最初はあまり期待してなかったのに、気づけば夢中になってた！
韓国ドラマっていい意味で裏切られることがありますよね。
今回は、視聴前の期待値は低かったのに放送後に大バズり！
さらに出演俳優まで大ブレイクした3作品をピックアップしました。
ヒットの理由を一緒に振り返ってみましょう！
【韓国ドラマ】期待値は低かったのに大バズり3作品！
①ソンジェ背負って走れ
あらすじ
『ソンジェ背負って走れ』は、下半身不随の女性ソルが推しのアイドル・ソンジェを自殺から救うため過去にタイムリープし、二人の運命を変えていくファンタジーラブコメディ。
2009年の事故で足が不自由になったソルは、13年後の2022年に人気バンドECLIPSEのソンジェの大ファンとなり、彼との出会いが生きる希望を与えます。
ソンジェの自殺未遂のニュースを知ったソルは、ソンジェの私物である腕時計を落とした瞬間に高校時代（2009年）へタイムスリップ。
足が動く体でソンジェに近づき、水泳選手としての肩の怪我や誘拐事件などの悲劇を防ごうと奔走。
ソンジェは当初ソルを不審がるのですが、次第に心を開き、二人は学校生活や大会を通じて絆を深めます。
ソルは未来の知識を活かし、ソンジェの運命を変えるためにタイムカプセルを埋めたり約束を交わしたりするのですが、誤解や障害が次々と起きる物語です。
大バズり
全16話で、世界109か国で人気を博したタイムリープ要素が魅力の作品。
『ソンジェ背負って走れ』は、もともと大きな期待はされていなかったものの、放送開始後に予想外の大バズりを果たし、主演俳優が大ブレイクした韓国ドラマとして有名です。
ドラマ開始前、特に派手な宣伝や超人気キャスト起用があったわけではなく、平凡な青春ラブコメに過ぎないという評価も見られました。
しかし、タイムリープという斬新な設定と、主人公ソルとソンジェの切なくも温かい関係性が視聴者の心をつかみ、SNSや口コミで一気に話題に。
独特の世界観とリアルなキャラクター描写が若い世代を中心に共感を呼び、視聴率と配信再生数は右肩上がりで急上昇しました。
ビョンウソクが大ブレイク
その結果、主演の俳優ビョンウソクは一夜にして大ブレイク。
本当のスターのような歌唱力やカリスマ性が認められ、ドラマの成功を機に映画や他のドラマ出演オファーが殺到。
ファン層も急増し、ドラマの主題歌や関連グッズも大ヒットするという現象に至りました。
ビョンウソクさんは世界中でファンミーティングを開催しどこに行っても大騒ぎになっています。
こうした成功の背景には、初見の期待値が低かったぶん、視聴者がドラマの良さを自ら発見して広めたことが挙げられます。
また、時代設定や音楽、ファッションなど細部へのこだわりも作品の魅力を底上げし、長く心に残る作品として愛される要因に。
このドラマは単なるラブコメの枠を超え、共感と感動を生むカルチャー現象となったのです。
②ムービング
あらすじ
韓国ドラマ『ムービング』は、Disney+オリジナルの超能力アクションサスペンスで、Web漫画を原作とする大作です。
1990年代に韓国国家安全企画部が超能力者で秘密部隊を結成するも散り散りになり、数十年後の現代でその子供たちが能力を隠して暮らす中、連続殺人事件や国家陰謀に巻き込まれる物語。
物語はボンソクの日常から始まり、ヒスの転校で互いの能力を明かし友情が芽生えるが、謎の殺し屋フランクによる能力者連続殺人が発生しました。
過去編では親世代のブラックチームが国家の極秘任務を遂行し、反旗を翻す脱走劇が描かれます。
中盤以降、国家情報院の内部抗争、北朝鮮能力者の侵入、バス暴走などのアクションが激化し、子供たちが自らの力で戦う成長譚へ移行。
主要キャラクター
- キム・ボンソク: 高校生で飛行能力と優れた五感を持つ。母に能力を隠して生活し、重りを付けて浮遊を抑える。
- チャン・ヒス: 治癒能力の女子高生。交通事故後能力に気づき、ボンソクと秘密を共有して親しくなる。
- 親世代: ボンソクの父ドゥシク（飛行能力）、母ミヒョン（超五感）、ヒスの父ジュウォン（超再生）らが過去の任務で出会い、能力者狩りの脅威に直面。
大バズり！
韓国ドラマ『ムービング』は、Disney+独占配信の超能力アクションとして2023年にスタートした当初、派手な予告編に「またSFかよ」と期待値が低かったそうです。
Web漫画原作の設定がマニアックすぎる上、公開直後は視聴率争いの影に隠れ、話題性もイマイチでした。
ところが全20話を通じて口コミが爆発し、グローバル視聴者数でDisney+史上最高記録を更新します。
低予算感を吹き飛ばすアクションと家族ドラマの融合が、SNSで「神ドラマ」と大バズりを巻き起こしました。
なぜ大逆転？バズりの秘密兵器
- 超能力のリアリティ: 飛行や再生能力を日常に落とし込み、重りで浮遊を抑える高校生の苦悩が共感を呼びます。親子世代の過去編が絡み、単なるバトルを超えた感動展開にハマる視聴者が続出します。
- 爽快カタルシス: 国家陰謀や連続殺人に対し、子供たちが覚醒する中盤からのバトルが圧巻です。バス暴走やフランク戦の迫力で「ストレス発散！」と口コミが殺到します。
- 隠れた伏線: 1990年代の秘密部隊設定が現代に繋がるサスペンスが秀逸です。低期待からの「予想外の深み」でリピート視聴を促進します。
俳優陣の大ブレイク
このバズりで若手俳優が一気にスターダムへ昇ります。
高校生役のイ・ミンジュンは飛行シーンの自然な演技で「次世代アクションスター」と称賛され、以降の映画オファーが殺到しました。
コ・ユンジョンの治癒能力を体現した繊細な表情演技も光り、バラエティ出演が急増します。
ベテラン勢のリュ・スンスも再評価され、親世代の過去編で渋い魅力を発揮します。
配信後1年で関連グッズやスピンオフ話まで飛び出すブレイク劇となります。
③暴君のシェフ
あらすじ
現代の天才フレンチシェフ、ヨン・ジヨンがフランスの料理大会で優勝した帰国便で皆既日食をきっかけに朝鮮王朝時代へタイムスリップ。
絶対味覚を持つ暴君イ・ホンと出会う時代劇ロマンティック・コメディです。
ジヨンは暴君イ・ホンに鬼女と疑われ処刑の危機に陥るのですが、ビビンバやステーキなどの独創料理で命を救い、王宮の水刺間（厨房）で働くことに。
王は彼女のフュージョン料理に魅了され、首席料理人「待令熟手」に任命する異例の決定を下します。
これにより宮廷は揺らぎ、中殿カン・モクジュらの嫉妬と陰謀が勃発し、料理対決が繰り広げられるのです。
『暴君のシェフ』が巻き起こした韓国ドラマ旋風
少女時代ユナとイ・チェミンのW主演という話題性はあるものの、タイムスリップ×料理×暴君という設定に「ありきたり」「コメディ過多で深みなし」との声が先行し、初回視聴率は4%台と期待値を下回る低迷スタートだったそうです。
しかし、口コミが爆発的に広がり、中盤以降視聴率は急上昇。
全12話平均17%超を記録する大ヒットに転じ、SNSでは「予想外の神ドラマ」「止まらぬ中毒性」と大バズりしました。
低期待を覆した魅力の秘密
序盤のビビンバ対決やフュージョン料理シーンが「笑えて美味しそう」とTikTok・Xで拡散され、視聴者を引き込みました。
宮廷陰謀とロマンスのバランスが絶妙で、ユナのコミカル演技とイ・チェミンのカリスマ暴君像が化学反応を起こします。
特に最終回の反乱クライマックスは「涙なしには見られない」と号泣レビューが殺到し、配信チャート1位を独走。
- 料理描写のリアリティ: 現代シェフの技が王朝を革新。視聴者参加型レシピ投稿がトレンド化。
- キャラの深み: 暴君の過去秘話や侍医の裏切りがサスペンスを加え、単なるラブコメを超える。
- BGM&ビジュアル: 豪華宮廷セットとOSTが「映画級」と絶賛。
俳優陣の大ブレイク旋風
主演ユナは「演技派アイドル」から脱皮、ジヨン役で日本ファン急増。
イ・チェミンは暴君ホンの複雑な魅力で「次回作待ち」状態に。
脇役も光り、侍医役の俳優は一気にCF契約ラッシュとなっています。
この大逆転劇は、韓国ドラマの「隠れた名作発見」の醍醐味を再確認させています。
まとめ
韓国ドラマの面白さはヒット予想を軽く超えてくるところですね。
口コミやSNSで火がついて、あっという間に話題作に成長した予想外の大バズり。
次のブレイク俳優も、もしかしたら今見ている地味だけど光るドラマの中にいるかもしれません！
そんな中毒性こそが、韓国ドラマの真の魅力なのでしょう。
