世間の評価は最高なのに、自分だけはどうしてもハマれなかった。

……そんな経験はありませんか?

韓国での最高視聴率が軽く30%を超え、SNSでも「名作ドラマ」と絶賛されているラブコメ作品でも、観てみると「あれ、期待しすぎたかな?」と戸惑ってしまうことがあります。

実は、人気作だからこそ陥りやすい「観たことあるようなストーリー」や「キャラに共感できない」など、ハマれないのには明確な理由が存在。

今回は、韓ドラ中毒の筆者が、あえて世間の高評価ドラマなのに「私には刺さらなかった」ラブコメ5選を辛口レビューします。

※こちらのランキングはあくまでも個人の感想によるものです。

「こんな人もいるんだ」と楽しくお読みいただけると幸いです。

視聴率が良くて高評価だったけどハマれなかったラブコメ韓国ドラマ5選!

視聴率が良くて高評価だったけどハマれなかったラブコメ韓国ドラマはこちらです。

①『プラハの恋人』 最高視聴率31.0%
②『いとしのソヨン』 最高視聴率47.6%
③『シークレットガーデン』 最高視聴率37.9%
④『花より男子』 最高視聴率35.5%
⑤『太陽の末裔』 最高視聴率41.6%

ひとつずつ見ていきましょう。

①『プラハの恋人』 最高視聴率31.0%

大ヒット作『パリの恋人』のスタッフが再集結した「恋人シリーズ」の第2弾で、最終回には31.0%という驚異的な数字を叩き出したモンスター級のラブコメです。

大統領の娘である外交官ユン・ジェヒ(チョン・ドヨン)と、熱血刑事チェ・サンヒョン(キム・ジュヒョク)という、身分も性格も正反対な二人の恋模様が描かれます。​

とにかく主演のチョン・ドヨンが可愛らしく、芯の強い女性を魅力的に演じています。

脇を固めるキャストも超豪華で、ジェヒの弟役には若き日のチャン・グンソク、ジェヒの元恋人チ・ヨンウ役にはキム・ミンジュン。

さらにサンヒョンの元恋人カン・ヘジュ(ユン・セア)や、サンヒョンの部下アン・ドンナム(ハ・ジョンウ)まで出演しています。

特に『SKYキャッスル』で有名なユン・セアさんの美しさや、プラハの石畳が映えるロマンチックな街並みは見応え十分。​

評価も高く、実際に見始めると展開が気になって最後まで完走してしまう中毒性はあるのですが、どうしても「しんどさ」が勝ってしまいます。

  • 登場人物に共感しづらい: メインキャラクターたちが、とにかく粘着質でウジウジした一面を見せることが多く、自分勝手な行動にイライラしてしまうことも。
  • 設定への違和感: 5年間も音信不通だったのに急に復縁を迫る展開や、留学費用のために別の男性との子供を産むといった、あまりに「こじれすぎた」設定には無理を感じてしまいます。
  • 期待とのギャップ: タイトルからプラハでのシーンを期待しますが、意外とソウルが舞台の話が多く、少し拍子抜けするかもしれません。

それでもチョン・ドヨンさんの圧倒的な可愛さと、韓国ドラマらしい「ドロドロの愛憎劇」が好きな方にはたまらない一作なのは間違いありません。

ただ、現代のスマートなラブコメに慣れていると、この「しつこさ」に疲れて一歩引いてしまいます。

②『いとしのソヨン』 最高視聴率47.6%

韓国で最高視聴率47.6%を叩き出し、「国民的ドラマ」と呼ばれた名作『いとしのソヨン』。

脚本は『華麗なる遺産』のソ・ヒョンギョン先生ということで、面白くないわけがない!と期待して見始めたのですが…。

私は序盤でかなり苦戦してしまいました。​

あらすじとしては、多額の借金を抱えたダメ父サムジェ(チョン・ホジン)のせいで苦労の絶えない娘ソヨン(イ・ボヨン)。

ある嘘をついて財閥の御曹司ウジェ(イ・サンユン)と結婚。

そこから家族の絆や秘密が絡み合っていくストーリーです。

一番の理由は、ヒロインのソヨン(イ・ボヨン)がとにかく暗い!

設定上仕方のないことなのですが、彼女が意地を張り続け、不幸を背負い込んでいる姿に最初はイライラしました。

「もう少し素直になれば楽になれるのに」と、貧乏人設定の意地っ張り具合に少し疲れちゃったんですよね。

さらに、全50話という長編の中で、22話くらいまでは展開がゆっくりに感じられました。

ところが、23話あたりから物語がぐんと面白くなってきます。

前半の「きれいごと」で進んでいた空気が一変し、登場人物たちが本音をぶつけ合い、ドロドロとした人間らしさが見え始めてからは、もう目が離せませんでした。

ソヨンの双子の弟役、サンウ(パク・ヘジン)や、後半からどんどん魅力的になるウジェ(イ・サンユン)の姿には、最終的にしっかり泣かされました。

中盤までのモヤモヤを乗り越えて完走した時の達成感は凄いです。

序盤の重さと長さに耐えられるかどうかが、ハマれるかどうかの分かれ道かもしれませんね!

③『シークレット・ガーデン』 最高視聴率37.9%

最高視聴率37.9%を記録し、韓国で社会現象を巻き起こした名作『シークレット・ガーデン』。

ヒョンビン(キム・ジュウォン役)とハ・ジウォン(キル・ライム役)の魂が入れ替わるという斬新なファンタジー設定や、切ない伏線回収は今でも高く評価されています。

しかし、現代の感覚で観ると、どうしても「ハマりきれない」ポイントがいくつか出てきました。

まず、御曹司であるジュウォンのキャラクターが、今の時代だと少し受け入れがたい「オレ様」すぎる点です。

ヒロインのライムに対して、貧しさを小馬鹿にしたり、執拗につきまとって愛人にしようとしたりと、愛情表現がストーカーのように見えてしまい、

キュンとするよりも恐怖や不快感を感じてしまう人もいるのではないでしょうか?

特に、格差を盾に高圧的な態度を取るシーンは、現代の視聴者からすると「時代錯誤で幼稚」です。

当時は最新だった設定も、今観ると極端な「金持ちと貧乏人」の構図がステレオタイプすぎて、物語に没入しづらいです。

主役二人の恋を応援したい気持ちより、「ライム、そんなに馬鹿にされてまで一緒にいなくていいよ!」と、ヒロインに幸せな別れを勧めたくなりました。

ただ、若き日のイ・ジョンソク(サン役)やユ・インナ(イム・アヨン役)など、脇を固めるキャストが豪華なのは大きな見どころです。

名作と言われる理由もわかりますが、視聴するタイミングや価値観によって、好みが真っ二つに分かれる不思議なドラマだと言えるかもしれません。

④『花より男子~Boys Over Flowers』 最高視聴率35.5%

2009年に韓国で放送され、最高視聴率35.5%を記録した大ヒットドラマ『花より男子~Boys Over Flowers』。

主演のクム・ジャンディ(ク・ヘソン)は庶民出身の奨学生として、財閥の御曹司集団「F4」が支配する神話学園に編入します。

F4のリーダー、ク・ジュンピョ(イ・ミンホ)への宣戦布告から恋へと展開するストーリーは、多くの視聴者を夢中にしました。

ユン・ジフ(キム・ヒョンジュン)が見せる静かな優しさも印象的で、ビジュアル的には完璧な青春ラブストーリーでしたね。

それでもハマれなかった筆者。

理由のひとつは、ストーリー構成の粗さです。

原作や日本版を知っていると、展開が急ぎすぎて感情の流れが浅く感じるシーンが気になりました。

さらに、ヒロインのキャラクターが意地っ張りすぎて共感しにくく、ラブコメの胸キュンよりイライラ。

イジメ描写も重くひどすぎました。

役者は豪華でしたが「やっぱりつくしと道明寺と花沢類の方がいいな」と思ってしまったドラマです。

⑤『太陽の末裔 Love Under The Sun』 最高視聴率41.6%

最高視聴率41.6%を叩き出し、アジア中で社会現象を巻き起こした超大作『太陽の末裔 Love Under The Sun』

ですが、どうしても最後までハマれませんでした。

エリート軍人のユ・シジン(ソン・ジュンギ)と、優秀な外科医カン・モヨン(ソン・ヘギョ)の運命的な出会いから、紛争地ウルクでの再会。

そして災害現場での命がけの愛へと発展していく物語。

あらすじだけ聞くと最高にドラマチックですよね。

ただ二人の恋が突然はじまりすぎて、感情移入が追いつきませんでした。

特にソン・ジュンギ演じるユ・シジンが、モヨンに一目惚れしてぐいぐい猛アタックする姿も、どこか現実味が感じられません。

惹かれ合う過程に説得力がなさすぎます。

さらに気になってしまったのが、災害支援という緊迫した現場設定とのギャップです。

戦地のような過酷な場所での、モヨンのファッション。

「医療支援に行くのにその格好?」と気になりました。

緊迫した状況下で繰り広げられる甘いロマンスも、人命救助を優先すべき場面でのイチャイチャに見えてしまいます。​

一方で、サブカップルのソ・デヨン(チン・グ)とユン・ミョンジュ(キム・ジウォン)は、身分差や親の反対に悩む切ない関係性で見応えがありました。

軍服姿が美しすぎるキム・ジウォンさんを眺めている時だけが癒やしでした。

大ヒット作なので期待しすぎたのでしょうね。

主演二人の性格や急すぎる展開にどうしても馴染めず、「好みが分かれる作品なんだな」と再認識した1本です。

まとめ

今回紹介したドラマの中には、「キャストの仲が良すぎて逆にリアルさが足りなかったな」とか、「ストーリー展開が無理やりかも」と感じた作品もありました。

でも、こうして「自分には合わなかった理由」を考えることで、「次はどんな作品を見たいのか」や「自分の本当の好み」が少しずつわかってきます。

「この作品は好きだけど、その意見もわかる!」という感想ももちろん大歓迎です。

これからも流行に流されず、1人のドラマファンとして正直な気持ちでレビューしていくので、みなさんの「ちょっとハマれなかったドラマ」もぜひ教えてくださいね。

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