Amazonプライムビデオで配信中の韓国ドラマ「私の夫と結婚して」が世界中で大ヒットを遂げています。
そんな「私の夫と結婚して」でイ室長を演じた韓国の名バイプレーヤー、ハ・ドグォンさん。
イ室長は主人公と同じく女性を陰で支える王子様(というかいつもそばにいてくれて頼りになる大人の男性)のような存在として大人気になっています。
今回は、そんなイ室長をみごとに演じたハドグォンさんについてご紹介します。
それでは早速見ていきましょう。
ハドグォン「私の夫と結婚して」でどんな役だった?
ハドグォンさんがドラマ「私の夫と結婚して」で演じたのは、「イ室長」ことイソクジュンです。
イソクジュンはU&Kグループの会長ユハンイル(ムンソングン)の右腕。
秘書のようにハンイル会長の側にいる優秀な人物です。
ただ無表情で無口のため本心がよくわかりません。
フードマーケット部で不祥事が発覚し、戦略企画室長としてユジヒョク(ナイヌ)やカンジウォン(パクミニョン)と関わりをもつようになります。
ヤンジュラン(コンミンジョン)とはヤンジュランの結婚前からの知り合いのようでなにかと気にかけている様子ですが・・・。
ハドグォンのwikiプロフィール経歴を紹介
- 名前: ハ・ドグォン
(Ha Do Kwon) - ハングル表記: 하도권
- デビュー作:
2004年ミュージカル
「美女と野獣」 - カテゴリ: 俳優
- 生年月日: 1977年3月3日
- 干支(えと): 巳年
- 星座: うお座
- 身長・体重: 183cm・83kg
- 血液型: B型
- 学歴: ソウル大学音楽大学声楽科
- 軍隊: 海軍国楽隊
- 家族: 妻ヨ・ミンジョン
(声優)
娘、息子 - 韓国の事務所:
935エンターテインメント
2004年 | 声優で2つ年下 ヨ・ミンジョンと結婚 |
2006年 | 第1子女児(ガヨン)誕生 |
2009年 | 第2子男児(グォン)誕生 |
ハドグォンさんはソウル大学の声楽科出身の超エリートです。
ハドグォンのこれまでの主な作品を紹介
【ドラマ】
【2016年】
『コ・ホの星が輝く夜に』
【2017年】
『師任堂色の日記』
【2018年】
『30だけど17です』
『皇后の品格』
【2019年】
『パフューム』
『医師ヨハン』
『ストーブリーグ』
【2020年】
『メモリスト』
『ゾンビ探偵』
『ペントハウス』
【2021年】
『ペントハウス2』
『ペントハウス3』
『魔女食堂にいらっしゃい』
『わかっていても』
『酒飲み都会の女たち』
【2022年】
『悪の心を読む者たち』
『優越な一日』
『流れ星』
『最愛の敵~王たる宿命~』
『今日のウェブ漫画』
【2023年】
『九尾狐伝1938』
『私の夫と結婚して』
【映画】
【2016年】
『古山子王朝に背いた男』
【2017年】
『ローマの休日』
【2019年】
『めまい 窓越しの想い』
ハドグォン2019年「ストーブリーグ」ではどんな役?
↑こちらは韓国の人気トークショー「ハッピートゥゲザー」に「ストーブリーグ」カンドゥギのコスチュームで出演したハドグォンさんです。
ハドグォンさんは「ストーブリーグ」ではプロ野球選手カン・ドゥギを演じました。
カントゥギはドリームズの大エース。
モデルはチェドンウォンさんだと公表されています。
カントゥギのモデルチェ・ドンウォンとは?
チェ・ドンウォンさんは1958年5月24日に誕生し – 2011年9月14日に他界されました。
チェドンウォンさんは、大韓民国釜山広域市出身の元プロ野球選手(投手)
ロッテ・ジャイアンツとサムスン・ライオンズでプレーし、ロッテで背負った背番号11は永久欠番となっています。
韓国野球のレジェンドとされ、「鉄腕」のニックネームで150km/h台を超える速球と優れた球のコントロールで有名でした。
「ストーブリーグ」のカントゥギも剛球右腕。
チームへの忠誠心や仲間や後輩からの信頼が厚い等多くの共通点が見られます。
チェ・ドンウォンさんもフロントとのいざこざでトレードを経験していました。
カントゥギ役で大ブレイク
さて、ハドグォンさんは「ストーブリーグ」カントゥギ役で大ブレイク。
KBOリーグの始球式にカントゥギとして始球式に登場したこともありました。
脚本家は現役投手のヤン・ヒョンジョンや黒田博樹投手もイメージしながらカン・トゥギを作ったと明かしています。
カントゥギの成績は20勝3敗 201奪三振 防御率2.21というとてつもない数字をたたき出しています。
この成績はジョシュ・リンドブロム選手が2019年に(20勝3敗 189奪三振 2.50)を達成しています。
一方ハ・ドグォンさんはヤン・ヒョンジョンさんをモデルに投球フォームの練習を積んだと明かしています。
あの投球フォームはかっこよかったですよね?
しかし、ハドグォンさんは野球経験者ではありません。
「ストーブリーグ」の仕事が決まってから役作りとして野球の練習をしたと言います。
ストーブリーグに出演した元プロ野球選手のキム・ギムさんから助言をもらったそうです。
がんばりすぎてひじを痛めたとトークショーで明かしていました。
ハドグォン2020年「ペントハウス」ではどんな役?
韓国俳優ハ・ドグォンさんは、超ありえないことが次から次に起こるドラマ「ペントハウス」で悪役を演じました。
「ペントハウス」は2020年にシーズン1、2021年にシーズン2と3が放送されています。
日本では1と2がNetflixで視聴可能です。(2024年2月現在)
ハドグォンさんが演じたのは金の為ならどんなことでもやる声楽教師マ・ドゥギです。
ハドグォンはミュージカル俳優!
ハドグォンさんはミュージカル俳優なので他の俳優と違って代役を使わずに見事な歌唱力を披露して話題になりました。
若手俳優などが舞台で歌うときは明らかに口パクだとわかり違和感があったことは否めません。
ところがマドゥギはその違和感が全くなく自然だったことから視聴者から驚きの声が挙がりました。
ミュージカル俳優でソウル大学声楽科を卒業されているハドグォンさんにとってはあのくらいカンタンなことだったのでしょう。
ストーブリーグに出演後「覆面歌王」にも出演しています。
「カントゥギ」から「マトゥギ」へ
「ペントハウス」の放送局は「ストーブリーグ」と同じSBSです。
ハドグォンさんの「ペントハウス」での役名は「マ・トゥギ」となっています。
よく似ていますよね?
これはカントゥギと全く違ったビジュアルだけど同じ俳優ですよーという匂わせなのかな?とも考えられます。
マトゥギは性格がとても悪いのですが、ソウル大学音楽大学出身でペ・ロナの才能を見抜くちからをもっています。
ドゥギつながりで言うと「ペントハウス」の次に出演した「魔女食堂にいらっしゃい」でもオ・ドゥギ役で出演しています。
「魔女食堂にいらっしゃい」では魔女に使える有能な秘書(魔法使い)の役でした。
3人並べて見ましょう!
時系列で並べるとこのようになります。
「ストーブリーグ」のカンドゥギ
「ペントハウス」マ・トゥギ
「私の夫と結婚して」イ室長イソクジュン
イ室長が素に近いと考えられますが、ハドグォンさんのふり幅の広さにはびっくりですね。
大ヒットドラマ『ペントハウス』では、声楽教師、マ先生をエキセントリックに演じ、インパクトを残しています。
『ストーブリーグ』ではドリームズの大エース、カリスマ投手役!
ドラマ『流れ星』ではキム・ヨンデさんが演じる主人公が所属する芸能事務所の理事を演じました。
そして『最愛の敵~王たる宿命~』では王を支えた内官役など。
「名バイプレーヤー」「カメレオン俳優」と言えますね。
次はどのような役で楽しませてくださるのか楽しみです。
それでは最後までお読みいただきありがとうございました。