SNSで話題の韓国ドラマを見かけると、「そんなに面白いんだ」「楽しみ~」なんて期待を抱いて視聴しますよね。

豪華なキャストや斬新な設定を耳にするたび、こちらの期待値もどんどん上がっていくものです。

ただ、いざ見始めてみると、作品の持つ雰囲気や展開が自分の好みとは少しズレてしまうことも珍しくありません。

そこで今回は、世間での注目度は抜群だったけれど、個人的にはどうしてもハマりきれなかった作品を、正直な感想とともにランキング形式でご紹介します。

【SNSで話題だったけど】自分には合わなかった韓国ドラマBEST3!

第3位 『アイドルアイ』

スター弁護士のメン・セナ(チェ・スヨン)が、長年追いかけてきた最推しアイドル、ト・ライク(キム・ジェヨン)を弁護するという、オタクなら一度は妄想する(?)夢のような設定。

SNSで話題になるのも納得の盛り込み具合でしたが、私には以下のポイントが少し引っかかりました。

「惜しい」ポイント

  • サスペンスと推し活の温度差 殺人事件という重いテーマを扱っている一方で、ヒロインの推しに対する熱量が勝ってしまう場面が多く、事件解決への緊張感が削がれてしまう印象を受けました。
  • 中だるみを感じるストーリー展開 中盤、2人の距離が縮まる描写に比重が置かれ、犯人探しのスリルや「次はどうなるの?」という引きが弱くなってしまったのが残念です。
  • ラブコメかシリアスか、どっちつかずな読後感 サスペンスとして見るにはハラハラ感が足りず、ラブコメとして見るには事件の影がチラついて没入しきれない。どちらのジャンルとしても「あと一歩!」という物足りなさが残りました。

ここは魅力的!

もちろん、ハマる要素もたくさんあります。

  • キャストのビジュアルと演技:チェ・スヨンの颯爽としたスーツ姿と、キム・ジェヨンの癒やし系スマイルは目の保養。
  • オタク心の代弁:セリフの端々に宿る「ファン心理」には、オタクなら共感して悶絶すること間違いなし。

「推し活ドラマ」として割り切って見れば楽しい作品ですが、重厚な法廷劇や本格サスペンスを期待しすぎると、私のように好みのズレを感じてしまうかもしれません。

第2位 『遊んでくれる彼女』

元ヤクザのボス(オム・テグ)と、子ども向け動画クリエイター(ハン・ソナ)という、異色の組み合わせが描くラブコメディ。

SNSでは、不器用すぎる主人公の姿に「可愛すぎる!」「癒やされる」と絶賛の声が溢れていました。

「惜しい」ポイント

  • 「ギャップ」の慣れと新鮮さの減少 序盤、低い声で威圧感たっぷりなソ・ジファンが、恋愛になると中学生のように固まってしまう姿には大笑いしました。ただ、物語が進んでも同じような反応が続いたため、中盤以降は少し新鮮さが薄れてしまったように感じます。
  • ラブストーリーのテンポが超スロー プラトニックで、胸キュンというよりは「ほのぼの」とした空気感。もう少し大人な展開や、ドキドキするような変化を期待していた自分には、少し展開が穏やかすぎました。
  • 設定のわりに緊張感が控えめ 「元ヤクザ」という設定から、過去の因縁や危険なアクションを期待しましたが、あくまでラブコメの範疇(はんちゅう)。シリアスな展開もどこか優しく解決していくため、ハラハラするような中毒性は低めでした。

ここは魅力的!

  • キャラクターたちの愛らしさ:主人公の部下たちが集まる「疑似家族」のようなワチャワチャ感は、見ていて本当に温かい気持ちになります。
  • ストレスフリーな視聴感:嫌なキャラクターが少なく、終始やさしい世界観。疲れている時に何も考えずに癒やされたい人には最高の作品です。

キャラクターの可愛さはピカイチ!ですが、ドラマに「強い引き」や「ドラマチックな進展」を求めるタイプの方には、SNSでの熱狂ほどのインパクトは感じにくいかもしれません。

第1位 『イ・ドゥナ!』

元トップアイドルのイ・ドゥナ(スジ)と、平凡な大学生(ヤン・セジョン)がシェアハウスで出会う、少し切なくて危ういロマンス。

Netflixでも上位にランクインし、スジの「ミステリアスな美しさ」がSNSでも大きな話題を呼びました。

「惜しい」ポイント

  • ヒロインの言動に振り回されすぎた 孤独や傷を抱えているとはいえ、ドゥナの気まぐれに翻弄される主人公の姿が続き、恋愛として応援したい気持ちがなかなか追いつきませんでした。彼女の危うさが魅力なのは分かりますが、一歩引いて見てしまう自分がいました。
  • 「惹かれ合う理由」への納得感 二人が深く結びついていくプロセスにおいて、もう少し会話やエピソードの積み重ねが欲しかったです。「美しさに惹かれる」以上の、魂が共鳴するような深みがもっと描かれていれば、印象が変わったかもしれません。
  • ゆったりしたテンポと余白 作品全体が静かで、心理描写をじっくり見せるスタイル。その「余白」を楽しめる人には最高の一本ですが、ドラマチックな展開を期待して見ると、少し集中力が途切れてしまう場面もありました。

ここは魅力的!

  • スジの圧倒的な存在感:タバコをくゆらすアンニュイな姿から、アイドル時代の華やかさまで、一瞬一瞬が絵画のような美しさです。
  • 光と影の演出:シェアハウスの薄暗い照明や空気感は素晴らしく、独特の没入感があります。

「雰囲気」や「映像美」を堪能するアートのような作品です。

まとめ

今回は、SNSで大きな反響を呼んでいたものの、私には少し合わなかった韓国ドラマBEST3をお届けしました。

どの作品もキャストの皆さんはとても魅力的で、設定の面白さなど多くの人に愛される理由は十分に伝わってきました。

ただ、恋愛の描き方やストーリーのテンポ感、そしてキャラクターへの感情移入という点において、私個人としては少し距離を感じてしまったのが正直なところです。

あくまで一視聴者の主観的な感想ではありますが、皆さんの作品選びのちょっとした参考にしていただければ幸いです。