「キム・ミンジェが事故で亡くなった」そんな衝撃的な噂、聞いたことはありませんか。
最初にこの話を目にしたとき、正直びっくりしました。
韓国ドラマ界で着実にキャリアを積んできた彼が。
でも、結論から言えばこれは完全なデマです。
なぜそんな噂が広まったのか、その背景には偶然の一致や悲しい事故が絡んでいました。
今回は、その真相にじっくり迫っていきましょう。
キム・ミンジェが亡くなったと言われる理由とは?

ドラマ撮影スタッフの事故が原因?
まず最初の誤解の火種になったのが、2022年3月31日に起きたtvNドラマ『朝鮮精神科医ユ・セプン』撮影チームのバス事故。
撮影スタッフが乗っていたバスがダンプカーと衝突し、制作スタッフ1名が亡くなり、複数名が重傷を負いました(出典:Kstyle / NEWSEN 2022年4月1日報道)。
このときキム・ミンジェさんは主演を務めており、「関係者の中に彼の名前があった」という誤った投稿がSNSで拡散。
あっという間に俳優キム・ミンジェが死亡というデマが広まりました。
実際には彼自身はその場におらず、無事でした。
事故の数日後、キム・ミンジェさんはInstagramで「負傷者に緊急輸血が必要です」とファンに献血を呼びかけるメッセージを投稿。
人としての優しさが滲んだその行動に、ファンの涙が広がりました。
ファンミーティング会場での事故も関係?
そしてもう一つのデマが広がった理由が、2023年6月にソウル同徳(トンドク)女子大学で起きた交通事故です。
キム・ミンジェさんのファンミーティングが行われる予定でしたが、校内で学生がゴミ収集車にはねられ2日後に死亡するという痛ましい出来事が発生。
その後、「キム・ミンジェのイベントで事故死」と情報が錯綜し、一時ネット上で混乱が広がりました。
キム・ミンジェさんのファンミーティングは哀悼の意味も込めて中止になっています。
同姓同名の人物による誤解も
もうひとつ無視できないのが、韓国特有の同姓同名問題。
「キム・ミンジェ」という名前は韓国ではとても一般的で、同名の有名人としてサッカー選手のキム・ミンジェ(1996年生まれ/バイエルン・ミュンヘン所属)や別の同名俳優も存在します。
ニュースのタイトルだけを見た人が混同し、「俳優のミンジェが亡くなった」と誤解して拡散したケースもあるようです。
こうした情報の省略や早とちりが、噂を一気に膨らませていったのだと思います。
キム・ミンジェの現在と活動状況
軍楽隊に入隊、2025年春に除隊
キム・ミンジェさんは2023年9月18日に陸軍軍楽隊へ入隊。
兵役中も穏やかで前向きな姿勢を見せており、
SNSを通じて「健康に行ってきます」とファンに笑顔でメッセージを残しました。
2025年3月17日に元気に除隊されています。
主な出演作と俳優としての歩み
2014年に『ロマンスが必要3』でデビューして以降、
『浪漫ドクター キム・サブ』シリーズ、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜』、『コッパダン〜恋する仲人〜』など多くの名作ドラマに出演。
2020年の『ブラームスは好きですか?』では、ピアニスト役の繊細な演技でSBS演技大賞の優秀演技賞を受賞しました。
2020年SBS演技大賞祝賀舞台でピアノでシューマンのトロイメライを演奏しています。
俳優としてだけでなく、もともとの音楽的センスも彼の魅力のひとつです。
両親が32歳に結婚したことから、自分も32歳で結婚したかったそうですが、実際に自分の32歳は幼かったと明かしています。
BTSテテ(V)との深い友情
同じく俳優兼アーティストのV(テテ)さんとは、2016年の番組『美男ブロマンス』で共演して以来の親友。
番組中でも息の合った掛け合いが話題となり、今もプライベートで映画や食事を楽しむことがあるそう。
Vさんがドラマ『花郎』に出演する際には、キム・ミンジェさんが演技のアドバイスをしたという微笑ましいエピソードも。
よくある質問(Q&A)
Q1. キム・ミンジェさんは結婚している?
いいえ、まだ結婚はしていません。理想のタイプについては「一緒に趣味を楽しめて明るい人」と語っており、
除隊後に新しい報道があるかもしれませんね。
Q2. ファンミーティングの中止は本人の体調不良?
いいえ、2023年の中止理由は大学内で発生した事故に配慮したためで、本人の健康とは無関係です。
まとめ
キム・ミンジェさんが「事故で亡くなった」というのは、完全なデマ。
実際には撮影中の不幸や同姓同名による混乱が絡んだだけでした。
彼は今も元気に俳優として活躍されています。
真面目で温かい性格、音楽と演技を両立する多才さ、そしてファンへの誠実な思い。
そんな彼だからこそ、多くの人が「またスクリーンで会いたい」と願うのでしょう。
次に彼の新作が発表されるとき、きっと多くの人が笑顔を取り戻すはずです。
 
											 
										
										
										
																	 
										
										
										
																	