韓国ドラマ『于氏王后』は、王の死後24時間で新しい王を立てようとする王妃の動きを描いた時代劇です。

ところが放送前から中国風の衣装ではないかという声が出て、公開後は露出シーンの多さに気まずいと批判が集まりました。

さらに主演チョン・ジョンソさんをめぐる話題まで重なり、作品名とあわせて炎上理由を調べる人が増えています。

そこでこのページでは、『于氏王后』が炎上した理由を3つに分けて整理します。

韓国ドラマ『于氏王后』が炎上した理由は?

『于氏王后』が炎上した理由は、次の3つが大きかったと考えられます。

  • 中国風に見える衣装や小物が問題視された
  • 露出シーンや情事シーンが多くて気まずい!
  • 主演チョン・ジョンソをめぐる話題も重なった

ひとつずつ見てみましょう。

炎上理由1:中国風と指摘された衣装・美術

最初に物議をかもしたのは、予告編が公開されたときの「中国風では?」という批判でした。

韓国メディアでは、登場人物の衣装のデザインや冠帽、小道具などが中国時代劇を連想させると取り上げられ、「高句麗を舞台にしているのに中国風なのはおかしい」との意見が広がりました。

制作側はこれに対し、「史実を完全に再現した時代劇ではなく、実在の人物をもとにした創作作品」であると説明。

資料が少ない部分については専門家の意見を取り入れて制作したとしています。

しかし、韓国では時代劇の考証に厳しい視線が向けられるため、「高句麗ドラマとして史実と合っているのか」という議論が過熱しました。

炎上理由2:過激な露出と情事シーンが多くて気まずい!

配信が始まると、次に強く批判を浴びたのが「露出や情事シーンの多さ」でした。

公開直後から韓国メディアでは、「刺激的な場面が多すぎて物語に集中できない」「家族と一緒に観ていて気まずかった」という声が目立ちました。

特に女性キャラクターの露出が必要以上に強調されていた点に不快感を覚える視聴者も多かったようです。

王位継承をめぐる緊迫した政治劇を期待していた視聴者ほど、「演出が過剰で作品の深みが損なわれている」と感じた模様。

女性中心の物語として宣伝されていただけに、過度な露出描写に落胆する意見も少なくありませんでした。

一方で、制作発表会では、チョン・ユミが必要な場面で序盤の緊張感を支える演出だと受け止めていたと説明していました。

「(露出に)負担がなかったわけではない。私もこういう挑戦は初めてだったので負担はありましたが、台本上で明らかに必要なシーンだと思いました。そういう場面があってこそ、このドラマ序盤の緊張感が維持されるとも思いました。」

引用:SPOTV NEWS

しかし視聴者にとっては、物語を引き立てるどころか集中を妨げる要素に映ったため最終的にはこの批判が最も大きくなりました。

炎上理由3:主演チョン・ジョンソへの疑惑報道

『于氏王后』では作品内容以外でも注目を集めました。

主演のチョン・ジョンソが放送前に一部ネットユーザーから「学校暴力疑惑」を指摘され、制作発表会で本人がこれをきっぱり否定したのです。

この件は作品内容とは無関係でしたが、タイミングが重なったことで「作品も主演も炎上している」という印象が強まりました。

実際、多くのメディアが作品の論争とチョン・ジョンソの話題を併せて報じたため、ネット上では炎上の規模がさらに大きく見えたと考えられます。

最も大きかった炎上の論点は?

最終的に中心となったのは「露出シーンへの批判」でした。

衣装問題は放送前の論争にとどまりましたが、視聴者が実際に作品を見て批判を広げたのは演出そのものに対してだったのです。

韓国メディアでも、後半にかけては露出議論が作品を象徴するテーマとして扱われました。

つまり、『于氏王后』は配信前にビジュアル面での論争が起こり、配信後には演出をめぐる批判が拡大するという“二段階炎上”の構図をたどった作品だと言えます。

まとめ:複数の火種が重なった“話題作”

『于氏王后』の炎上は、1つの理由に集約できるものではありません。

衣装・美術の中国風論争、露出描写への批判、主演をめぐる周辺話題。

これらが時期をずらして重なった結果、長期間話題が続きました。

結果的に、作品そのものの評価と別に、韓国時代劇における「表現の自由と歴史再現のバランス」をめぐる議論を呼び起こしたドラマともいえるでしょう。