タイムスリップ

「ソンジェ背負って走れ」面白い?つまらない?タイムスリップについて時系列で整理!

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2024年春に放送されるや否や、「1話で泣かされる」「久々に本気で恋した」と話題騒然となった韓国ドラマ『ソンジェ背負って走れ(原題:선재 업고 튀어)』。

主演は、ドラマ『偶然見つけたハル』のキム・ヘユンさん、そして『力の強い女カン・ナムスン』などで注目を浴びた189cmの高身長俳優ビョン・ウソクさん。

二人の切ない恋と“時をかけるラブストーリー”が見事に融合した今作は、韓国tvNドラマの中でも記録的ヒットを残しました。

でも正直、「タイムスリップ系って話がややこしいんじゃ?」と思いませんでしたか?
私も最初そう思っていたのですが、第1話の冒頭10分でその不安は吹き飛びました。

笑いあり、涙あり、まるで一冊の青春小説を読んでいるような心地よさなんです。

ここでは、『ソンジェ背負って走れ』が“なぜ面白いのか”、そして4回も繰り返されるタイムリープの時系列を、わかりやすく整理して解説していきます。

『ソンジェ背負って走れ』とは?

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韓国tvNで2024年4月に放送開始された全16話のファンタジー・ロマンス。

原作は人気ウェブ小説作家キム・パンの同名小説で、脚本は『女神降臨』のイ・シウンさん、演出はユン・ジョンホさん。

「推しを救うためにタイムスリップする」という設定だけでも惹かれますが、見どころはそれだけではありません。

物語の主人公、イム・ソル(キム・ヘユンさん)は車椅子生活を送る女性。

アイドルグループECLIPSEのリュ・ソンジェ(ビョン・ウソクさん)の一言に救われ、“推し活”を生きがいにしてきました。

ところがソンジェが2023年の大晦日、突然この世を去ってしまう――。

ショックで川に落としたソンジェの腕時計を拾った瞬間、時計が光り、ソルは2008年の高校時代へタイムスリップ。

そこで、まだ学生だったソンジェと出会うのです。

ここが面白い!感情を揺さぶるポイント

笑い、涙、キュン、すべてを詰め込んだ巧みな脚本

1話目から感情のジェットコースターに乗せられます。

絶望の中にいたソルが、推しのソンジェの言葉ひとつで涙を流すシーン。

その後のタイムスリップ展開まで一気に見せてくれる脚本の構成力に驚きました。

シリアスな出来事の後に、必ずホッとする笑いやテンポの良い掛け合いがあるのがこのドラマの強み。

ずっと重くならず、観る側の心を優しく引き寄せてくれるのです。

主役ふたりの“化学反応”がすごい

身長差29cm!というビジュアル面も見どころですが、それだけじゃありません。

キム・ヘユンさんの等身大の演技が本当に上手くて、「推しを救いたい」という痛いほどの純粋さが伝わります。

ビョン・ウソクさんの“やわらかい眼差し”と“低く甘い声”は、まるで恋そのもの。

特に、ソルが泣きながら「あなたを救いたい」と言うシーンでは、彼の表情だけで視聴者を泣かせます。

加えて、二番手男子のキム・テソン(ソン・ゴニさん)が醸し出す“切ない優しさ”も作品に深みを加えています。

恋の三角関係があるからこそ、二人の絆がより鮮やかに浮き立ちます。

タイムループが生み出す「絶妙な緊張感」

本作の要であるタイムスリップは、合計4回。

1回ごとに結末が変わり、そのたびにソルとソンジェの関係も少しずつ変化していきます。

“未来を変える”という大きなテーマの中で、「自分の幸せ」か「彼の命」か、究極の選択を迫られるソル。

視聴者としても、どの選択が正しいのか、一緒に悩みながら観てしまう構成が見事です。

時系列で整理!4回のタイムスリップまとめ

回数時期
元の人生(2023年)ソンジェが大晦日に自殺。ソルは腕時計を拾い2008年へ。
1回目のタイムスリップ(2008年6月)ソル(34歳)が高校生ソンジェに再会し、想いを告げるが結ばれない。
2回目(2008年夏~秋)ソルが事件を阻止しようと奔走。誘拐未遂を防ぐが、未来では再び悲劇が起きる。
3回目(2009年春)ソルがヨンス逮捕の証拠を残し、現代では運命が少し変化。ECLIPSEが成功。
4回目(最終回)ソンジェが事故を免れ、俳優として再びソルと出会うハッピーエンド。

ポイントは、4回目の人生でソルが“出会い自体を回避”するところ。

それでも記憶を取り戻したソンジェが再び彼女に惹かれていくという展開には、まさに「運命」という言葉しかありません。

タイムスリップが難しいって本当?

SNSでは「面白いけど時系列が難しい」という声もありました。

でも実際、話の流れ自体はすごく整理されています。

各回のタイムリープの“きっかけ”がソンジェの腕時計という軸で統一されているため、どこで時が動いたのかが明確にわかるんです。

そして、それぞれの人生がただのリセットではなく、“積み重なっている”という描き方が秀逸。

すべての時間が後に繋がるヒントになっているんですよね。

作品を支える名脇役たち

ソルの母(チョン・ヨラン)と、祖母(キム・ミギョン)の存在も温かいスパイス。

https://x.com/mamama7362/status/1793056366350970944/photo/1

特におばあちゃんの言葉「記憶は消えない、心が覚えている」には涙が止まりませんでした。

また、ソンジェの父(ユン・ビョンヒさん)が見せる愛情表現も胸に響き、「親子愛」もこのドラマの大きなテーマになっています。

よくある質問(本文未掲載)

Q1. 実際にソンジェは生き返るの?
最終的には、ソルが繰り返したタイムスリップのおかげで悲劇が回避され、ソンジェは生きています。

未来では俳優として成功し、再びソルと再会します。

Q2. ラストはハッピーエンド?
はい。ソルとソンジェは再会し、記憶を取り戻したソンジェが再び彼女を愛するラスト。

涙と幸福感が入り混じる完璧な結末でした。

Q3. 見どころシーンを1つ挙げるなら?
4回目のタイムリープでソンジェがソルを見つめる“傘のシーン”。最初の出会いの再現なのですが、お互いにすべてを覚えているような表情で、このドラマ全体の愛が凝縮された瞬間です。

まとめ

『ソンジェ背負って走れ』は、ただのタイムトラベルドラマではなく、「推し活」「初恋」「命」「記憶」といったすべての感情を丁寧に描いた傑作です。

ソルが4度も時間を越えて彼を救おうとする姿に、勇気と希望をもらえる人はきっと多いはず。

そしてビョン・ウソクさんの穏やかな微笑みと、キム・ヘユンさんの涙を含んだ笑顔。

この二人のケミ(相性)は、まさに奇跡のレベル。

「涙でボロボロになったけど、もう一度恋がしたくなった」――そんな声が続出するのも納得です。

あなたも、推しを愛するすべての瞬間を抱きしめながら、この時空を超えた物語を味わってみてください。

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