チョンドヨン好き?嫌い?映画『スキャンダル』でイメージダウン!

チョン・ドヨンは、好き派と苦手派がはっきり分かれる女優だと思います。
私は映画『スキャンダル』を見たあと、しばらく作品の重さが頭から抜けず、チョン・ドヨンの名前を見ると身構える時期がありました。
その一方で大ファンも多く「チョン・ドヨンなら安心」と信頼を寄せている方もいる印象です。
この記事では、チョン・ドヨンが好きなのか嫌いなのかについて調査してみたいと思います。
チョンドヨン好き?嫌い?
苦手派の声で多いのは大きく3つです。
① 映画『スキャンダル』で印象が変わった
② 役によって冷たく見える
③50代でラブコメに出た時の違和感
ひとつずつ見ていきましょう。
苦手ポイント① 映画『スキャンダル』で印象が変わった
映画『スキャンダル』は、18世紀の朝鮮を舞台にした恋愛劇ですが恋のきれいな話ではありません。
貴族社会の遊びとして、男女が人を落とす賭けを仕掛け相手の人生が壊れていく方向へ転がります。
物語の中心は、プレイボーイのチョ・ウォンが9年間貞節を守ってきた未亡人スク婦人を標的にする流れです。
ウォンは熱心に口説き、スク婦人は揺れやがて関係ができたあとに突き放されます。
ここで残るのが、恋が成就した喜びではなく利用された後味の悪さと、落ちていく側の痛みです。
この作品で印象が変わると言われるのは、チョン・ドヨンが演じるスク婦人の立場が重いからです。
儒教的な秩序の中で名誉を守ってきた人物が、欲望のゲームに巻き込まれ崩れていく過程が丁寧に描かれます。
視聴者は、裏切りの展開を知っていても、本人が気持ちを預けていく場面を追いかけることになります。
ネットの感想でも、ウォンが賭けとして迫っていたこと、スク婦人が貞淑な未亡人として描かれていたこと。
そこから転ぶ構図が強烈だったという受け止めが複数出ています。
また、本作は日本でもR-18指定として紹介されていて、性的な駆け引きが前提にある作品です。
視聴者は俳優の演技を褒めながらも、顔を見ると作品のいやな気持ちが戻ることがあります。
チョン・ドヨンが苦手なのは、スク婦人の受ける傷や屈辱が記憶に残り、俳優本人の印象と結びついてしまったからだと推測できます。
苦手ポイント② 役によって冷たく見える
冷たそうという反応は、顔立ちそのものより、チョン・ドヨンのイメージから出ることが多いです。
『イルタ・スキャンダル』の終映インタビューでも、本人が大衆との距離感がある、難しく感じられるイメージがあったと話しています。
この前提があるので、無表情寄りの役、言葉数が少ない役、仕事ができる側の役に入った時点で、視聴者の頭の中では冷たい人なのでは?と偏ってしまいがち。
実際、ドラマ『グッドワイフ』のプロモーションでも、ポスターの表情や佇まいをチャドニョのイメージと結びつけて紹介する記事が出ています。
14日、tvNの『グッド・ワイフ』は公式SNSで「『グッド・ワイフ』オールクラッシュポスター公開!これを「致命的なセクシー」と呼びます。#tvN#금토드라마#굿와이프7월 8일(금) 저녁 8시 30분 첫 방송!#전도연 #유지태#윤계상#김서형#나나#이원근#디마프후속”이라는 글과 함께 한 장의 사진을 게재했다.
引用:newspim
「チャドニョ(차도녀)」は、韓国のネット・芸能記事でよく使われる新語で、「차가운 도시 여자(冷たい都市の女)」の略です。
ネットの感想で多い言い方はこの3つです。
- 近寄りにくい雰囲気がある
- 何を考えているか分からない感じがある
- とっつきにくいけれど目が離れない
面白いのは、同じ人がメイキングやバラエティでの素の様子を見ると、冷たい印象が消えた、と言い始めるところです。
たとえば『人間失格』の撮影裏を見た人が、冷たいイメージだったのに実際はよく笑っていて愛らしい、と書き込んでいます。
つまり冷たそうは、演技の一部分というより作品で作られたイメージが先に立っているようです。
冷たいと感じても本人の性格ではなく、作品の見せ方の問題なのかもしれませんね。
苦手ポイント③ 50代ロマコメ論争
話題の中心になったのは、tvNドラマ『イルタ・スキャンダル』です。
この作品は、放送前からキャスティングが注目されネットの反応が割れました。
炎上理由
- 50代の女優がロマンティックコメディの主演に立つことへの反発
- 相手役チョン・ギョンホが年下で、恋愛の並びに違和感があるという声
- 役の設定年齢や見た目の印象に対して、無理があると突っ込むコメント
実際に記事や投稿で拾われた言い方としては、恋人に見えない、ケミが弱い、年齢差が気になるといった方向が多いです。
一部では、相手の母親に見える、若く見せようとしているように見える、という厳しい言い方も出ました。
演技の上手さとは別に、恋愛ドラマとして受け取れるかどうかの話になりやすい部分です。
本人が語ったこと
チョン・ドヨン本人も、50代の女優がロマンティックコメディをやることに対して、
色々言われるのではと心配していた
と話しています。
ただ、作品が進んでキャラクターが愛され、気持ちが楽になったという趣旨のコメントも出てたのでよかったですね。
放送が進むと空気が変わった理由
『イルタ・スキャンダル』は、恋愛の甘さがメインのドラマではありません。
子どもの受験、生活の段取り、仕事と家庭の綱渡りが軸にあって恋愛はその中に入ってきます。
だから序盤は年齢差に意識が向きやすくても、後半は日常の積み重ねで納得する視聴者が増えた、と言われているようです。
好き派は演技を高評価!
チョン・ドヨンが好きな人の意見も見てみましょう。
理由① 『密陽(ミリャン)』
『密陽(ミリャン)』は、悲しみから立ち直ろうとして、宗教や周囲の言葉にも揺さぶられ続ける母親の話です。
この役については、カンヌ受賞で海外メディアが、苦痛を受けた魂の表現が圧巻だった、母親の像を完璧に描き出した、と評価しています。
さらに、近年の評論でも『密陽(ミリャン)』の演技を韓国映画史級とまで言い切る文章が出ています。
好き派はこの作品を挙げて、泣く泣かないではなく感情が壊れていく過程を見せるのがうまい、と言います。
理由② 自然体
チョン・ドヨンが好きな人は、芝居をしている感じが少ないと言います。
要するに自然体なのでしょう。
カンヌ公式のインタビューで本人が、撮影中は先に反応を決めず役としてその場で経験する、といった趣旨を語っています。
台本の言葉ではなく、気持ちが先に動いているように見える、という評価につながります。
理由③ きつい立場の女を選ぶ
好き派がよく言うのは、役の選び方が上手だということです。
日本のインタビューでも、現場で感情や物語を粘り強く話し合う、簡単に済ませない、という姿勢が紹介されています。
好き派は、作品が暗くても見たくなる理由として納得しているようですね。
理由④ ジャンルが変わっても主演として成立
好き派の面白いところは、ラブコメだけでなく、アクションや重いドラマでも同じように評価が出る点です。
Netflix映画『キル・ボクスン』では、海外レビューがキャリアのハイライト級の演技だと書いています。
ドラマ『人間失格』英題『Lost』でも、レビューでチョン・ドヨンが突出していて、言葉が少なくても感情が分かると評価されています。
好き派は、どのジャンルでも主演の体温が残るから作品を追う、と言います。
好き派の意見
- 『密陽(ミリャン)』の演技で忘れられなくなった
- セリフより先に感情が動いて見える
- 役選びが甘くないから次も見たくなる
- ジャンルが変わっても主演として成立する
まとめ
チョン・ドヨンは、作品の色が濃いほど受け取る側の好みがはっきり出ます。
『スキャンダル』で苦手になった人がいても不思議ではないと思います。
一方で、『イルタ・スキャンダル』のような作品で先入観が薄れて評価が変わるかもしれません。
嫌いか好きかで決めてしまうより、合う作品に当たるかどうかで見方が動く女優だと感じます😊






