最終回だけ数日寝かせてから観るという謎儀式が始まる韓国ドラマBEST3!

これは、あまりにも面白かったドラマなので「終わってほしくない」という気持ちの表れです。
最終回を見たいけど観たらドラマが終わってしまってさみしい。
だけど最後どうなるのかめちゃくちゃ知りたい!
そんな葛藤に苦しみつつ、最終回を見るために1週間ほど寝かせる謎の儀式を行うのです。
そんなことしないで、さっさと見てしまう人がほとんどですが…。(笑)
個人的にそんな謎儀式を行ったドラマをご紹介します。
最終回だけ数日寝かせてから観るという謎儀式が始まる韓国ドラマBEST3!
第3位『熱血司祭』
『熱血司祭』は、怒りっぽい司祭キム・ヘイルが、警察や検事と組んで巨大な悪に立ち向かっていく痛快アクションコメディです。
SBSでは、熱血司祭と刑事が殺人事件をきっかけに共助捜査へ入る物語として紹介されています。
権力者に怒れる司祭が立ち向かうところが痛快です。
テンポの良さ
このドラマは序盤からテンポがいいです。
事件は動くし、敵も次々に出てくるし、味方側のチーム感もどんどん強くなっていきます。
だからずっと楽しくてワクワク。
それなのに、終盤に入ると「もう終わるの?」という気持ちが出てきます。
仲間のまとまり
しかも『熱血司祭』は、後半になるほど仲間のまとまりが気持ちよくなっていく作品です。
最初はバラバラだった人物たちが、ヘイルを中心に少しずつ同じ方向を向いていきまうs。
なんでもない普通の若手司祭が元子役だと言うことが判明。
元子役が「オンマ~(お母さん)」とセリフを言い出したら全員が号泣。
この能力を使っての犯罪者をだます作戦は大爆笑でした。
また、伝説の薔薇の花びらの回もおなかが痛くなるほど笑ったものです。(なつかしくて遠い目)
いつもおかっぱにいじめられていたタイ人が恐ろしく強いことまで判明します。
登場人物の一人一人に深いドラマがあるので、視聴者は『熱血司祭』から離れられなくなってしまいます。
最終回を見れば決着がつくと分かっているのに、その決着でみんなとお別れだと思うと、やはり謎の儀式を執り行ってしまうのです。
重くなりすぎない空気
さらに、この作品はシリアスな事件を扱いながらも、重く沈みすぎません。
笑える場面とアクションの切れ味があって、暗いだけのドラマではないです。
だからこそ、最終回直前まで来た視聴者は「早く結末を知りたい」と「まだこの世界にいたい」と悩む。
ここで数日寝かせる謎儀式が始まるわけです。
終わりを受け入れたくないのに、続きは気になる。
この矛盾をきれいに味わわせるドラマは、実はそんなに多くありません。
完走後のさみしさ
もちろん、ほとんどの人はそのまま一気に見てしまうと思います。
でも『熱血司祭』は、寝かせたくなる側の気持ちもよく分かる作品です。
キャラへの愛着とチームの熱さまでこれまで丁寧に積み上げてきたからでしょう。
笑えて、スカッとして、最後には少しさみしい。
最終回をすぐ見たいのに見たら終わる。
その葛藤まで含めて、『熱血司祭』は幸福な完走感をくれる作品です。
第2位『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は、最終回をすぐ見たい気持ちはもちろんあります。
ヨンウとジュノの恋の行方も気になりますし、ヨンウが仕事の面でどんな結末を迎えるのかも知りたい。
けれど同時に、「ここで見終えたら、この世界と本当にお別れなんだ」と思うと、最後の1話だけなかなか再生ボタンが押せなくなるのです。
日常の積み重ね
このドラマの魅力は、事件の結末を追うことだけにとどまらないところにあります。
毎回の裁判劇は見応えがありますが、それ以上に心を動かすのはヨンウが職場で少しずつ居場所を築いていく過程です。
最初はどこかぎこちなかった人間関係が、回を重ねるごとに優しく変わっていく。
その変化を見つめているうちに、視聴者はストーリーよりも、この人たちと過ごす日常そのものを好きになっていくのです。
別れの1話
だから終盤になると、最終回は「答え合わせの回」というより「別れの回」に見えてきます。
ハンバダの仲間たち、ヨンウと父親との関係、ジュノとの穏やかな時間。
どれも、小さな積み重ねで好きになったものばかりだからこそ、最後だけは急いで観れない。
そして、あの謎の儀式が始まるわけです。
見たいのに終わってほしくない。
数日おいて心の準備ができてから見る。
まさにそんな作品です。
第1位『賢い医師生活』
『賢い医師生活』の心に残るポイントは次の5つです。
- 5人で囲む食事とバンドの時間
- イクジュンとソンファの長年の距離感
- ジョンウォンとギョウルの少しずつ進む恋
- 多くのカップル成立の伏線の楽しみ
- 患者エピソードのあとに戻る、あの穏やかな日常
①5人で囲む食事とバンドの時間
『賢い医師生活』が「終わってほしくない」と思う理由は5人でごはんを食べたり、バンド練習をしたりする場面をずっと見ていたいからです。
大きな事件を解決したり極悪人が出てくるストーリーでもありません。
ただ、5人が集まった時の空気そのものが楽しい作品でした。
病院ではそれぞれ忙しくても、集まると学生時代に戻ったような軽やかさが生まれる。
その時間が毎回あるから、恋愛の行方や結末よりも「この5人をもっと見ていたい」と思ってしまうのです。
②イクジュンとソンファ
イクジュンはソンファの前ではいつもふざけていますが、体調や気分の変化には誰よりも早く気づきます。
ただの長年の友人ではなく、特別な距離に見える瞬間が何度もあるのです。
それでも互いの関係を急がず少しずつ積み上げていく。
その過程が愛おしく、最終回が近づくころには「二人がどうなるのか早く知りたい」と「でも、物語が終わってほしくない」という気持ちが同時に押し寄せます。
③ジョンウォンとギョウル
ジョンウォンとギョウルの関係も同じです。
シーズン1は片想いのシーンが心に残ります。
ずっと抑えてきた感情がようやくあふれ出る瞬間は、見ている側にも大きな満足感を与えますし応援したい気持ちになりました。
④多くのカップル成立の伏線
また『賢い医師生活』では多くのカップル成立の伏線が描かれています。
最初からシーズン2か3まで制作される予定だったことからも、シーズン1はまだまだ伏線回収が完ぺきではありませんでした。
カップルについてまとめると下記のようになります。
| カップル名 | 2人 | 関係の特徴 | 主な見どころ | 印象的な場面 |
|---|---|---|---|---|
| ウィンターガーデンカップル | アン・ジョンウォン × チャン・ギョウル | 片想いから始まる純粋でやさしい恋 | ギョウルの一途さとジョンウォンが少しずつ心を開く流れ | シーズン1最終話の告白、「神様のそばではなく私のそばにいてくれませんか?」の場面 |
| イクソンカップル | イ・イクジュン × チェ・ソンファ | 長年の友情が恋に変わる大人の恋愛 | 20年来の信頼関係とすぐ恋に進まないもどかしさ | シーズン2最終話でソンファが「私たち付き合おうか?」と気持ちを伝える場面 |
| コンゴンカップル | ヤン・ソッキョン × チュ・ミナ | 一途な片想いが実る応援したくなる恋 | ミナのまっすぐなアプローチと慎重なソッキョンの変化 | ソッキョンが「僕も好きだ」と気持ちを打ち明ける告白シーン |
| ピドゥルギカップル | キム・ジュンワン × イ・イクスン | 遠距離恋愛とすれ違いが多い波乱の恋 | クールなジュンワンの不器用な愛情と、イクスンとの誤解や別れ | 「ジャージャー麺を食べに来た」と言う復縁の場面 |
| 幼なじみコンビ | チョン・ロサ × チュ・ジュンス | 恋愛未満の深い信頼関係 | 年齢を重ねた2人の自然なやり取りと支え合い | ジュンスがロサにさりげなく優しくする場面 |
| サブカップル | ユン・ソンビン × チャン・ソクミン | 周囲に隠して交際するさりげない恋 | メイン以外にも恋愛模様がある作品らしさ | ソクミンが花束を持って謝りに来る場面 |
⑤患者たちの物語
そして、このドラマで忘れてはいけないのが患者たちの物語。
泣かせようとする演出ではなく、家族の会話や待合室の静けさの中から、じんわりと心に沁みてくるエピソードが多いのが特徴です。
| 分類 | 患者・家族の内容 | 関わる医師 | 印象に残るポイント |
|---|---|---|---|
| 小児患者 | 診察を嫌がる子ども患者 | ジョンウォン | 子どもを怖がらせずに診るジョンウォンのやさしさがよく分かる場面 |
| 心臓手術の女児 | 手術が必要だが、費用面を心配する母親がいる女児 | ジュンワン | 厳しく見えるジュンワンが支援制度の話までして家族を安心させる場面が印象的 |
| 高齢患者 | 脳MRIの結果がよくない高齢患者 | ソンファ | 病気そのものだけでなく結果を伝える医師側のつらさも見える場面 |
| 胸部外科の患者 | 娘の結婚式を控え手術を延ばしたいと願う父親患者 | ジュンワン | 命を優先して率直に話すジュンワンと家族の思いのぶつかり合いが強く残る話 |
| 長期入院患者 | 長く入院していて支援が必要な患者 | イクジュン | イクジュンが患者のために「あしながおじさん」の支援を頼る場面 |
| 患者家族 | 手術や治療を前に不安を抱える家族たち | 5人全員 | 待合室や病室の会話がじわっと残ります |
重い医療の場面のあとに、5人の仲の良い食事風景が入ることで病院という日常そのものに温かさを感じるようになります。
最終回をすぐに見られないのは恋の結末を惜しむだけではなく、この日常が終わってしまうのが寂しいからでしょう。
まとめ
最終回を寝かせたくなるのは、話の続きが気になるだけではなく、その世界や登場人物たちと離れたくないからです。
『熱血司祭』『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』『賢い医師生活』は、まさにその気持ちが強く出る3作品でした。
結末を知りたい気持ちと、終わってほしくない気持ちの両方を味わえるのも名作ならではの魅力です。
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