最終回までワクワクしながら見ていたのに、まさかの展開に「えっ…これで終わり?」と固まった経験、ありませんか?

韓ドラは序盤が神すぎて、期待が膨らむぶんだけエンディングでの落差がきつい時がありますよね。

今回は、そんな最終回でがっかりしてしまった韓国ドラマを特集!

思わず「時間返して〜!」と叫びたくなる作品たちを振り返ってみましょう。

※このページはあくまでも個人の感想です。

楽しくドラマをご覧になっている方に水を差すつもりはございませんが、もしもそんな感じになってしまった場合はお許しください。

ただ、まだ見てない方やすでに離脱してしまった方がこの記事を最後まで読めば『私の国』『バリでの出来事』『善徳女王』を観たくなるかもしれません。

【ネタバレ注意!】韓ドラ最終回でがっかり特集!

①私の国

あらすじ

韓国ドラマ「私の国」は、高麗末期の1388年を舞台にしたアクションロマンス時代劇です。物語は、父親が罪人の汚名を着せられどん底の生活を強いられているソ・フィと、母が奴婢出身のため差別されてきたナム・ソノという二人の若者を中心に展開します。二人はそれぞれ異なる立場から理想の「私の国」を建国しようとする信念を持ち、激しい政治的権力闘争や戦いの中で出会い、友情や愛、裏切りを経験しながら成長していきます。

物語の中でフィは、父親の不正で武科試験に受からず軍役に送られ遼東征伐で苦難の日々を過ごします。一方ソノは父に命じられフィを殺す任務を負いながらも、複雑な感情の中でフィと再会することになります。やがて、朝鮮建国に関わる歴史的事件や王朝内部の争いを背景に、二人はそれぞれの理想をかけた闘いに巻き込まれていきます。

このドラマは、友情と信念、愛憎が入り交じる人間ドラマを描きながら、歴史的な建国期のダイナミックな変革をスリリングに映し出しています。主演にはヤン・セジョン(ソ・フィ役)、ウ・ドファン(ナム・ソノ役)、ソリョン(ヒジェ役)、チャン・ヒョク(イ・バンウォン役)などが出演しています

最終回のネタバレです

韓国ドラマ「私の国」の最終回(第16話)は、主人公ソ・フィ(ヤン・セジョン)とナム・ソノ(ウ・ドファン)が、自分たちの父親を陥れた黒幕が世子イ・バンウォン(チャン・ヒョク)であることを知る衝撃の展開で締めくくられます。

バンウォンはフィを殺そうとしますが、フィの頼みでソノは助けられ、バンウォンへの反発は頂点に達します。

最終決戦では、フィとソノがバンウォン率いる勢力と対峙し血みどろの戦いを繰り広げる中、フィは父親の遺した村「ソ・ゴムの国」で人々と新たな生活を築くことを夢見ます。

ソノとの友情や絆も深まり、二人は苦しい時代を共に乗り越えようと決意しますが、バンウォンによる襲撃があり、最後は命がけの戦いとなります。

物語は、バンウォンが世子として権力を握る1年後に終わり、ヒジェの想いを胸にフィとソノが壮絶な運命を辿ったことが示されます。

愛と裏切り、友情が交錯する激動の時代劇で、主要キャラクターたちの複雑な人間関係と歴史的事件の絡み合いが見どころとなっています。

他の方はこのような感想を寄せていましたのでご覧ください。

家に閉じこもってあっという間に完走。後半に進むにつれて毎話最終回並みのクオリティで止められず。史劇は心を抉られるけどやっぱり好きです。ヤン・セジョン&ウ・ドファンの友情最高。

引用:レビューサイトfilmarks

ヤン・セジョンとウ・ドファンのブロマンス時代劇。
戦わねばならない立場におかれながらも最後まで貫く友情が究極なまでに美しい。
この作品がウ・ドファンの出世作と言われる所以もわかるくらい彼の鋭い眼差しや悲しげな表情、優しさに満ちた笑みがなんとも切なくて良い。
そして、チャン・ヒョクならではの存在感と独特の笑い方が悪役でありながらも憂いを感じる素晴らしさ。
久しぶりに大当たりの時代劇作品だった。

引用:レビューサイトfilmarks

②バリでの出来事

あらすじ

韓国ドラマ「バリでの出来事」(原題:발리에서 생긴 일)は、2004年に放送された恋愛サスペンスドラマで、バリ島での出会いをきっかけに4人の男女が繰り広げる複雑な愛憎劇を描きます。財閥の御曹司チョン・ジェミン(チョ・インソン)とその婚約者チェ・ヨンジュ(ハ・ジウォン)、ヨンジュの元恋人カン・イヌク(ソ・ジソプ)、貧困に苦しむバリ島のガイドイ・スジョン(キム・スンス)が中心で、楽園のようなバリからソウルに戻った後も嫉妬、裏切り、復讐が絡み合う人間ドラマが展開します。全16話で最高視聴率39.7%を記録した人気作です。​

主要キャラクター

  • チョン・ジェミン(チョ・インソン): 裕福な家の御曹司で、スジョンに執着し、政略結婚に苦しむ。最終的に悲劇的な選択をする。
  • イ・スジョン(キム・スンス): 兄の借金で苦境にあり、ジェミンやイヌクに近づくが、侮辱や貧困に耐えながら生き抜こうとする。
  • チェ・ヨンジュ(ハ・ジウォン): ジェミンの婚約者でイヌクの元恋人。嫉妬心からスジョンに敵対し、結婚を巡る葛藤を抱える。
  • カン・イヌク(ソ・ジソプ): ヨンジュの元恋人で、スジョンに惹かれていくが、復讐計画に関わる。

物語はバリ島で始まり、ヨンジュがイヌクを追って訪れ、ジェミンとスジョンも加わって観光します。

ソウルに戻った後、スジョンは貧乏生活から脱するためジェミンに接近し、イヌクも隣人として親しくなります。

ジェミンとイヌクの間で揺れるスジョン、ヨンジュの嫉妬による対立が激化し、ジェミンの結婚・離婚、資金詐欺の陰謀が絡みます。

最終回ネタバレ注意!

韓国ドラマ「バリでの出来事」の最終回(第20話)は、バリ島で3人の運命が交錯する衝撃の結末で、多くの視聴者を廃人化させた愛憎劇の頂点です。

イヌク(ソ・ジソプ)とスジョン(ハ・ジウォン)が復讐を果たしバリへ向かう中、ジェミン(チョ・インソン)が追跡し、ビーチで銃を構えるシーンがクライマックスとなり、誰も予想しなかった悲劇的な銃撃と死が連続します。

このどろどろとした四角関係の決着は、最高視聴率39.7%の人気を象徴する名場面として今も語り継がれています。

最終回の詳しいあらすじ

ジェミンはヨンジュ(パク・イェジン)と離婚を決意し家を出ますが、父親の怒りがスジョンに向かい、彼女はビリヤード場で襲われます。

一方、イヌクは外国人出資者との詐欺計画を進め、スジョンをバリに連れ去ります。

全てを知ったジェミンがバリに到着し、ホテルのベッドで寝ているでイヌクとスジョンに銃を向け発砲。

イヌクが倒れ、スジョンはジェミンに打たれた後最後に「サランヘ」と言います。

最後にジェミン自身も銃で自決するという破滅の連鎖が描かれます。

このシーンは、楽園バリでの再会が地獄絵図に変わるギャップが強烈で、ジェミンの孤独な執着とイヌクの復讐心、スジョンの揺らぐ心が爆発します。

ヨンジュの嫉妬も間接的に絡み、誰も救われないバッドエンドが視聴者の心をえぐりました。

ファンの衝撃と評価

最終回の銃撃シーンは「廃人を生んだ」「ジェミンが可哀想すぎる」とSNSで話題沸騰し、再放送時もトラウマ級のインパクトを放ちます。

チョ・インソンらの熱演が愛憎の深みを増し、単なるラブストーリーではなく人間の闇を描いた傑作として高評価です。

他にも下記のような意見もありました。

昔のドラマだけど、私の推しハ・ジウォンちゃんが主演だし、韓国では“廃人ドラマ”って呼ばれるほど話題になった作品だったから気になって観たんだけど…。
こりゃ本当に廃人になるわ…。
最終回のエンディングが衝撃的過ぎて、しばらく余韻から抜け出せなかった。
もしこれから観る人がいたら、本当にネタバレ厳禁で観てほしい‼️

引用:レビューサイトfilmarks

過去に視聴。20話
4人の男女の愛憎ストーリー。
最終回が今までなかったことだったので、かなり衝撃的だった。
チョ・インソン演じるジェミンの愛は私は狂気じみていて、怖くも感じた。
ドラマの雰囲気を盛り上げる感じの挿入歌がとても好きだった。

引用:レビューサイトfilmarks

③善徳女王

あらすじ

韓国ドラマ「善徳女王」は、新羅時代の史実をもとにした歴史大作で、朝鮮半島初の女帝である善徳(トンマン)王女の誕生から波乱に満ちた半生を描くサクセスストーリーです。物語は、妖女ミシルの陰謀により王族の双子の妹トンマンが侍女に託されるところから始まり、トンマンは自分が王女であることを知り、さまざまな苦難を乗り越えて新羅初の女王の座に就きます。そして、キム・ユシンらの力を借りて三国統一の夢を追いかけます。

ドラマは62話構成で、ミシルの策略、王位継承を巡る政争、トンマンとピダムの愛憎劇、そして三国統一に向けての激しい戦いが描かれています。

特にトンマンとピダムの全面戦争、ピダムの自責の念と最期、そしてトンマンの病状悪化と死去までのドラマティックな展開が見どころです。

また、トンマンの成長過程や彼女の周囲の人々との人間ドラマも丁寧に描かれています。

主要キャストにはイ・ヨウォンが善徳女王トンマン役を務め、他にミシル役、キム・ユシン役、ピダム役など歴史的に重要な人物が登場。

歴史的大事件や政治的な陰謀、そして個々の信念や愛情が交錯する深いドラマとなっています。

韓国ドラマ「善徳女王」の最終回(第62話)は、トンマンとピダムの悲劇的な対決が頂点に達し、視聴者を震撼させる展開で幕を閉じます。

ピダムがヨムジョンの策略に気づき自責の念に苛まれながらも、トンマンに近づくために傷を負い続け、「トンマンまであと70歩…30歩…10歩」と数えながら進むシーン。

キム・ナムギルの迫真の演技が光り、号泣必至の名場面として語り継がれています。

この切ないカウントダウンが、愛と裏切りの果ての絶望を象徴し、ファンの間で「衝撃的すぎる」と話題になりました。

最終回のドラマチックな展開

【最終回ネタバレ注意!】

トンマンとピダムの全面戦争が勃発し、ピダム軍はユシンとアルチョンらに制圧されます。

心身ボロボロのピダムは本陣に突入、次々と兵を倒しながらトンマンに手を伸ばしますが、矢や刃に倒れ、最後はユシンの一撃で「トンマン…」と息絶えます。

この「トンマンまで、あと10歩」の瞬間、ピダムがトンマンを見つめる表情が、純粋な愛ゆえの悲劇を強調し視聴者の心をえぐりました。

​トンマンの病状も悪化し、ユシンに三国統一の夢を託して静かにこの世を去ります。

バッドエンドのような結末ながら、トンマンの志が後世に受け継がれる余韻が残り、壮大なスケール感が中だるみなく最後まで魅了しました。

ピダムの純粋さが周囲に利用された末の最期は、人間ドラマの深みを増しています。

ファンの反応と名言のインパクト

このシーンはSNSで「トンマンまであと10歩は名言」「ピダムの足取りに感動と涙」と拡散され、歴史好きやロマンス派を問わず衝撃を与えました。

トンマンが最後までピダムを信じ続けた対比が、愛憎の複雑さを際立たせ、再視聴を促すほどの余韻を残します。

こちらのようなレビューもあがっているようです。

思わぬ好きなナムジヒョンが子役でうれしかった。
初めての美人の悪役だった。
ミシルが死んでからはちょっと失速。
ミシルが死んでからは、トンマンもピダムも馬鹿になって
つまらなかった。
史実とだいぶ違うのは不満だが、まあ長くて見応えはあったが、

引用:レビューサイトfilmarks

面白くなるまでに時間が掛かった。
トンマンはあの…馬医に出てた人。
この人は幼馴染に似てるから、その印象が強い笑

そして私には全く伝わらないユシンの魅力。

引用:レビューサイトfilmarks

まとめ

どのドラマも途中までは最高だっただけに、ラストの展開が惜しかったですよね。

でも、がっかりした作品ほど記憶に残るのも不思議。

あの衝撃やモヤモヤも、韓ドラの一つの味かもしれません。

次こそは最後まで満足できるドラマに出会いたいところです!