3話飛ばしても話が通じる謎の構造Netflix韓国ドラマBEST3!

韓国ドラマを視聴していると後半ぐだぐだになって同じことの繰り返しという展開に遭遇することがあります。
そうなったら3話ぐらい飛ばしてみたりしませんか?
「そしたらお話わからなくなるのでは?」なんて心配はご無用。
普通に話が通じます。
ただ、そのタイミングをしっかり見極めないと大事なところがわからなくなる恐れも潜んでいる技になります。
この技はいわば邪道なので修行が必要。
そこでこのページでは私が遭遇したそんな3話飛ばしても話が通じる謎の構造のドラマを3つ厳選してご紹介いたしますね。
3話飛ばしても話が通じる謎の構造 韓国ドラマBEST3!
第3位『紳士とお嬢さん』
『紳士とお嬢さん』は、妻を亡くして3人の子どもを育てるイ・ヨングク(チ・ヒョヌ)と、住み込み家庭教師として彼の家に入るパク・ダンダン(イ・セヒ)の恋愛ストーリー。
全52話の週末ドラマです。
基本の設定はわかりやすくて、最初は家族ものとしても恋愛ものとしても面白い作品でした。
ただ、イ・ヨングクとパク・ダンダンの気持ちが固まってきたあたりからぐだぐだしてきます。
お約束の記憶喪失
山での事故をきっかけにイ・ヨングクが記憶を失う展開が入り、せっかく積み上げた関係がいったん大きく巻き戻されます。
彼は恋人のダンダンを認識できなくなり、その隙にチョ・サラ(パク・ハナ)が入り込んでくる。
これって一回終わった話のはずなのにと視聴者はまた同じ障害を見せられる形になります。
そして、イ・ヨングクの継母ワン・デラン(チャ・ファヨン)とチョ・サラが引っかき回す展開に。
そうなるとパク・ダンダンが傷ついて離れていきイ・ヨングクがまた気持ちを確かめる、でも家族が反対する、という流れが何度も続きます。
1回ごとの事件は違っても、視聴者の感覚としては「また引き離された」「また誤解した」「また泣いている」の構造です。
しかも、記憶喪失のくだりは長く続きます。
前に進んだと思ったらまた同じ装置で止める形なので、2,3数話飛ばして戻ってきても、イ・ヨングクとパク・ダンダンがまだ戻っていません。
チョ・サラがまだ騒ぎを大きくしている、という状況がそのまま続いて見えます。
父親の反対
さらに、後半の停滞感を強めるのは、パク・ダンダンの父パク・スチョル(イ・ジョンウォン)の強い反対です。
イ・ヨングクとダンダンは気持ちが固まっても、父親が年齢差(イ・ヨングクが41歳、パク・ダンダンが27歳)を受け入れられず、家族も巻き込んで強く反対し続けます。
だからこのドラマは、3話くらい飛ばしても本当にだいたい通じます。
- イ・ヨングクとパク・ダンダンはまだすれ違っている
- チョ・サラとワン・デランはまだ邪魔している
- パク・スチョルは年齢差に反対している
もちろん、週末ドラマらしい強引さやベタな盛り上げを楽しめる人はこのようなことをなさらないでしょう。
ただ、「さすがに同じ衝突を見せすぎでは」と感じた私にとっては、飛ばしても問題なく追いつける謎の構造の作品でした。
第2位『CASHERO』
『CASHERO』は、公務員のカン・サンウン(イ・ジュノ)が、現金を持っている分だけ怪力を使える力を受け継ぐところから始まるNetflixドラマです。
ただしこの力は使うたびに手持ちの金が消えていくので、ヒーローものなのに「人を助けるほど貯金が減る」というお話。
恋人のキム・ミンスク(キム・ヘジュン)と家を買って結婚したいのに、困っている人を見ると放っておけない。
その板挟みが最初の見どころです。
悪役登場!
サンウンの力を狙う悪人が登場します。
しかも相手は、超能力を再現する薬まで扱っており、サンウンは「金を使えば強くなれるけれど、相手は資本も権力も潤沢」という不利な立場で戦うことになります。
私が個人的にぐだぐだに見えたのは、5話以降です。
5話以降の軸はサンウン、ピョン・ホイン(キム・ビョンチョル)、パン・ウンミ(キム・ヒャンギ)が敵の挑発や罠に対応します。
すると、
- サンウンの普通の生活が悪化する
- アンナが取引を持ちかける
- 銀行をめぐる計画が危険な方向に転がる
- ネイサンが大事なものを奪って最終決戦に入る
という流れです。
細かい作戦は変わっても、「敵に狙われる」「また選ばされる」「ミンスクとの生活が揺らぐ」「最後は助けに行く」という太い筋はずっとぶれません。
サンウンは毎回、金を守れば自分の生活が近づくのに力を使えばまた遠のきます。
そこへ敵の罠や提案が何度も入り、恋人のミンスクとの将来と目の前の誰かを助ける行動のどちらを取るのかを繰り返し迫られる。
後半は同じことの繰り返し?
つまり後半は、新しいテーマが次々増えるというより、「金で動くヒーローが、金では守れないもののために何を選ぶか」を何度も角度を変えて見せる構造なのです。
なので、完全に停滞するというより、見せ場はあるのに悩みの芯がずっと同じで数話飛ばしても意外と把握できる謎の構造ドラマでした。
だから『CASHERO』は、途中を数話飛ばしても話の大筋はわかります。
第1位『優雅な一族』
MCグループの令嬢モ・ソクヒ(イム・スヒャン)が、15年前に起きた母の殺人事件の真相を追いながら、一族の後継争いと巨大財閥の闇に踏み込んでいくドラマ『優雅な一族』。
『優雅な一族』は、3話飛ばしてもまだ同じ修羅場をやっていることが多いドラマでした。
ソクヒは弁護士ホ・ユンド(イ・ジャンウ)と手を組み、一族の不祥事をもみ消すTOPチームの代表ハン・ジェグク(ペ・ジョンオク)に立ち向かっていきます。
物語の大筋
物語の軸は最初から最後まで一貫しています。
- 母の事件の真相
- MCグループの後継者争い
- TOPチームとの攻防
このドラマがグダグダしてると個人的に感じたのは後半です。
モ・ソクヒが真実に近づくとハン・ジェグクが証拠や人間関係をつぶします。
すると家族の誰かが保身に走る。
次に株主総会や後継指名でひっくり返しスカッとするという流れが続きます。
事件そのものは動いているのに、視聴感としては
「またTOPチームがもみ消した」
「またソクヒが逆転の材料を探している」
と王道のストーリー。
ぐだぐだに感じやすいのは、だいたい後継争いが本格化してからです。
モ・ワンス(イ・ギュハン)、モ・ワンジュン(キム・ジヌ)、父モ・チョルヒ(チョン・ウォンジュン)まで含めて、一族の誰が表に立つのかが何度も描かれます。
何度も同じ権力ゲームが始まる
しかもTOPチームは、
株主総会を止める
醜聞を握る
偽の流れを作る
別の候補を押し出す
といった手段を繰り返します。
視聴者は「話が進んだ」というより「また同じ権力ゲームが始まった」と感じるのです。
後半は同じことの繰り返し?
エピソード後半でも、ソクヒのCEO就任を妨害する動きや別の後継候補を立てる工作が続いています。
さらに、母の事件の真相に迫るパートも、後半は一気に答えが出るというより過去の関係者や隠された記録、別の共犯者が少しずつ出てきて、真実に近づいたと思ったらまた妨害が入る形です。
ホ・ユンドの母が事件の犯人にされた件も含めて、ソクヒとユンドが証拠をつかむたびにTOPチームが先回りして潰しに来ます。
数話飛ばして戻ってきても
「まだ母の事件は決着していない」
「ユンド側もまた危険な目にあっている」
なので十分ついていけます。
13話以降も、ユンドの逮捕や再審の動き、15年前の捜査資料の再浮上と同じ真相追及の線上で話が進みます。
つまり後半は、同じ大きな争いを少しずつ場所を変えて回している形です。
この反復があるので、3話飛ばしても大筋は見失いません。
だから、この4点がわかっていれば後半を数話飛ばしても流れは追えます。
- モ・ソクヒは母の事件の真相を追っている
- ホ・ユンドはソクヒ側で動いている
- ハン・ジェグクとTOPチームは証拠ともみ消しで妨害している
- MCグループの後継争いはまだ決着していない
もちろん、この作品は謎の構造だけのドラマではありません。
イム・スヒャン演じるモ・ソクヒの押しの強さと、ペ・ジョンオク演じるハン・ジェグクの圧がぶつかる場面は見ごたえがあります。
ただ、後半になるほど「またTOPチームとの攻防か」と思えるので個人的には3話くらい飛ばしても意外と困らない面白い構造です。
とは言え飛ばし飛ばし見たので、真犯人を当てることはできませんでした。
真剣に真犯人を推理するには飛ばしてはいけなかったと反省しています。
まとめ
3話飛ばしても話が通じるドラマは、何も起きていないわけではありません。
途中を飛ばしても大筋をつかんでいるからできる視聴者による大技になります。
もちろん、細かい感情の流れや伏線まで味わうなら通して見るのがいちばんです。
それでも、「少し長いかも」と感じた時に気楽に見進められる作品があると、完走のハードルはぐっと下がります。
今回の3作品も、そんな不思議な謎の構造が印象に残るドラマでした。
あくまでも個人の感想です。
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