韓国ドラマ日本リメイク版がちょっと残念だったBEST3!

韓国ドラマの日本リメイクは発表を見た時、結構複雑です。
好きな作品ほど配役や設定を想像して勝手に期待がふくらむ反面、不安もあります。
そこで今回は、今回はそんな日本版の中から、ちょっと残念に個人的に感じたBEST3をまとめました。
韓国ドラマ日本リメイク版がちょっと残念だったBEST3!
第3位『六本木クラス』
六本木クラスを見始めた時は、いきなり引き込まれました。
舞台は六本木。
主人公が復讐を誓って、飲食の世界でのし上がるストーリーです。
でも見進めるほど、少しずつ気になる所が増えていきました。
良くも悪くも、元の物語「梨泰院クラス」の影がずっと隣にいる感じです。
あらすじ
宮部新(竹内涼真)は、高校時代に人生を折られます。
相手は巨大外食グループ長屋ホールディングス。
長屋茂(香川照之)の一族が起こした事件で、新は大切なものを失い、社会からもはじかれます。
そこから新は、自分の店で勝負して、長屋を倒す道を選ぶのです。
六本木で店を立ち上げ、仲間を集め、時間をかけて成り上がっていく。
まっすぐで、折れない。
この新のいい意味でのしつこさが、この作品の柱です。
登場人物とキャスト
物語を動かす中心は、この人たちです。
宮部新(竹内涼真)
麻宮葵(平手友梨奈)
楠木優香(新木優子)
長屋茂(香川照之)
長屋龍河(早乙女太一)
長屋龍二(鈴鹿央士)
内山亮太(中尾明慶)
松下博嗣(緒形直人)
相川京子(稲森いずみ)
人数は多いけれど、役割がわかりやすいのは助かりました。
このへんはリメイクの強みですね。
ちょっと残念に感じた所
ここから辛口になります。
いちばん気になったのは、場面の流れが決まったレールの上を走っていく感じです。
元の作品を知っている人ほど、次の展開が頭に浮かんでしまって、驚きが小さくなりやすいと思います。
それと、六本木という街の使い方です。
六本木は派手で大人の街のイメージがあります。
でも、この物語が必要としているのは、もっと雑多で、いろいろな人が混ざっていて肩がぶつかるような空気です。
街の雰囲気と物語の温度が、少し合わない場面がありました。
もうひとつは、テーマの出し方です。
弱い立場の人が集まって社会にやり返す一発。
この気持ちが大事な話なのに、なぜその人がそこまで追い込まれたのかが軽く見える所がありました。
怒りが小さく見えると、復讐に正当性が見出せません。
ここはもったいなかったです。
それでも良かった所もある
不満ばかりではなく、良かった所も書きます。
まず、長屋茂(香川照之)の圧です。
画面に出てくるだけで空気が変わって、悪役としての説得力が強い。
この人がいるから、新の戦いが怖く見えます。
ただ、私は笑福亭鶴瓶さんを推してたのでイメージはちょっと違っています。
麻宮葵(平手友梨奈)も、好き嫌いは分かれると思いますが頑張ってましたね。
クールなんだけど相手の懐に入っていく所がよかったです。
そして最終回まで視聴率が上がって最後は数字も伸びた。
話題になったのは事実です。
こんな人は楽しめる
- 元の作品を知らない人
- 復讐ものが好き
- 大人の街を舞台にした成り上がりドラマが見たい人
見終わったあとに宮部新(竹内涼真)の顔が残るのは、この作品の力です。
物語の芯は強いので気になる所があっても、最後は前向きな気分で画面を閉じられるドラマでした。
第2位『私の夫と結婚して』
この日本版は配信前から話題が大きくて、私もかなり期待して開封しました。
裏切りと復讐と人生やり直し。
しかも主演が神戸美紗(小芝風花)と鈴木亘(佐藤健)です。
でも見終わったあと、面白い所はあるのに韓国リメイクとしては少し物足りない気持ちが残りました。
あらすじ
神戸美紗(小芝風花)は病気で入院中に地獄を見ます。
夫の平野友也(横山裕)と、親友の江坂麗奈(白石聖)が不倫していたのです。
しかも、その不倫現場で命まで奪われる。
ところが目を開けると、そこは10年前の2015年でした。
二度目の人生を手にした美紗は、友也と麗奈を結びつけて、自分の未来を守る計画を立てます。
その途中で、美紗の上司の鈴木亘(佐藤健)が、なぜか深く関わってくるのですが。
主要キャスト
神戸美紗(小芝風花)
鈴木亘(佐藤健)
平野友也(横山裕)
江坂麗奈(白石聖)
住吉(田畑智子)
ある男(津田寛治)
ちょっと残念だった所
まず、美紗は親友と夫から裏切られ命まで奪われます。
しかし江坂麗奈(白石聖)と平野友也(横山裕)がぜんぜん恐ろしく感じません。
もちろん2人の演技はすばらしいのですが、もっと残酷に死に追いやってもよかったような気がします。
それでも、憎いことは憎いので美紗が復讐を遂げることは応援しました。
ところがこの美紗の復讐が手ぬるいのです。
美紗が一度目の人生で苦しんだ時間を思うと、「江坂麗奈と平野友也がひどい目に遭ってこてんぱんにやられる姿が見たかった」と感じました。
もちろん、復讐は遂げるのですがそれ相応に美紗もやり返されるのでスカッとしません。
さらに、2番手の扱いも雑。
それと、全10話という短さからも復讐劇の達成感やスカッと感が長く味わえません。
また猫が亀に変わったことも違和感が感じられました。
確か、韓国版で弱そうな猫を使ったことで「どこからあの猫を連れてきたの?」など苦情の電話が入ったそうです。
それを考慮して今回は亀にしたのでしょうね。
和菓子屋でデートする設定は「???」でした。
ここは良かった!
佐藤健さんを起用したことで韓国ドラマを普段観ない方に観ていただけたことは良かったです。
私の夫と結婚しては、設定が強いぶん期待の高さに追いつけない所が出やすい作品でした。
ただ、美紗が二度目の人生で自分を選び直していく流れは、最後まで見どころです。
復讐だけで終わらず、自分の生き方を作り直す話として見ると心温まるドラマだと言えます。
第1位『彼女はキレイだった』
日本リメイクが決まった時点で、「観てみたい」と思った方と「リメイクなんてできるのかな?」と思った方がいたことでしょう。
ただ、日本版の主演が佐藤愛(小芝風花)と長谷部宗介(中島健人)です。
編集部の同僚に樋口拓也(赤楚衛二)、親友ポジションが桐山梨沙(佐久間由衣)。
キャストだけ見たら、わくわく。
あらすじを見てみましょう。
あらすじ
子どものころは美少女だった佐藤愛(小芝風花)は、大人になって自信をなくしています。
仕事もうまくいかない。
服も髪も手が回らないから美少女の面影はどこへやら。
そこへ、初恋の相手の長谷部宗介(中島健人)から再会の連絡が来ます。
怖くなった愛は、親友の桐山梨沙(佐久間由衣)に代役を頼んでしまいます。
梨沙は愛のふりをして宗介と会い。
愛は本当の自分を隠したまま、宗介の職場で働くことになる。
すれ違いが積もっていく中で、編集部の同僚の樋口拓也(赤楚衛二)が愛の味方として距離を詰めてきます。
恋は動くのに言えないことが増える。
この苦しさがメインのドラマです。
主要キャスト
佐藤愛(小芝風花)
長谷部宗介(中島健人)
樋口拓也(赤楚衛二)
桐山梨沙(佐久間由衣)
ちょっと残念だった所
まず、樋口拓也(赤楚衛二)は笑わせたい気持ちは分かるけど笑えません。
韓国オリジナル版の良さは、シニョクの国宝級顔芸にあります。
特に日本版にたくあんシーンがなかったことはほんとに残念。
樋口拓也は職場で納豆を召し上がってましたが、違うのですよねー。
職場といえば「ザ・モスト」の編集部がこじんまりしているのも気になりました。
韓国版は夢のある職場でエレベーターまで華やかでした。
ここに制作費をつぎ込んでくれてないのでワクワクできません。
ただ日本版は、厳しい理由が伝わる前に強い言葉が先に来ます。
宗介が不器用な人というより、ただ怖い人に見えて嫌いになる。
そのあと優しくしても、もう視聴者の心は離れているので応援できません。
そして、代役の罪が軽く見える所。
桐山梨沙(佐久間由衣)が代役を続けるのは、友情のためでもあるはずなのに。
恋の欲だけに見えてくるのと、これは比べてはいけないのでしょうが韓国版ミンハリとのビジュアルのギャップ。
さらに、愛が守りたいものと、梨沙が欲しくなったもの。
そこをもう少し丁寧に見せてほしかったかも?
雑誌の編集部という舞台はおもしろいのにお仕事のシーンも少な目でした。
これを言っちゃあおしまいなのですが、ララ編集長の役がLiLiCoさんというのもイメージが違ったような気がします。
私は、夏木マリを推してました。
恋の話と同じくらい、仕事で立ち上がる愛が見たい人には、物足りなかったかもしれませんね。
ここは良かった
佐藤愛(小芝風花)と長谷部宗介(中島健人)のビジュアルが華やかです。
樋口拓也(赤楚衛二)は声が柔らかくて、安心して見られます。
恋の相手としても同僚としても、受け止める感じが出ていました。
そして何より、全体が軽く見やすい。
彼女はキレイだったは、原作の濃さを期待せずまったく別のドラマとしてみるといいかもしれませんね。
愛が自分を取り戻していく流れは最後まで見どころです。
まとめ
ここまで少し辛口に書きましたが、日本リメイクには日本リメイクの良さもあります。
地上波で観れたり、字幕を読まなくても良かったり、テンポが軽くなって見やすくなったり。
原作を知っている人は違いを楽しめますし、初見の人は日本版から入るのも全然ありです。
気になる作品があったら、原作と見比べてみると意外と盛り上がりますよ。
ご意見ご感想はXで教えてください。
X→かよよんちゃん








