このページではX(ツイッター)画像の著作権について詳しく解説していきます。
X(ツイッター)にはアイドルや俳優、女優の画像や動画がたくさん掲載されています。
実はそれはアイドルたちが「黙認」してくれているだけで違法性がある場合も!
それでは詳しく見て行きましょう。
X(ツイッター)画像の著作権とは?
アイドルや有名人の画像や動画には著作権があることは誰でも知っていますよね?
無料、有料は関係ありません。
「引用」の範疇(はんちゅう)を超えた転載や加工は違法となります。
ただ違法性を訴え賠償請求を出来る権利を持っているのは著作権者自身のみです。
例えば著作権者自身がBTSのテテさんだったとします。
テテさんを引き合いに出して申し訳ございません。
BTSの所属事務所HYBE(ハイブ)は著作権について結構明確にされているのでテテさんにご登場願ったしだいです。
それに筆者が最近Amazonプライムビデオで「ソジンの家」を見て大ファンになったのでつい(❁ᴗ͈ˬᴗ͈)◞。
テテさんが所属する事務所は私達がツイートしているテテさんの画像に対して「黙認」してくれています。
しかし違法性の強い行為や有料動画コンテンツについては見逃してはくれません。
さらに事務所サイドが明確に転載や利用を禁止しているものをツイートした人を訴えた事例もあります。
訴えられないためにはどうしたらいいの?
だったら訴えられないためにはどうしたらいいのでしょうか?
それは「引用」のルールを守ることです。
1.有料動画コンテンツやWeverseコンテンツ、ファンクラブコンテンツは絶対に投稿しない。
転載が明確に禁止されています。
ただし報道機関やニュースサイトからの転載はOK!です。
2.画像加工をしない
3.非公式グッズは買わない
どうですか?
ちょっと安心しましたか?
大丈夫ですね。
それでは引用のルールについて解説をして行きます。
引用のルールとは?
引用とは他人が作った著作物を自分の表現物に表示することを言います。
自分の家の庭に咲いている花を自分で撮影してTwitterに掲載することは違法でもなんでもありません。
ただネットに掲載されている誰か(一般の人)が撮った花や景色の画像には注意が必要です。
個人写真家さんはその写真で対価を得ている場合があるので気を付けて下さい。
この場合は無料画像サイトでダウンロードして使いましょう。
こちらがおすすめです。↓
引用が認められれば著作権侵害で訴えられることはありません。
引用は画像だけじゃなく文章や動画等も含まれます。
例えば先ほどのお話に出てきたBTSのテテさんの画像を自分のブログに載せる場合を実際にやってみましょう。
下記の5つを守れば訴えられることはないでしょう。
1つでも守らないと引用とは認められないので注意して下さい。
- 主従関係が明確であること(明確)
- 引用部分がはっきり区別されていること(明瞭区別)
- 引用をする必要があること(必要)
- 出典元が明記されていること(出典)
- 改変しないこと
それではひとつずつ詳しく見て行きましょう。
この「引用」が成立する場合、著作権者の許可がなくても無断で利用しても違法にはなりません。
主従関係が明確であること
「主従関係が明確であること」とはほとんど引用だけになっていないようにする事です。
オリジナルのコンテンツが1割で9割が引用の場合は「引用」とは認められません。
オリジナル7で引用3でギリギリです。
文章についてはコピペをチェックしてくれるツールがあります。
心配な方はこちらでチェックしてみましょう。
この記事の場合はほとんどがオリジナルコンテンツで画像だけが引用です。
だからまず1つ目はクリアできました。
ツイッターに関しては画像だけが引用で文章はオリジナルだったら大丈夫ですね。
ただ、文章も全部引用の場合は「パクツイ」になっちゃうのでリポストをしましょう。
個人間の「パクツイ」が法的にどうなるのかは推測できません。
されたほうはあまり気分の良いものではないので控えたほうがいいですよね。
「パクツイ」とは?
他人のツイートをそのまま自分が書いたようにポスト(ツイート)することです。
引用部分は鍵カッコやダブルクオーテーション””で囲うこと
これは文章についてのみです。
引用部分をカギかっこやダブルクオーテーションと呼ばれるマークで囲うことで引用を認められます。
画像には付ける必要はありません。
引用しないと伝わらない
どうしても引用する必要がある場合。
全くテテさんの話しをしていないのに急にテテさんの画像を載せたりしてはいけないということです。
テテさんが出演していたドラマのあらすじを解説している場合はその画像がなければ読み手に伝わりにくいですよね。
その場合は引用が認められることになります。
この記事では何度もテテさんの名前が出てきています。
この記事は読者に説明するためにはBTSのテテさんの画像がどうしても必要なので、これもクリアです。
引用元を明記すること
もしもテテさんの画像をwebサイトから引用した場合は、引用したwebサイト名かURLを明記する必要があります。
X(Twitter)では画像に関しては必要ありません。
ただ画像を選ぶときはヤフーニュースなどの大きなサイトに掲載されている画像や、ドラマのポスター等を選びましょう。
決して売り物である写真集の写真や自分で切り取ったドラマの動画などを載せてはいけません。
さらにプロの写真家が撮ったと思われるような美しい写真や個人の写真家によるオリジナルの写真には手を出さないほうが無難です。
手を加えない事
文章を引用するときはそのまま引用しなければなりません。
一言一句変えずに引用しましょう。
画像の場合は加工をしないようにしましょう。
元の著作物の意味や主旨を変えてしまうほどの「合成」「修正」等は引用とは認められません。
さらに画像加工には「著作者人格権」が該当します。
著作者人格権とは、著作者の名誉や作品に対する思い入れを守る権利のことです。
今回はちょっとビビるようなお話でしたが、
ツイッターにあなたが載せているような画像なら推しはきっと「黙認」してくれるはずです。
ただ画像はOKでも文章が誹謗中傷などに当てはまる場合は「黙認」してくれません。
さらに日本の俳優や女優、アイドルの写真も注意が必要です。
ツイートはあくまでも「応援」が目的であることを明確にしましょう。
これからも楽しくTwitterを楽しみましょうね。
私ごときがこのような事を申し上げるのは僭越ではございますが、わたしのフォロワーさんのX(ツイッター)でこれまで問題のある画像やポストを見たことがないので安心して下さい。
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