韓国ドラマは、まさかの俳優降板で空気が一変することがあります。

登場人物は同じはずなのに、俳優が変わると別の物語みたいに見える降板劇。

今回は放送中の交代や撮り直し、撮影直前の差し替えまで含めて、雰囲気が激変した韓国ドラマBEST3をまとめました。

韓国ドラマ 俳優が降板して雰囲気激変BEST3!

第3位『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』
第2位『熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~』
第1位『暴君のシェフ』

第3位『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』

  • 降板:ジス(オン・ダル役)
  • 代役:ナ・イヌ(同役)
  • ポイント:放送中に交代し、撮り直し対応も話題に

高句麗時代を舞台に、王女ピョンガンとオン・ダルの恋と戦いを描く『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』は、途中の主演交代で空気がガラッと変わった作品です。

放送中にオン・ダル役が交代

オン・ダル役は当初ジスでしたが、放送途中(6話)で降板しナ・イヌが同役を引き継ぎました。

リアタイで観ていた人は、7話で同じ人物なのに違う人に変わったと感じたはずです。

降板発表は3月5日でした。

でも3月7日には第7話の放送が迫っていて、最初はジスの出演シーンをできるだけ減らして放送し、ナ・イヌは第9話から登場する予定だと案内されました。

3月5日に、ジソの降板に伴いナ・インウがオンダル役を引き継ぐことが初めて確認されました。それ以降、ドラマは第7話から第18話までの「オンダル」を含む全シーンの再撮影を完了しました。

しかし、最初の6話の再放送が韓国のVODサイトから削除されたため、多くのファン、特に新規視聴者は過去のエピソードも観たいという希望を表明しました。

Soompi 2021年3月24日 『1話から6話を撮り直す』

ところが制作側がクオリティを守るために撮影と編集を急いで進め、第7話からナ・イヌ版で放送できる形に切り替えたそうです。

ナ・イヌは休みなしで撮影に入り、約1か月で全20話分を撮り切ったと言われています。

その激務で体重が約8kg落ちたという話もありました。

さらにVODでは、先に公開されていた第1話から第6話が一度削除され、その後すべてナ・イヌ版に差し替えられたようです。

ジスの降板理由は?

ジスは『麗 花萌ゆる8人の皇子たち』や『力の強い女ト・ボンスン』などに出演していた俳優で、『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』でもオン・ダル役として第6話まで放送されていました。

ところが放送中に、中学時代の同級生がジスのいじめ加害を告発したことで状況が一変します。

その後も複数の被害を名乗る声が広がり、ジス本人も内容を認めて謝罪したとされています。

俳優の所属事務所KeyEastは疑惑を慎重に検討することを約束し、その直後に俳優は自身のInstagramアカウントに謝罪の手紙を投稿し、罪を認め許しを求めました。手紙の中で彼はこう述べています。「私のせいで苦しんだ人々に心から謝罪します。過去の不正行為に言い訳はありません。それは許せないことだった。」

また、過去の行動が他のキャストに問題を引き起こすかもしれないことについても謝罪しました。

Forbes 2021年3月4日 『撮影停止と交代方針』

世論や視聴者の反発が強く、降板を求める声が高まった結果ジスの降板が決まり、作品は再撮影に進むことになったそうです。

またこの騒動の影響で、広告契約の終了や所属事務所との契約解除につながり、活動停止に近い状態になったと言われています。

共演者のギャラはどうなった?

再撮影が必要になった『王女ピョンガン 月が浮かぶ川』では、イ・ジフン、ワン・ビンナ、ユン・ジュマンなど一部の助演俳優が追加の出演料を受け取らずに撮影に臨んだことが、美談として報じられたそうです。

ただ当時は全20話のうち18話がすでに撮影済み

スケジュールも現場も切迫していたため、助演側が本来受け取れるはずの追加ギャラを請求しにくい空気が生まれる点が問題視されたという流れです。

主演と助演ではもともとのギャラ水準が違うとのこと。

正当な権利を行使しづらい状態が当たり前になると現場環境が悪くなるので、俳優の組合が交渉に動くとも伝えられていました。

その後は制作会社がジスの所属会社に損害賠償訴訟を起こしたともされています。

結末ははっきりしないものの、追加撮影分の報酬が適切に支払われていればいいのですが。

第2位『熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~』

  • 代役:チョン・ウソン(同役)
  • 降板:ペ・ソンウ(パク・サムス役)
  • ポイント:放送途中で交代、制作スケジュールにも影響

無実の人を救うために弁護士と記者が走り回る『熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~』は、放送途中でパク・サムス役が交代して現場も視聴者も大揺れになった作品です。

第2位『熱血弁護士 パク・テヨン~飛べ、小川の竜~』

降板と代役

降板はペ・ソンウで、理由は飲酒運転の問題が報じられたことでした。

イ・ジョンジェがの出演を検討したそうです。

しかし当時イ・ジョンジェは、Netflixドラマ「イカゲーム」撮影のため出演することができなかったとのこと。

途中から同じパク・サムス役をチョン・ウソンが引き継ぐ形になり、放送中の交代として大きな話題になりました😊

ドラマ「熱血弁護士 パク・テヨン」はペ・ソンウの飲酒運転の報道後、放送を中止した。3週間の再整備した後、来年1月上旬に再び放送再開する予定だ。ペ・ソンウが出演した部分は最大限にカットされ、第17話から第20話までチョン・ウソンがパク・サムス役として代わりに出演する予定だ。

引用:kstyle

ペ・ソンウ降板の理由は?

ペ・ソンウの降板理由は、飲酒運転が発覚して捜査対象になったためです。

報道では、撮影がない日に知人と飲酒後に運転し警察に摘発されたとされています。

血中アルコール濃度は免許取り消し水準だったとも伝えられました。

制作側は視聴者の没入感や共演者、スタッフへの影響を考慮して降板を決定し、作品は放送を一時中断して編集と再整備を行ったと発表しています。

実際に視聴した感想

筆者はリアルタイムではなく、後に動画配信で視聴しましたが、俳優が変わることを知らなかったので「この人だれ?」「不倫?」などと驚きました。

不倫だと勘違いした理由は、妻とイチャイチャするシーンがあってその相手が急に別の人に変わったからです。

検索して、降板を知りその後はペ・ソンウさんには申し訳なかったのですが急にかっこよくなったので楽しく視聴しました。

ただ、3枚目のおちゃらけたキャラだったのがチョン・ウソンさんに変わってコメディが振り切れてなかったのが残念でした。

第1位『暴君のシェフ』

  • 降板:パク・ソンフン(王イ・ホン役として当初キャスティング)
  • 代役:イ・チェミン
  • ポイント:撮影前後のキャスト変更として報道

時代劇と料理ファンタジーを組み合わせた『暴君のシェフ』は、王イ・ホン役が撮影直前に交代したことで注目を集めた作品です。

撮影直前のキャスト変更

当初はパク・ソンフンが王イ・ホン役として報じられていました。

ところが撮影が始まる直前のタイミングで降板が伝えられ、代役として15歳年下のイ・チェミンが同役を引き継ぐ形になりました。

彼は交代で投入されたことに関して「負担はあったが、撮影前に監督に呼ばれ何度も事前リーディングを重ねられた。先輩方からも多くのフィードバックをいただき助けられた」と述べた。

NAVICON 2025年8月19日

放送中の交代ほど映像のつぎはぎ感は出にくい一方で、作品が始まる前から雰囲気が入れ替わったタイプの交代です。

パク・ソンフン降板の理由とは?

報道では、パク・ソンフンをめぐる不適切なSNS投稿の騒動があり、制作側と協議の末に降板へ進んだと伝えられています。

『イカゲーム』シーズン2公開直後、パク・ソンフンが自身のSNSに『イカゲーム』のパロディAV表紙画像を誤って投稿し、すぐ削除したものの拡散されて大騒動になりました。

画像は露骨な内容で、当時は済州航空の旅客機事故で国全体が哀悼ムードだったことも重なり、不謹慎だとして強い批判を受けたとされています。

所属事務所BHエンターテインメントは、DM確認中に誤ってタップして投稿してしまったと説明し、本人も動揺してすぐ削除したこと深く反省していることを伝えました。

ただ騒動の影響は大きく、『暴君のシェフ』の台本読みが中止になり1月12日ごろには降板が決定的と報じられます。

BHは降板を事実として認め、制作会社スタジオドラゴンも協議の末に共に進めるのは難しいと判断したと公式に発表しました。

その後、代役としてイ・チェミンが男性主人公役のオファーを受け、検討中と報じられたのち出演が確定し、王役はイ・チェミンに交代したという流れです。

実際に視聴した筆者の感想

撮影直前の交代は、衣装や演技プランだけでなく台本の微調整にも波及します。

主演級の役は登場場面が多いので、短期間で準備を終えるのはかなりハードです。

また、イ・チェミンは2000年生まれで今年26歳。(2026年2月時点)

1985年生まれで41歳のパク・ソンフンと比べると、15歳も若いですよね。

ヒロインのイム・ユナは1990年生まれの35歳。

もしパク・ソンフンがそのまま王役を演じていたら、ユナとの大人っぽい緊張感とか、落ち着いた距離感がもっと前に出ていたかもしれません。

パクソンフンの悪役には定評があるので、もっと恐ろしくて憎たらしい暴君を演じていた可能性も考えられます。

一方でイ・チェミンになったことで、王の雰囲気が若返っています。

相手役のユナは若く見えるのでイ・チェミンと不釣り合いではないのですが、年上に見えることは否めませんでした。

同じ脚本でも、相手役が変わるだけでドラマの雰囲気が一変するがドラマの面白いところで、『暴君のシェフ』もまさにそれが起きたような気がします。

結果的には、イ・チェミン&ユナのケミがすばらしかったことでメガヒットした『暴君のシェフ』

パク・ソンフンも悔しかったと思いますが、ファンにとっても残念な降板劇でした。

ただパク・ソンフンは新作ドラマ『未婚男女の効率的な出会い』に出演しています。

こちらですてきな笑顔が見れますね。

まとめ

俳優の降板は残念ですが、現場が作品を守るために踏ん張った結果、思いがけない見どころが生まれることもあります。

交代で変わるのは顔ぶれだけではなく、恋の距離感や緊張感、物語の体温そのもの。

あなたはどの作品で、いちばん空気の変化を感じましたか?

気になるものがあれば、ぜひ見比べて楽しんでみてください。

ご意見ご感想はXで教えてください。

X→かよよんちゃん