サムスン電子の創業に着想を得た韓国ドラマ『スタートアップ:夢の扉』。

主人公ソ・ダルミを中心に、若者たちがITスタートアップの世界で夢を追いかける姿を描きます。

大ヒットしたドラマですが、ヒロインのソ・ダルミが苦手だと感じるかたが多いようです。

そこでこの記事では、ヒロインのソ・ダルミを苦手と感じる視聴者の声とその理由を探り下げたいと思います。

同時に、彼女を支持する意見も交え、なぜ賛否が分かれるのかについても見ていきましょう。

ソ・ダルミの人物像

ソ・ダルミは、田舎町出身の純朴で負けず嫌いな女性です。

父親との幼い頃の約束を胸に、IT分野への強い憧れから上京し、大企業就職を目指します

アルバイト生活を経てスタートアップの世界へ飛び込むソ・ダルミ。

自尊心が高く見栄っ張りな一面もありますが、困難に諦めず情熱的に突き進み、周囲を巻き込むリーダーシップを発揮する人物です。

背景と性格の詳細

両親の離婚後、祖母に育てられ、姉とは別々に暮らしました。

​この祖母がすごく優しくて温かい人物なんですよねー。

高卒ですが、カフェや宅配便など多様なアルバイトを経験し英語や中国語も習得する行動力があります。

危機の前では闘志を燃やす姿が象徴的で、話した言葉は必ず実行に移す責任感の強さも持ち合わせています。

物語での役割

サムサンテック社は大手IT企業です。

ダルミは幼い頃からこの会社への入社を夢見て、何度も面接に挑みます

しかし挫折を繰り返し、最終的にナム・ド・サンやパク・ジピョンと共に自らのスタートアップ「サンズ・ラボ」を創業することに。

サンズ・ラボは自律走行車「ターザン」を開発し、苦難を乗り越えてユニコーン企業(評価額10億ドル超)へと急成長。

ダルミは同社のCEOとして、夢を追いながらノル、サンウ、ジピョンとの恋愛や友情の葛藤を抱えます。

逆境でも前向きで野心的な姿勢が光り、スティーブ・ジョブズのような成功者を目指してチームを鼓舞する成長物語の中心人物です。

苦手意識が生まれる理由

①自己中心的な行動!

ソ・ダルミを嫌う声の多くは、彼女の自己中心的な行動に集中します。

例えば、幼馴染のナム・ド・サン(ノル)に一方的に夢を押し付け、反対されると感情的に反発する場面。

ノルはナム・ド・サンの子供時代のあだ名(ニックネーム)です。

幼い頃の彼を、視聴者やダルミが親しみを込めて「ノル」と呼びます。

大人になってからもダルミが時折この呼び方で呼ぶため、視聴者には定着したのです。

ノルはソ・ダルミの幼馴染で、ナム・ド・サンの本名です。

視聴者はこうした描写を見て、相手の立場を考えないわがままさに苛立ちを覚えるようです。

また、ハン・サンウとの恋愛でも、自分のキャリア優先で彼の気持ちを軽視する傾向が目立ちます。

ハン・サンウはダルミの大学時代の先輩で、優秀なエンジニアとして登場し、彼女と三角関係を繰り広げます。

ダルミが上司の言葉を鵜呑みにし、周囲を振り回すパターンも批判の的。

視聴者が共感しにくいのは、失敗を繰り返しながらも反省が薄い点にあるのかもしれません。

②優柔不断

第5話でダルミはノルの反対を押し切り急な決断を下します。

後半ではサンウのプロポーズを保留にし、仕事に没頭する姿も波紋を呼びました。

これによりノルとの友情に亀裂が入り、視聴者の間で「優柔不断」との声が広がったのです。

こうした行動が積み重なり、感情移入できないと感じる人が増え恋愛面での優柔不断さが特に不評でした。

一方で、これがリアルな若者の葛藤だと受け止める人もいます。

③スジの演技への評価

ダルミを演じるスジの演技はアイドルらしい華やかさが魅力です。

静かな決意やプレゼンシーンでは説得力があります。

しかし感情爆発の泣き顔や怒りで「棒読み」「平板」との批判も。

キャリア初期ゆえの未熟さが、ダルミの自己中さを強調してしまった面もあります。

スジやナム・ジュヒョク、キム・ソノ等の知名度で視聴率15%超のヒット作になった本作。

一方、スジの演技力論争も生まれました。

演技力論争とは?

スジが演じるソ・ダルミに対して、視聴者の間で「演技が下手」「棒読み」との批判が続出し、アイドル出身女優への厳しい目が向けられた現象です。

批判派の意見

  • 泣き顔や怒りの感情爆発シーンで声の抑揚が乏しく平板
  • ノルとの再会、サンウとの対立で喜びや葛藤が伝わらない
  • 「アイドルらしい美しさはあるが演技力不足」との声多数

擁護派の意見

  • 静かな決意やプレゼンシーンでは説得力あり
  • 田舎娘からCEOへの成長過程を自然に体現
  • キャリア初期の作品ゆえ、これから伸びしろがある

なぜ論争になったか

スジはmiss Aの「国民の初恋」として絶大な人気があり、視聴率15%超の大ヒット作のヒロインでした。

期待値の高さアイドル出身への先入観が、演技への目が厳しくなった背景です。

韓国では「スジだから視聴率が出たが演技は微妙」との定評が残りました。

一方で、終盤の成長演技やスジ自身の努力を評価するファンも多く未だに議論の的です。

高評価の声

その一方で、ダルミの粘り強さを高く買う意見も少なくありません。

逆境で何度も面接に落ちても諦めず、プログラミングを独学する姿に勇気づけられます。

夜遅くまでコードと向き合い、少しずつスキルを磨いていく過程が視聴者の心を打ちます。

最初は自信がなかった彼女が、独学でエンジニアリングの基礎を身につけていく姿は特に印象的です。

チームを鼓舞するリーダーシップも光り、終盤では皆をまとめ上げる頼もしさを見せます。

第14話では資金難の危機でメンバーが離れかけた時、ダルミが一人ひとりに声をかけ夢を思い出させます。

最終回近くでは、自律走行車ターザンのプレゼンで堂々と投資家を説得し、会社をユニコーン企業へと導きます。

嫌い派が多い中、こうした成長ぶりがファンをつかんで離さないのです。

苦境を跳ね返すたびに強くなり、周囲を引っ張る姿が、働く女性や夢追い人に響いているようです。

まとめ

レビューをまとめると、嫌い派は感情面の未熟さを、好き派は行動力の高さを挙げるパターンでした。

SNSでは「ダルミ嫌い」がトレンド入りした時期もありましたが、長期的に見て支持層も堅実。

苦手意識が強い人こそ、何度も見直すと見方が変わるかもしれません。