時代劇

『暴君のシェフ』が大人気の理由8選!なぜこれほどまでにヒットしたのか?

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Netflixでも話題沸騰中の韓国ドラマ『暴君のシェフ』。

少女時代ユナさんが現代から朝鮮王朝にタイムスリップする天才シェフを演じました。

「タイムスリップ×宮廷料理」という斬新なテーマがどうしてここまで視聴者のハートを射止めたのか、一緒にひも解いてみましょう。

『暴君のシェフ』が大人気の理由8選

①朝鮮王朝×現代シェフという設定

時代劇ブームの韓国ドラマ界にも数多くの話題作はありますが、「フレンチ三ツ星の現代シェフが500年前の朝鮮に迷い込む」なんて奇想天外。

ありそうでなかったこの掛け合わせ、見る前からワクワクしました。

今の知識と腕、そして食への情熱が未知の世界でどう発揮されるのか想像するだけで楽しくなります。

②ユナの本気度MAXな演技!

主演ユナさん(少女時代)の料理シーンは本物のプロ顔負け。

役作りとして実際に料理教室へ何か月も通い、現場スタッフも驚く手さばきを披露しています。

回を重ねるごとに表情や所作も洗練されていき、キャストとともに成長する姿に思わず応援したくなりました。

③料理シーンの圧倒的リアリティと映像美

ドラマ中に登場するフレンチや宮廷料理の数々は実在のシェフが監修。

とにかく彩りや盛り付けが美しく、どの回も「お腹すくわ…」と嘆く声がSNSで溢れています。

王様の前で繰り広げられる“宮廷バトル”の緊張感も段違い。最新調理道具を使わず伝統の道具と食材で現代の味を再現する工夫、たまりません。

④「暴君」の葛藤!

王イ・ホンを演じるイ・チェミンさんの存在感は圧倒的でした。

冷酷さと繊細さを併せ持つ複雑なキャラクターを、目線や声の強弱ひとつで鮮やかに表現

物語が進むほど心の傷や孤独が垣間見え、「単なる怖い王」じゃないんだ…と知るたびに涙しそうになる瞬間もありました。

⑤過去と現代の文化ギャップのコメディ

「冷蔵庫は!?」「フォンがとれない!?」――世にも不便な宮廷キッチンで悪戦苦闘する主人公の姿。

現代人なら誰しも共感し、一緒に困った気持ちになってしまいませんか?

時に“食”の知恵や工夫が大きな事件を解決の糸口に変わるのもおもしろかったですね。

⑥豪華な宮廷世界

『星から来たあなた』『ホン・チョンギ』でも評判になったチャン・テユ監督ならではの、光と影、衣装の質感、調理風景のディテールまでこだわりを感じます。

作品世界ごと料理ムービーになっているほどなので、何度でも観返したくなります。

⑦歴史好き&料理マニア必見の細部まで行き届く描写

王朝ごとの食文化や“宮廷ルール”、“食事作法”まで史実を踏まえて再現。

フレンチのテクニックと宮廷料理の融合という発想力…

一歩踏み込んだ食のウンチクや歴史の背景解説に驚かされます。

⑧視聴率・SNSでの超絶盛り上がり

初回4.9%から首都圏平均13%超えまで伸び、土日ドラマ枠で異例の好記録(2025年9月tvN公式データ)。

Netflixグローバル配信同時にシリーズTOP10入り。

SNSではレシピを再現するファン投稿も続出、「Kフード・ブーム再燃」は本物です。

『暴君のシェフ』印象的なエピソード8選!

①料理で王を救う衝撃の「みそパスタ」回

物語中盤、一番話題を呼んだのが「大王大妃主催の料理対決」。

テーマは「孝(親孝行)」で、食材は「豆腐とみそ」。

ここでジヨン(ユナ)が用意した一品は幼き日の父の味「みそパスタ」。

…でも、対決直前、「本当に大王大妃が欲しい味は幼い頃の母・亡き王妃が作ってくれた“ソムジン江のシジミ味噌汁”だ」と気付き、大胆に変更!

「ルール違反」と妨害されつつも、暴君・イ・ホンの機転でギリギリセーフ。

血を流してシジミを運ぶ侍女ギルグムや、出場者全員の極限のバトルは手に汗握る展開。

ついに完成した一杯を大王大妃が涙ながらにすする瞬間、見ている自分も思わずもらい泣きしました(第4話)。

この思い出の味の演出にはがっつり心をつかまれましたよね。

②王の孤独を“料理”が癒す夜

料理対決後、暴君イ・ホンは母の話にトラウマを覚え、発作を起こして倒れてしまいます。

その姿を見たジヨンは、昼間つくるはずだった「父の味、みそパスタ」を夜通しで調理。

現代と朝鮮時代が混じった不思議なマリアージュの一皿が、暴君の心を優しく溶かします。

「未来から来た」ことを告白するジヨン。

王は戸惑いながらもその料理の優しさに救われ、夜にこっそり“未来の料理”を日誌『望雲録』として絵入りで記入します。

この感情の静かなゆらぎが見どころです。

③豪華絢爛!国運を懸けた宮廷料理バトル

第8話の見所は「国と国の威信を懸けた料理勝負」!

ジヨンの命ともいえる「唐辛子粉」と「コチュジャン」が消える事件が勃発。

実は政敵の陰謀でした。

絶体絶命のなか、韓国伝統のライスワインを活かした「ライスワイン・ブッフ・ブルギニョン」(牛肉の赤ワイン煮込み)を独創アレンジ!韓国食材×フランス料理という組み合わせで宮中の度肝を抜きます。

しかも対戦相手の不正を正す場面もあり、“料理人の誇りとプライド”が描かれ、ジヨンの成長と信念に胸が熱くなる神展開でした。

④恋心が生まれる“暴君のギャップ”

「暴君」の名にふさわしい冷徹な表情もジヨンの前では時折崩れ、子供っぽい無邪気さや、料理を食べて微笑むピュアな笑顔を見せます。

加えて、発作を起こす繊細な弱さ、過去のトラウマに苦しむ孤独な姿。

ジヨンの料理が王の孤独に寄り添うほど、2人の距離は少しずつ縮まっていきます。

SNSでは大盛り上がりでしたね。

⑤縄張り争いから仲間へ

タイムスリップ当初、ジヨンは宮廷厨房(水剌間)で経験ゼロの新人扱い

ほかの料理人たちはあからさまに徹底的なイジメ!

でも、料理対決や事件を通じて少しずつ理解し合い、厳しかった熟手達が徐々に仲間となり「下剋上友情」が芽生え始めます。

宮廷の上下関係やドロドロの“厨房攻防戦”が、グルメファンにはたまらないリアリティ!

⑥ソースや盛り付け“細部”で魅了

本作は「料理そのものが主人公」と評されたほど。

スービッドステーキや味噌パスタ、シュニッツェル…およそあり得ない組み合わせも、盛り付けや器づかいが芸術品のようでしたよね。

韓国食材×フレンチの奇跡的な融合が、映像としても堪能できます。

⑦歴史×フィクションの“知的な謎解き”

王室の謎や政争、当時の食文化・風習にもスポットが当たり、1話ごとに「へえ!」が止まりませんでした。

シジミや唐辛子、味噌など実在する食材の登場には、公式解説や料理監修シェフのこだわりも。

時代劇好きにはとくに刺さる仕掛けになっています。

⑧ “ケミ”あふれるバディ&ロマンス

年上女子×年下王という組合せに加え、キスシーンや抱擁の「胸キュン演出」が秀逸だと評判。

料理と恋、ただのロマンスに留まらず、互いの成長と再生の物語として深く心に残ります。

よくある質問

Q:実際の料理は誰が考案・監修しているの?
A:全料理は韓国有名ホテルのトップシェフ陣が監修を担当。歴史考証と現代アレンジを掛け合わせたオリジナルレシピが多数登場します(公式サイト・番組プロデューサー談)。

Q:史実との違いはある?
A:王・イ・ホンは実在の“暴君”燕山君(ヨンサングン)をモチーフにしていますが、人間ドラマや料理再現はフィクション要素も強く、歴史ロマンとして楽しむ設計です。

Q:“みそパスタ”や“ブッフ・ブルギニョン”のレシピは再現可能?
A:SNSでファンが実際にレシピ研究・再現投稿を多数公開中。番組公式SNSやYouTubeで一部レシピ・調理法が公開されています(Netflix, YouTube, 番組公式SNS)。

Q:見逃し配信や字幕・吹替対応は?
A:Netflix配信作につき日本語字幕・吹替どちらも選択可。見逃し配信も全話アーカイブで視聴できます。

Q:原作は何ですか?
A:Web小説「燕山君のシェフとして生き残る」(韓国NAVER連載)が原作です

Q:宮廷料理は本当に再現されている?
A:宮中料理の専門家が監修し、当時の食材や調理法を最大限忠実に再現。現代フランス料理と融合させる演出の工夫も注目ポイントです。

Q:シリーズ2はありますか?
A:公式発表は未定ですが、最終回や反響の大きさから、シーズン2への期待や噂が多数報じられています(韓国tvN/2025年9月放送回後の制作側コメントより)。

Q:他に似たおすすめ作品は?
A:「宮廷女官チャングムの誓い」「哲仁王后~俺がクイーン!?~」「パスタ~恋が出来るまで~」など、異色時代劇や料理ロマンスものも人気です。

配信スケジュール・視聴方法

  • 配信開始:2024年8月17日(Netflix独占)
  • 韓国本放送:tvN土日ドラマ枠 夜9:10
  • 全12話、毎週週末に日本でもリアルタイム視聴可能!
  • 配信後もアーカイブで何度でも楽しめます

まとめ:『暴君のシェフ』がもたらす新体験

韓国ドラマの常識を覆す“美食×タイムスリップ×時代劇×ロマンス”。

プロ顔負けの料理シーン、少女時代ユナさんの女優魂、イ・チェミンさんのカリスマ王役と、全編を通して心と胃袋が刺激されっぱなしでしたよね!

韓国ドラマ好きも、料理ものが好きな人にも、新しい発見とワクワクが詰まった「おかわり必須」の一作です。

「暴君のシェフ」は日本のドラマのパクリと疑われているそうですが、本当でしょうか?

暴君イ・ホンのモデルは実在の歴史上の人物です。

こちらのページで詳しく書いていますので、ぜひお読みください。

とてもおもしろいドラマ「暴君のシェフ」の各話あらすじはこちらです。↓

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