なにげなく開けた1本がきっかけで、その俳優さんやジャンルごと沼落ちしてしまった経験はありませんか。

次の話、次の作品と止まらなくなるのが韓国ドラマのこわいところでもあり、最高に楽しいところですよね。

​この記事では「とりあえず再生してみたら、想像以上に面白くて大当たりだった!」という作品だけを集めてみました。

事前情報なしでも楽しめるタイトルを中心に、沼ドラマをピックアップしたので、次に何を見ようか迷っている方の参考になればうれしいです。

なにげなく開封したらめちゃくちゃ面白かった韓国ドラマランキングTOP10!

第10位 『怪しい家政婦』

『怪しい家政婦』は日本の社会現象級ドラマ『家政婦のミタ』の韓国リメイク作品でありながら、完全に韓国版として独自の魅力を放っている名作です。

主人公の家政婦パク・ボンニョ(チェ・ジウ)は、「命令されたことは何でもします」という口癖とともに絶対に笑わない謎の女性。

日本版の松嶋菜々子とのシンクロ率は驚異の100%とまで言われました。

フィリピンで暮らしていた妻を突然失い、4人の子どもたちと暮らすことになった父親ウン・サンチョル(イ・ソンジェ)は、長女ハンギョル(ワン・ジヘ)の家事負担を減らすためにボンニョを雇います。

しかし、彼女の完璧すぎる仕事ぶりと無表情さに戸惑います。

特に印象的なのは、母親の死を受け入れられない末っ子ヘギョル(カン・ジウ)の思いを汲んだシーンです。

もどかしく思った長女が母親の遺品をボンニョに燃やさせるという衝撃的な展開から、家族の再生が始まっていきます。

韓国版では日本版では描かれなかったボンニョのロマンスも盛り込まれており、さらに若手演技派のソ・ガンジュンが長女の恋の相手役で出演しているのも見逃せないポイントですよ。

最高視聴率40%を叩き出した原作の感動をベースに、子役たちのベテラン級の演技力が加わって、崩壊寸前だった家族が一つ一つ絆を取り戻していく様子には涙なしでは観られません。

第9位 『トレーサー』

『トレーサー(Tracer)』は、なにげなく見始めたのに一気にハマってしまった作品のひとつです。

物語の舞台は国税庁租税5局というちょっと地味そうな場所なのですが、実際はスリル満点で、まるで刑事ドラマのように熱い展開が続きます。

主人公のファン・ドンジュ(イム・シワン)は、業界トップの会計士だった過去を持ち、父の死の真相を追うためにわざわざ国税庁へ転職。

彼がずる賢い悪人たちに立ち向かっていく姿が本当に痛快です。

飄々としてどこかスレた雰囲気のドンジュですが、頭の回転の速さと大胆な行動で事件を暴き出す姿が最高にかっこいい!

シワンの繊細な表情と切れ味のある演技が見事にハマっていて、綺麗な顔立ちと裏腹に時折見せる毒気がクセになります。

彼を支えるチームのソ・ヘヨン(コ・アソン)やオ課長(ソン・ヒョンジュ)たちも個性豊かで、5課メンバーの絆にもぐっときます。

難しい専門用語も出てきますが、勢いと人間ドラマが引っ張ってくれるので最後まで退屈しません。

官庁ドラマなのにスカッと要素が強く、腐敗した上層部をぶっ飛ばす展開は何度見ても気持ちいい。

恋愛要素がほとんどない分、テンポも良く集中して見られます。

ミセンを思わせる部分もありますが、もっと過激でエッジが効いた社会派ドラマ。

シーズン2まで一気見したくなる完成度の高さです。

第8位 『優しい女プ・セミ』

第8位は『優しい女プ・セミ』。正直、軽い気持ちで見始めたのに気づけば夜更かしして全話完走していました!

余命わずかな財閥会長と契約結婚を交わすボディーガード、キム・ヨンラン(チョン・ヨビン)。

彼女は3ヶ月だけ「プ・セミ」という別の人生を生きることになります。

守るための嘘から始まる物語が、スリルと人間ドラマ、そしてほんの少しのロマンスを絶妙なバランスで描いています。

ジニョン演じるチョン・ドンミンがまた最高で、冷静なのにどこか不器用な優しさがたまりません。

二人の関係性が派手ではなく「静かな熱」を感じさせるのがこの作品の肝。

脚本のヒョン・ギュリさんの筆致がすごく繊細で、登場人物たちそれぞれの行動に一貫性があるから、誰の立場でも納得できてしまいます。

財閥、契約結婚、復讐と聞くとよくある設定に思えますが、このドラマはそこから見事にひねってくる。

行動ひとつひとつに意味があり、ラストに向かう伏線の回収が本当に見事。

チョン・ヨビンのクールで儚げな魅力が爆発していて、「ヴィンチェンツォ」以来、彼女のカリスマ性を再確認しました。

じわじわくる面白さとスピード感、12話が本当にちょうどいい完成度でした。

第7位 『シン社長プロジェクト』

『シン社長プロジェクト』、これはなにげなく開けたら止まらなくなったタイプのドラマでした。

チキン店の店主でありながら、かつて「伝説の交渉人」として名を馳せたシン社長(ハン・ソッキュ)が、高度な交渉テクニックを駆使して問題を解決していくストーリー。

設定だけでもワクワクしますが、実際に見始めるとハン・ソッキュの存在感に一気に引き込まれます。

あの渋さとユーモアのバランス、さすがの貫禄です。

彼とコンビを組むのは、真面目すぎる新米判事チョ・フィリップ(ペ・ヒョンソン)と、家族を支えつつ情報提供者として動く配達員イ・シオン(イ・レ)。

この3人の関係がまるで家族のようで、事件ドラマなのに心がじんわり温まります。

とくにフィリップとシオンのさわやかなロマンスには、つい頬がゆるみました。

ホームドラマの雰囲気の中に社会問題もさりげなく織り込まれていて、重すぎず軽すぎない絶妙なバランス。

ウ・ミファさん演じるチュマダムや、キム・サンホさんほか脇を固める俳優陣もアジョシ部必見のラインナップです!

どんな問題でも柔らかく、時に熱く解決していくシン社長の姿に、気づけば心がスーッと軽くなります。

ハン・ソッキュさんの新たな魅力を発見できる癒し系バディドラマとしておすすめしたい一作です。

第6位 『ライブ』

『ライブ(LIFE)』は、ノ・ヒギョン脚本、キム・ギュテ監督によるお仕事系ヒューマンドラマ。

舞台は「全国で一番忙しい地区隊」と呼ばれるホンイル警察署。

主人公のハン・ジョンオ(チョン・ユミ)は就職活動に苦戦し、偶然のきっかけで警察官になった女性。

新人として奮闘する彼女の姿には、誰もが感じる社会の息苦しさや不条理がリアルに重なります。

相棒のヨム・サンス(イ・グァンス)とのコンビも見どころで、最初は噛み合わない二人が、次第に信頼し合う姿に胸が熱くなる。

一方で、オ・ヤンチョン(ペ・ソンウ)とその妻アン・ジャンミ(ペ・ジョンオク)の人間味あふれる夫婦関係も感動ポイント。

単なる事件解決ものではなく、警察という仕事の裏にある「人間ドラマ」に焦点を当てているのがこの作品の最大の魅力です。

日本の刑事ドラマのようなヒーロー的展開ではなく、理不尽な現実の中で懸命に生きる「普通の人たち」を描くからこそ心が動かされます。

特に6話以降の展開には号泣必至。

警察官も一人の人間であるという当たり前の事実を、静かに、でも強く伝えてくれる作品です。

本当に忙しくて毎日夜勤をする姿を観ていると自分まで働いたような気になる不思議なドラマ。

夜勤明けのすがすがしさも味わえます。

こういう社会派ドラマに久しぶりに出会えて本当に良かったと思いました。

第5位 『カンテク』

第5位は、予想を超える面白さで夢中になってしまった『カンテク〜運命の愛〜』。

19世紀の朝鮮王朝を舞台にしたこのドラマは、銃撃により命を落としたはずの王イ・ギョン(キム・ミンギュ)が生き返るというショッキングな展開から始まります。

記憶を失った巫女カン・ウンボ(チン・セヨン)との出会いが、愛と陰謀が交錯する物語の幕を開けます。

序盤からミステリアスで、王妃公募という設定も斬新!

王位を巡る政変と、女たちの激しい駆け引きが同時進行していて、息をつく暇もないほどでした。

それにしてもチン・セヨンさん演じるウンボが本当に魅力的。

強くて聡明で、可憐なのに芯がある女性像に共感しました。

王を演じたキム・ミンギュさんも、どこか不器用で一途な姿が愛しくて少女漫画を読んでいるようなキュンが連続します。

時代劇ならではの美しい映像や衣装も見どころで、恋と権力、陰謀が絡み合うドラマチックさが最高。

少し幼さを感じる部分もありましたが、最後まで見終わった後の満足感が大きく、「もう一度見たい!」と思わせてくれる作品でした。

第4位 『王になった男』

第4位は、ヨ・ジング主演の時代劇『王になった男』。

ただの史劇だと思って観始めたのに、想像以上の完成度にぐいぐい引き込まれました。

物語は、権力争いに疲れ果て狂気を帯びた王イ・ホン(ヨ・ジング)と、彼にそっくりな道化師ハソン(ヨ・ジング/二役)の入れ替わりから始まります。

恐怖と陰謀が渦巻く宮廷の中で、純粋な心を持つハソンが本物の王として民のために生きようとする姿に胸を打たれました。

ヨ・ジングの一人二役は圧巻で、同じ顔とは思えないほどキャラクターの温度差を感じます。

王妃ユ・ソウン(イ・セヨン)との関係性の変化も切なく、冷たく距離を置いていた彼女が、別人のように優しいハソンに心を開いていく過程がとても美しいです。

さらに、王を支える重臣イ・ギュ(キム・サンギョン)の忠誠心と良心の間で揺れる姿もドラマに深みを与えています。

チョ内官(チャン・グァン)のユーモラスな存在が緊張感を和らげ、シリアスな展開の中にほっとする時間をくれるのも魅力。

最後まで展開が読めず、ハラハラしっぱなしでしたが、「ヨ・ジングの最高傑作」と言いたくなるほど完成度の高い作品です。

第3位 『ナンバーズ』

正直、最初は「会計士が主人公って地味そう?」なんて思っていたのに、開封してみたらめちゃくちゃ面白くて一気見してしまったのが『ナンバーズ』です。

主人公チャン・ホウ(演:エル/INFINITE)は、育ての父を奪われた過去を背負い、高卒ながら大手会計法人「テイル会計」に入社します。

冷静沈着な先輩会計士ハン・スンジョ(演:チェ・ジニョク)とのバディ関係も見どころで、最初は対立しつつも次第に信頼を築いていく姿が胸アツです。

さらに、権力者ハン・ジェギュン(演:チェ・ミンス)の存在が物語を一層スリリングに。

社会の裏側を暴く展開は、まるで「スーツ」や「ミセン」をミックスしたような緊張感とテンポの良さがあります。

数字や会計の話がベースなのに難しく感じさせず、復讐劇としてのドラマ性、ロマンス、そして人間ドラマが絶妙に絡み合う。

ヨンウ(チン・ヨンア役)やキム・ユリ(チャン・ジス役)の美しさも画面を彩り、映像的にも引き込まれました。

正義と復讐、理性と情の間で揺れるホウの成長に、最後まで目が離せませんでした。

第2位 『ヤクザの俺が高校生になった』

ヤクザのキム・ドゥクパル(イ・ソジン)が高校生ソン・イホン(ユン・チャニョン)の体に入ってしまう

そんなありえない設定なのに、見始めると止まらなくなるのが『ヤクザの俺が高校生になった』です。

出だしはコミカルですが、回を追うごとに「人を想う強さ」と「人生をやり直す勇気」に胸が熱くなる感動作。

ヤクザとしての義理人情を貫いてきたドゥクパルが、いじめに苦しむイホンの体で高校生活を送りながら、仲間たちを守り、いじめの加害者に正面から立ち向かう姿が痛快です。

特筆すべきは、ユン・チャニョン『今、私たちの学校は』などの演技力。

イ・ソジン演じるドゥクパルのしぐさや言葉遣いまで完璧に再現し、まるで魂が本当にそこにいるかのよう。

ヤンキー役のジェミン(ボン・ジェヒョン)との熱い友情や、弟分テミン(ウォン・テミン)が兄貴の魂の存在に気づく切ない展開など、後半は涙なしでは見られません。

派手な演出はないけれど、脚本チョン・ダヒが描く人間ドラマの深さが光る作品。

ブロマンスの絶妙な温度感も話題で、ラストには、まさかヤクザドラマで泣くなんてと誰もが言いたくなる隠れた傑作です。

第1位 『わずか1000ウォンの弁護士』

『わずか1000ウォンの弁護士』は、ナムグン・ミンさんが主演を務める痛快リーガル・コメディ。

「ちょっと見てみようかな」と軽い気持ちで再生したら止まらなくなるほど面白いドラマです。

主人公の弁護士チョン・ジフン(ナムグン・ミン)は、わずか1000ウォン=約100円で依頼を受けるという型破りな人物。

お金よりも正義と人情を大切にし、弱者のために戦う姿がとにかく爽快です。

物語は、ジフンが法曹界エリートのペク・マリ(キム・ジウン)と出会うところから始まります。

最初は反発し合う二人ですが、次第に支え合いながら成長していく関係が微笑ましく、テンポのいい掛け合いも最高。

事務長のサ・ムジャン(パク・ジヌ)とのチームワークも見どころで、職場の空気感がとても明るい。

ナムグン・ミンさんといえば、『黒い太陽』のようなシリアス役もお手のものですが、本作ではコメディと人間ドラマのバランスが絶妙。

軽快な笑いの裏に、彼の過去に隠された悲しみや強い正義感が描かれていて、思わず胸が熱くなります。

1000ウォンという金額が象徴するのは心で引き受ける価値であり、ひとつひとつの依頼に込められた優しさがあるから、このドラマはただ笑えるだけじゃない。

最後までじんわり温かく、見終わったあとに「やっぱりナムグン・ミンってすごい」と唸ってしまう作品です。

このドラマの続編を心から待ってます。

まとめ

韓国ドラマは、事前期待が高かった話題作よりも、「まあ試しに1話だけ」と軽い気持ちで再生した作品のほうが、結果的に強く心に残ることも多いといわれています。​

今回のランキングもあくまで一視聴者の主観ですが、「こんなに面白いならもっと早く見ればよかった!」と思えたドラマばかりです。

あなたも、まだ見ていない作品があれば、ぜひリストに入れてみてください。​

この記事をきっかけに、新たなお気に入り作品や推し俳優に出会えたら、とてもうれしいです。

「自分ならこのドラマを1位にする!」といった感想も、ぜひXで教えてくださいね。

X→かよよんちゃん