主役の俳優を見たくて開封した韓国ドラマ。

見て行くうちに2番手が気になって仕方なくなることって、ありませんか?

そこで、今回は主人公よりも、2番手の沼に落ちた韓ドラBEST3をご紹介します。

第3位 女神降臨

メイクで自信を取り戻した女子高生ジュギョンと、クールな優等生スホ、そして不器用だけど情に厚いソジュンを中心に描かれる青春ラブコメ。

最初はやっぱり、チャ・ウヌさん演じるイ・スホに目が行きます。

圧倒的な美貌の説得力に加え、無口でクール、でも実は心に傷を抱えているという王道すぎる主人公ポジション。

ヒロインを静かに見守る姿に「これはもうスホにハマる流れだ」と思って見始めた方も多いのではないでしょうか。

ところが、回を重ねるごとにじわじわ存在感を増してくるのが、ファン・イニョプさん演じるハン・ソジュンです。

最初は少し荒っぽく見える不良っぽいビジュアルなのに、実は友達思いで家族思い。

ぶっきらぼうな言葉の奥に隠された優しさというギャップが、とにかくずるいんですよね。

ジュギョンに対しても、からかったり意地悪っぽく接したりしながらも、彼女が困っているときにはさりげなく手を差し伸べる。

その絶妙な距離感に、気づけば「ソジュン、今日も早く出てきて!」と画面を凝視してしまう存在になっていきます。

特に胸をつかまれるのは、好きな気持ちを抱えながらも、最終的に相手の幸せを考えてしまうところ。

自分の想いを押しつけるのではなく、切なく飲み込む場面があるからこそ、余計に視聴者の感情が揺さぶられます。

スホが完璧な王道の主人公なら、ソジュンは胸が苦しくなるほどの切なさを残していく2番手。

見終わったあとに「結局、ソジュンの幸せを願わずにはいられない」と、その沼の深さを思い知らされる作品です。

第2位 あなたが眠っている間に

未来に起こる出来事を夢で見ることのできる女性ホンジュと、彼女の夢をきっかけに凄惨な事件を防ごうと奮闘する新人検事ジェチャンを中心に描かれるファンタジーサスペンス。

主人公のジェチャンを演じるのはイ・ジョンソクさんで、少し頼りない姿から検事として頼もしく成長していく姿が魅力。

ヒロインとのロマンスも含め、自然と彼を応援したくなる流れが綺麗に作られています。

ただ、この作品で多くの視聴者が思いがけず深く心を持っていかれてしまうのが、チョン・ヘインさん演じる警察官のハン・ウタクです。

明るく人懐っこく、誰に対しても誠実で感じが良いウタクは、画面に出てくるだけでその場をパッと爽やかにする絶大な存在感を持っています。

ジェチャンが事件に立ち向かい物語を大きく動かす主人公なら、ウタクは視聴者の恋心を静かにさらっていく究極の2番手です。

特に胸に沁みるのは、ウタクがホンジュへの想いを決して大げさに表現しない点です。

相手を困らせるようなことは一切せず、むしろジェチャンとホンジュの二人を優しく支える側に回るため、その健気さがじわじわと胸を締め付けます。

爽やかな笑顔の裏に隠された寂しげな視線や、物語が進むにつれて明かされる彼自身の葛藤や秘密がキャラクターに深い説得力を与え、気づけば主人公以上に彼の姿を目で追ってしまうことも。

そばに寄り添ってくれる人の無償の優しさに弱い方なら、確実に沼落ちしてしまう愛おしい2番手男子です。

第1位 彼女はキレイだった

子供の頃は美少女だったヘジンと、冴えない少年から完璧なエリート副編集長へと変貌を遂げたソンジュンの再会を描く王道ラブコメ。

主人公のソンジュンを演じるのはパク・ソジュンさんで、仕事には超冷徹なのに、ヘジンへの恋心に気づいてからの激甘なギャップや不器用でまっすぐな愛情表現は、まさに王道ロマンスの主役として非の打ち所がない魅力を持っています。

ただ、そんな最強の主人公がいながらも、圧倒的なエネルギーで視聴者の心をかき乱し、一大旋風を巻き起こしたのが、チェ・シウォンさん演じるフィーチャーエディターのキム・シニョクです。

自由奔放でつかみどころがなく、一見するとただのちょっと変わったお調子者の先輩。

しかし、そのおふざけの裏で誰よりも早くヘジンの痛みや不安に気づき、そっと手を差し伸べる「軽そうなのに、実は一番優しい」というギャップが本当にずるいキャラクターです。

ヘジンを自分の理想に変えようとするのではなく、飾らない今の彼女を丸ごと肯定し、笑わせ、守り抜くシニョクの温かさはまさに究極の癒やし。

ソンジュンがヘジンの「輝かしい初恋」なら、シニョクは「現在のヘジンを一番輝かせてくれる存在」であり、ここに多くの視聴者がどっぷりと沼落ちしました。

ヘジンの幸せを一番に願い、自分の想いを抱えながらも明るく道化役に徹する彼の切ない横顔、そしてシウォンさんのコメディとシリアスを自在に行き来する名演も相まって、胸の締め付けられ方は尋常ではありません。

「たくさん笑わせてくれる人が、実は一番泣かせてくる」という、2番手男子の歴史に深く名を刻む伝説の沼キャラクターです。

まとめ

今回は、王道で魅力的な主人公にハマる満を持しての視聴だったはずが、気づけばヒロインの傍らで切ない恋心を募らせる「2番手男子」の底なし沼にどっぷりと引きずり込まれてしまう韓国ドラマをご紹介しました。

完璧で物語を大きく動かす主人公たちに対し、2番手男子たちは自分の想いを押し通すのではなく、どこまでもヒロインの幸せを第一に考えて一歩引いて見守る「無償の優しさ」や「切ないギャップ」を持っているのが共通点。

だからこそ、観る側の胸を締め付け、強烈な余韻を残します。

  • ぶっきらぼうな態度の裏にある、家族・友達思いな素顔と切ない引き際(『女神降臨』)
  • 大げさに想いを告げず、爽やかな笑顔の裏に寂しさを隠して並走する健気さ(『あなたが眠っている間に』)
  • お調子者の仮面を被りながら、今のヒロインを丸ごと肯定して笑わせ、守り抜く包容力(『彼女はキレイだった』)

ヒロインの「輝かしい初恋」や「運命の相手」にはなれなくても、彼女たちが一番辛いときに誰よりも早く気づき、そっと笑顔をくれた彼らの存在は、視聴者にとって決して忘れられない特別な英雄となります。

「たくさん笑わせてくれた人が、実は一番泣かせてくる」そんな報われないからこそ愛おしい、2番手たちの深い魅力に思い切り涙し、心を揺さぶられたいときは、ぜひ彼らの不器用な優しさに注目して作品を味わってみてください。