ロマンス【韓国ドラマ】大ヒットしたけどハマらなかったランキングTOP10!超辛口レビュー!
「視聴率も話題もすごかったのに、なぜか私はハマれなかった…!」
こんな経験がありませんか?
そこで、今回は、世間で大ヒットしたのに私的にはイマイチだったロマンス系韓国ドラマを、辛口コメントとともにランキング形式で発表します!
※このページはあくまでも個人の感想です。
楽しくドラマをご覧になっている方に水を差すつもりはございませんが、もしもそんな感じになってしまった場合はお許しください。
【韓国ドラマ】大ヒットしたけどハマらなかったランキングTOP10!
第10位 『星がウワサするから』

イ・ミンホとコン・ヒョジンという超豪華タッグなのに、こんなに心が動かないとは思いませんでした。
イヴ・キム(イ・ミンホ)と産婦人科医コン・リョン(コン・ヒョジン)が宇宙ステーションで恋をするという設定からしてぶっ飛んでます。
ところが、リョンのキャラがとにかく自己中心的で子どもっぽく、見ていてイライラ。
イ・ミンホまで苦手になりそうでした。
恋愛の展開も早すぎてついていけず、「どこの部分で好きになったの?」という疑問がずっと残ったまま。
ラストには生命の大切さなんてテーマを持ち出されても、これまでの流れとまったく噛み合っていません。
スタジオドラゴンのお金のかけ方はさすがですが、脚本がこんな状態だともうついていけませんでした。
よかったのは宇宙映像とあいかわらずイケメンのイ・ミンホ。
宇宙服を着ていてもオーラは健在です。
でもせっかくの美貌がストーリーに埋もれてしまって本当にもったいなかったです。
※あくまでも個人の感想です。
第9位 『愛のあとにくるもの』

正直、『愛のあとにくるもの』は放送前の期待が逆に重荷になってしまったドラマでした。
坂口健太郎さん演じる青木潤吾と、イ・セヨンさん演じるチェ・ホンが5年越しに奇跡の再会…
設定だけ聞けばすごくロマンティックです。
ただ実際のドラマは日本語と韓国語のぎこちないセリフの掛け合いが、国際恋愛の現実よりも「台本読んでる感」が勝ってしまいました。
ムン・ヒョンソン監督の映像は美しく、音楽も上品。
でも中身はふんわりとした空気だけ。
トキメキも涙も、どこか遠くを通過していく感じです。
お互いを忘れられない5年間の重みよりも違和感のほうが勝つ不思議な作品でした。
辻仁成原作と聞いて納得。文学的というより、少し気取ったエッセイを映像化したような印象です。
キャスト目当てなら完走できるけど、恋愛ドラマとしてのカタルシスを求めると途中で離脱気味になっちゃいますよ。。
※あくまでも個人の感想です。
第8位 『半分の半分 ~声で繋がる愛~』

人工知能プログラマーのムン・ハウォン(チョン・ヘイン)が、亡くなった恋人の声をAIスピーカーに使うという、ちょっと倫理ギリギリの設定から始まるこの作品。
AI×純愛という組み合わせに胸が高鳴ったのも束の間、ストーリーはまるで夢の中を漂うようにフワフワ…。
音楽も映像もインテリアも完璧で、見ているだけで心が浄化されそうなのに、肝心の物語がどこからどこへ向かっているのか全く分からなかったです。
ハン・ソウ(チェ・スビン)との出会いでハウォンの心が少しずつ動いていく。
その繊細な感情を味わう前に意識が眠気に負けそうになる視聴者。
イ・ハナ(ムン・スノ)やキム・ソンギュ(カン・イヌク)といった名バイプレイヤー陣も、ドラマの空気感にすっかり飲まれて存在が霞んでしまいました。
チョン・ヘインとチェ・スビンのケミは確かに美しく、見た目だけなら100点です。
でも、雰囲気で全部何とかしようとした脚本が思った以上にたいくつを生んでしまいました。
AIで愛を再現するというテーマの深さはあるのに、掘り下げゼロです。
正直、完走した自分を褒めてあげたいドラマでした。
※あくまでも個人の感想です。
第7位 『私たちの映画』

映画界の巨匠の息子という爆弾設定を背負ったイ・ジェハ(ナムグン・ミン)が、スランプ地獄にもがいていたところに現れるのが、余命宣告を受けた女優志望のイ・ダウム(チョン・ヨビン)。
設定だけ聞くと「泣いてください」とテロップがでそうなくらい悲壮感あふれるドラマです。
しかし、いざ観てみると「あれ?」
ジェハのポーカーフェイスが鼻につく。
ダウムが1人で涙あり笑いありのジェットコースターを走ってるのに、監督のジェハは終始「ふーん」みたいな顔。
ナムグン・ミンはそういう演技が上手なのですが、今回は裏目に出てしまったようです。
また、演技は悪くないのに、空気がずっと薄暗い。
夕焼けの灯台シーンは「これぞ映画」って思えましたがそこまで道のりが長すぎ。
私にとっては、泣くよりもあくびをこらえる作品でした。
※あくまでも個人の感想です。
第6位 『ボーイフレンド』

第6位『ボーイフレンド』。
タイトルからして「理想の恋人像」を期待したのに、実際は眠たくなるたいくつなドラマでした。
チャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)は政治家一家に生まれた完璧すぎる氷の女。
そこに現れるのが天使のような好青年、キム・ジニョク(パク・ボゴム)。
キューバで運命的な出会いを果たし、再会して恋に落ちるまではいいのですが、とにかくテンポがスローすぎです。
お互いの立場を越えて愛し合う年の差ロマンスと聞くと、甘いドラマを想像しますよね。
でも、ヘギョさんの表情は相変わらず氷のように美しく、ボゴムの笑顔は太陽級の癒しなのに、たいくつ。
「上司と部下の恋」「年の差」「シンデレラロマンス」など、韓ドラでおなじみのスパイスが全部入っている本作。
設定も俳優陣も豪華だっただけに、余計に残念でしたね。
「ハマれなかったヒット作」の代表格としては、堂々の6位です。
※あくまでも個人の感想です。
第5位 『愛の温度』

愛にも適温があるとか言ってますが、正直このドラマはとてもぬるかったです。
脚本家志望のヒョンス(ソ・ヒョンジン)と、年下フレンチシェフのジョンソン(ヤン・セジョン)の恋は、熱いんだか冷めてるんだか。
最初はときめきがありました。
しかし、見てる側の心の温度がどんどん下がるのを感じたのは私だけでしょうか。
ジョンソンが仕事をすっぽかしてまで会いに来るシーンも、「それ普通に社会人としてアウト」
パク・ジョンウ(キム・ジェウク)は誠実で包容力あってすてきですが報われません。
結論、タイトル「愛の温度」ではなく「視聴者の冷めた温度」を測るドラマでした。
※あくまでも個人の感想です。
第4位 『ある春の夜に』

タイトルからして、ふんわり優しい春風みたいな恋愛を期待しましたがハマれませんでした。
イ・ジョンイン(ハン・ジミン)は「自分に正直でいたい女」として描かれているものの、どう見ても自分勝手な人にしか見えず共感できません。
彼氏の前では不機嫌全開なのに、気になる男を前にすると急に女モードになる豹変ぶりにも「うーん」
しかも「浮気じゃない」と言い張るその態度がまたイラッとするんですよね。
一方のユ・ジホ(チョン・ヘイン)は、もともと国民の年下彼氏として知られる彼の優しさが、ここでは裏目に出た感じです。
優しすぎて、ただの都合のいい人になってしまっています。
クズな元彼(キム・ジュンハン)まで出てきて、もう誰にも肩入れできない地獄絵図です。
結局、共感もトキメキもほぼ皆無。
ロマンスを期待して見始めたのに登場人物たちの情緒バトルに疲労困憊しました。
※あくまでも個人の感想です。
第3位 『ボラ!デボラ~恋にはいつでも本気~』

ロマコメ界の常連、ユ・インナ(ヨン・ボラ役)とユン・ヒョンミン(イ・スヒョク役)の共演。
さらにチュ・サンウク(ハン・サンジン役)、ファン・チャンソン(ノ・ジュワン役)も加わった豪華布陣なのに、なぜか全然ハマれませんでした。
キャラ全員に愛着が湧かないのです。
ユ・インナ演じるボラは恋愛コラムニストという設定ですが、どうにも人生経験より脚本に振り回されてる感が強い。
ユン・ヒョンミンは真面目すぎて恋愛ものにはちょっと不向き。
二人の関係も盛り上がるどころか、ずっと温度差があるまま。
チュ・サンウクの存在も謎で、「お父さんと娘?」と思うほどの距離感があります。
チャンソンのクズ男っぷりだけが唯一スパイスになってて、それがこのドラマ最大の刺激でした。
前半の失恋シーンは確かに胸が痛くてよかったのですが、後半は失速。
どうせそうなるでしょ、という展開をだらだら引き延ばす感じで、ボラの本気の恋がいつの間にか惰性の恋に変わっていました。
※あくまでも個人の感想です。
第2位 『天気がよければ会いにゆきます』

主演のモク・ヘウォン(パク・ミニョン)と、寡黙な書店主イム・ウンソプ(ソ・ガンジュン)の再会ラブストーリー。
映像はびっくりするほど美しく、まるで詩の一節を眺めているような穏やかさ。
雪解けのように静かで、冬の韓国ドラマ特有のヒーリング感をこれでもかと詰め込んでくるのですがヒーリングしすぎて、途中で眠くなりました。
まず、パク・ミニョンさんの都会のオーラが、田舎の空気にまったく馴染まない。
制服姿は正直きつめで、「キム秘書」時代のオーラを消せないまま森を歩かれても、もはやソウルから来たセレブ観光客に見えてしまいます。
対するソ・ガンジュンさんは相変わらずの癒しフェイスなのに、彼の周りだけ時間がゆる〜く止まっているようで、恋愛が進むまでのスローペースに忍耐力が試されます。
イ・ジェウクさんの青春パートでようやく呼吸できる視聴者。
母との確執も、共感しようとすればするほど、モヤモヤが深まっていきました。
癒されたい人には最高のドラマですが、筆者のように展開が欲しい人には地獄です。
※あくまでも個人の感想です。
第1位 『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』

『よくおごってくれる綺麗なお姉さん』が大ヒットしたのは、何よりチョン・ヘイン演じるソ・ジュニの子犬系年下男子力が爆発していたからでしょう。
ソン・イェジンが演じるユン・ジナとの年の差ロマンスは、まさに「現実にいそうでいない理想の彼氏×現実に疲れたアラサー女性」という構図が刺さりました。
前半は、Rachael Yamagataの切なすぎるBGMが流れるたびにホルモンが暴走しそうになるほどキュンキュン。
物語が進むにつれて、恋の甘さよりも社会の苦みが勝ち始めます。
母親(キル・ヘヨン)の古臭い価値観と職場のストレスが、視聴者の恋愛ホルモンを見事にぶち壊してしまうのです。
そして、展開のテンポも妙に飛び飛び。
「恋愛のリアル」がテーマなのはわかりますが、最後は少し説教くさく、観てる方は現実に引き戻されてしまいます。
チョン・ヘインとソン・イェジンのケミが完璧すぎて余計に惜しい。
もう少し夢を見せてほしかったですね。
※あくまでも個人の感想です。
まとめ
今回は、Netflixで配信中の韓国ドラマの期待外れランキングTOP10を辛口で紹介しました。
もしも、推しのドラマをボロクソに書いてしまったのならすみません。
ただ、「そんな感想もあるんだな」なんて軽く流していただけると幸いです。
ドラマは観る人によってまったく感想は違ってきます。
また、同じ人でも1回目と2回目で環境や体調が違っただけでまったく違う感想になる場合もあります。
今回は期待外れだったドラマも次に見たら「あれ?おもしろいじゃん」と思うかもしれませんね。
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X→かよよんちゃん






