「え、そんな展開あり!?」って驚きながらも目が離せない韓ドラのファンタジー系。
トッケビや宇宙人、幽霊ホテルとか、ここまでぶっ飛んだ設定で恋や冒険が繰り広げられるなんて夢のようです!
今回は、そんな“ありえない展開満載”のファンタジー韓国ドラマ3選を紹介します。
笑いあり涙ありのトンデモワールドにハマっちゃうかも?
韓国ドラマありえない展開ファンタジー系3選!
①暴君のシェフ
おもしろいよ!とおすすめされてた『暴君のシェフ』👩🏻🍳
— きなこ (@kinakoame1227) November 15, 2025
見始めたらおもしろくて、一気に3話まで観てしまった😆
タイムスリップものは大好き❤
少女時代のユナちゃんは可愛いしお料理は美味しそうで食べたくなっちゃうし続きが気になってむずむずよぉ😆📺#暴君のシェフ
pic.twitter.com/WwJWRP80RD
韓国ドラマ『暴君のシェフ』は、放送開始直後から「ファンタジーの極み」「現実離れしている」と話題を集めています。
タイトルからは一見グルメドラマのように思えますが、実際には料理、権力、愛憎が複雑に絡み合った壮大な物語が展開されます。
その世界観があまりに非現実的で、「ありえないほどのファンタジー」と評されるゆえんです。
料理が“武器”になる異世界設定
本作の最大の特徴は、料理が単なる食の技術ではなく、国家の命運を左右する存在として描かれている点です。
主人公のシェフなんと現代から朝鮮時代にタイムスリップ。
最初は殺されそうになるのですがやがて暴君に仕える立場に。
ただ、その腕前ひとつで政治の流れが変わってしまいます。
さらに、この時代にはありえない食材を使った調理法、食べることで人の感情や記憶を呼び覚ます一皿など、次々と驚くような設定が登場。
これらの要素が、物語を強烈なファンタジーへと押し上げているのです。
暴君という存在の“超現実性”
暴君と呼ばれる王は、冷酷さと美食家という相反する側面を併せ持っています。
彼の一言で国が動き、人の運命さえも決まってしまうほどの絶対的な権力を持つ存在です。
その極端な性格づけは、現実の人物というよりも神話の登場人物のように感じられますが、韓国史上最強の暴君と言われる実在の人物がモデルになっています。
「暴君のシェフ」の王イ・ホンのモデルは、実在した朝鮮王朝第10代王・燕山君(ヨンサングン)です。
彼の支配のもとで、人々が恐怖と欲望の間でもがく姿が非常に象徴的に描かれています。
荒唐無稽の中に宿る人間の真実
『暴君のシェフ』は突拍子もない設定の連続ですが、登場人物たちの感情そのものはとても人間的です。
欲望、罪悪感、愛情、孤独——こうした心の動きが、ファンタジーの中で生々しく描かれています。
だからこそ、この作品は「ありえないほどのファンタジー」でありながら、多くの視聴者の心をつかむのでしょうね。
ファンタジー要素についてまとめてみました。
これらは、時代劇の枠を超えたフュージョン史劇として視聴者を引き込み、料理対決やロマンスに神秘的な深みを加えています。
他の方はこのような感想を寄せていましたのでご覧ください。
他愛もないと言えば他愛もないのはわかっているけど、タイムスリップ×輪廻転生×時代劇×料理対決と私の好きが詰まった、私にとっては、これぞエンタメでした。
引用:レビューサイトfilmarks
どうかどうか二人をもう一度会わせてあげてと願わずにはいられなかった。
容姿の良いキャストを楽しんだり好むタイプの視聴者ではない私ですが、このドラマは、可愛い人やカッコいい人が、めちゃくちゃ楽しませてくれるので、気持ちよく観た
引用:レビューサイトfilmarks
毎回の料理も面白かったし、脇のキャラたちにも愛情が沸いてしまった
美味しいものを食べるときの妄想映像の大げさを見慣れたおかげで、終盤のシュールすぎる現象も受け入れる感覚がはぐくまれたw
②君は天国でも美しい

韓国ドラマ『君は天国でも美しい』は、放送当初から「ファンタジーの完成形」「ありえない世界観が泣ける」と話題になっている作品です。
一見、悲恋を描いたメロドラマのように見えますが、実際には“死後の世界”と“現世”を行き来する壮大な設定が物語の軸になっています。
そのスケールと幻想的な演出が、まさに「ありえないほどのファンタジー」と呼ばれる理由です。
このドラマでは、主人公が死を迎えた後も「愛する人を守りたい」という思いで天と地の狭間をさまよいます。
天国は静寂で温かく描かれる一方、現世は痛みと記憶が渦巻く生々しい場所として対比されます。
特に、天国の描写は光や音、空気の質感まで緻密に作り込まれており、視聴者はまるで夢の中に引き込まれるような錯覚を覚えるほどです。
しかし現実的には「こんな世界は存在しない」と思わされるほどに徹底した美の演出が続き、この非現実感こそが作品最大の魅力となっています。
愛が時空を超える“ありえなさ”
物語の中心にあるのは、「死んでもなお続く愛」というテーマです。
主人公たちは互いに別れを告げながらも、夢や幻、あるいは奇跡のような出来事を通して再び出会います。
科学的にも理論的にも説明できない“奇跡”が次々と起こり、それが視聴者の涙を誘うのです。
この感情の連鎖が、現実離れした設定を“あり得ないけれど信じたい”という感覚へと変えていきます。
韓国ドラマ『君は天国でも美しい』では、死後の世界が独自の厳格なルールで描かれています。
魂は地下鉄で天国へ向かい、生前の行いや罪の重さで天国か地獄かを判定されます。
約7割が地獄行きになる厳しいシステムで、ペットも人間の姿で天国に登場します。
ドラマで天国と地獄がどのように描かれているのか見て行きましょう。
天国・地獄判定ルール
天国の主なルール
これらのルールは、単なるファンタジーではなく、愛・赦し・輪廻をテーマに魂の成長を描きます。
『君は天国でも美しい』に登場する天国の制度や組織の構造について、作品で描かれている内容を整理すると以下の通りです。
天国の制度・組織構造
| 項目 | 内容 | 詳細 |
|---|---|---|
| 天国の管理組織 | 天国はルールに基づいて魂や転生を管理する官僚的な組織が存在。魂の体重(罪の重さ)を計る装置などが使われ、魂の格付けを厳密に行うシステム。 | 罪の重さで天国か地獄かが判定される。49.9以上は地獄行き。服装や外見の変化は魂の重さに影響しない。 |
| 天国の職員(係員) | 天国制度の運営に関わる係員・管理者が配置され、魂の転生や滞在期間を調整。魂の出入りや転生の手続きを取り扱う。 | 制度内のルール違反や魂の異動などの調整役。 |
| 転生システム | 天国に滞在後、魂は現世に転生するかどうかを選択できる。転生の際には過去の関係性や縁に基づく配置がなされる。 | 転生先での相手との縁は厳密に計算され、偶然ではない運命的なものとして描かれる。 |
| ペットの虹の橋制度 | 犬や猫などペットも天国に人間の姿で存在し、虹の橋として特別な役割がある。ペットも魂として認識され、天国生活が許される。 | ペットの再会や別れもドラマの一部として重要視される。 |
この構造は極めて詳細に設定されており、ただの死後世界の幻想ではなく、天国という空間が生まれ変わりや魂の昇華を管理する「社会システム」として描かれている点が特徴的です。
感情や縁を尊重しながらもルール・秩序を強く持つ世界観が作品のファンタジー性を高めています。
『君は天国でも美しい』ブドウの実のルールと地獄行き経過
韓国ドラマ『君は天国でも美しい』では、天国でネガティブな感情(怒り、嫉妬、悪意など)を抱くと、庭のブドウの木から実が1つずつ落ちるペナルティが発生します。
この実の数は最大6つで、6つすべて集まると即地獄行きが確定する厳格なルールです。
主人公ヘスクを中心に、このシステムが物語の緊張感を生み出しています。
ブドウの実の数とヘスクの具体的な経過
この経過は、ヘスクの内面的成長を描く鍵で、天国が「完璧な楽園」ではなく感情管理を強いる組織であることを示します。
ブドウの実は視覚的に分かりやすく、視聴者の感情移入を促す演出です。
下記のような意見もありました。
天国って本当にこんな感じなのかなーとか今仲良くしてる人とか家族とかも前世で縁があったのかなーとか色々考えた。夫婦が純愛すぎて憧れたし、なんだかんだ毎話泣いた。ソニャがネコっぽくてめちゃ可愛かった。
引用:レビューサイトfilmarks
③ホンチョンギ
ホンチョンギは下記のようなポスターをイメージして開封すると度肝を抜かれるので注意してください。↓

韓国ドラマ『ホン・チョンギ』は、まるで壮大なスペクタクル映画を観ているような幻想美あふれるファンタジー・ロマンス作品と言われています。
しかし、ビビリの筆者にとってはスリラー・ホラー系のドラマでした。
神々と人間、運命と呪い、そして愛と芸術――そのすべてを一枚の絵画のように繊細な映像で描き出しています。
幻想の世界
舞台となるのは架空の「タン王朝」です。
物語は、死の神である魔王を御真(王の肖像画)に封印する儀式から始まります。
その儀式に関わった絵師の娘ホン・チョンギは盲目として生まれますが、魔王の“目”を受け継ぎ、視力をえるのです。
一方、道士の息子ハ・ラムは魔王を体内に封印され、光と家族を失って生きることに。
やがて二人は運命的に再会し、絵と星に導かれながら、神と人との世界を揺るがす宿命の物語を紡いでいきます。
スクリーンを思わせる映像美
『ホン・チョンギ』の最大の魅力は、その映像表現の壮大だと言えます。
北宋の名画「墨竹図」や「早春図」など、実在の古代絵画にインスパイアされた美術を取り入れ、まるで“生きて動く名画”のような幻想的世界を構築しています。
墨のように滲む闇の中で舞う筆致、赤い瞳が炎を映す儀式の光、そして星座に導かれる運命の瞬間。
その一つ一つが映画さながらのスケールで描かれており、視覚的な没入感は圧倒的です。
神話とロマンスが交差するドラマ
物語を支えるのは、神々の存在です。
生命を司る神サムシン、王宮を守る虎神ホリョン、そして人の魂に囁く魔王――この三柱の神々が、人間たちの願いと苦悩に深く関わります。
しかし、中心にあるのは、あくまでチョンギとラムの切ない愛です。
宿命に翻弄されながらも、絵を通じて心を通わせ、互いを救おうとする姿には、芸術と愛の力が重なって見えます。
俳優たちが描く“動く神話”
主演のキム・ユジョンさんとアン・ヒョソプさんの演技は、視線ひとつで感情の深さを伝えます。
二人の出会いと別れ、そして永遠の誓いを交わす瞬間には、まるで大スクリーンで観る映画のような迫力があります。
さらに、クァク・シヤンさん演じるチュヒャン大君の冷徹な存在感が、物語に強烈な緊張と陰影を与えています。
こちらのようなレビューもあがっていましたよ。
魔王を王の肖像画に封じ込めるSFファンタジー。CG多めの妖精や兄弟確執や恋愛家族愛も。ツッコミどころ満載ながら面白かった。大君役コンミョン良かった。子役出身ユジュンが他出演者を食ってた。
引用:レビューサイトfilmarks
悪神のファンタジーだった
引用:レビューサイトfilmarks
アンヒョソプもキムユジョンちゃんも可愛かった
魔王のビジュアルが現代的でちょっと驚いたけど、それも意外とアンヒョソプは似合ってた
コンミョンも良い人の役で笑顔が良かった。
まとめ
どの作品も現実離れした設定が逆に新鮮で、ストーリーに引き込まれちゃいますよね。
ありえないのに心揺さぶられるのがファンタジーの魔法といえます。









