話題になると思ってたのに、まさかの低評価!
そんな「残念すぎる!」韓国ドラマってありますよね。
キャストも豪華で期待してたのに、見てみたら何か物足りない。
今回は、そんな期待値が高かったのに評価が伸びなかった残念過ぎる韓国ドラマを3作品ピックアップしてみました。
韓国ドラマ残念過ぎる!評価が伸びなかった3選!
①無駄な嘘

高品質な作品を次々と生み出すことで知られるSTUDIO DRAGON。
そんな名門が手掛けた最新作『소용없어 거짓말(無駄なウソ-誰にも言えない秘密-)』は、ウソを見抜く能力を持つ女性と、秘密を抱えた天才作曲家の出会いを描いたファンタジー×ロマンスドラマです。
ところが放送当時、その注目度に比べると評価が今ひとつ伸びませんでした。
なぜなのでしょうか。
あらすじと基本情報
モク・ソルヒ(キム・ソヒョン)は、嘘を見抜く特殊能力を持ちながら「ライアーハンター」として生計を立てています。
しかし、誰もが嘘をつく現実に疲れ、人間不信気味に。
そんな彼女の隣に、素性を隠して暮らす天才作曲家キム・ドハ(ファン・ミニョン)が引っ越してくるところから物語は始まります。
最初は彼を疑っていたソルヒですが、ドハが唯一、嘘をつかない人物だったことから心を開いていきます。
互いの傷を癒やし合うように距離を縮めていく姿は、正統派のロマンチックさを漂わせていますね。
登場人物とキャスト
- モク・ソルヒ(キム・ソヒョン):生まれつき嘘を見抜けるヒロイン。信じることを恐れながらも、人を理解しようとする繊細な演技が印象的でした。
- キム・ドハ(ファン・ミニョン):殺人容疑という過去を背負い、人に心を閉ざした作曲家。彼の“静かな誠実さ”が、嘘の中の真実を際立たせています。
- イ・ガンミン(ソ・ジフン):ソルヒの元恋人で刑事。彼の存在が物語にサスペンス要素を与え、ストーリーの緊張感を保っていました。
- シャオン(イ・シウ):ドハに片想いする歌手。恋の三角関係を柔らかに彩る存在です。
評価が伸びなかった理由
視聴者の間では「主演2人のビジュアルは完璧」「優しい雰囲気の恋愛が癒やされる」との声が多くありましたが、評価が高止まりしなかったのにはいくつかの理由があります。
- ストーリー展開の緩さ
第1話から中盤にかけては設定説明が続き、テンポがやや遅く感じられました。特にファンタジー要素とロマンスのバランスが曖昧で、焦点がぼやけていた印象です。 - 感情の盛り上がり不足
ドハの過去やソルヒの能力という強い材料があるにもかかわらず、“劇的な感情の爆発”が少なく、淡々として見える回もありました。もう少しドラマチックな演出や脚本の起伏が欲しかったところでしょう。 - 視聴層とのミスマッチ
ファン・ミニョンの人気によりアイドルファン中心に注目を集めましたが、物語のトーンはしっとり大人向け。ロマンチックコメディとして期待した層には少し静かすぎたかもしれませんね。
視聴して心に残る点
とはいえ、『無駄なウソ』には“優しい誠実さ”を貫く魅力があります。
序盤はとても面白かったのです。
キム・ソヒョンとファン・ミニョンの繊細な掛け合い、光の演出、さりげない音楽の使い方など、穏やかで癒やされる要素が満載です。
最終話では、「人を信じる勇気」こそが真実を見抜く力だと感じさせるセリフが印象的でした。
『소용없어 거짓말(無駄なウソ)』は、派手さよりも“心の静かな共鳴”を描くドラマだったような気がします。
強烈なフックが足りないと感じるかもしれませんが、丁寧に作り込まれた世界観や俳優陣の誠実な演技には確実な魅力がありました。
視聴後にじんわりと余韻が残る、そんな作品だと思います。
他の方はこのような感想を寄せていましたのでご覧ください。
うーん。思ったよりストーリーが単調だった。あまり波がない感じ。見終わったあとこんな長くしないでも良いのかなって。主人公の男があまりタイプじゃなく、ガンミンの方が顔も性格もタイプだった!
引用:レビューサイトfilmarks
思ってた以上に恋愛系で途中退屈。
引用:レビューサイトfilmarks
成功したオタク君、可愛い♡
②だから俺はアンチと結婚した

韓国ドラマ「だから俺はアンチと結婚した」は、トップアイドルのフ・ジュン(演:チェ・テジュン)と雑誌記者見習いのイ・グニョン(演:チェ・スヨン)が、トラブルをきっかけにアンチとアイドルの異色の同居生活を始めるラブコメディです。
視聴者の評価が伸びなかった理由を見てみましょう。
①主人公グニョンが普通の人すぎて違和感がある
まず一つ目は、主人公グニョンが普通の人すぎて違和感があるという点です。
彼女は公式アンチ第1号としてフジュンに挑んでいきますが、日常生活の中でのリアルな苦労や葛藤があまり描かれておらず、ドラマ全体の説得力が弱まってしまっているのです。
たとえばクラブでの最初のトラブルからあっさりアンチ活動に移行する流れが唐突に感じられ、登場人物の感情の変化に納得しづらい部分があるのが残念でした。
②恋愛描写の曖昧さ
二つ目は恋愛描写の曖昧さです。
フ・ジュンとイ・グニョンの関係はジェジュンというライバルや元恋人のオ・イニョン(演:ハン・ジアン)も絡む四角関係が存在します。
嫉妬や葛藤といった重要な見せ場があまり強調されず、恋愛ドラマとしての盛り上がりに欠けています。
視聴者としては、もっと登場人物たちの心の動きを丁寧に描いてほしかったと感じたことでしょう。
③脇役の使い方が中途半端である点も評価が伸び悩んだ
三つ目に、脇役の使い方が中途半端である点も評価が伸び悩んだ大きな要因です。
ヒロインの友人や元カレなど、物語を盛り上げる波乱要素があったものの、主役二人の恋愛やドラマの中心軸にうまく絡められず、存在感が薄れてしまいました。
結果として、物語全体の厚みや緊迫感が不足し、視聴のモチベーションを継続しにくくしてしまったのです。
このドラマは出演者の美男美女カップルによるラブコメの設定自体は魅力的ですが、ストーリーの展開や人物描写にもう少し緻密さが欲しかったように思います。
とはいえ、軽めの恋愛ものとしてサクッと視聴する分には楽しめる部分も多いので、肩ひじ張らずに観るには悪くないかもしれませんね。
登場人物・キャスト一覧:
- イ・グニョン(チェ・スヨン):出版社の記者見習い。フ・ジュンの公式アンチ第1号になる。
- フ・ジュン(チェ・テジュン):世界的なトップスター。複雑な心境を抱えながらも仕事は順調。
- オ・イニョン(ハン・ジアン):元アイドル、ジェジュンの彼女でフ・ジュンの元恋人。
- ジェジュン:フ・ジュンの練習生時代のライバル。
なお、この内容は多くの感想やレビューを参考にしたものです.
他にも下記のような意見もありました。
沖縄で撮影してくれたのは嬉しいけど、浴衣のまま温泉につかるのはさすがにドン引き!
誰か教えてあげなかったの?!
引用:レビューサイトfilmarks
前半は面白かったのに、、後半はいまいち盛り上がりに欠けてしりすぼみ。なぜあんなにチャンソンカップルら無駄に絡んでくるのか、、、この2人の話、要らないし、もめてばかりで理解しにくい。
引用:レビューサイトfilmarks
仕事してーって思う。
あと、日本の温泉に浴衣着て入るところとか、ゆで卵持って行って食べながら入るシーンは、度肝抜かれた。
変な知識植え付けないでー、、。
③ウエディング・インポッシブル

韓国ドラマ「ウエディング・インポッシブル」は、演技力はあるのに売れない下っ端女優ナ・アジョン(チョン・ジョンソ)と、アメリカから帰国した親友イ・ドハン(キム・ドワン)による偽装結婚から始まるラブコメ作品です。
期待されたほど評価が伸びなかった理由がいくつかあり、今回はその中でも納得できる3つのポイントについて語りたいと思います。
登場人物とキャスト紹介
主人公のナ・アジョンを演じるのはチョン・ジョンソ。
彼女はこれまではクールな役が多かったのですが、本作ではかわいらしい面も見せてくれて、多くの視聴者から注目を浴びました。
一方、イ・ドハン役はキム・ドワンが務め、無名の俳優の中でも安定した演技力で物語を支えています。
下男子ジハン役のムン・サンミンが、端正なルックスとモデル出身のスタイルで作品に華を添えています。
評価が伸びなかった3つの理由
- ストーリーのマンガ的展開とリアリティの欠如
物語が非現実的でマンガのような展開が多く、視聴者が感情移入しにくい点が指摘されています。キャラクターの行動や状況設定に無理があり、共感できなかったという声が多いのです。 - 登場人物の魅力不足と脚本の弱さ
主要キャストの演技力は認められるものの、脇役や背景人物の描写が浅く、物語の厚みが足りませんでした。脚本に深みがなく、恋愛や偽装結婚の設定も新鮮味に欠ける印象でした。 - 恋愛要素のバランスと展開の遅さ
恋愛要素が多い割には展開がゆっくりで、先を見たいという興味が持続しにくかったのも評価低迷の一因でしょう。恋愛ヒロインの存在感が薄く、ドラマに味わい深さを加えられていなかった点もあります。
共感を呼ぶエピソード
例えば、ナ・アジョンが長年の下積みで味わう「認められない苦労」や、偽装結婚を通して少しずつ心を開くイ・ドハンとのやりとりは、地味ながらリアルな感情が伝わってきます。
こうした切なさやもどかしさは、視聴者として共感しやすく面白かったですよね。
だが一方で、「もっとドラマに厚みが欲しかった」という声も根強いのです。
「ウエディング・インポッシブル」は良い演技陣や魅力的な設定があった反面、脚本や展開の面でもう一歩だったために評価が伸び悩んだドラマとの声もあがっていました。
レビューをご覧ください。
出てる俳優さん皆んな好きなんだけど、
引用:レビューサイトfilmarks
話が…なんか全然入って来ない
頑張って見たけど離脱…。
また見たくなったら見てみるけど
おすすめでは無いかな⁉︎
何度も離脱しながら随分時間かかってやっと完走。ストーリーがイマイチでマンガっぽくて、心が全然持っていかれない。ムンサンミン見たさのみで見ただけ。全てがなんか軽いというか、深みゼロというか、結末どうなってもいいや、みたいな気持ちにさせられる。ヒロインはラブコメ向きの顔じゃないよね。
引用:レビューサイトfilmarks
ただ、今回取り上げたポイントは、あくまでもレビュー参考にしたり筆者個人の感想に過ぎません。
「最高におもしろかった」「イッキに観た」と絶賛されている方も大勢いるドラマなので「そんな人もいるのね」程度にお考えいただけると幸いです。
まとめ
どの作品も決して、つまらないわけではなく期待とのギャップが生まれてしまっただけなんですよね。
SNSや視聴者の反応を見ても、「題材はよかったのに惜しい!」という声が多め。
やっぱり韓ドラの世界は、ストーリー展開と脚本のバランスが命ですね。









