韓国ドラマといえば甘いロマンスが魅力ですが、中には「胸キュンどころか、展開が過酷すぎて胃が痛い……!」という作品がありますよね。

次々に襲いかかるトラブルや、ままならない現実に、視聴者も思わず肩に力が入ってしまいます。

そこで今回は、波乱万丈で「胃が痛くなるような韓国ドラマ」を厳選してご紹介します。

【胸キュンより胃が痛い】波乱が多すぎる韓国ドラマBEST3!

第3位 『赤い袖先』

王宮を舞台にしたロマンスと聞けば、きらびやかな胸キュン展開を想像します。

ところが、『赤い袖先』の若き王・サン(ジュノ)はドギム(イ・セヨン)を深く愛していますが、彼は何よりも「国」を背負う王です。

ドギムは王の側室になれば「自分」という人生を失うことを誰より理解していました。

  • 近づけば遠のく二人の距離 想いが通じそうになるたび、ドギムの心の壁が立ちはだかります。幸せな場面でも常に「別れ」や「喪失」の予感が漂い、一瞬たりとも気が抜けません。
  • 王の愛という名の「縛り」 サンの愛が深まるほど、ドギムの立場は危うくなり、自由は奪われていく。そのジレンマが非常にリアルで、後半は涙なしでは見られません。

「好きだから一緒にいたい」という単純な願いが、これほどまでに困難で苦しいものなのか。

究極の選択を迫られ続ける二人の波乱に満ちた愛に、胃のあたりをギュッと掴まれる一作です。

第2位 『セイレーンのキス』

第2位は、日本の名作『氷の世界』をリメイクした『セイレーンのキス』。

パク・ミニョンとウィ・ハジュンという豪華共演ですが、中身はハードなサスペンスです。

保険調査官のウソクは、元恋人たちが次々と不審死を遂げているソラを調査します。

しかし、疑いながらも彼女の魔力のような魅力にのめり込んでいく……という、ロマンスよりもサスペンスストーリーです。

  • 「愛」よりも「疑い」が勝る緊張感 ソラは常に無表情で、何を考えているか分かりません。ウソクとの距離が縮まるシーンでも、「これは誘惑?それとも罠?」という不安が常に付きまとい、純粋に胸キュンさせてくれないのが本作のニクイところ。
  • 逃げ場のない執着と泥沼展開 さらに、ソラに執着する男・ジュンボム(キム・ジョンヒョン)の存在が、胃の痛みを加速させます。過去の事件、嘘、歪んだ感情が絡み合います。

真相が見えないまま進む危うい関係に、最後まで翻弄され続ける一作です。

第1位 『テプン商事』

堂々の第1位は、ジュノとキム・ミンハ主演の『テプン商事』

1997年の通貨危機(IMF危機)を舞台に、放蕩息子だったテプンが急死した父の会社を継ぎ、倒産寸前の貿易会社を立て直す物語です。

本作が1位の理由は、何と言ってもその「圧倒的なリアリティと絶望感」にあります。

  • 一難去ってまた一難。休まる暇のない展開 ようやく資金を工面したと思えば、新たな裏切りやトラブルが。取引先に頭を下げ、社員の生活を背負って奔走するテプンの姿は、もはや「応援」を通り越して見ていて胃が痛くなります。
  • 「今、ロマンスどころじゃないよね?」という焦燥感 経理担当のミソンとの信頼関係は美しいのですが、甘いシーンの裏でも常に「来月の給料は払えるの?」という不安がチラつきます。これほどまでに帳簿や領収書が気になる恋愛ドラマは他にありません。

サクセスストーリーの快感よりも、「守るべきものがある責任」の重みがズシリと響く一作

胸キュンを求めて観たはずの視聴者を、気づけば経営難の心配に追い込んでしまう、文句なしの第1位です。

まとめ

胸キュンよりも胃の痛みが勝る、波乱すぎる韓国ドラマBEST3をご紹介しました。

どの作品も単なるハッピーエンドでは片付けられない、深い葛藤や時代の重みが描かれています。

見終わった後は、心地よい疲労感と深い余韻に包まれること間違いなしです。

キラキラした恋愛だけでは物足りない、ヒリヒリするような人間ドラマを味わいたい夜にぜひチェックしてみてください。