気づけば夜中の3時「あと1話だけ」が止まらない。

そんな寝不足覚悟のサスペンスってありますよね?

今回は、思わず次の展開が気になりすぎて一気見してしまう危険な名作サスペンス3選を厳選して紹介します。

緻密なストーリー、予想外の展開、そして息を呑む演出に、あなたもきっと眠れなくなるはずです。

おもしろすぎて寝不足注意!サスペンス名作3選

①『ボイス~112の奇跡~』

韓国サスペンスといえば、どの作品も緻密な脚本と俳優陣の演技が見ものですが、その中でも群を抜いて息が詰まるのが『ボイス~112の奇跡~』です。

私は最初、寝る前に1話だけ…と思って再生したのですが、気づけば朝。完全に犯人の心理戦にハマっていました。

「音」がすべてを変える。緊迫の救出劇

物語の舞台は「112通報センター」。通報のわずかな“音”を手がかりに事件を解決していくという設定が新鮮なんです。

主人公のカン・グォンジュ(イ・ハナ)は、幼い頃の事故で人よりも鋭い聴覚を持つ警官。彼女は声(=ボイス)を頼りに、危機にある人を助けようと奮闘します。

一方、シーズン1で彼女とタッグを組むのがム・ジニョク(チャン・ヒョク)。

3年前に妻を殺された元刑事で、心に深い傷を抱えながらも、通報音の奥にある真実を追う姿には胸が熱くなります。

妻が殺されるシーンが第1話で描かれるのですが壮絶なシーンです。

チャン・ヒョクさんの鬼気迫る演技。

あの怒りと悲しみの混じる表情は忘れられません。

犯人像が恐ろしいほどリアル

そして忘れてはいけないのが、シーズン1に登場するモ・テグ役のキム・ジェウクさん。

静かに笑う姿がもう恐怖そのもの。

実は彼、ドラマ『コーヒープリンス1号店』(2007年)では爽やかな青年役で「ワッフル王子」と呼ばれて大人気でしたよね。

今作も超かっこいいのですが…。

家族背景や心理描写も細かく作り込まれていて、「人の闇はこうやって生まれるのだな」と考えさせられました。

通報センターの仲間たちにも注目

物語を支える名脇役たちも印象的です。

SUPER JUNIORのイェソンさんが演じたホワイトハッカーのオ・ヒョノ、そして情報分析担当のパク・ウンス(ソン・ウンソさん)。

それぞれのキャラクターに人間味があって、緊張感のなかに温かさを感じます。

ちなみにソン・ウンソさんはシーズン1から4まで続けて出演していて、ファンの間でも「ボイスの象徴」と言われているそうです。

シーズンを重ねるごとに進化するストーリー

2017年のシーズン1(チャン・ヒョク&イ・ハナ)に始まり、シーズン2と3ではイ・ジヌクさんが新チーム長ト・ガンウ役として登場。

2021年のシーズン4では、なんとソン・スンホンさんがアメリカの刑事デリック・チョ役で参戦し、スケール感が一気に国際級になりました。

多層的な事件構成、音声分析のリアリティ、そして社会問題への切り込み方。

どのシーズンも違う魅力があります。

「ボイス」はシーズン5の制作が決定しているとのこと。

キャストはまだ公表されていませんが、ソン・スンホンに変わってチョン・ウソンが登場するとの声が上がっていました。

ちょっとだけ裏話

脚本を手がけたのはマ・ジンウォンさんです。

実際の通報音事例を参考に脚本を練ったそうで(出典:tvN『ボイスSPECIAL TALK LIVE』2021年7月放送)、そのリアリティの秘密も納得ですよね。

OCNの社内では、「通報時の数秒を描けるのは彼女だけ」と呼ばれるほど信頼されているそうです。

怖くて切なくて、でも目が離せない。

音一つで生死が左右される…そんな極限の世界を描く『ボイス~112の奇跡~』は、まさに心で聞くドラマですね。

寝不足には注意ですが(笑)、ぜひチェックしてほしい名作です。

②『ジャスティス-検法男女-』

あまりにもドラマが面白すぎて「もう1話だけ…」と言いながら朝になっていた、なんて経験ありませんか?

私にとってその寝不足ドラマのひとつが、『ジャスティス-検法男女-』(MBC・2018年放送)です。

法医学者と検察官がタッグを組んで事件の真相に迫る本格サスペンス。

視聴者からは「韓国版CSI」とも呼ばれています。

登場人物とキャスト紹介

物語の中心を担うのは、完璧主義の監察医ペク・ボム(チョン・ジェヨン)と、情熱あふれる新人検事ウン・ソル(チョン・ユミ)です。

ペク・ボムは国立科学捜査研究院のベテラン監察医。冷静な分析力と豊富な経験で事件の死因から真実を導き出します。

チョン・ジェヨンさんといえば、映画『正しい答えがない』(2004)や『プランマン』(2014)などで知られる演技派俳優です。

その緻密な演技に、思わず息をのみますよね。

私はこのドラマのおかげで他のドラマを観て殺人現場に土足で入っていく刑事に「あーそれするとペク・ボムに怒られちゃうよ」なんて思うようになりました。

一方で、チョン・ユミさん(※『六龍が飛ぶ』『イニョプの道』などに出演)が演じるウン・ソルは、裕福な家庭に育ちながらも正義に対してまっすぐな女性。

最初は空回りする場面もありますが、ペク・ボムとの衝突や協力を通して、検事としても人間としても成長していく姿に胸を打たれます。

さらに、個性派キャストも勢ぞろい。

イ・イギョンさん演じる熱血刑事チャ・スホの存在感も抜群。

テンションが高いけれど、仲間思いの刑事で、時に重くなりがちなストーリーの中で人間味を添えています。

ほかにも、パク・ウンソクさん(『ペントハウス』のク・ホドン役でも注目)やステファニー・リーさん(米・ジョンズホプキンス大学出身の薬学博士ステラ役)など、脇役も印象的です。

ストーリーの魅力 ― 科学と人間の間にある“真実”

「どんな接触にも跡は残る。だから完全犯罪は存在しない。」このフレーズが、このドラマのすべてを物語っています。

被害者の声なき声を科学の力で拾い上げる。

その一方で、生きている人間たちの感情、葛藤、憎しみも緻密に描かれています。

毎話異なる事件を通じて、家庭内暴力・高齢者虐待・連続殺人といった社会問題にも切り込む『ジャスティス-検法男女-』。

単なる推理ドラマではなく、「人が人のために真実を探すドラマ」として評価される理由でしょう。

チョン・ジェヨンさん演じるボムは一見冷徹ですが、遺体の前でだけ見せる繊細なまなざしに、彼の生ることへの敬意がにじみます。

彼が遺体に「話しかける」シーンでは、不思議と胸が熱くなるんですよね。

制作スタッフのこだわり

脚本を手がけたのはミン・ジウンさんとワン・ヨンシルさん、演出はノ・ドチョルさん(※ドラマ『キルミー・ヒールミー』など)。

医科学監修も入念で、解剖シーンや化学分析の描写には現実味があります。

MBCは2018年5月〜7月に全32回で放送。平均視聴率4.5%、最終話では最高9.6%を記録しました。

同時間帯の競合作品の中では高評価。

そのため放送終了後の反響が大きく、翌2019年には続編『検法男女2』も制作されています。

真実はディテールに宿る

私が『ジャスティス-検法男女-』で特に印象に残っているのは、第1話のラストです。

新人検事のウン・ソルが、自分の先入観に気づいて涙する場面。

人は誰かの死を前にしても、「自分の正義」を疑おうとはしません。でも、このドラマはそんな人間の傲慢さを、科学という冷静なレンズで静かに突きつけてきます。

事件を解くのではなく、人を理解する物語です。

どの回もラストにかけて心がギュッと掴まれる展開が多くて、眠れなくなります(笑)。

リアルな解剖描写はありますが、怖さより「命の重み」を感じさせる作りです。

サスペンス好きの方はもちろん、ヒューマンドラマとして見ても満足度が高い一作。

Netflixでも配信中なので、もし未視聴ならぜひ一度チェックしてみてほしいです。

きっと、「もう1話だけ…」の繰り返しになりますよ。

③『被告人』

1話見始めたら止まらなくなる作品韓国ドラマ「被告人(피고인)」。

夜中に「あと1話だけ…」と思いながら気づけば小鳥がチュンチュン。

そんな経験をした人、多いと思います。

あらすじ:一夜にして殺人犯になった男

物語の主人公はソウル中央地検の熱血検事、パク・ジョンウ(チソン)。

どんな悪も逃さない正義の男です。

ところがある朝、目覚めた彼は 刑務所の中にいた

罪状は妻と娘の殺害。

さらに記憶は4ヶ月も抜け落ちている……。

視聴者である私たちも、ジョンウと一緒に混乱します。「どういうこと?」「誰が仕組んだの?」って。

【ネタバレ注意】

そして少しずつ明らかになるのが、彼のライバルであり悪魔のような存在、チャ・ミノ(オム・ギジュン)の企みでした。

双子の兄を殺し、その人生を奪ったミノが、ジョンウを陥れたのです。

この入れ替わりと冤罪の構図がスリリングで、まるで大型ジェットコースターのようなテンポ。1話ごとに心拍数が上がる感じでした。

キャストの演技が光る。特にチソンさんとオム・ギジュンさん!

チソンさんといえば、「キルミー・ヒールミー」で多重人格を演じ、一気に演技派俳優として名を広めましたよね。

この「被告人」では、それとはまた違う父としての痛みを情感たっぷりに演じています。

娘を奪われた父の表情、絶望の中に見えるわずかな希望

私は何度も胸が締めつけられました。

そして、もうひとり忘れてはいけないのが オム・ギジュンさん

一人二役(ミノとソノ)を巧みに演じ分け、兄を殺した弟の恐ろしさを怖いほどリアルに表現しています。

正直、「この人、怖すぎる…!」と思うほどの狂気

でもその冷徹さの裏に、人間らしい弱さも感じる。そこがまた魅力なんですよね。

助演陣にも注目!ユリ(少女時代)さん、オ・チャンソクさんも好演

ジョンウを弁護する国選弁護人ソ・ウネ役のユリさん。

少女時代のイメージとはまるで違い、力強くまっすぐな女性を熱演しています。

最初は無力でも、徐々に成長していく姿に勇気をもらえました。

また、ジョンウの親友であり検察仲間のカン・ジュニョク(オ・チャンソク)との複雑な関係も見どころ。

友として、検事としての葛藤が丁寧に描かれています。

ストーリーの見どころ:「記憶」「正義」「父の愛」

このドラマの軸は冤罪ですが、それ以上にテーマとして強く響くのは「父の愛」だと思います。

チソンさん演じるジョンウの行動原動力は、すべて娘の存在。

怒りや悲しみだけでなく、「絶対に見つけ出す」という信念が物語に力を与えています。

また、チャ・ミノの存在を通して、「人は何によって悪になるのか」という問いも描かれています。

環境? 欲? それとも運命?

観終わったあと、自分でも考えずにはいられませんでした。

評価と視聴率 ― 韓国でも熱狂的な人気!

2017年SBSで放送された「被告人」は、最高視聴率28.3%(出典:SBS公式)を記録。

いまではNetflixでも配信され、再び注目を集めています。

特にチソンさんの前半の脱獄シーンの演技は、「手に汗にぎる迫真の演技」として韓国メディアでも高く評価されています。

放送当時、SNSでは「本当に心臓がもたない」「BGMで鳥肌が立つ」と話題になり、再生回数もうなぎ登りでした。

こんな人におすすめ!

  • 緊張感のあるサスペンスが好きな人
  • 父と家族の“絆もの”に弱い人
  • オム・ギジュンさんの悪役演技を堪能したい人

もし「プリズン・ブレイク」や「逃亡者」「TWO WEEKS」が好きなら、きっとハマります。

映像の質感や監獄の描写もリアルで、韓国ドラマのサスペンス演出力に驚くはずです。

個人的な感想

観終わったあとの余韻がすごかったです。

ただの復讐劇ではなく、「家族の愛」と「真実」の意味を問われた気がしました。

正義を追うことが、必ずしも幸せにつながるとは限らない。

それでもジョンウは、娘と約束したからこそ最後まで戦い続けました。

ぜひ自分の目で確かめてほしいです

まとめ

どの作品も一度見始めたら止まらない、極上のサスペンスばかりでしたね。

夜更かし注意の危険な3作、皆さんはどれから観ますか?

静かな夜にスマホでNetflixやプライムビデオを開く、その瞬間からあなたの「寝不足ナイト」が始まります。