クム・ジャンディは視聴者から嫌われている?『花より男子』かわいいのになぜ!

『花より男子〜Boys Over Flowers』は2009年に韓国KBSで放送された全25話の学園ラブストーリーです。
庶民の娘クム・ジャンディが財閥子息のF4が支配する神話高校に奨学生として入学し、ク・ジュンピョとの恋に落ちる展開。
貧富の差や家族の反対を乗り越える姿が描かれ大ヒットしました。
ところが中にはヒロインクム・ジャンディが苦手、嫌いの声もあがっているようです。
そこで、この記事ではクム・ジャンディが視聴者から嫌われているという声の実態を具体的に深堀してみました。
クム・ジャンディはどんなヒロイン?
クム・ジャンディは正義感が強く一途な庶民派ヒロインです。
韓国ドラマらしい情熱とまっすぐさが魅力で、嫌われ声もある中でも多くの視聴者を惹きつけました。
正義感の強さ
F4の横暴に一切屈しません。
神話高校に入学しますがひっそりと生きてきたジャンディ。
ある日、屋上で自殺しようとする生徒を助けたことがきっかけで一躍ヒーローに。
するとF4から赤いカードを突きつけられてしまいます。
これは「おまえをこれからいじめるぞ」という印でした。
おびえる周囲の人々の目の前で即座に投げ返します。
「私は負けない!」と宣戦布告!
周囲がビビる中、毅然と立ち去る姿は痛快です。
貧富の差を感じながらもがんばってるジャンディはかっこいいですよね。
ジュンピョが用意した高級ドレスを「こんなの着られない」と突き返したり、新聞配達のバイトで学費を稼ぐ姿は、現代の働く女性に共感を呼びます。
一途な恋心
ジュンピョの執拗ないじめから始まった関係が、次第に深い愛に変わります。
屋上シーンで彼の孤独を知り、過剰なアプローチ(花束の山や強引なデート)に心が揺らぐクム・ジャンディ。
母親カン・ヘジョンの妨害が強烈ですが、「お母さんが反対なら余計に愛します」と啖呵を切る場面は圧巻です。
さらに、ジュンピョのトラウマを癒す純粋さが最大の魅力。
幼少期から母親に虐待されてきた彼の心を理解し、貧富の差を超えて愛し始めるのです。
庶民派ヒロインの親しみやすさ
クリーニング店を営む家庭の長女という設定がリアルです。
母親の病気を支え、弟妹の面倒を見る姿は韓国家庭の現実を反映します。
水泳シーンでは引き締まった健康的な体を見せ、高校生らしい無邪気さが際立ちます。
対比的に描かれるF4の豪奢な生活(プライベートジェット、ヨット、高級ブランド)が、ジャンディの飾らない魅力を際立たせます。
庶民的なTシャツ+ジーンズ姿が、かえって愛らしく感じられるのです。
嫌われると言われる理由
視聴者のヒロインジャンディへの不満は演技スタイルやキャラクター描写のギャップから生まれ、ブログやレビューで繰り返し指摘されています。
ひとつずつ見ていきましょう。
①演技の大きさとヒステリックな印象
ク・ヘソンの感情表現が「大きすぎる」との声があがっているようです。
- F4に抵抗する場面で大声を張り上げ、手を振り回すジェスチャーが目立ちます
- 泣くシーンでは顔をくしゃくしゃにし、声を震わせる演技が「子供っぽい」「12歳の少女みたい」と批判されます
- 特にジュンピョとのケンカで「バカ!最低!」と叫びながら物を投げる姿が「ヒステリック」「うざい」と映ったようです
日本版との比較で目立つ
井上真央のつくしは感情を抑えた演技で「芯の強さ」を表現していました。
そのため、ジャンディは感情が顔や声に出すぎて「我慢ができない人」に見えたのかもしれませんね。
②2009年当時のスタイリングが時代遅れ
髪型・メイク・衣装のセンスが致命的だったとのこと。
- 前髪ぱっつん+ボサボサロング:メイクオーバー後も前髪が目にかかり、間抜けに見えます
- チープな衣装:F4のゴージャスな制服と並ぶと、ジャンディの庶民服が「ダサい」「貧乏臭い」と強調されすぎ
- メイクの失敗:アイラインが太すぎ、リップが派手で顔が重く見えてしまった
海外ファンの辛辣な指摘
Redditでは「女優さんは可愛いのに、なぜこんなひどい髪型とメイクに?」「メイクオーバー後に逆に悪化した」との声が多数。
③感情変化の急展開と説得力不足
いじめ被害者→恋する乙女への変化が急すぎるとの声もよせられていました。
- 第1話:ジュンピョにスープをかける憎しみ
- 第5話頃:突然ジュンピョを意識し始める
- 「なぜ嫌いだった男を好きになる?」という疑問が残り、感情移行に納得できない視聴者が続出
ユン・ジフとの三角関係も混乱を招く
ジフの優しさがジャンディに響く描写があるのに、最終的にジュンピョを選ぶ理由が不明瞭。
「ジフの方が絶対にいい!」とジフ派を増やしました。
具体的な「うざい」場面トップ3
- プールでジュンピョに水をかけるシーン:嫌がらせのつもりで水をかけるが、逆に水着姿を晒す羽目に
- 花束の山に埋もれるシーン:アプローチにお礼の言葉もなく「こんなにいらない!」と拒絶
- マコンド島で泣きわめくシーン:25話近くても感情コントロールできず、叫び続ける
「でもそれが韓国ドラマ」
嫌われる理由は「韓国ドラマらしさ」そのものです。
- 日本版=抑制された感情表現(クール)
- 韓国版=情熱的でダイレクトな感情表現(熱い)
視聴率35.5%の真実
一部から嫌われても、大多数は「そのまっすぐさ」「感情豊かさ」に惹かれました。
嫌う人は「日本版基準」で見る傾向があり、韓国ドラマ独自の情熱を受け入れられないのです。
結論:クム・ジャンディの「嫌われる要素」は、韓国ドラマ特有の情熱的表現スタイルそのもの。受け入れられれば魅力に変わるキャラクターだったと言えます。


