このページでは韓国ドラマの時代劇ジャンルでスカッとする作品TOP10の第10位太王四神記についてご紹介します。

スカッとする韓国ドラマBEST10!

スカッとする韓国ドラマTOP10はこちらです。

第1位:朱蒙
第2位:トンイ
第3位:オク氏夫人伝
第4位:宮廷女官チャングム
第5位:イ・サン
第6位:オクニョ
第7位:赤い袖先
第8位:恋人
第9位:大祚榮(テジョヨン)
第10位:太王四神記

それでは見て行きましょう。

第10位:太王四神記

太王四神記はラストがどうしてもモヤモヤしやすい構成なので、あえて「スカッとするシーン」を意識して振り返ると、22話・ホゲとの対決前後あたりまでにピークが集中している、という受け取り方がとても筋の通った見方だと思います。

「最終話はホゲの死で終了、クライマックスは22話のふたりの対決だった」という位置づけに落ち着いているのが象徴的です。

ホゲとの一騎打ち(22話)

  • タムドクとホゲが、政治や陰謀を抜きに「男同士」として剣を交える場面は、ここまで積み上げてきた因縁が一気に爆発する、物語上最大級のスカッとポイント。タムドクが王としても戦士としてもホゲを上回ったシーンとして描かれ、視聴者の感情も一度ここで解放される。
  • その一方で、ホゲに感情移入して見ていた視聴者には、彼の最期がタムドクの物語を際立たせる「悲劇的クライマックス」にもなっていて、「ここで終わっていれば完璧だった」と感じさせるくらいの完成度になっている。

「タムドクという王」が立ち切る瞬間

  • 最終回は、「タムドクが自分の息子の存在を知ってから、最後の決心に至るまでの時間や苦悩が描かれていない」と不満を挙げている視聴者が多い。逆に言えば、22話まででタムドクが王としての覚悟を固め、人としての情より国と世界を優先する器になった過程はかなり丁寧に積み上げられている。
  • コ将軍やフッケといった「大事な人間たち」が都合よく殺されていくように見える一方で、その死を背負って前へ進むタムドクの姿にカタルシスを感じていた視聴者も多く、「仲間を失いながらも進む王」の姿がスカッとよりもじわじわ効く感動として機能している。

ホゲ・キハ視点で見たときの爽快さ

  • 感想では、「最後までホゲ目線、その次にキハ目線」で見ていたと書かれているように、ホゲやキハに感情移入して見ると、タムドクに勝ってほしいという意味での爽快感より、「ここまで不器用に生きた彼らが、やっと自分の感情に正直になれる瞬間」にスカッと感が生まれている。
  • 特にキハは、大長老から「子どもが生きている」と聞いてもタムドクには頼らないという選択をし、「普通の女性」ではなく、最後まで自分の背負ったものを一人で抱え込む人物として描かれるため、彼女が大長老に抗って葛藤する場面を「キハらしい強さ」として気持ちよく感じる視聴者もいる。

黒朱雀を「撃てない」タムドク

  • 「チュシン王だから撃てない」のではなく、「人としてキハが可哀想で、タムドクにはとても殺せなかったのだ」という解釈に立つと、この撃てないという選択自体が一種のスカッとポイントになる。
  • それまで王として冷酷な決断もしてきたタムドクが、最後の最後で「理屈ではなく情」を選んだ姿として見ると、「ああ、やっぱりこの人は人間なんだ」と胸が温かくなるタイプの爽快感があるが、作中での説明が弱いため、そこを“想像で補えるかどうか”がモヤモヤとスカッとの分かれ目になっている。

まとめ

このページでは韓国時代劇スカッとするTOP10の第10位太王四神記について紹介しました。

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