韓流ブームの立役者といえば、やっぱりクォン・サンウさん。

あの熱血男子っぷりと涙を誘う演技で、2000年代の韓流を引っ張ってきたスターですよね。

でもそのクォン・サンウさんが、2010年にまさかの当て逃げ事故で話題に。

当時の騒動は「え、そんなことまで!」と驚く内容の連続でした。

しかも、その後の謝罪タイミングや公の場での失言も相まって、ファンやネチズンの間で大きな波紋を呼んだのです。

今回は、あの一連の出来事を振り返ってみましょう。

クォン・サンウの当て逃げ事件の真相

ソウル・江南での「事故後未措置」騒動

2010年6月12日早朝、ソウル・江南(カンナム)でクォン・サンウさんがキャデラックを運転中、駐車していた車やパトカーに接触。

そのまま現場を離れたことで「当て逃げでは?」という疑惑が浮上しました。

しかし、警察による正式な処理は当て逃げではなく「事故後未措置」

つまり「人身被害がなかった軽度の物損事故」扱いになりました。(ソウル江南警察署/中央日報2010年6月28日報道)

「なんだ、じゃあ大事じゃなかったのね」と思いたいところですが、ネットでは「逃げたのは事実でしょ?」と非難の声が噴出。

SNS(当時の掲示板文化も含め)では、まるで連日炎上祭りだったそうです。

結果、クォン・サンウさんはしばらく活動自粛に入ることに。

ファンからは「残念すぎる」「信じられない」との声も相次ぎました。

担当警官も処分?まさかの二次騒動へ

驚くのはここからです。

この事件を担当した警官2人が「勤務怠慢」として懲戒処分を受けました(中央日報2010年7月19日)。

理由は「現場で十分に追跡しなかった」「飲酒の可能性をきちんと確認しなかった」というもの。

つまり、「クォン・サンウに忖度をしたのでは?」という声が上がり、警察側にまで矛先が向かったというわけです。

SNSでは「芸能人だから優遇されたんじゃ?」と疑う投稿が続出。

韓国社会の公平性への視線まで巻き込む事態になりました。

なぜ日本で先に謝罪?火に油を注いだ対応

問題はさらにこじれていきます。

なんと、クォン・サンウさんは韓国での公式謝罪より先に、日本のファンクラブサイト「Mr. Tears」で謝罪文を掲載したんです(サーチナ2010年7月22日報道)。

この一報に韓国ファンは大激怒。

「なぜ日本で先に謝るの!?」「国内のファンを軽視している」と再び炎上。

所属事務所は「日本イベントの案内文にお詫びを添えただけ」と釈明したものの、時すでに遅し。

謝罪の順番ひとつでここまで騒ぎになるのは、トップスターならではですよね。

公の場でのうっかり発言も話題に

コ・ヒョンジョンのナイスフォロー

クォンサンウさんは、ドラマ『大物』(SBS)制作発表会での出来事がさらに話題を呼びました。

「検事役の衣装はどう準備したのか?」と聞かれたクォン・サンウさん、なんと「検事はいい服あまり着ないんですよ」と返答してしまったんです。

これに焦った共演のコ・ヒョンジョンさんが即座にフォロー。

「その言い方、誤解されるかも!」とやんわり指摘し、さりげなく場を和ませました(MBC『気持ち良い日-芸能プラス』2010年10月放送)。

まさにベテラン女優の神対応!

「コ・ヒョンジョン、さすが!」と思った人が多かったそうですよ。

クォン・サンウは誤解されやすい正直すぎる男

どこか憎めないのが、クォン・サンウさんの「率直すぎる性格」です。

インタビューでも「僕のように正直な俳優いる?」と笑いながら語っていました。

以下は、インタビューや報道内容をもとに整理した「クォン・サンウの失言・率直発言」一覧です。


時期・場面発言内容問題視されたポイント当時の反応・結果
2009年映画雑誌「プレミア」韓国版(3月号)インタビュー「幼い頃から韓国が嫌で、早くから外国に出て暮らしたかった」
2010年 『大物』制作発表会「検事はいい服あまり着ないんですよ」検察官を軽視するように聞こえた発言。立場上デリケートなテーマで、公式の場では不適切と受け止められた。コ・ヒョンジョンが「その言い方、誤解されるよ」と即フォロー。取材陣も慌てて発言部分削除を要請。TV番組『気持ち良い日–芸能プラス』(MBC)で話題に。
2010年 当て逃げ事件後のインタビュー「僕は飲酒や麻薬、賭博はしていないんだから」“無実”を強調した自己弁護的トーンが、反省より開き直りに見えた。一部メディアやネチズンが「言い訳がましい」と批判。ファンの間では「率直でいい」と擁護の声も。
同年 雑誌インタビュー「韓流は得より損することの方が多かった」「(海外オファーを)断った」韓流ブームでの恩恵を否定するような発言と受け取られ、韓国メディアから“冷めたスター”と報じられた。ネットで「恩知らず」「日本市場軽視」などと反応が割れた。本人は後に「本意ではない」と説明。
同年 インタビュー(結婚観)「ソン・テヨンを愛して結婚して、赤ちゃんほしくて作った」あまりにプライベートを赤裸々に話しすぎて、女性ファンの間で賛否分かれ。「正直すぎ」「こういうところが天然」と話題に。家族愛が伝わると受け止めるファンも多かった。
同年 コーヒー店オープン関連コメント「お金は儲けなきゃ。貧しかったからお金の大事さを知っている」「金儲け」発言が商業主義的に切り取られ、一部メディアがマイナス報道。実際は独立心と作品選びの自由を語った文脈。ファンの中では「現実的でいい」と支持も。
同年 インタビュー終盤「一生俳優をやるつもりはない」「10年くらいかな」芸能界引退発言として報じられ、“もうやめるの?”と騒動に。本人は「格好よく去りたいという理想を話しただけ」と釈明。後に俳優業を継続。

発言そのものがストレートすぎて誤解を招いたり、世間の反感を買ったりしてしまったようですね。

よくある質問

Q1:クォン・サンウさんは最終的にどんな処分を受けたの?
→ 罰金500万ウォン(約37万円)の略式起訴で事件は終結しています。刑事罰や免許停止などの追加処分はありません。

Q2:事件後の活動は自粛していたの?
→ はい、映画『砲火の中に』の地方舞台あいさつを欠席し、自宅で自粛生活を送っていたと報じられています。その後、ドラマ『大物』で復帰しました。

Q3:現在はどうしているの?
→ 事件後も俳優活動を続け、映画『探偵なふたり』シリーズなどで好演。主演ドラマ『危機のX』(2022年)などで再評価されています。

まとめ

クォン・サンウさんの当て逃げ疑惑は、真相をたどれば「物損事故+軽率な行動」だったものの、韓国世論の厳しさとネットの炎上文化が一気に広げた問題でもありました。

また、クォン・サンウさんの失言は、実のところ「悪意」よりも「正直さ」からくるものが多いようです。

飾らない性格ゆえに、思ったことをそのまま口にしてしまい、それがメディアや世論で誇張されがちなのでしょうね。

しかし、その率直さこそが彼の魅力でもあります。

どんな炎上にもひるまず「本音で話す」彼の姿勢は、今の芸能界ではむしろ貴重なキャラクターと言えるでしょう。

実際、彼は飲酒・賭博・薬物といった「法律違反」には一切関わっていません。

ただ、言葉の選び方やタイミングで損するタイプというか…正直者は得をしないを地で行く俳優なんですよね。

そんな天然系スターぶりこそ、クォン・サンウさんが韓流ブームの中で愛され続けた理由かもしれませんね。