韓国時代劇には、小物だけれども「めちゃくちゃ憎たらしい」悪役キャラクターがたくさん登場しますよね。

せっかくうまくいきそうなのに小悪党が大物の悪役にチクって計画が台無しになったりします。

小物のくせに鋭いカンをもってるやつが多いからよけいに悔しい。

今回はそんな悪役スターたちを、彼らが演じる特徴的なキャラクターや代表作エピソードとともにご紹介します。

読んでいると「また会いたい!」と思うほどの憎めなさと存在感に驚かされるかもしれませんね。

【韓国時代劇】小物だけどめちゃくちゃ憎たらしい悪役14選!

①チョ・ジェユン

チョ・ジェユンは複雑で多面的な悪役を見事に演じ分ける名優です。

彼は、『暴君のシェフ』のように良い人も演じますが、だいたい悪役

中途半端な悪ではなくはっきりとわかりやすく見せてくれるのでとても憎たらしい。

特に悪だくみをしているときの顔がいいですよねー。

前科7犯のヤクザから中国の伝説の料理人まで、幅広い役を演じてきました。​

②キム・ハギュン

キム・ハギュンは策士タイプの悪役で、時代劇では陰謀をめぐらせるキャラクターを多く担当しています。

ドラマ『大祚榮(テジョヨン)』ではヨン・ゲソムンの政敵で高句麗の大臣プ・ギウォンを演じ、国を亡ぼすきっかけを作ってしまいました。

主演チェ・スジョンとの演技合戦も見どころです。

③イ・ヒド

イ・ヒドは特にイ・ビョンフン監督作品「チャングムの誓い」や「ソドンヨ」で悪役を演じたことで有名です。

彼の演技は悪役であっても人間味があり、憎たらしい中にも哀しみが見え隠れするような深みがあります。

​とはいえ、やはり憎たらしいですよね。

高利貸しやいじわるな商人の役をやらせたらほんと感じ悪いです。

④チョン・ホグン

チョン・ホグンは韓国時代劇で悪役としての強烈な存在感を持っています。

主人公を懲らしめるときのセリフの声がほんと憎たらしい

「偉そうにいったい何様やねん!」と言いたくなるほどです。

ただ、それがあるからチョンホグンが成敗された時の爽快感は格別なのですよね。

それほど、悪役に徹しているチョン・ホグンさんは韓国時代劇になくてはならない存在です。

⑤キム・ギュチョル

キム・ギュチョルは策士タイプの陰湿な悪役で、陰に隠れて他人をいじめる役がお得意です。

この人が主人公にやられると心の底からスカッとしますよね。​

⑥イ・ダリョン

この方は声がとても高くておもしろい俳優さんです。

小悪党という呼び名がふさわしい、ちまちました悪事を働きます。

⑦ユン・ガプス

この方は、民の小悪党の役が印象的です。

⑧キム・ホンス

⑨チュ・ジンモ

⑩パク・トンビン

⑪チェ・ウンスク

⑫ナ・ソンギュン

⑬カン・ジェイル

⑭チョン・ギュス

主な出演ドラマ

ドラマ名 役名 説明
暴君のシェフ ユン・チュンシク 薛里、水剌間の管理内官
京城クリーチャー   万物商の主人
輝くウォーターメロン   イチャンの高校の校長
その恋、断固お断りします ヨ・ジェグク ミランの父
ファースト・レスポンダーズ   (シーズン1第6話)テウォン駅のホームレス
シュルプ   観相師
わずか1000ウォンの弁護士 モ・テヨン チャミョングループ会長
ドクター探偵 ホン・ジャフン TL医療院小児科教授

これらの俳優はそれぞれ独特な悪役を担当し、韓国時代劇を盛り上げています。

時には主役以上に物語を引っ掻き回すほどの憎たらしさを発揮しているところがすごいですよね。

まとめ

韓国時代劇の悪役は、ただの嫌な人物ではなく、人間の弱さや権力争いをリアルに描いています。

憎たらしいけど憎めない、むしろ彼らの演技がドラマの魅力を引き立てる大きな要素だと感じますよ。

これらの俳優のことを知ると、これからの時代劇の悪役を見る目も変わりそうです。