キム・ヘスクさん、韓国ドラマや映画に欠かせないベテラン女優の一人ですよね。
渋くて存在感バツグン、さりげなくも深い演技で心に残るあのお母さん役、すごく印象的だと思いませんか?
ここでは、彼女の意外なデビュー秘話から、数々の演技賞受賞歴、おすすめ代表ドラマまで、ファンも納得の情報をお届けします。
さぁ、一緒にキム・ヘスクさんの魅力に迫ってみましょう!
キム・ヘスクの歩みと経歴
- 名前:キム・ヘスク
(Kim HaeSook) - 生年月日:1955年12月30日
- 年齢:69歳(2025年10月現在)
- 身長:158cm
- 出身:釜山広域市
- 学歴:慶熙大学看護学科(中退)
- デビュー:ドラマ『第三教室』(1975年)
- 所属:ジュンエンアイ
1955年12月30日、釜山広域市で生まれたキム・ヘスクさんは、慶熙(キョンヒ)大学の看護学科に在籍していましたが中退。
その後、1975年にMBCの第7期公募採用タレントに合格し、テレビドラマ『第三教室』で女優デビューを飾ります。
当時はまだ若かった彼女ですが、1976年には映画『怒れる林檎』にも出演し、しっかりと演技の世界に足を踏み入れました。
1980年に主演で復帰しています。
映画「怒れる林檎」出演の1976年ごろに一般の方と結婚しました。
旦那さんについては一般の方なので公表されていませんが残念なことに若くして他界されていると韓国メディアで報じられています。
キム・ヘスクさんは40代の時に多額の借金を抱えたと明かしており、その時にはシングルマザーとして2人の娘を育てていたとのこと。
このことから旦那さんは40代でお亡くなりになっていたことになります。
以降、悲しみを乗り越え2人の娘のため、そして自身の女優としての夢をかなえるために頑張ってこられたのでしょうね。
やがて、高い演技力が評価され、助演や主役で多数のドラマや映画に出演しています。
韓国のドラマ界では「国民的お母さん」として親しまれているのも納得のキャリアです。
受賞歴から見る実力派ぶり
1990年代から2000年代にかけて、数々の演技大賞を受賞し続けている点も見逃せません。
2000年と2004年のKBS演技大賞で助演女優賞を獲得、さらに2005年にはドラマ『拝啓、ご両親様』で最優秀演技賞(女優)を受賞しました。
映画でも活躍し、2008年には『ファム・ファタール』で大鐘賞助演女優賞と釜日映画賞助演女優賞、『渇き』(2009年)では青龍映画賞助演女優賞と輝かしい栄誉を手にしています。
このように数多くのドラマや映画で活躍しているヘスクさん。
演技の深みが違いますね。
キム・ヘスク出演のおすすめドラマ5選
ここからは、キム・ヘスクさんの存在感が光るおすすめドラマを5作品ピックアップしてご紹介します。
どれも韓ドラファンなら一度は見てほしい名作ばかりですよ!
①冬のソナタ
韓流ブームの火付け役として有名なこのドラマ。
韓国ドラマ『冬のソナタ』でキム・ヘスクさんは、主人公ユジンの母親イ・ギョンヒ役を演じています。
ドラマ中ではユジンと妹を静かに支えながら、過去の因縁や親としての苦悩を深みのある演技で表現し、視聴者から高い評価を得ました。
親しみやすく、しかし凛とした韓国の伝統的な母親像を体現しています。
『冬のソナタ』の陰の立役者として、母としての温かみと強さを見事に演じきりました。
ドラマの切なさと彼女の温かみが絶妙にマッチしています。
②噂のチル姫
韓国ドラマ『噂のチル姫』でのキム・ヘスクさんの役は、主人公ドクチル(長女)の母親、キョン・ミョンジャ役です。
この役柄は、軍人の父である夫と対立しながらも家族を支え、娘たち(四姉妹)の悩みや問題に母親として真摯に向き合う心優しい母親像を描いています。
もしドラマの出演者に「家庭の平和維持大賞」があったら、彼女の名前が真っ先に挙がること間違いなしです!
③賢い医師生活
韓国ドラマ『賢い医師生活』でキム・ヘスクさんは、チョン・ロサという役を演じています。
ロサは小児外科医アン・ジョンウォン(ユ・ヨンソク)の母親で、物語の中では温かくてチャーミングなみんなのお母さん的存在です。
ドラマの中で彼女は、明るくも頼れる母親として息子たちを支えながら、病気や人生の困難に対しても前向きに立ち向かう姿が描かれています。
劇中でピアノを演奏するシーンは彼女の優雅で落ち着いた雰囲気にぴったりで、見ているこちらも「こんな母ちゃん欲しい!」とファンになってしまうほど。
認知症と疑われた際の不安や、それを乗り越える強さもリアルに演じられ、涙なしには見られません。
さらに、ロサは医療現場だけでなく家族の中でも中心的な存在で、息子たちとの温かいやりとりが視聴者の心をつかみ続けています。
ドラマ終了後のメイキングやインタビューでも、キム・ヘスクさんの飾らない人柄や演技に対する真摯さがファンの間で話題になりました。
④シュルプ
韓国ドラマ『シュルプ』でキム・ヘスクさんは、大妃(テビ)の役を演じています。
この大妃というのは、かつて先王の側室だった女性で、王妃(正室)を廃妃に追い込んで自分が権力の頂点に立ったという、すごい裏の顔を持つ存在です。
ドラマの舞台は朝鮮王朝時代の宮中で、王子たちの教育や王位継承をめぐって騒動が絶えない中、キム・ヘスクさんの大妃は王宮の裏舞台を仕切るドンとした怖くて一筋縄ではいかない女性です。
でもそんな怖い大妃も、家族のことになると一味違うところも見せるという一面もあり、そこにキム・ヘスクさんの重厚な演技力が光ります。
王妃ファリョン(キム・ヘス)との静かなる頭脳戦はまさに見どころ。
大声でわめくよりも睨み合いや少ないセリフで張りつめる緊張感を演出し、俳優キム・ヘスクの演技の真骨頂を楽しめます。
⑤韓国映画『神と共に』
韓国映画『神と共に』シリーズでのキム・ヘスクさんの役についてご紹介します。
キム・ヘスクさんは「初江大王(チョガンデワン)」という冥界の最高裁判官の一人を演じています。
彼女は7つの地獄のうち、「怠惰地獄」を司る厳格で威厳ある存在で、亡者の裁判において厳しいが正義感溢れる役割を担っています。
キム・ヘスクさんの演じる初江大王は、表情や声のトーンで「怖いけどカッコいい」という絶妙なバランスを持ち、冷静で鋭い判断力はまさに冥界の鬼才裁判官。
ちょっとしたミスも見逃さずピシャリと一喝。
でもその裏には責任感と公平さがしっかり根付いていて、観客は「怖いけど頼もしい大人の女性」として魅了されます。
映画ではノリノリのアクションシーンやCGでの地獄世界の壮大な描写の中、キム・ヘスクさんの存在感は静かながらも強烈。
作品全体のテーマである生と死、正義と贖罪の狭間で、その厳格さと温かみの両面をうまく見せてくれます。
よくある質問(FAQ)
Q1:キム・ヘスクさんはなぜ国民的お母さんと呼ばれるの?
A:彼女は母親役を多く演じており、その自然で温かい演技に多くの人が共感しているためです。特に秋の童話や冬のソナタでの母親役が印象的。
Q2:結婚や育児で一時的に芸能活動を休んだと聞きましたが、その後の復帰はどうだった?
A:1980年のドラマで主演復帰し、その後ヒット作に多数出演。復帰後も主演や助演で高い評価を得ています。
Q3:出演作はどこで観られますか?
A:代表作はNetflix、U-NEXT、huluなど多数の動画配信サービスで配信されています。最新の配信状況は各サービスで確認を。
Q4:キム・ヘスクさんの演技で特に評価されている点は?
A:母親役としての深い感情表現、自然で飾らないリアリティ、そして包容力ある演技が高く評価されています。
キム・ヘスクさんの魅力は多岐にわたり、その演技にはハマる要素がたくさん。
次の休日は、彼女のドラマでほっこりしませんか?
きっと「ああ、わかる!」と思うシーンに出会えますよ。
まとめ
こうして振り返ると、キム・ヘスクさんの演技人生は本当に波乱万丈ですね。
デビューから今に至るまで、彼女は変わらずリアルなお母さん役として多くの視聴者の心に寄り添ってきました。
作品ごとに見せる繊細な表現は、言葉にできない感情までも伝えてくれるので見逃せません。
キム・ヘスクさんの作品についてあなたと一緒に語り合いたいです!
きっと楽しいでしょうね。