韓国ドラマは毎回の展開にドキドキハラハラしますよね。
でも、どんなに役者さんの演技が神がかっていても、「またこれ?」って展開があると一気に現実に戻っちゃいます。
今回は、視聴者の心の声を代弁して、脚本家さんに全力でお願いしたいやめてほしいことを愛をこめて笑顔でお届けします。
韓国ドラマの脚本家にお願い!
もう見飽きたので別のやり方で楽しませてほしいことはこちらです。
- 自分で点滴をはずす
- 悪人が後半シレッといい人に
- 悪い人なのにヒロインの実の母だった
- 後半の、ぐだぐだ
- シーズン2を匂わすエンディング
- キスしそうな終わり方
- ついに悪事がバレちゃいそうな終わり方
- 実は夢だった
ひとつずつ見て行きましょう。
①自分で点滴をはずす
ベッドで点滴中の主人公が、突然ムクッと起きて、迷いなく点滴をぶち抜くシーン。
血がドバーっとでちゃうよ!
それに痛いだろうな。
そろそろ看護師さんを呼んで普通にお礼を言って退院するパターンに変えてもいいと思います。
急に飛び出しているので医療費の清算もしていませんよね?
支払いの順番を待つのが長いのよ、これが。
さらに、財布を持ってなさそうなのにタクシーに乗ってどこかに行っちゃいます。
②悪人が後半シレッといい人になる展開
前半でどれだけ不幸をまき散らしたんだってくらいの悪人が、突然いい人になることありますよね。
視聴者の怒りが爆発する瞬間です。
もちろん、キャラクターの成長や改心は魅力的ですが、できればそれ相応の罰を受けてほしい。
最近の作品では、視聴者の反応を意識して安易な改心を避ける傾向も出ているようです。
③悪い人なのにヒロインの実の母だった!
出生の秘密パターン。
韓ドラ界隈ではほぼ伝統芸能のようになっています。
それまで悪事を重ねてきた人物がなんと実の母だった。
なんだったら、思い病気を患っているなんてことになってたりします。
これまでの悪事が全部リセットされるかのような展開に視聴者がっかり。
これまでの罰を受けてほしいのに実の母だったなんて言われたらどうしようもなくなりますよね。
④後半のぐだぐだ展開!
前半めちゃくちゃ面白かったのに、後半で「あれ?デジャビュ?」みたいな状態。
何エピソード分も復讐がうまくいきそう→裏切り→記憶喪失→思い出す→復讐がうまくいきそう→裏切り。
いったいいつになったら悪事がバレて悪人が裁きを受けるのか?
財閥は逮捕されてもすぐに釈放されて、また一からやり直しなんてこともざらにあります。
100話などの長編ドラマでは、「これってもしかして16話くらいにまとめられたのでは?」なんて完走後に思うことも。
ただ、長編ドラマはイルイルドラマと呼ばれており、毎日30分ほど放送されるためリアルタイムで視聴されている方はグダグダ展開と感じてないかもしれませんね。
⑤シーズン2を匂わすエンディング!
人気作品なら続編の期待を持たせたいのも当然でしょう。
でも、明らかに「終わったと思う?でもまだこんなのもあるよ。気になるでしょ?」という思わせぶりなエンディング。
視聴者は「ちゃんとすっきり終わらせて!」と画面に叫びたくなります。
ただ、最近ではNetflixオリジナル『D.P. -脱走兵追跡官-』や『賢い医師生活』のように最初からシーズン制であることを公表している場合もあります。
⑥キスしそうな終わり方…でつづく
「まじで?キスするの?」ってタイミングで「つづく」。
観る側の心はもやもや、ソワソワ。
いそいで次のエピソードを再生します。
すると、キスしないのです。
思わせぶりなことをしておきながら、何事もなかったかのようにお話は進む。
「なんでやねーん」(笑)
⑦ついに悪事がバレちゃいそうな終わり方
決定的な証拠が出たのに、なぜかエンディングテーマが流れ始める。
「え、続きは?」ってリモコン連打したくなりますよね。
なんと!ギリギリのところで悪事がバレない。
「だったら、前回の終わりであんな思わせぶりなことするなよー」と叫びたくなります。
⑧実は夢だった…のオチ
これはもう、やってはいけない裏技です。
視聴者をここまで引き込んでおいて「夢でした」はNG。
その瞬間、全国のリビングから「ふざけんなー!」の大合唱が聞こえてきますよね(笑)。
そのため、韓国ドラマで「夢オチ」を使う場合はエピソードの序盤に夢の描写が始まり、すぐに目が覚めて夢だったで終わります。
通常は、夢を見た人の親族が妊娠するなど。
他にも双子の場合は早めに「この人は双子だと明かす」という暗黙のルールがあります。
ドラマの後半で実は双子だったなんて言われたらそれこそブーイングの嵐ですよね。
よくある質問
Q1:韓国ドラマで「点滴を外すシーン」が多いのはなぜ?
A:撮影スケジュールの都合で入院シーン=緊急脱出という定番演出がしやすく、テンポを出すためです。現実的には絶対やめたほうがいいですけどね。
Q2:シーズン2が増えている理由は?
A:最近はNetflixやDisney+など、ストリーミング向けに物語を分割して展開する手法が多く採用されています。制作費が高くても長期的に再生数を狙えるとのことです。
まとめ
韓国ドラマはやっぱり中毒性がありますね。
ちょっと「またこの展開〜」と文句を言いながらも、気づけば次の話を再生してる自分がいる。
それだけ脚本家さんたちの手腕がすごいということです。
だけど、そろそろ視聴者の「もうそれ見飽きた」を超える新しいストーリーテリングで、次の韓ドラブームを作ってほしいです。
あ、でも王道の点滴シーンが消えたら、ちょっと寂しいかも(笑)。



