韓国ドラマ「白雪姫には死を ~BLACK OUT」は、19歳の優等生コ・ジョンウが主人公です。
幼なじみの友人と恋人の殺害容疑で逮捕され10年の服役を経験し、出所後に真犯人を探す悲痛なサスペンス。
このページではジョンウの人生に突然降りかかった数々の出来事を時系列にまとめ、彼の心情や事件の真相に迫ってみたいと思います。
「白雪姫には死を」主人公になにが起きたのか?
①大学入学を控えた日々と事件当日
U-NEXTで『コネクション』を見てるんだけど推理サスペンスは面白いですね
— 韓ドラ かよよんちゃん (@kayoyon18) August 16, 2025
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ジョンウ(ピョン・ヨハン)は裕福な家庭に育ち、高校時代から模範的な学生で医学部への進学も決まっていました。
家族は両親が旅行中で不在。
彼は恋人パク・ダウン(ハン・ソウン)や親友シム・ボヨンと過ごす予定でした。
しかし、連絡が取れなかったダウンを探そうとしながらも酒に溺れた結果、ボヨンと口論します。
その夜、ダウンとボヨンが殺害された疑いがかかり、翌朝、ジョンウは逮捕されてしまいました。
②事件発覚と冤罪への転落
事件現場となった両親の倉庫には血痕が残る一方で、遺体は一切発見されませんでした。
泥酔していたジョンウは、犯行の自覚や記憶がまったくなく、否認を続けます。
にもかかわらず、状況証拠や村人からの偏見により、警察は彼を犯人と断定し、10年もの懲役刑が言い渡されます。
周囲の圧力と孤立により、ジョンウの心はいっそう傷ついていきました。
③刑務所での孤独と心の葛藤
服役中のジョンウは囚人仲間からの差別や暴力に苦しみ、命を絶とうとすることもありました。
その中で唯一の支えとなったのが、ナギョム(コ・ボギョル)が面会に来てくれること。
母親チョン・グムヒ(キム・ミギョン)は6年間一度も彼に会いに来ることはなく、夫婦の関係や村の人間関係の複雑さも影響していることが伺えます。
④出所後の静かな日々と母の転落事故
10年の刑期を終え出所したジョンウは、かつての平穏な暮らしを取り戻すことを願っていました。
しかし、母グムヒが陸橋から突き落とされる事件が起き、村の空気が一変。
事故には見えず、怨恨によるものだと認識した彼は、再び事件の核心に踏み込み始めます。
母の重体を知った瞬間の彼の絶望は、視聴者の胸を突きます。
⑤村での孤立と真犯人探しの決意
母の事件をきっかけに、村中の住民から激しい敵意を向けられるジョンウ。
味方はごくわずかとなりましたが、彼は過去に自分を罠にはめた人物たちが関わる「村ぐるみの暗闇」に気づき、独自の捜査を開始します。
ただ、証拠は少なく、信用できる者も少ない状況で真実を追求するその姿には、深い共感を覚えます。
⑥証拠の発見と関係者の浮上
物語の進行とともに、ジョンウがボヨンの白骨遺体を発見。
彼女の持ち物や映像記録、DNA検査結果が新たな証拠となります。
疑いの目は警察の一部や被害者の家族にまで及び、複雑な人間関係や隠された事実が明かされていきます。
村全体が事件に関与していることが明らかになり、ジョンウの無実が確信に変わっていきます。
⑦最終決着と無罪判決
最終回では、警察署長ヒョン・グタク(クォン・ヘヒョ)も捜査の誤りを認め、曖昧だった証拠からジョンウの無罪が証明されます。
ジョンウは裏切られた過去を受け入れつつも、信じ続けてくれた人たちや回復した母の支えを頼りに生きる決意を新たにします。
まさに再生への第一歩を踏み出した瞬間でした。
コ・ジョンウ(ピョン・ヨハン)の裁判記録と判決の詳細
ドラマ「白雪姫には死を ~BLACK OUT」では、彼が11年前の殺人事件で逮捕された際の経緯と判決内容が描かれています。
ジョンウは幼なじみのボヨンと恋人のダウンの殺害容疑で逮捕されました。
当時極度に酩酊しており事件の記憶は皆無。
証拠は血のついた靴などの状況証拠に加え、村人の証言も重なり、彼の犯行を強く疑われたのです。
裁判では事件現場に直接的な遺体の証拠がない中で、状況証拠と目撃証言が重視されました。
ジョンウは犯行を否認し続けたものの、裁判は厳しい判決を下し、10年の懲役刑が言い渡されました。
ドラマの進行の中で明らかになるのは、判決は事実誤認に基づく冤罪であったということです。
ジョンウの無実を証明する新証拠が徐々に出てきて、村全体の隠蔽の構造や複数の犯人の存在が浮き彫りとなります。
最終的にジョンウは無罪判決を受け、名誉を回復。
裁判の誤りを警察署長が公式に認め、彼が受けた苦難と孤独、そして戦いの過程を経て社会復帰への道が開かれました。
この判決過程はドラマの重要な核であり、冤罪事件の悲劇と真実追求の深刻さをリアルに描いています。
ジョンウの裁判は、虚偽の証言や社会の偏見がいかに個人を追い詰めるかを痛烈に示し、観る者へ強いメッセージを投げかけています。
まとめ
コ・ジョンウの物語は単なるサスペンスを超え、冤罪に苦しんだ青年の心の痛みと葛藤、そして再生を描くヒューマンドラマでした。
冤罪によって一度は社会から見放された彼が、真実を求めて闘い続ける姿には強い感動があり見始めると次が気になって止まらなくなります。
あなたもジョンウの視点で村の住民たちの複雑な感情や隠された闇に触れてみてはいかがでしょうか?
彼が辿る道のりは決して平坦ではありませんが、その分だけ心に響くものがあります。
真犯人についてはこちらのページで詳しく解説しているのでぜひ、ご覧ください。
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