韓国ドラマは終盤まで夢中で見ていたのに、最終回だけ急に話がまとまってしまって、少し置いていかれた気分になることがあります。

途中の盛り上がりが大きかった作品ほど、最後のまとめ方ひとつで印象が変わりますよね。

そこで今回は、着地に失敗したように見えた韓国ドラマBEST3をまとめました。

終盤で何が駆け足に見えたのかを順番に見ていきましょう。

着地に失敗した?韓国ドラマBEST3!最後 急に話がまとまった!

第3位『涙の女王』

『涙の女王』は、夫婦のすれ違いから始まって、病気、財閥争い、家族の再生まで大きな要素を何本も動かした作品でした。

途中までは丁寧に感情を積み上げていたぶん、終盤に入ってからは展開が一気に加速します。

特に最終回は、事件の決着と夫婦の結論を短い時間でまとめたので、「最後だけ急に話が整った」と感じた視聴者がいても不思議ではありません。

海外のレビューも終盤について「あと数話あれば、もっと良くなった」とする見方を示しています。

最後2話くらいはほんとに放送時間足りるんかと心配になるくらいには課題山積みでちょっと雑に片付けた感はあったのでそこは少し残念ではあったかな!

引用:Filmarks

この感想は、まさにこの作品の最終盤に対する戸惑いをよく表しています。

15話まで大きく揺さぶっておいて、最後は多くの出来事を一気に回収するので、感情の整理より先にエンディングが来たように見えた人もいたはずです。

『涙の女王』は結末をうまく決められなかったかもしれないが、そこまでの積み上げがあまりにも強かった

引用:Screen Rant

海外でも、終わり方そのものには少し引っかかりがあっても、そこまでの熱量は高く評価されていました。

つまり『涙の女王』は、完全に崩れた作品というより、途中まで広げた感情と事件を最後にかなり強くたたんだことで、着地が急に見えたドラマだったと言えます。

ただ、その一方で、終わり方を前向きに受け取る声もあります。

これだけ要素満載で
こんなに面白くまとまっててびっくり!

引用:Filmarks

このように、詰め込みの多さまで含めて韓国ドラマらしい勢いとして楽しんだ視聴者もいました。

だから『涙の女王』は、失敗した最終回というより急ぎ足の回収に賛否が出た作品です。

それでも、ヘインとヒョヌの感情の流れそのものは最後までしっかり残っていて、見終わったあとに主役2人の印象まで崩れるドラマではありませんでした。

第2位『星がウワサするから』

『星がウワサするから』は、宇宙ステーションを舞台にした大作ロマンスとして始まりました。

Netflixでも、宇宙飛行士と宇宙旅行客が宇宙で出会い恋に落ちる物語として紹介されています。

ただ、この作品は終盤に入ってから展開のまとめ方に賛否が出ました。

もともと設定が独特だったうえに、後半は恋愛だけではなく生死に関わる大きな出来事まで一気に重なります。

だからこそ、途中まで積み上げてきた恋愛や人間関係が最終回では薄れてしまったように感じた視聴者もいたようです。

韓国メディアでも、作品は視聴者に十分届かないまま終わったと伝えられていました。

500億ウォン(3,750万ドル)の制作費で野心的な旅を締めくくった。豪華なキャストと高い制作価値にもかかわらず、物語の語り口と演出の弱さにより観客の関心を引くのに苦労しました。

引用:The Korea Times

この一文だけでも、最終回まで見届けたあとに残った空気がはっきり伝わります。

着地そのものが静かに整ったというより、最後に強い展開で閉じたので見終わったあとに置いていかれたような感覚が残った人もいたのではないでしょうか。

こんなにひどいとは思いませんでした

引用:Ready Steady Cut

海外レビューでも、最終話のまとまり方に厳しい反応が出ていました。

途中までの設定や映像の大きさを考えると、もっと丁寧に終盤を描いてほしかったという不満が出たのも自然です。

ただ、豪華キャスト(イ・ミンホとコン・ヒョジン主演)と宇宙をテーマにした大きな企画で最後まで注目を集めましたし、ここまで大胆な結末にしたからこそ印象に残ったとも言えます。

第1位『テプン商事』

『テプン商事』は、1997年のIMF危機を背景に、若者たちと家族の奮闘を描いたヒューマンドラマです。

終盤まで積み上げてきたのは、会社を守る話だけではありません。

父との関係、仲間との連帯、恋愛、裏切りまで重なっていたので最後にどこまで気持ちよく回収できるかが大事な作品でした。

しかし、最終回の受け止め方は割れました。

最終話は、テプン(イ・ジュノ)が仕事も愛も守る形で結末を迎えています。

物語としてはきれいに終わりました。

ところが、そのまとまり方があまりに素直だったので、ここまで見てきた視聴者の中には、もっと大きなカタルシスや強いどんでん返しを期待した人もいたようです。

最終話まで見終わったので一言
約2ヶ月間離脱せずに見てきたのに最終話があんな感じで良かったんスか…/^o^\

引用:Filmarks

最終話の前半まではよくても、最後は大きな反転より日常に戻る形で終わったため、拍子抜けした人がいたことが伝わります。

つまり『テプン商事』は、崩れたというより最後に急いで丸く収めたように見えた作品でした。

ピョ親子がクズ過ぎたからもっと苦しんで欲しかったけど割とあっさりと終わった…

引用:Filmarks

この声からも分かる通り、悪役側の処理に物足りなさを感じた人もいます。

ピョ・バクホ(キム・サンホ)はてっきりお亡くなりになったものだと思っていました。

だからこそ息子のピョ・ヒョンジュン(ム・ジンソン)はもっと懲らしめられると期待していたのです。

途中まで感情を強く引っ張っていたぶん、最後が穏やかすぎると急に話をたたんだように見えますよね?

終盤で一気に整理した印象が残ったのは、まさにこの部分ではないでしょうか。

ただ、その一方で、温かい締め方を好意的に受け取る声もありました。

派手な終わり方ではなくても、作品らしさは守った最終回だったとも言えます。

だから『テプン商事』は、完全な失敗というより、広げた感情を最後にやや急いで整えたことで賛否が出たドラマだったのかもしれません。

もっと強い決着を期待した人には物足りず、穏やかな着地を好む人にはちょうどよかったのでしょうね。

まとめ

今回取り上げた3作品は、途中までの面白さや引き込み方が強かったからこそ、最後のまとめ方に賛否が出たドラマでした。

終盤で急に整理されたように見えると、見終わったあとに物足りなさが残ることもあります。

ただ、それでも話題になったのは作品そのものの力があったからです。

着地に引っかかりがあっても、最後まで見たくなる魅力があった3作品でした。

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