俳優の無駄使いと言われている韓国ドラマランキングTOP10!
俳優陣が豪華なのにストーリーや演出が追いつかず、「俳優の無駄使い!」と視聴者からツッコまれた韓国ドラマは意外と多いです。
本記事では、そんなもったいなさも含めて楽しめてしまう作品を、独自目線でランキングTOP10にまとめました。
豪華俳優陣の使い方にモヤモヤしつつも、「逆に気になって観たくなる」ドラマとの出会いをお届けします。
※このページのランキングはあくまでも個人の感想です。
「そんな風に思う人もいるんだね」と温かい気持ちでお読みいただけると幸いです。
俳優の無駄使いと言われている韓国ドラマランキングTOP10!
第10位 『ウォッチャー』

『ウォッチャー』(2019)は、キャストの豪華さに対して「俳優の無駄使い」と言われてしまった代表作かもしれません。
主演のキム・ヨングン(ソ・ガンジュン)、ト・チグァン(ハン・ソッキュ)、ハン・テジュ(キム・ヒョンジュ)という名優トリオが集結。
ところが、肝心の脚本と演出がその魅力を生かしきれなかったと言われています。
特にソ・ガンジュン演じるヨングンは、トラウマを抱えた繊細な刑事という設定なのに、ストーリーが散漫で、感情の深掘りがほとんどされません。
せっかくの彼のすてきな瞳の演技が、意味不明な行動ばかりでもったいなかったです。
捜査中にあり得ないミスを連発し、「このキャラ本当に優秀なの?」と思ってしまう場面も。
ハン・ソッキュも相変わらず重厚な存在感を見せているのに、ト・チグァンのキャラ設計が中途半端で、彼の演技力の温存状態。
キム・ヒョンジュ演じるハン・テジュも、元検事から弁護士というドラマチックな設定があるのに、行動原理があいまいすぎて、感情移入できませんでした。
三人の再会シーンではもっと緊張感やケミストリーが欲しかったところです。
「秘密の森」の制作陣ということで期待が高まっていただけに、その落差が余計に際立ってしまいました。
雰囲気だけはシリアスなのに、物語が動かず、キャラクター同士の信頼関係も築かれないまま終盤へ。
まさに俳優の輝きを無駄にしてしまった残念な一作です。
第9位 『ブラック~恋する死神~』

第9位は、ソン・スンホン主演のドラマ『ブラック』。
死神と人間の愛、そしてミステリー要素を掛け合わせた壮大なテーマだった本作。
「俳優の無駄遣い」と言われても仕方がないほど脚本が残念でした。
刑事ハン・ムガン/死神ブラック(ソン・スンホン)の二役という重厚な設定にもかかわらず、物語が次第に迷走。
序盤の裸にコートを羽織っただけで、マンホールを除くシーンには仰天しました。
また、死神になった時のソンスンホンが超俺様でかっこいい!
そんな風に初期はサスペンスとして引き込まれて楽しかったです。
しかし、途中から伏線ばかりが増え、肝心の人間ドラマが薄まっていきます。
せっかくのソン・スンホンのカリスマ性も、複雑すぎる展開と説明口調のセリフに埋もれてしまいました。
ヒロインのカン・ハラム(Ara)は「死を予知する力を持つ女性」という興味深いキャラクター。
ところが感情表現が大げさでわざとらしく感じてしまいました。
ユン・スワン(イエル)やオ・マンス(キム・ドンジュン)といった脇役陣も実力派揃いなのに、ドラマ後半では人物描写が雑で、どんどん存在感が薄れていくのがもったいなかったです。
第8位 『ゴースト・ドクター』

(RAIN/ピ)とコ・スンタク(キム・ボム)という、演技もビジュアルも完璧な二人なのに、その実力が十分に発揮されず残念でした。
設定は、天才外科医の魂がドジな研修医に憑依するというファンタジー医療ドラマ。
最初はテンポもよく、2人の掛け合いにワクワクしました。
ところが、中盤以降はまるで同じループを何度も見せられているようで、物語が一向に深まりません。
特に残念だったのはRAINのシーン。
魂として存在する時間が長く、彼特有のカリスマ性や存在感を見せる機会が少なかったこと。
せっかくの外科医としての緊迫感ある手術場面も少なく、代わりに宙に浮いたりぼやいたりするシーンが多くて、RAINの迫力ある演技が活かされていません。
キム・ボムもまた、憑依された研修医という面白い役どころなのに、ストーリーの冗長さでキャラクターが浅い印象に。
もっと彼の繊細な表情やテンポの良い演技を生かせたはずなのに、と惜しさが残ります。
結局、豪華キャストにもかかわらずドラマとしての緊張感や展開の深みが足りず、RAINとキム・ボムを置いてきぼりにしたドラマという印象でした。
もう少し脚本にメリハリがあれば、この二人のケミが輝いていたはずです。
第7位 『ジンクスの恋人』

『ジンクスの恋人』は、「俳優の無駄遣い」と言われても仕方がない作品でした。
主演のコン・スグァン役ナ・イヌと、巫女スルビを演じたイ・スルビ役ソヒョン(少女時代)。
どちらも実力もビジュアルも揃った豪華キャストです。
しかし、その魅力が十分に発揮されていないように感じました。
ナ・イヌさんといえば『王女ピョンガン』や『私の夫と結婚して』で見せた繊細な感情演技が持ち味です。
ただ、本作では「不運な男」という設定が薄っぺらく描かれ、感情の深みが伝わりにくい。
感情の起伏が少なく、ただ苦しんでいるだけのシーンが多いのも残念でした。
一方のソヒョンさんは、世間知らずの巫女・スルビとして天真爛漫で可愛いキャラクターを演じていましたが、
どうしても少女時代のソヒョンの印象が抜けず、純粋無垢さがやや不自然に感じられる場面も。
特に、初めて外の世界に出てスグァンと触れ合うはずのときめきのシーンは、彼女の魅力が発揮されるチャンスだったのに、脚本が淡白すぎて心が動かないまま終わってしまいました。
加えて、ファンタジーとラブコメ、家族の呪いという複数の要素を詰め込みすぎて、主演2人の関係性に集中できなかったのも痛いところ。
せっかくの化学反応が薄まってしまい、「ナ・イヌとソヒョンをなぜこの設定で使ったの?」と思ってしまいます。
第6位 『花より男子~Boys Over Flowers(韓国版)』

第6位は『花より男子(韓国版)』。
これは間違いなく「イ・ミンホ(ク・ジュンピョ役)」の無駄使いドラマだったと思います。
確かに彼の俺様キャラ全開の演技は印象的でしたが、惜しいのはそのビジュアル演出。
天然パーマのヘアスタイルや少し野暮ったいファッションのせいで、本来の洗練された魅力が半減してしまっていました。
もう少しナチュラルで大人っぽく見せれば、カリスマ的リーダー像がさらに映えたはずです。
物語も全体的にテンポが悪く、やたら長い展開に視聴者の集中力が薄れがち。
F4(イ・ミンホ、キム・ヒョンジュン〔ユン・ジフ役〕、キム・ボム〔ソ・イジョン役〕、キム・ジュン〔ソン・ウビン役〕)の豪華キャスティング。
なのに、設定やセリフが少し古臭く感じられ、せっかくのイケメンたちの存在感が埋もれてしまいました。
特にイ・ミンホの感情表現は繊細で、もっと脚本が彼の内面を掘り下げていれば、道明寺司のような複雑な魅力を見せられたはず。
ク・ヘソン(クム・ジャンディ役)の厚化粧にも賛否が分かれましたし、日本版と比べるとキャラクターの描き方に深みが足りなかった印象。
豪華な俳優陣を揃えたのに、肝心なキャラの魅せ方で失敗してしまった、まさに俳優の無駄遣いドラマの典型だったと考えられます。
第5位 『恋するアプリ Love Alarm』

第5位は、Netflixで話題になった『恋するアプリ Love Alarm』。
正直、このドラマは俳優の無駄使いという言葉がぴったりだと思います。
主演のファン・ソノ(ソン・ガン)とジョジョ(キム・ソヒョン)、そしてイ・ヘヨン(チョン・ガラム)と、顔ぶれだけ見れば完璧です。
しかし、物語がその魅力を引き出せていませんでした。
完璧なビジュアルに繊細な表情演技までできる俳優ソン・ガン。
このドラマではそんな、彼の感情がずっと「報われない恋」一点に留まりすぎていて、深みを感じにくかったのが残念でした。
特に、ジョジョに何度も拒絶された後でもただ追いかけ続ける姿には、「このビジュアルの人がそんな扱われ方する?」と思わずツッコミたくなるほど。
かわいそうというより、もったいないの一言です。
ジョジョ(キム・ソヒョン)もまた、明るく魅力的なキャラクターに仕上げれば視聴者も共感できたと思います。
ところが、全体を通して重くて暗い雰囲気のせいで、ヒロインとしての輝きが薄れていました。
恋を知らせるアプリという斬新な設定なのに、肝心の恋愛模様が終始モヤモヤしていて、観終わったあとも心が晴れない。
ソン・ガンがあのルックスでただ苦しむだけの役なんて、視聴者としては納得できませんよね。
第4位 『イカゲーム3』

『イカゲーム3』は、まさに豪華すぎるキャストの無駄遣いと感じてしまった作品でした。
主演のソン・ギフン(イ・ジョンジェ)はシーズン1で社会の底辺から這い上がる人間味あふれる姿が魅力でしたが、今作では完全に壊れた人間として描かれます。
無気力で自暴自棄、何度も焦点の合わない目で虚空を見つめるギフンの姿は痛々しく、イ・ジョンジェの深みある演技力が生かされずに空回りしていた印象です。
せっかくの演技派なのに、動きも少なく感情の振れ幅も狭いため、主演なのに主役としての存在感が薄れてしまいました。
また、フロントマン=イノ役のイ・ビョンホンも残念でした。
彼の冷徹さと狂気が交錯する複雑な人間性こそ見たかったのに、セリフは極端に少なく、弟ジュノ(ウィ・ハジュン)との再会シーンも無言で去るだけ。
これでは、彼の圧倒的な演技の熱量が感じられません。
さらに、デホ(カン・ハヌル)やヒョンジュ(パク・ソンフン)のような、存在だけでも輝く俳優たちが、わずか数話で退場してしまうのも大きなマイナスでした。
イム・シワン演じるミョンギの狂気や、パク・ギュヨン扮するノウルの哀しみなど、光る部分はありますが、群像の中に埋もれてしまい、誰の物語なのか分からなくなってしまう構成。
これほどの俳優陣をそろえながら、キャラクターの掘り下げが薄く、心を動かす名場面が少なかったのが「俳優の無駄遣い」と言われる最大の理由だと思います。
第3位 『マイ・ユース』

第3位に選んだのは、ソン・ジュンギ主演の『マイ・ユース』。
正直、この作品も「俳優の無駄使い」と言われているようです。
主人公ソンウ・ヘ(ソン・ジュンギ)は、かつての人気子役という複雑な過去を背負う男。
再会した初恋の人ソン・ジェヨン(チョン・ウヒ)との切ない関係性も描かれました。
とても人気のドラマですが、一部の視聴者の間では物語全体が淡々としすぎて、せっかくのソン・ジュンギの深みある演技が生かしきれていないのが残念との声が上がっています。
彼の感情の爆発が必要な場面でも演出がすべて静かに流れているからでしょうね。
せっかくの眼差しや間の演技が背景の自然美に埋もれてしまい、「ヴィンチェンツォ」や「財閥家の末息子」で見せた存在感が薄れていたのは確かです。
ジェヨンへの複雑な想いを抱えるシーンも、脚本の浅さゆえに心の奥が伝わりづらく、ただいい人で終わってしまった印象。
大人の恋愛としての上品さはあるものの、ソン・ジュンギという俳優のポテンシャルを考えると、もっと波のある脚本で彼本来のカリスマを見たかった。
そんな惜しさが残るドラマだったのでしょう。
しかし、裏を返せば上品で静かに淡々と物語を視聴者に伝える作品だとも言えます。
こればかりは、好みでしょうね。
第2位 『コンフィデンスマンKR』

オリジナルの日本版『コンフィデンスマンJP』があまりにも完成度の高い作品だっただけに、韓国版『コンフィデンスマンKR』にはかなりの期待が寄せられていました。
しかし、蓋を開けてみると、一部の視聴者から「俳優の無駄使い」と言われてしまう結果に。
主演のイラン役・パク・ミニョンさんは、本来なら華やかさとキュートさを自在に操る演技派。
にもかかわらず、本作では不自然に浮わついた口調や誇張された仕草が多く、持ち前の上品なコメディセンスがまったく活きていませんでした。
ダー子の奔放さを真似たような演技が空回りしてしまい、「何を伝えたいのか分からない」と感じた視聴者も多かったようです。
さらに、経験豊富で渋みあるジェームズ役のパク・ヒスンさんまで、キャラの深みが描き切れていないのが残念なところ。
頼れる詐欺師というより、中途半端な脇役のように扱われ、重厚な演技がかえって浮いてしまっていました。
そして、チームの三人目・グホ役のチュ・ジョンヒョクさんも、コミカルな存在として登場する割に、脚本のテンポの悪さで笑いどころがぼやけてしまっています。
せっかくの若手演技派の魅力が発揮されないまま終わった印象。
演出もテンポも、緻密なトリックと軽妙さで魅せた日本版とはまるで別物。
美しい俳優陣を揃えたのに、その詐欺師の華が感じられなかったのは残念でしたね。
第1位 『トゥエルブ』

第1位に選ばれてしまった『トゥエルブ』
俳優の無駄遣いと一部の視聴者から声があがっています。
主演のテサン(マ・ドンソク)を筆頭に、オグウィ(パク・ヒョンシク)、ウォンスン(ソ・イングク)と豪華俳優が勢ぞろいしているのに、その魅力がまったく生かされていなかったとのこと。
マ・ドンソクといえば、拳一つで悪をねじ伏せる圧倒的な存在感が持ち味なのに、『トゥエルブ』のテサンは設定のわりに戦闘シーンが薄味で、力を封印されている姿も迫力不足。
彼のマブリーらしい温かみや重厚さがほとんど感じられませんでした。
さらに、パク・ヒョンシク演じるオグウィは、悪魔的ビジュアルで登場したものの、終始微笑んでいるだけで感情の起伏も少なく、キャラの掘り下げが薄かったようです。
せっかくのミステリアスな魅力が中途半端になってしまいました。
ソ・イングクのウォンスンも同様で、感情が爆発するようなシーンがなかったとのこと。
全体的に「十二支」という設定自体がストーリーと噛み合っておらず、誰が何を守っているのかも分からないまま展開だけが進んでいく印象。
日曜朝の戦隊モノのようなビジュアルと安っぽい演出に、大好きな俳優たちの表情がどんどん曇っていくのが悲しかったです。
キャストだけ見れば神作の予感だったのに、内容はまさかの迷作。
まさに豪華俳優陣の才能の迷子状態でした。
まとめ
俳優の無駄使いと言われるドラマは、粗探しをするためのものではなく、「この俳優ならもっと輝けるはず」という期待の裏返しでもあるとされます。
作品としては賛否両論でも、「推しの新たな一面が見られる」「ツッコミどころ込みで楽しい」と語られるのが、こうしたドラマの大きな魅力です。
今回のランキングをきっかけに、自分だけの惜しい名作や推しの再発見につなげてもらえたらうれしいです。
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