2位 『じゃがいも研究所』
第1位 『イ・ドゥナ』