アメリカ版「Designated Survivor(サバイバー:宿命の大統領)」シーズン1のキャストは、まさにハリウッドの“政治ショー”を彩る豪華メンバーぞろいです。
顔ぶれだけでドラマの重厚さが伝わるラインナップになっています。
アメリカ版「サバイバー」シーズン1 キャスト一覧
キャスティングの裏話
・主演のキーファー・サザーランドは「24」のイメージを脱ぎ捨て、より知的で温和なリーダー像を演じることを意識したとインタビューで語っています(ABCニュースより)。
・カル・ペン(セス役)は実際にオバマ政権で広報補佐官を務めた経歴を持ち、劇中の台詞にもリアルな政治皮肉が混じる点が話題に。
・脚本チームには、DC出身の元上院補佐官や元記者も参加しており、政治会議シーンのリアルさは「ほぼ再現ドラマ級」とテレビ評論家から評価されました。
このキャストが集うことで、「Designated Survivor」シーズン1は単なるサスペンスでなく、“政治と人間性のぶつかり合い”を描いた極上のヒューマン・サスペンスに仕上がっています。
韓国ドラマ「サバイバー:60日間の大統領」シーズン1の主なキャストをご紹介します。
アメリカ版と並べて、どちらも見ているとキャラクターの個性が際立って面白いですよ!
韓国版「サバイバー:60日間の大統領」主なキャスト一覧
キャストの魅力と私のリアルな感想
チ・ジニさんは、政治経験ゼロの理工系官僚が大統領代行に突然なるという、意外と不器用で一生懸命な姿をまるで自分のことのように演じていて心を掴みます。
最初は「え、こんな無骨な政治ドラマ見てられるかな?」と思った方も、彼の演技にすっかり引き込まれたのでないでしょうか?
イ・ジュニョクさんの秘書官は、理詰めで動くけどどこか野心も感じられて緊張感が離れません。
カン・ハンナさん演じるテロ対策官は“働く女子”の鏡!
スーツ姿で走り回る姿が超クールで、「仕事もアクションも完璧すぎ!」と拍手したくなりました。
さらに、家族のシーンや涙ながらの決断シーンでは「政治なんて関係ない、ここは人間ドラマ」と納得。
政治劇と思って見始めたのに、いつの間にか彼らの人生に夢中でした。
さて、これで、韓国版とアメリカ版の主要キャストを揃えたので、両方のドラマの世界観や人物像の違いがよりわかって面白くなると思いますよ!
韓国版・アメリカ版キャスト対比表
| 役柄ポジション | 韓国版キャラ | 俳優(韓国) | アメリカ版キャラ | 俳優(米国) | 解説 |
|---|---|---|---|---|---|
| 大統領代行(主人公) | パク・ムジン | チ・ジニ | トム・カークマン | キーファー・サザーランド | 理系出身の政治素人が突然大統領に!韓国版は誠実すぎて心配になるタイプ、米国版は戦略的で少しスリル重視。 |
| 妻(ファーストレディ) | チェ・ガンヨン | キム・ギュリ | アレックス・カークマン | ナターシャ・マケルホーン | 家族を支える芯の強い妻。米国版はキャリアウーマン的で独立志向、韓国版は情で夫を立てる“韓国のお母さん像”。 |
| 息子 | パク・シワン | ナム・ウヒョン | レオ・カークマン | タナー・ブキャナン | 政治スキャンダルに巻き込まれる思春期の息子枠。どちらも家族ドラマの要。 |
| 娘 | パク・シジン | オク・イェリン | ペニー・カークマン | マッケンナ・グレイス | 家族愛を象徴する末っ子キャラ。癒し担当。 |
| 側近(首席補佐官系) | オ・ヨンソク | イ・ジュニョク | アーロン・ショア | アダン・カント | 頭脳派で冷静沈着。韓国版は野心家、米国版は忠誠と駆け引きの板挟みキャラ。 |
| 大統領顧問(補佐的存在) | – | – | エミリー・ローズ | イタリア・リッチ | 韓国版は明確な対応キャラなし。青年補佐官たちが複数で役割を分担。 |
| FBI捜査官/情報局 | ハン・ナギョン | カン・ハンナ | ハンナ・ウェルズ | マギー・Q | テロの真相を追う女性捜査官。韓国版は分析官、米国版はフィールドで戦うFBI捜査官として描かれる。 |
| 警護官 | チェ・ガンヨン | ソン・ソック | マイク・リッター | ラモニカ・ギャレット | 主人公を守る忠実な警護官。韓国版は内省的で渋いタイプ、米国版はアクション重視。 |
| 政治ベテラン(補佐的リーダー) | ハン・ジュスン | ホ・ジュノ | チャールズ・ラングドン | ピーター・アウターブリッジ | ベテラン政治家・助言者的ポジション。どちらも“古き良き政治家”像を象徴。 |
| 野心家政治家 | オ・ヨンソク | イ・ジュニョク | キンブル・フックストラテン(共和党議員) | バージニア・マドセン | 権力を狙う対抗軸。野心と矛盾の塊で、リメイクで最も“国民性の違い”が出た役どころ。 |
| 反体制軍人/将官 | ユン・チャンギョン | ペ・ジョンオク | ハリス・コクラン将軍 | ケヴィン・マクナリー | 大統領命令に反発する軍人。韓国版は女性キャラに変更し、時代的・社会的象徴として描写。 |
| 内部スパイ/陰謀人物 | – | – | ピーター・マクリーシュ | アシュリー・ズカーマン | 韓国版では黒幕の正体はオリジナル展開に。アメリカ版はシーズン1で中心的謎として機能。 |
対比の面白ポイント
- 性格の方向性:
アメリカ版では「危機を切り抜ける頭脳派リーダー」、韓国版は「理想を貫く教師タイプ」。どっちもリーダーだけど、方向性は正反対。 - 政治の温度感:
米国では“国家と権力”の問題、韓国では“信頼と人情”の問題に焦点。リメイクというより、国民性の違いを可視化した社会ドラマになっている。 - 女性キャラの存在感:
韓国版はキャリア女性が感情面で物語を支えるのに対し、アメリカ版は政治・諜報の現場で直接行動するスタイル。
まとめ
こうして並べてみると、同じ“サバイバー”でもまったく違う“サバイバル”を見せてくれる。
アメリカ版は国のために闘うリーダー、韓国版は人のために立つリーダー。
あなたなら、どっちの“理想の大統領”に共感しますか?

