パク・シフは何した?家庭崩壊させたとする疑惑に巻き込まれた?
韓流ドラマや映画でお馴染みの俳優パク・シフさん。
またもや騒動の渦中に立たされています。
今回浮上したのは「既婚男性に女性を紹介して家庭崩壊を招いた」という衝撃的な疑惑。
女性からの暴露によって、既婚男性に女性を仲介し家庭を壊したとする疑惑に巻き込まれたそうです。
この騒動は2025年8月に始まり、現在も法廷闘争が続いています。
詳しくみてみましょう。
パク・シフは何した?騒動のきっかけ
事の発端は、女性A氏がSNSに投稿した告発文でした。
A氏は「快男児パク・シフよ。うちの家族がユンビレッジに住んでいたとき、私にはお義姉さんと言っていたくせに、夫に女性を紹介したのは2020年からじゃないの」と書き込み、元夫とパク・シフのやり取りとされるメッセージの一部を公開。
引用:https://kankoku-drama.com/news_topic/id=28290
A氏の主張によると、パク・シフが元夫B氏に女性を紹介し続けたことで夫婦関係が悪化。
A氏は「子どもも失って、もう失うものはない。家と車以外はね」「通話録音も持っている。訴えてやる」と強い口調で非難しました。
パク・シフ側の反論
沈黙を守っていたパク・シフ側でしたが、パク・シフの所属事務所HOOFACTORYは「明白な虚偽であり、事実無根だ」と全面的に否定。
2025年11月21日には正式に法的対応を発表しました。
事務所によると、この騒動は「A氏が離婚した元夫の家に無断侵入して携帯電話を盗み、保存されていた会話内容や写真を編集・歪曲してSNSに投稿した」ことから始まったとのこと。
パク・シフは虚偽事実流布による情報通信網法違反(名誉毀損)でA氏を告訴し、現在捜査が進行中です。
興味深いのは、警察がA氏の元夫B氏の告訴内容のうち名誉毀損容疑を認め、検察に送致したという点。
つまり捜査機関も「A氏の投稿内容が虚偽または歪曲である」と判断したようですね。
元夫と不倫相手とされた女性も反論
A氏の元夫B氏も名乗りを上げました。
B氏はパク・シフとは地元の幼なじみのような関係であり、「女性を紹介された事実はない」「個人的な問題でパク・シフに迷惑をかけて申し訳ない」と謝った。
不倫相手と指摘された女性B氏も「私はこの投稿に登場する人物たちとは一面識もない。
私の写真を無断で使用し、虚偽の事実とともに流布する行為は明白な名誉毀損だ」とAさんの投稿に直接コメントを残して反論し、法的対応を検討すると表明しました。
参考記事:中央日報
A氏は再び反論
しかし2025年12月1日、A氏はメディアのインタビューで再び口を開きました。
自分が暴露した内容は明白な事実だと改めて主張し、「家庭が壊れたのはパク・シフのせい」という立場を崩していません。
A氏によると、元夫B氏とは2018年に離婚したものの、その後3年間は事実婚の関係で子供の養育を担っていたとのこと。
関係悪化後、連絡を絶ったB氏が子供を放置していると知り、自宅でB氏の携帯を持ち出したそうです。
その過程でB氏とパク・シフの関係を知ることになったと語っています。
B氏とパク・シフからの謝罪を求めています。
パク・シフの過去の騒動
実はパク・シフさん、今回が初めての騒動ではありません。
2013年には新人女優志望の女性から性的暴行で告訴され、芸能界引退危機に直面した過去があります。
当時は4か月にわたる捜査と攻防の末、告訴が取り下げられ、検察も不起訴処分としましたが、その影響で以前ほど活発な活動はできなくなっていました。
今回の騒動は、そんな彼にとって再び致命的な打撃となりかねないものでした。
10年ぶりの映画復帰作で直接言及
そんな中、パク・シフは2025年12月8日、映画「神の楽団」の制作発表会に出席し、ついに自ら口を開きました。
「映画の制作発表で個人的な問題に触れることになり複雑な気持ちです。監督と共演者たちに申し訳ないと伝えたい」と前置きした上で、
「作品のためにはっきり申し上げるが、明白な虚偽主張に対して法的手続きを行った。裁判所の判断に委ねるので、理解してほしい」と伝えた。
引用:中央日報
映画「神の楽団」は、外貨稼ぎのために北朝鮮に偽物の楽団が作られることで繰り広げられる話を描いた作品。
パク・シフはパク・ギョスン役を演じています。
共演はチョン・ジヌンさん。
この作品は10年ぶりのスクリーン復帰作として注目されており、2025年12月31日に韓国で公開予定です。
公開されたポスターには、赤いカーテンを背景に軍服姿のパク・シフとチョン・ジヌンが団員たちと明るく笑う姿が収められています。
「全てが禁止されたそこで!本物の心臓が動き始めた」というコピーが印象的ですね。
パク・シフのプロフィールと主な出演作
パク・シフさんは1978年生まれの48歳。
韓国映画「殺人の告白」やドラマ「黄金の私の人生」など、多くの作品で主演を務めてきました。
主な出演作品には以下があります。
- 映画「殺人の告白」(2012年)
- ドラマ「家門の栄光」(2008年)
- ドラマ「検事プリンセス」(2010年)
- ドラマ「清潭洞〈チョンダムドン〉アリス」(2012年)
- ドラマ「黄金の私の人生」(2017年)
- ドラマ「風と雲と雨」(2020年)
特に「殺人の告白」では主演として高い評価を受け、「黄金の私の人生」では視聴率も好調でした。
現在の法的状況
現在、複数の訴訟が進行中です。
A氏は元夫B氏から窃盗、個人情報保護法違反、名誉毀損の容疑で告訴されています。
またパク・シフとは名誉毀損訴訟を進行中。
一方、A氏もB氏を相手に親権変更訴訟および慰謝料請求訴訟を起こしています。
警察がA氏の投稿内容について虚偽または歪曲であると判断し、検察に送致したことは、パク・シフ側にとって有利な状況と言えるでしょう。
まとめ
この騒動、真相はまだ裁判所の判断を待つ状況です。
A氏とパク・シフと元夫B氏の主張が真っ向から対立しており、どちらの言い分が正しいのか現時点では判断できません。
ただ、警察が既にA氏の投稿内容を虚偽または歪曲と判断して検察送致したという事実は重要なポイント。
また元夫B氏も不倫相手とされた女性も、パク・シフを擁護する立場を取っています。
10年ぶりのスクリーン復帰を果たすパク・シフさん。
映画「神の楽団」の成功と、この騒動の早期解決を願うばかりです。
裁判所の最終判断が待たれますね。