韓国ドラマ!専門用語が多く難しかった3作!とは言え面白かった!
韓国ドラマで専門用語がバンバン出てきて頭フル回転だったけど、それでも超面白かった3作品をピックアップ!
医療や法律、歴史みたいなジャンルだと、日常会話じゃ出てこない難しい言葉がいっぱいで、字幕とにらめっこしちゃいますよね。
でも、そんな挑戦がクセになる魅力満載です。
一緒に振り返ってみましょう♪
専門用語が多く難しかった3作!
①交渉の技術

M&Aや企業買収、資金調達など、普段の韓国ドラマではあまり聞き慣れないビジネス用語が飛び交うドラマ『交渉の技術(협상의 기술/The Art of Negotiation)』。
正直に言うと、序盤は「専門用語が多くて難しい!」と感じました。
ですが、ストーリーが進むにつれて、その言葉の裏にある人間の駆け引きが見えてきて、気づけば夢中で観ていましたね。
伝説の交渉人のカリスマ性
主人公ユン・ジュノを演じるのは、『模範タクシー』シリーズでもおなじみのイ・ジェフンさん。
彼が演じるジュノは、白蛇ペクサの異名を持つ伝説の交渉人。
海外から帰国し、経営危機に陥ったサンイングループの再建を任されます。
特に印象的だったのが、第3話の役員会シーン。
敵対勢力のハ・テス専務(チャン・ヒョンソン)を前に、冷静沈着に交渉を進める姿は圧巻でした。
わずかな表情の変化だけで相手の心理を読み取るジュノの姿には、まさに交渉の魔術師という言葉がふさわしいと感じます。
熱いチームワークと複雑な人間ドラマ
M&Aチームのメンバーもまた魅力的です。
元検察官の弁護士オ・スニョン(キム・デミョン)は、正義感と現実主義のバランスが絶妙。
財務担当のクァク・ミンジョン(アン・ヒョノ)も印象深い存在で、冷静な数字のプロフェッショナルぶりが、組織のリアリティを支えています。
若手インターンのチェ・ジンス(チャ・ガンユン)もとてもフレッシュ。
難しい用語の中に唯一共感を感じさせてくれるキャラクターで、視聴者の気持ちを代弁してくれるようでしたね。
硬派な企業ドラマに隠された人間らしさ
『交渉の技術』の面白さは、単なる企業ドラマにとどまらず、「ビジネスを通して人間を描いている」ところにあると思います。
表面的には冷たい交渉の世界ですが、その根底には信頼と裏切り、友情と野心が渦巻いています。
特にハ・テス専務(チャン・ヒョンソン)の存在も大きかったです。
権力を狙いながらも会社への愛情を捨てきれない姿が、ただの悪役にとどまらない深みを持っています。
そして、サンイングループ会長を演じたソン・ドンイルの重厚感もさすが。
彼がジュノに「すべてを懸けて交渉せよ」と託す場面には鳥肌が立ちました。
日本人キャストの存在感にも注目!
今作には、日本からも豪華キャストが登場しています。
桜庭七海さん改め宮内ひとみさんが演じる「広瀬春香」は、日本企業「シミズ」の社員として登場。
海外ビジネスのリアルさを加える重要な役どころです。
また、青木崇高さんや三浦誠己さんらの出演もよかった。
なぜ、よかったといいますと、日本人なので日本語が上手だからです。
普通韓国ドラマに出演している日本人は韓国人が演じることが多いのでカタコトの日本語になってしまい何を言ってるのかわからなくなります。
日本語なので字幕もなし。
流暢でしっかりとした日本語により国境を越えたやりとりが、まるで実際の国際交渉を見ているようで緊張感がありました。
観れば観るほどハマっていく
正直、1話目を見終わった時点では「ちょっと難しいかも?」という印象でした。
M&Aの仕組みや投資ファンドの用語が続くと、まるで経済ニュースのようです。
ですが、2話、3話と進むうちに人間関係の背景が見えてきて、言葉よりも感情の火花が心を掴んで離さなくなりました。
イ・ジェフンさんの緊迫した表情、張り詰めた沈黙の時間、ひとつの言葉に込められた駆け引きどの瞬間もまさに交渉の技術そのもの。
見終えたあとはまるで自分まで交渉上手になったような気がして、ちょっと得した気分です。
『交渉の技術』は2025年3月にJTBCで放送され、日本ではLeminoで独占配信中。
ビジネスドラマが好きな方はもちろん、人間ドラマとしても完成度が高い作品だと思います。
難しいけれど面白い、このギャップがクセになる一作ですね
他の方はこのような感想を寄せていましたのでご覧ください。
イジェフン目当て。
引用:レビューサイトfilmarks
恋愛なし、ほぼおじさんしか登場しない。
見続けるとそれなりにハマるけど、好き嫌いがはっきりしそうなドラマ。
M&A自体は意外とあっさりで、過程での人間模様を楽しむ感じ。
終盤一気に復讐モードで新しい登場人物出てきたり。シーズン2ありきの脚本?
静岡のエピソード、ロケ地が見知った場所でテンション上がった。
ドラマでは4話(12話構成だと2話)くらいで解決する企業買収話が5件でてくる。
引用:レビューサイトfilmarks
最初の2件はM&Aチームメンバー全員に焦点があたるけど、3件目からはメンバーひとり一人の動きが中心になる。
②シン社長プロジェクト

「浪漫ドクター キム・サブ」シリーズで知られる名優ハン・ソッキュ主演の最新作『シン社長プロジェクト』。
2025年秋にtvNで放送されたこのドラマは、一言でいえば交渉×チキン×人情の異色オフィスコメディです。
一見、ただのチキン店の社長が主人公の物語かと思いきや、蓋を開けてみればFBI出身、国家レベルの交渉を成功させた過去を持つ交渉の神。
そんな彼が、ソウルの小さな町で繰り広げる人間模様がなんとも痛快でした。
正直、専門用語がかなり多い!
交渉学や法律関係のセリフが次々と飛び交い、「ちょっと難しいかも…」と思う瞬間もあります。
それでも不思議と退屈しないんですよね。
会話のテンポや人間関係の機微が巧みに描かれていて、気づけば話の核心に引きずり込まれていました。
個性派キャストが勢ぞろい!
ハン・ソッキュが演じるのはチキン店「シン商会」の社長、シン・ジェイ。
一見、穏やかで冗談も多い人物ですが、いざ交渉の場になると空気が一変します。
理路整然とした言葉と鋭い観察眼で、人の心を見抜いていく姿にはさすがハン・ソッキュと唸らされましたね。
彼とコンビを組むのは、若手俳優ペ・ヒョンソン演じる新米判事チョ・フィリップ。
法律至上主義の堅物キャラでありながら、次第にシン社長のやり方に心を動かされていく過程が魅力的でした。
特に第4話で、チョ・フィリップが「正義は書面の中にしかないわけじゃない」と気づくシーンは心に残ります。
もう一人の注目は、MZ世代の配達員イ・シオン(演:イ・レ)。
情報通で機転が利く街のスパイのような立ち位置で、彼女が登場するたびに場が明るくなります。
ハン・ソッキュとも軽妙なやり取りを見せ、チームの潤滑剤のような存在でした。
言葉と人情の交差点
『シン社長プロジェクト』の魅力は、交渉という理屈の世界と、人と人との情の世界が交わるところにあります。
たとえば、フジン商店街で起こる商店主たちの揉め事を、法律ではなく言葉の力で解きほぐしていくシーン。
無理に説得するのではなく、相手の立場を尊重した上でお互いが納得できる道を見つけていく。
そのプロセスに胸が熱くなりました。
また、クラブ「シークレット」のマダム・チュ(ウ・ミファ)や、老刑事チャン・ヨンス(チェ・ドクムン)といったサブキャラたちの存在感も抜群。
小さなエピソードが積み重なって、まるで一つの街のドラマを見ているようでした。
難しいけれど面白い!
確かに、交渉や司法倫理など、韓国ドラマとしてはやや硬派なテーマです。
でも、その分、見終わった後の充実感が違います。
日常に潜む小さなトラブルを、ユーモアとウィットで解決していくシン社長の姿に、「こんな上司や近所のおじさんがいたら最高だな」と思わずつぶやいてしまいました。
ハン・ソッキュの安定した演技力と、ペ・ヒョンソンやイ・レといった若手キャストの新鮮な躍動感が絶妙に融合していて、世代を超えた化学反応が生まれています。
オフィスコメディとしても、人間ドラマとしても完成度が高い作品だと思いますね。
配信情報とおすすめポイント
『シン社長プロジェクト』は韓国では2025年9月15日からtvNで放送、日本ではU-NEXTで同日配信中。
1話からじっくり観たい方は、夜の静かな時間にコーヒーを片手に見るのがおすすめです。
セリフの一つひとつに含まれる交渉の技術や人を動かす言葉の奥深さを、じっくり味わえるでしょう。
「専門用語が多くて難しかったけれど、やっぱり面白かった!」
ドラマを見終えた今、本作を一言で表すならこの言葉に尽きます。
他にも下記のような意見もありました。
伝説の交渉人、今はチキン店の店長のシン社長(ハンソッキュ)とエリートの新米判事フィリップ(ペヒョンソン)、家族を支えながら配達員をしているシオン(イレ)が世代も個性も異なるけれど、3人が組んで様々なトラブルに立ち向かい解決していくストーリー。
引用:レビューサイトfilmarks
ハン・ソッキュとペ・ヒョンソン共演?楽しみでしかない!と思ってたのに話があまりにも面白くなくて、というかテンポが悪すぎて完走までに時間がかかった。
引用:レビューサイトfilmarks
シン社長の過去が明るみになって復讐劇に転がり始めたくらいから段々面白くなってきたけど。
キムサブ4にヒョンソン出てくれよ、もうそれで良いから。
③エスクワイア

「リーガル用語が多くて難しい…でも気づいたら夢中で見てた」。
まさにそんな作品が、韓国ドラマ『エスクワイア:弁護士を夢見る弁護士たち』です。
物語の舞台は、大手ローファーム「ユルリム法律事務所」。
新人弁護士たちが理想と現実の狭間でもがきながら、成長していく姿を描いています。
法律用語や法廷のやり取りは専門的で、正直、字幕を一時停止しながら噛みしめるシーンもありました。
それでも、登場人物たちの人間ドラマが胸を打ち、最後まで目が離せませんでしたね。
登場人物とキャスト
冷徹で完璧主義なベテラン弁護士ユン・ソクフンを演じるのは イ・ジヌク さん。
彼のキャラクターはまるで氷のように冷たい印象ですが、心の奥に誰よりも熱い正義感を秘めています。
そのギャップに痺れた視聴者は多いでしょう。
「イカゲーム」シリーズや『Sweet Home』などで見せた硬派な演技が、本作でさらに磨かれています。
一方、理想を胸に新人弁護士として奮闘する カン・ヒョミン 役を演じる チョン・チェヨン さん(元DIA)は、真っ直ぐな瞳が印象的でした。
ローファームの厳しい現実に戸惑い、同僚に翻弄されながらも、自分の信念を失わない姿がとてもリアルで、応援したくなります。
彼女の小さな成長の積み重ねが、視聴者の心に静かに響くのです。
訴訟チームの中では、イ・ハクジュ さん演じるイ・ジヌが好印象。
ベテランと新人の間で板挟みになりながらも誠実に仕事をこなす姿勢が、現代の働く人々に通じるものがあると感じました。
さらに、経験豊富な努力家ホ・ミンジョン(チョン・ヘビン)のキャラクターも忘れがたいです。
人生の遠回りを経験した彼女のまなざしには、若手にはない深みがありましたね。
見どころ
このドラマが他のリーガルものと一線を画しているのは、単なる「勝訴か敗訴か」の話ではなく、人としての正義とは何かを問いかけてくる点です。
例えば、カン・ヒョミンが担当したある冤罪事件では、「正しいことを貫くとはどういうことか」というテーマが強く心に残りました。
勝ち負けではなく、依頼人の人生にどう向き合うのか彼女の涙の弁論シーンには思わず胸が熱くなります。
また、ユン・ソクフンと彼の元妻ヨナ(チ・スヨン)との再会も印象的でした。
過去の痛みを抱えた彼が、若い弁護士たちを導きながら少しずつ心を取り戻していく。
その変化は静かですが、深く感情を揺さぶります。
仕事と私生活の両立、人間関係の難しさ、社会の理不尽さ。
すべてが等身大に描かれていて、どこか自分の姿を重ねてしまう人も多いのではないでしょうか。
専門用語の壁を超えたからこそ感じられるリアル
『エスクワイア』は決して気軽に流し見できるタイプのドラマではありません。
「訴訟戦略」「内部告発」「企業法務」など、難解な単語が飛び交い、最初はお手上げになりそうになる場面もあります。
それでも、繰り返し見ていくうちに、専門用語の裏にある人間ドラマがはっきり浮かび上がってくるんですよね。
弁護士という職業の厳しさだけでなく、人としての弱さや迷いまで丁寧に描かれているからこそ、心を掴まれます。
理解するのに少し時間がかかっても、その分だけ深く感情移入できるのが、この作品の醍醐味だと思います。
緻密な脚本と実力派キャスト陣、そして現実社会に通じるテーマ性。
どれを取っても、『エスクワイア』は韓国ドラマ界のリーガルジャンルに新風を吹き込む作品と言えるでしょう。
難しさの中にある人間の温かさそれを感じた瞬間、このドラマの真価が見えてきます。
少し頭を使いながら観るタイプの作品ですが、難しいのに面白いと思わせる稀有な魅力を持った作品だと感じました。
面白かったのですが、もうちょっと色々深掘って欲しかった!最後に回収かな、と期待してましたが、キレイには終わってるけどもっと色々ほしかった!
引用:レビューサイトfilmarks
脇役が豪華。主人公眼福。
めちゃくちゃ面白かった!そこまでコメディって感じではない、お仕事ドラマって感じ。だから裁判に関する理解が深まった感じ?弁護側と検察側のそれぞれの筋道の立て方みたいなのが、よく分かって面白かった。主人公が新入社員ってのが良かった。
引用:レビューサイトfilmarks
まとめ
これらのドラマは、専門用語の嵐で初心者泣かせだけど、ストーリーの面白さがそれを上回る神作ばかり。
韓国語上級者や学びたい人には最高のエンタメ勉強法ですよ。
難問に挑みつつ、心揺さぶられる感動を味わってみてね!









