ミステリー&サスペンス韓ドラは、序盤のワクワク感が神でも、後半まさかの迷走率が高すぎる場合があります。

張り巡らされた伏線、完璧な演出…と思いきや、伏線が複雑で回収できない状態に。

今回は、視聴者が困惑した【途中からつまらなくなったミステリー&サスペンス韓国ドラマTOP10】を辛口レビューで徹底分析します!

※このページはあくまでも個人の感想です。

ミステリー&サスペンス【韓国ドラマ】途中からつまらなくなったランキングTOP10!超辛口レビュー!

第10位 『補佐官シーズン1』

テンポが良くて最初は「おっ、政治ドラマにしては結構面白いじゃん」と思って見ていたのですが、

『補佐官 シーズン1』は途中からちょっと息切れした感じでした。

チャン・テジュン(イ・ジョンジェ)とカン・ソニョン(シン・ミナ)の駆け引きや信念対立には最初ワクワクしたのに、

物語が進むにつれ権力争い地獄みたいになってきて、登場人物たちの倫理観がどんどん崩壊していく。

緊張感はあるけど、あまりにも人が次々に犠牲になりすぎて、正直気持ちが疲れました。

政治のリアルを描いているというより、やりすぎなドラマ化という印象。

イ・ジョンジェの存在感とシン・ミナの演技は確かに光っていたし、ユン・ヘウォン(イ・エリヤ)やハン・ドギョン(キム・ドンジュン)のサブストーリーも悪くなかった。

でも、議員(チョン・ジニョン、キム・ガプスなど)の陰謀や裏工作があまりに複雑で、途中から誰がどっち側なのか正直混乱しました。

演技派俳優が揃ってるだけに、もう少し人間ドラマに焦点を当ててくれたらよかったのに。

評価が高かったので期待した分、後半の権力バトルの泥沼っぷりにはちょっと冷めてしまいました。

第9位 『ウォッチャー 不正捜査官たちの真実』

このドラマ『ウォッチャー 不正捜査官たちの真実』は、序盤の緊張感と雰囲気づくりは抜群なのに、中盤以降から一気に失速します。

警察内部の不正を暴くというテーマは惹かれるものの、ストーリーの展開があまりにも重く、登場人物たちの関係性にも温度がないのが致命的です。

最初は「これは『秘密の森』の再来か?」と期待しましたが、途中からその期待が静かに崩れていく感じです。

ト・チグァン(ハン・ソッキュ)は相変わらず圧のある演技を見せますが、彼の「何を考えているかわからない感」が長引きすぎて疲れてしまう。

一方、若手刑事のキム・ヨングン(ソ・ガンジュン)は、ひたすら右往左往する役にされていて気の毒でした。

彼の真っすぐさが生かされず、ミスばかり重ねる描写には説得力がなく「そんな警察官いないでしょ」とツッコミたくなります。

さらに、元検事の弁護士ハン・テジュ(キム・ヒョンジュ)が警察チームに参加して捜査を共にする設定も、正直ムリがありすぎ。

リアリティより「カッコよく撮りたい」演出に走ってしまい、現実味ゼロです。

暗い画面と意味ありげな台詞、怪しげな微笑みの応酬が延々と続くわりに、核心が見えず単調。

サスペンスとしての爽快感もカタルシスもなく、「結局何の真実を見せたかったの?」というモヤモヤだけが残りました。

第6位 『コンフィデンスマンKR』

『コンフィデンスマンKR』は序盤こそ「韓国的アレンジはどうなるんだろう?」というワクワク感がありましたが、途中から一気に失速しました。

イラン(パク・ミニョン)、ジェームズ(パク・ヒスン)、グホ(チュ・ジョンヒョク)のチームは華やかでビジュアル的には悪くないのに、脚本とテンポが本当に惜しい。

日本版『コンフィデンスマンJP』の緻密な伏線回収や独特のユーモアを期待していた分、ストーリーのわざとらしさと説明過多が気になります。

特にイラン役のパク・ミニョンがダー子らしさを演じきれず、計算高い詐欺師というよりはただの作り込まれた美女に見えてしまうのが痛いところ。

演出も軽快さよりメロドラマ風味が強く、詐欺劇のスリルや意外性を殺してしまいました。

テンポの悪さは韓国ドラマあるあるとはいえ、この作品には致命的。

あのキレ味ある騙し合いが、なにか安っぽい恋愛ドラマに変わってしまった印象です。

結果、「本家のすごさを改めて思い知るリメイク」になってしまいましたね。

第7位 『町の弁護士チョ・ドゥルホ』

検事から転落して庶民の弁護士となるチョ・ドゥルホ(パク・シニャン)の再生ストーリーは、序盤こそ痛快でした。

社会的弱者のために戦う姿や、イ・ウンジョ(カン・ソラ)との掛け合いもテンポがよくて爽快感がありましたね。

けれど中盤以降、悪役が次々と登場して下品さが増し、肝心の法廷ドラマが「悪徳企業vs正義の弁護士」という定番構図に埋もれてしまいました。

脚本のイ・ヒャンヒらしい人情要素よりも、派手な対立を優先した展開が多く、感情移入がしづらくなった印象です。

リュ・スヨン演じるシン・ジンイクの存在も途中から影が薄くなり、脇役たちのキャラの良さがかえって浮いてしまうほど。

主人公チョ・ドゥルホも、理想を語る割には行動に品がなく、カリスマ性が薄れてしまった気がします。

最初は庶民派ヒーローとして応援したくなるのに、終盤ではお決まりの勧善懲悪劇に。

正義を貫く爽快感よりも、またこのパターンかという既視感が勝ってしまいました。

悪くはないけれど、初期の勢いのまま突き抜けてほしかった一作です。

第6位 『財閥 x 刑事』

第6位の『財閥×刑事』は、序盤の設定こそ斬新で「財閥三世が刑事に?」というあり得ないギャップにワクワクしたのですが、残念ながら中盤以降は失速気味でした。

チン・イス役のアン・ボヒョンは(けっしてイケメンタイプではないけれど)作品選びは上手い俳優さんです。

いつも期待しているのですが、今回は彼一人で引っ張るには物足りなさがありました。

イ・ガンヒョン役のパク・ジヒョンも熱血刑事としての存在感は悪くなかったものの、二人の会話シーンがやたら長く、テンポが悪い。

間を大事にしすぎて眠気すら誘う場面も。

7話あたりからようやく物語が動き出しますが、そこに到達するまでが長い。

しかも後半は財閥ドラマのお約束、訳あり家族、義母の嫌がらせ、秘密の兄弟関係、など見覚えのある展開ばかりで、意外性に欠けました。

正直、タイトルほど破天荒さを感じません。

脇を固めるおじさま俳優陣(パク・ジュニョンやクァク・シヤンなど)は味がありましたが、若手キャストは印象が薄く、勢いが続かない印象。

設定と主演で期待しすぎたぶん、無難な展開にがっかり感が残りました。

第5位 『ハッシュ~沈黙注意報~』

韓国ドラマ『ハッシュ~沈黙注意報~』は、ファン・ジョンミンとユナ主演の法律ドラマ。

社会派作品のようでありながら、実際にはニュース編集部を舞台に繰り広げられる人間ドラマです。

開始当初は、赤色のお化けをキーワードにした裏の裏をかくような展開に期待大! 

ショッキングな事件やファン・ジョンミンの過去が絡み合い、重厚なメッセージ性を感じました。

ですが、中盤から一気に失速。

テンポが悪く、食事や飲酒のシーンがやたら多くて、気づけばほとんど酔っ払いドラマに(笑)。

「優秀なのに地方大学卒だから雇えない」という設定も現実味がありそうでピンとこない部分があり、感情移入しきれませんでした。

ファン・ジョンミンの演技力は圧巻で、彼の演技に引っ張られて何とか7話目まで見続けたものの、そこが限界。

ユナとの共演も話題になっていたので、もっと事件を追うサスペンス的な展開を期待していた分、肩透かし感が否めません。

社会問題を扱う意欲作ではあるけれど、私には少し合わないドラマでした。

最初の勢いが続いていれば上位に食い込んだかもしれないのに、惜しい!

第4位 『ペイバック~金と権力~』

金融界の成功者ウン・ヨン(イ・ソンギュン)が甥チャン・テチュン(カン・ユソク)やパク・ユンギョン(ムン・チェウォン)と共に腐敗権力に立ち向かう序盤は正統派復讐ドラマとして期待大でした。

特にヨンの過去や、甥との信頼関係の描写が見応えあり、テンポも小気味よかったんです。

でも中盤以降、その魅力が一気に失速。

陰謀の応酬が続くだけで、「またその展開?」と感じるほどループ感が強くなり、意外性よりも疲労感が先に来てしまいました。

ヒロインのユンギョン(ムン・チェウォン)も、終始無表情で感情の読めない演技が残念。

正義と復讐の狭間で葛藤する姿がもう少し伝われば良かったんですが、静かすぎて感情移入が難しかったです。

一方、悪役たちはパワフルでキム・ホンパやパク・フンの怪演はさすがでした。

問題は、脚本が緊迫感を維持できず、復讐劇の熱がどんどん冷めていったこと。

そして何より、イ・ソンギュンの存在感。

彼の渋い声と知的な演技がドラマの支えでした。

だからこそ、彼の遺作となってしまったことが本当に惜しい。

「マイ・ディア・ミスター」で見せた繊細なおじさん像を知っているだけに、本作のイケイケ復讐男には少し違和感も。

面白くないわけじゃないけど、ラストまで見るモチベーションが続きづらい一本でした。

第3位 『庭のある家』

キム・テヒ演じるジュランが、庭の悪臭から恐ろしい秘密に迫るという序盤の引き込みは最高でした。

でも、そこからが長い!

テンポが極端に遅くて、1.75倍速にしてもあまり進んでいる気がしないレベルでした。

夫ジェホ(キム・ソンオ)の怪しさも中盤以降は繰り返しばかりで、謎が深まるというより停滞していくんですよね。

さらに問題なのは、キャラクターの感情が全く読めないこと。

ジュランも、ユンボムの妻サンウン(イム・ジヨン)も、なぜそう行動するのかがわからないまま話が進んでしまう。

特にジュランは常に無表情で、何を感じているのか不明。

視聴者が共感する隙がないんです。

その分、イム・ジヨンの食べるシーンの迫力だけが妙に印象に残りました(笑)。

映像自体は美しく、広角ショットや映画的なカメラワークは独特でセンスを感じましたが、あまりに雰囲気重視すぎて内容が薄く感じてしまいます。

結末もモヤモヤしたままで、「何を伝えたかったの?」と首をかしげる人が多かったはず。

8話なので何とか完走できるものの、正直途中でリタイアする人の気持ちがよく分かるドラマでした。

第2位 『ファーストレディ』

最初の数話まではなかなか引き込まれました。

大統領当選直後に「離婚してくれ」と妻に突きつけるという斬新な導入で、「これはただの政界愛憎劇じゃないぞ」と期待したんです。

でも中盤あたり(特に6話以降)から、テンポが一気にスローダウン。

ユ・ジョンウォン役のユジンさんの静かな演技は美しかったけれど、肝心のストーリーが進まない。

チ・ヒョヌさん演じる次期大統領当選人のク・テオの内面描写も繰り返しが多く、「この葛藤、前にも見たな」というデジャヴュ状態でした。

心理がぼやけたまま話が流れてしまうから、感情移入しづらいんですよね。

政治ドラマらしい重厚さを出したかったのでしょうが、静かすぎてメリハリがなさ過ぎた印象。

せっかく美しいカメラワークと品のある演技陣が揃っているのに、「もったいない!」のひと言。

敵はいったい誰で、ク・テオは妻を傷つけたくないと言いながら離婚したいなんて結局何がしたいの?

謎だらけで誰に感情移入したいのかわからない状況です。

6話で離脱した人が多いのもうなずけます。

2026年1月7日時点で、レミノセレクトでは6話までしか配信されていませんが、続きを見ようかどうしようか悩んでいるところです。

「ファーストレディ」をプライムビデオチャンネルのレミノセレクトで視聴する方法はこちらです↓↓

第1位 『家族計画』

第1位は、家族×超能力×バイオレンスという異色の組み合わせが話題となった韓国ドラマ『家族計画』。

序盤はユーモラスでテンポが良く、ペ・ドゥナ(ヨンス役)やリュ・スンボム(チョルヒ役)ら実力派キャストの掛け合いも魅力的でした。

ところが、物語の中盤から一気に雰囲気が暗転。

過剰なグロ描写(大量の血液等)や意味不明な一人行動が続き、キャラクターの心理に共感しづらくなったのが残念でした。

特に母親ヨンスの特技があっさり明かされたあたりで、サスペンスとしての緊張感が一気に消滅。

ペク・ユンシク(ガンソン役)の深みある演技すら、雑なストーリー展開に埋もれてしまいました。

ロモン(ジフン役)の初々しさや独特の家族設定には惹かれたものの、後半はホラーなのか人間ドラマなのか方向性が迷子。

せっかくの多層的なテーマを、バイオレンス演出で台無しにしてしまった印象です。

笑いと涙のバランスが取れていた前半を思うと、後半の失速ぶりは痛すぎました。

まとめ

韓国ドラマのミステリーやサスペンスは、最後まで筋が通ることが命です。

どんなに序盤が完璧でも、終盤でトーンダウンすれば評価は一瞬で崩壊します。

でも、その惜しい!こそが韓ドラの愛すべきスパイスでもある。

あなたが「途中から面白くなくなった」と感じた作品は?

Xでぶっちゃけてください!

この記事へのご感想やご意見はXで承ります。

X→かよよんちゃん