最初は「これぞ傑作!」と胸を躍らせていたのに、気づけば再生速度を2倍にしていた。

そんな経験はありませんか?

今回は、華麗な衣装と壮大なスケールで始まりながらも「途中から話が迷走…」「キャラ崩壊…」と視聴者の期待を裏切った韓国時代劇ランキング形式で紹介!

ファンの間でも賛否が分かれたあの作品が、果たして何位に入っているのでしょうか…? 

一緒に振り返っていきましょう。

※このページはあくまでも個人の感想です。

時代劇【韓国ドラマ】途中からつまらなくなったランキングTOP10!超辛口レビュー!

第10位 『高麗契丹戦争』

王ワン・スン(キム・ドンジュン)が名ばかりの王から成長していく前半は、緊張感ある戦闘演出と重厚な政治ドラマでかなり見応えがありました。

特にカン・ガムチャン(チェ・スジョン)の知略と勇敢さには迫力があり、まさに韓国時代劇の王道。

ところが中盤以降、その勢いが一気に失速します。

戦争ドラマのはずなのに、延々と会議や戦略談義の繰り返しでテンポが悪く、しかも登場人物が増えすぎて誰が誰の陣営か分かりづらい。

ヤン・ギュ(チ・スンヒョン)の奮戦シーンなどは丁寧に作られているのに、引き伸ばしすぎて緊迫感が薄れてしまいました。

女性キャラの千秋太后(イ・ミニョン)ももっと深掘りしてほしいところ。

さらに、契丹人まで全員韓国語でしゃべるので没入感がガクッと落ちる。

これだけ制作費がかかって、キャストの演技も悪くないのに、脚本のリズムと編集の冗長さで台無しになった印象です。

序盤の熱量を持続できていれば名作になれたのに、後半はまるで壮大な歴史資料映像を見せられているようで、正直、飽きてしまいました。

※あくまでも個人の感想です。

第9位 『昼に昇る月』

『昼に昇る月』は序盤の設定が本当に魅力的でした。

ハン・ジュノ/ドハ(キム・ヨンデ)の過去と現在をつなぐミステリアスな展開、そしてカン・ヨンファ/ハンリタ(ピョ・イェジン)の温かくも哀しいキャラ設定に、最初は引き込まれました

でも中盤あたりから、脚本が迷走。

いつの間にか恋愛と事件と前世の因縁がごちゃ混ぜになり、ヨンファが流されキャラに。

反論もせず抵抗もせず、ただ理不尽に巻き込まれる展開が続き、「この人、何をしたいの?」とモヤモヤ。

ハン・ミノ(オン・ジュワン)もソク・チョルファン(チョン・ウンイン)も悪くないのに、物語の軸が定まらずキャラが生きてない。

お決まりの「車ではねられて救急車」展開も出てきて、既視感のオンパレード

演出も妙に眠気を誘うテンポで、気づけば半目で鑑賞してました。

役者陣の演技は素晴らしいのに、脚本と演出が足を引っ張ってしまった残念な例といえるでしょう。

8〜10話構成ならもっと締まった名作になったかも。

第8位 『婚礼大捷<こんれいたいしょう> -愛結ぶ二人-』

科挙主席の秀才シム・ジョンウ(ロウン)と仲人の神ヨジュ宅(チョ・イヒョン)の恋模様設定は悪くなかったんです。

でも序盤からテンポが悪く、登場人物が多すぎて誰が誰だかさっぱり。

視聴者が相関図を把握できるのは中盤に入ってからという致命的な遅さ。

しかも、肝心のロマンス要素が薄く、「婚礼仲介業」ばかりに焦点が当たり、胸キュン不足。

ラブコメというより婚活バラエティ時代劇のようで、感情移入しづらい展開でした。

ロウンのビジュアルと演技は相変わらず完璧なのに、脚本がその魅力を活かしきれず残念。

ヨジュ宅との恋愛もあれ? いつの間に両想い?という感じで盛り上がりに欠けました。

むしろ脇カップルや兄役ホ・ナムジュン(チョ・ハンチョル)の存在のほうが印象的。

せっかくのロウン主演なのに、恋募のような余韻もなく、最後まで淡々としてしまった印象です。

倍速再生で視聴した人が多いのも納得の一作でした。

第7位 『朝鮮精神科医ユ・セプン2』

シーズン1の熱さを知る人には、「ユ・セプン2」は正直ちょっと拍子抜けでした。

キム・ミンジェ(ユ・セヨプ)の落ち着いた演技や、キム・ヒャンギ(ソ・ウヌ)の素朴さは悪くないんですが、問題はドラマ自体の温度差。

シーズン1では左議政との対決や王宮の陰謀が軸になっていて、医師としても人間としても成長していくセヨプに引き込まれたのに、続編ではその芯がふわっと消えてしまいました。

ロマンスを描きたいのか、患者の心を癒すヒューマンドラマなのか、はたまた政治劇なのか、方向がブレッブレ。

事件もどれも薄味で、無理やり感が満載です。

ケ・ジハン(キム・サンギョン)やケス医院の仲間たちとの掛け合いもほっこりはするけど、前作のような緊張感がないせいでぬるま湯感が強いんですよね。

特に中盤以降はセヨプとウヌの恋愛も中途半端で、「これ、続ける必要あったの?」と首をかしげた人も多いはず。

主演2人の爽やかさだけが救いで、キム・ミンジェ目当てで最後まで見たという視聴者の気持ち、めちゃくちゃわかります。

第6位 『還魂2』

『還魂2』は、イ・ジェウク演じるチャン・ウクが死の淵から蘇り、再び幻魂術の世界で生きる姿を描いたファンタジーロマンスですが、正直シーズン1の勢いを引き継げませんでした。

一番の問題は、ヒロインのキャラ交代。前作でムドク(チョン・ソミン)が見せた人間味のある可愛さやツンデレな魅力が、ナクス(コ・ユンジョン)になって一気に薄れてしまいました。

設定上、記憶喪失とはいえ、性格まで違う人物のようで、視聴者が感情移入しづらいんです。

さらに、ウクがムドクへの想いをあっさり切り替えてナクスに惹かれる展開も正直モヤモヤ。

シーズン1で積み上げたロマンスの余韻を、自ら崩してしまった印象です。

加えて、政治的な駆け引きや幻魂術のルールなど、細かい説明が多くてテンポも悪化。

キャラ数も多く、誰の物語に集中すべきか迷うほど。

とはいえ、パク・ジン(ユ・ジュンサン)とキム・ドジュ(オ・ナラ)の夫婦漫才のような掛け合いは相変わらずの癒しポイント。

ソ・ユル(ファン・ミンヒョン)の安定したかっこよさにも救われました。

それでも全体的に「ムドクがいれば」という虚無感が抜けず、前作の魔法が薄まった印象は否めません。

第5位 『最愛の敵~王たる宿命~』

『最愛の敵~王たる宿命~』は、王イ・テ(演:イ・ジュン)と王妃ユ・ジョン(演:カン・ハンナ)の愛憎と権力闘争を描くはずの政治ロマンス大作でしたが、正直、途中から息切れしてしまいました。

序盤は緊張感のある駆け引きや、イ・テの野心と純愛の狭間で揺れる姿に引き込まれたのですが、中盤以降はストーリーが迷走。

ユ・ジョンの行動原理が曖昧になり、「あれ、結局この人どうしたかったの?」とツッコミたくなる場面が増えました。

怒っていたと思えば次の回では許して微笑む王妃の感情のアップダウンが雑で、感情移入しづらかったのが正直なところです。

また、脇を固めるカン・チャン(演:チャン・ヒョク)やパク・ギョンチュ(演:ホ・ソンテ)といった実力派が強烈すぎて、主役のイ・ジュンが完全に食われてしまった印象。

チャン・ヒョクの低く響く声と鋭い存在感があまりに圧倒的で、視聴者の視線を全部持っていってしまいました。

イ・ジュンの現代的な佇まいが時代劇の重厚さに馴染めず、王というより「若干優柔不断な青年」に見えてしまったのも痛いポイントです。

どちらにも正義がある複雑な構図は魅力的だったのに、脚本の整理不足でその思想対立がぼやけ、結局「誰の物語だったのか」がわからなくなったのが残念。

前半は名作の気配すらあっただけに、後半の失速ぶりがより際立ちました。

リピート視聴は正直きついです。

第4位 『暗行御史<アメンオサ>~朝鮮秘密捜査団~』

『暗行御史〈アメンオサ〉~朝鮮秘密捜査団~』は、序盤こそ「水戸黄門的な勧善懲悪」でテンポも良く、気軽に楽しめる史劇として悪くなかったのですが中盤以降、正直かなりマンネリ化してしまいました。

主人公の暗行御史ソン・イギョム(エル/キム・ミョンス)は顔面偏差値が物語を引っ張っていたものの、キャラクターとしての深みが薄く、「正義感のあるイケメン」で終始してしまった印象。

パク・チョンミ(クォン・ナラ)との恋愛要素も浅く、キュンとする展開を期待していた視聴者には物足りなかったです。

唯一の救いは、陽気な従者チュンサム(イ・イギョン)のコメディ担当ぶり。

彼がいなかったらかなり地味な作品だったと思います。

弟イ・テファンとの確執など、もっと掘り下げればドラマとしての厚みも出たはずなのに、そこに踏み込まない脚本が惜しい。

悪役たちもどこか小物感がぬぐえず、緊張感ゼロ。結果、ラストに向けてどんどん「ながら見専用ドラマ」と化してしまいました。

軽く観られるドラマではありますが、正直途中から惰性で見ちゃった系ランキング上位の常連かもしれません。

第3位 『不可殺 -永遠を生きる者-』

『不可殺-永遠を生きる者-』は、序盤こそ映像美に惹かれるものの、途中から一気に失速してしまった代表的な作品です。

主人公ダン・ファル(イ・ジヌク)が死ねない男として600年の苦しみを背負うという設定は壮大です

しかし、物語があまりに引き延ばされてテンポが悪く、特に第1〜3話の時代劇パートが長すぎるのが致命的でした。

「いつ現代にくるの?」と視聴者をヤキモキさせる展開に、途中離脱者も続出。

ハン・ヘソク(クォン・ナラ)との転生ロマンスも、『トッケビ』の影を強く感じさせ、「これは新しい物語を見ているのか?」と疑いたくなるほど。

しかも、せっかく前世や呪いの伏線を張り巡らせたのに、終盤での回収が甘くてモヤモヤが残ります。

チェ・ホユル(イ・ジュン)の狂気的キャラは光っていたものの、ファルの悩みが繰り返し過ぎて感情移入しづらくなってしまった印象です。

時代劇×転生×不死という素材自体は悪くなかっただけに、「16話では長すぎた」と感じる構成ミスが惜しい。

正直、映画2時間分くらいに凝縮した方が断然引き締まったはずです。

あの重厚な世界観を最後まで維持できなかったのが、途中からつまらなくなった最大の原因ですね。

第2位 『主役の初体験、私が奪っちゃいました』

序盤は、平凡な女子大生ソヒョン(キム・ソヒョン)が小説の中にタイムスリップし、皇子テギョン(イ・ボン)の初体験をうっかり奪ってしまうという、破壊力満点の設定で爆笑必至でした。

ところが、問題はそこから。

3話以降になると、物語がこの「初体験責任」ネタ一本に頼りすぎで、展開が見事に行き詰まるんです。

テギョンの猪突猛進な「結婚責任論」も、最初は笑えたけど何度も繰り返されるとただの駄々っ子。

ソヒョンの奮闘もワンパターン化し、恋愛史劇らしい胸キュンや緊張感がどんどん薄れていきました。

原作ウェブ漫画の軽妙さを再現しようとした結果、ドラマでは妙に空回り。

時代劇の世界観も浅く、豪華衣装が浮いて見えるほど内容がペラいのが惜しすぎます。

せっかくテンポよく始まったのに、中盤から初体験ジンクスばかりが空回りし、気づけば笑いもキュンも薄味に。

タイトル以上に本編が軽すぎて、後半は惰性で見てしまいました。

第1位 『呑金タングム』

『呑金(タングム)』は初回から「李氏朝鮮を舞台にした純愛×ミステリー」としてビジュアルも重厚で期待値が高かっただけに、後半の失速ぶりがもったいなさすぎる作品です。

行方不明になった商人の息子ホンラン(イ・ジェウク)と、彼を探し続ける義姉ジェイ(チョ・ボア)の再会にはドラマティックな余韻があったものの、そこから何を見せたいのかが完全に迷子。

記憶喪失設定を引っ張りすぎて、肝心の真相部分が薄っぺらく、重厚な史劇の皮を被ったメロパラダイスに成り下がってしまいました。

ホンランとジェイの関係性も禁断愛を描くなら描くで振り切ればよかったのに、どっちつかずのまま進むから感情移入できず。

しかも、殺陣シーンは似た構図ばかりでマンネリ。

オム・ジウォンが登場する場面だけ一瞬緊張感を取り戻すものの、主人公ふたりになると一気にテンポが死ぬのも痛い。

SNSでは「キスバレ神シーン」と盛り上がっていましたが、「いや、物語どこ行った?」というのが正直な感想です。

スタジオドラゴンらしい高クオリティ映像とイ・ジェウクの存在感に救われたものの、脚本がふらふらした時点で勝負はついてましたね。

愛憎も謎解きも中途半端で、せっかくのキャストがもったいない環魂の再来を期待した視聴者が一番泣いたかもしれません。

※あくまでも個人の感想です。

まとめ

時代劇は、序盤の世界観づくりで視聴者を引き込み、後半でどれだけ深みを出せるかが勝負。

しかし、今回ランクインした作品たちは、豪華キャストや初回の勢いに反してストーリーの失速が目立った印象でした。

もちろん「好みの問題」と言えばそれまでですが、“期待が大きかった分、落差も大きい”のが正直なところ。

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