Netflixでは2026年も、恋愛、コメディ、サスペンスと、続きが気になる韓国ドラマが次々と配信されています。

気軽に笑える作品から、予想外の展開に夢中になる作品まで、ジャンルもさまざまです。

観始める前はそれほど期待していなかったのに、気づけば次の話を再生していた作品もありました。

そこで今回は、韓ドラ初心者にもすすめたいNetflix韓国ドラマを10作品選びました。

新しい韓国ドラマを探しているときの参考にしてみてください。

第10位 マンスリー彼氏

『マンスリー彼氏』は、仕事に追われて恋愛をする余裕がなくなったソ・ミレ(ジス)が、バーチャル恋愛サービスを体験するラブコメです。

専用デバイスを装着すると、理想の彼氏と恋愛できる世界へ入れるという設定だけでも、ちょっと観てみたくなりますよね?

最初に登場するのは、漫画の世界から抜け出してきたような財閥御曹司です。

豪華な場所で特別扱いされるデートは、まるでラブコメの王道そのもの。

ここまで思い切り夢を見せてくれるドラマはそんなにありません。

その後も、大学時代へ戻って初恋をやり直したり、現実では経験できないデートを楽しんだりと、恋愛の舞台が次々に変わります。

イ・スヒョク、イ・ジェウク、キム・ヨンデなど、雰囲気の違う俳優たちが理想の彼氏として登場するのもうれしいところです。

現実のミレは仕事で疲れ切っており、同僚のパク・ギョンナム(ソ・イングク)とは顔を合わせるたびにぶつかります。

最初は少し憎たらしく見えるギョンナム。

ぶっきらぼうなのに、さりげなく助けてくれる姿を見るうちに、「バーチャル彼氏よりギョンナムのほうが気になる」と思ってしまいました。

何でも思いどおりになる理想の恋と、思いどおりにいかない現実の恋。

ミレがどちらを選ぶのか気になり、つい次の話まで観たくなります。

第9位 ワンダーフールズ

『ワンダーフールズ』は、1999年の田舎町を舞台に、突然超能力を手に入れた少し頼りない仲間たちが悪に立ち向かうアクションコメディ。

主人公のウン・チェニ(パク・ウンビン)は、お金を手に入れるため、自分が誘拐されたように見せかける計画を立てます。

親友のカン・ロビン(イム・ソンジェ)と、叔父のソン・ギョンフン(チェ・デフン)を巻き込みますが、最初から計画は穴だらけです。

この3人なら絶対に失敗するだろうと思っていたら、本当に大騒ぎになってしまいます。

しかも、その騒動をきっかけに3人は超能力まで手に入れるというぶっ飛んだストーリー。

普通なら、超能力を得た瞬間から格好いいヒーローになりそうなものです。

ところがチェニは思わぬ方向へ飛ばされ、ギョンフンはあちこちにくっつき、ロビンは肝心なときに怪力を発揮できません。

ここまで役に立たない超能力者たちは珍しいです。

真剣に練習しているのに毎回うまくいかない姿がかわいらしく、私は3人が集まっている場面を楽しみに観ていました。

そんな3人の前に現れるのが、町で起きた失踪事件を調べている公務員イ・ウンジョン(チャ・ウヌ)です。

黒縁眼鏡に地味なスーツを着ていますが、どう見ても普通の公務員には見えません。

眼鏡を外した時だけ急にヒーローらしさが増すのも、笑ってしまいます。

ウンジョンは冷静で頼りになる一方、チェニたちは勢いだけで突っ走り、まったく雰囲気の違う4人が一緒に行動し始めてから、物語はさらににぎやかになります。

前半は笑える場面が多いものの、後半には超能力をめぐる過去や怪しい集団の目的も明らかに。

全8話と短く、展開も早めです。

個性的な登場人物たちに笑いながら楽しめる作品です。

第8位 サラ・キムという女

『サラ・キムという女』は、華やかな高級ブランドの世界と、ひとりの女性が重ねてきた嘘を描くミステリー。

物語は、ソウルの高級住宅街にある下水道から、女性の遺体が見つかるところから始まります。

遺体のそばには高価なバッグ。足首には特徴的なタトゥー。

亡くなった女性は、ブランド業界で成功したサラ・キム(シン・ヘソン)だと思われます。

ところが刑事のパク・ムギョン(イ・ジュニョク)が調べても、サラの家族や過去を知る人がほとんど見つかりません。

有名人のはずなのに、学生時代の記録も、昔からの友人もいないのです。

「そもそもサラ・キムとは誰なのか」という疑問が浮かび上がったあたりから、面白くなりました。

高級ブランドの服を着こなし、ネイティブな英語を話し、堂々とした態度で周囲を信用させるサラ。

どこから見ても成功した女性なのに、話をたどっていくと少しずつ違和感が出てきます。

経歴の一部が嘘だとわかっても、それがすべての嘘なのか、まだ何か隠しているのかがわかりません。

シン・ヘソンの表情も見どころです。

優雅に微笑んでいたかと思えば、次のシーンでは何を考えているのかわからない。

サラを信用してよいのか迷いながら観ているうちに、こちらまで刑事と一緒に彼女の正体を追っている気分になりました。

時系列が前後するため、序盤は少し集中して観る必要があります。

それでも、点々としていた出来事がつながり始めると、「あの場面にはこんな意味があったのか」と納得できました。

恋愛ものとは違う韓国ドラマを観てみたいときに、選びたい一作です。

第7位 エージェント・キム:リアクティベーティッド

『エージェント・キム:リアクティベーティッド』は、平凡な会社員として暮らしていた父親が、行方不明になった娘を捜すため、封印していた過去の力を取り戻すアクションドラマです。

主人公のキム・ドヒョン(ソ・ジソブ)は、銀行で働きながら高校生の娘キム・ミンジ(ソ・スミン)を育てています。

職場では目立たず、帰宅途中にチンピラから理不尽に殴られても、言い返さずに謝ってしまうほど気弱な父親です。

年頃の娘との接し方もわからず、高価な誕生日プレゼントを用意しても、気持ちはなかなか伝わりません。

そんな姿を見ていると、最初は本当にどこにでもいそうなお父さんに見えました。

ところが、娘が突然いなくると、ドヒョンの顔つきが変わります。

実は彼の正体は、かつて「コードネーム66」と呼ばれた凄腕の特殊工作員でした。

それまではちょっとおじさんっぽくおとなしく歩いていた人が、娘につながる手がかりを見つけると、迷いのない動きで相手を追い詰めていきます。

あまりの変わり方に驚きますが、ソ・ジソブが演じると妙に説得力が出ます。

何人もの男に囲まれても慌てず、次々と倒していくアクションは気持ちがよく、「最初に殴っていたチンピラは、とんでもない人に手を出していたんだ」とスカッとしました。

ドヒョンひとりだけでなく、父親仲間のソン・ハンス(チェ・デフン)とパク・ジンチョル(ユン・ギョンホ)が加わるところも面白いです。

3人で集まれば、最初は反抗期の子どもに相手にされない父親同士の愚痴ばかり。

それなのに、いざ娘を救うとなると、全員が普通のお父さんではなかったことがわかります。

無口で圧倒的に強いドヒョンと、熱くなりがちなハンス、よくしゃべるジンチョルの組み合わせが楽しく、緩急がみごとです。

父親が強すぎるため、さすがに負ける気がしない場面もありますが、怖いほど強い工作員が娘のことになると不器用なお父さんへ戻ってしまう姿には、親しみを感じました。

難しい人間関係を覚えなくても楽しめるので、韓国のアクションドラマを初めて観る方にもおすすめです。

第6位 なりすましの鼠

『なりすましの鼠』は、名前も顔も財産も、人生そのものを他人に奪われた小説家が、自分を取り戻そうとするサスペンスです。

人気小説家のチェ・ムンジェ(リュ・ジュンヨル)は、過去の出来事をきっかけに人付き合いを避け、高級マンションでひっそりと暮らしています。

外へ出ることもほとんどなく、毎日同じ時間に運動し、必要な用事は知人に任せる生活を送っていました。

ところがある日、スマートフォンが使えなくなり、銀行口座にも入れなくなります。

さらに、自分が住んでいるマンションまで、知らないうちに売却されていました。

最初は何かの手違いに見えますが、調べてみると、すべての手続きをしたのはチェ・ムンジェ本人だと記録されています。

自分は何もしていないのに、もうひとりの自分が外で暮らし、仕事をし、お金まで動かしているのです。

この設定ってすごく怖いですよね?

通帳やスマートフォンだけを盗まれるのではなく、自分の顔をした男が、自分より堂々と人生を生きているのですから、逃げる場所がありません。

その男はムンジェとまったく同じ顔をしています。

本物のムンジェは人と目を合わせることさえ苦手ですが、「ネズミ」と呼ばれる男は明るく人と話し、周囲からも自然に受け入れられます。

リュ・ジュンヨルが2人を演じ分けており、同じ顔なのに立ち方や目つきまで違って見えるところも見どころです。

人生を奪われたムンジェは、彼の前に現れた高利貸しのノジャ(ソル・ギョング)と手を組み、正体不明のネズミを追い始めます。

神経質で人を信用できないムンジェと、荒っぽくて容赦のないノジャ。

どう考えても仲良くなれそうにない2人が、同じ目的のために行動する姿が意外と面白く、重い物語の中で少しだけ気持ちが和らぎました。

韓国に伝わる、捨てた爪を食べたネズミが人間と同じ姿になる昔話をもとにしています。

ただし、昔話を知らなくても問題はありません。

誰が本物で、誰が嘘をついているのかを考えながら観ていると、1話ごとに疑う相手が変わっていきます。

途中からは、そもそもムンジェが話していることまで本当なのかと疑いたくなりました。

少し不気味ですが、自分を証明するものがすべて失われたら、何をもって本物だと言えるのか。

そんなことまで考えさせられる、先の読めないサスペンスです。

第5位 素晴らしき新世界

『素晴らしき新世界』は、朝鮮時代に悪女として命を奪われた女性が、2026年の韓国で目を覚ますファンタジーラブコメです。

王の側室だったカン・ダンシム(イム・ジヨン)は、身に覚えのない罪を着せられ、毒薬を飲まされます。

死を迎えたはずのダンシムが次に目を開けた場所は、時代劇の撮影現場でした。

毒を飲む場面を撮影していた無名女優シン・ソリ(イム・ジヨン)の体に入っています。

毒薬を飲んだ直後に知らない人たちから囲まれ、撮影用のカメラまで向けられるのですから、ダンシムが混乱するのも無理はありません。

それでも、いつまでも怖がっているような女性ではないところが、このヒロインの面白さです。

自分が生きているとわかると、よく知らない現代の世界でも堂々と振る舞い始めます。

車には驚き、スマートフォンの使い方もわからないのに、態度だけは朝鮮時代の側室のままです。

周囲から変わった人だと思われてもまったく気にせず、言いたいことをはっきり口にします。

イム・ジヨンの振り切った演技が楽しく、少し怖い顔で大まじめに時代劇のような言葉を話すシーンはすごく笑えます。

そんなダンシムが現代で出会うのが、財閥の御曹司チャ・セゲ(ホ・ナムジュン)。

セゲは「資本主義の怪物」と呼ばれるほど冷たく、利益のためなら強引な手段もためらいません。

ダンシムも気が強いため、車の前へ飛び出してきたダンシムとセゲの出会いからして最悪で、顔を合わせるたびに激しい言い合いになります。

どちらも相手に譲る気がなく、嫌みを言われたら必ず言い返します。

私は、セゲがダンシムに振り回され、いつもの冷静さを失っていく場面が好きでした。

最初は二度と会いたくないと思っていたはずなのに、いつの間にかダンシムの姿を目で追い、危険が迫ると真っ先に助けようとします。

あれほど冷たかった男性が、少しずつ変わっていく様子が最高に面白いです。

物語が進むと、ダンシムとセゲが朝鮮時代にも出会っていた可能性が浮かび上がります。

さらに、財閥の後継者を狙うチェ・ムンド(チャン・スンジョ)の思惑も重なるストーリー展開。

現代のシン・ソリはどこへ行ったのか、なぜダンシムが彼女の体で目覚めたのかという謎も気になります。

朝鮮時代の因縁が加わるため、中盤から少し複雑になりますが、中心にあるのは正反対に見える2人の恋です。

第4位 鉄槌教師

『鉄槌教師』は、いじめや保護者からの圧力で崩れかけた学校へ、教権保護局の監督官が乗り込み、独自の方法で問題を解決していく学園アクションです。

第1話の舞台となる高校では、大物議員の息子が仲間を従え、学校の中で好き放題に振る舞っています。

生徒に暴力を振るっても、父親の権力を恐れる教師たちは強く注意できません。

被害を受けた生徒が追い詰められても、学校は問題を大きくしないことばかり考えます。

観ているだけでも腹が立つのですが、そんな学校へ現れるのが、教権保護局の監督官ナ・ファジン(キム・ムヨル)です。

ファジンは教師ではなく、問題を抱えた学校を調査し、教育現場の秩序を取り戻すために派遣される人物です。

最初は静かに話を聞いていますが、権力を使って逃げようとする生徒にも、その親にもひるみません。

議員の息子が「自分には何をしても許される」と思い込んでいるなか、ファジンだけはまったく特別扱いをしないのです。

これまで誰にも止められなかった加害者が、初めて自分の行動と向き合わされる場面には、やっと誰かが来てくれたような気持ちになりました。

ファジンのやり方は強引で、教育と呼んでよいのか迷うシーンもあって、暴力で相手を従わせる方法をすべて肯定する気持ちにはなれませんでした。

それでも、被害を受けた生徒や教師が我慢を続けるだけでは何も変わらない現実を見せられると、ファジンの行動から目を離せなくなります。

ファジンを支える教育部長官チェ・ガンソク(イ・ソンミン)も、学校を変えようとする強い信念があり、権力者から圧力をかけられても簡単には引き下がりません。

さらに、元特殊部隊員の監督官イム・ハンリム(チン・ギジュ)と、教権保護局のポン・グンデ(P.O)が加わることで、物語は少しずつチームものらしくなっていきます。

ハンリムは、いざ動くとファジンに負けないほど強く、そのギャップが格好いいです。

学校ごとに問題が変わるため、生徒だけでなく、無責任な教師や過干渉な保護者、学校を利用する大人たちにも向き合います。

誰が悪いのかがはっきりした回は痛快ですが、簡単に正解を出せない問題もありました。

重い題材を扱っているものの、理不尽な場面にモヤモヤしたあと、最後にはきちんと決着をつけてくれるため、私は続けて観たくなりました。

学園ドラマとアクションの両方を楽しみながら、今の教育現場についても少し考えさせられる作品です。

第3位 マンションのお仕事

『マンションのお仕事』は、マンションの大規模修繕積立金を盗もうとする元ヤクザと、弁護士を目指す女性が巻き起こす犯罪コメディです。

タイトルだけを見ると、管理人や清掃員の物語を想像するかもしれません。

ところが、主人公が計画する「お仕事」は、マンションの管理組合が持っている大金を横取りすることです。

主人公のパク・ヘガン(チソン)は、元暴力組織「オアシス派」のボスです。

現在は表向き会社を経営し、きれいなスーツを着て暮らしていますが、自分を育ててくれた親分を救うため、100億ウォンもの大金が必要になります。

いくら元ボスでも、短期間でこれだけのお金を集めるのは簡単ではありません。

そこでヘガンたちが最初に思いつくのが、盛大な結婚式を開いて祝儀を集める方法です。

相手もいないのに結婚式を先に決め、新婦役までお金で雇おうとする発想が、すでに無茶苦茶ですよね?

偽の新婦として選ばれたのが、司法試験に落ちたことを家族に言えず、大手法律事務所で働いているふりをしているカン・ハリ(ハ・ユンギョン)です。

ヘガンたちは祝儀を集めるため、ハリは家族に嘘をつき続けるため、それぞれの事情を隠して偽装結婚に協力します。

ところが、手間をかけて結婚式を開いたわりに、思いどおりの大金は集まりません。

私は、このあたりでヘガンが本当に大物なのか少し心配になりました。

計画を立てるときは自信満々なのに、なぜか細かいところで抜けています。

見た目は頼れる元ヤクザですが、仲間と集まって慌てている姿は妙にかわいらしく感じました。

そんなヘガンが目をつけたのが、高級マンションに貯められている大規模修繕積立金。

マンションの部屋を購入し、管理組合の理事長になって、そのお金を持ち出そうと考えます。

住民の信頼を得るために親切な入居者を演じたり、理事長選挙に本気で挑んだりする姿が面白く、犯罪計画のはずなのに町内会の選挙を見ているような気分になりました。

しかし、マンションの中を調べるうちに、すでに修繕積立金を食い物にしている人物がいることがわかります。

水増しされた工事費、手抜き工事、住民に隠されていた危険。

お金を盗みに来たはずのヘガンたちが、別の不正を見つけてしまうのです。

最初は自分たちの目的しか考えていなかったヘガンも、マンションで暮らす人たちと関わるうちに少しずつ変わっていきます。

住民から相談されると放っておけず、結局は誰よりも一生懸命に問題を解決しようとします。

悪いことを計画しているのに根っからの悪人には見えないのは、チソンの人懐っこい演技力のおかげなのでしょう。

ハリも、最初はお金のために協力していましたが、法律の知識を使って住民を助けるようになります。

元ヤクザと弁護士の卵という不思議な2人が、お互いに足りないところを補い合っていく関係もよかったです。

重すぎない作品を気楽に観たいときに、ちょうどよい韓国ドラマです。

第2位 恋は飴模様

『恋は飴模様』は、記憶を失った女性検事と、彼氏だと名乗るボクシングコーチの同居生活を描いたラブコメです。

ソウル中央地検の検事コ・ウンセ(ハヨン)は、犯罪組織のボスであるペク・サンギル(ホ・ソンテ)を追っている途中で何者かに襲われます。

病院で目を覚ましたウンセは、自分の名前も仕事も思い出せません。

指紋も確認できない状態で発見されたため、身元を証明するものもなく、このままでは施設へ移されることになります。

そんなウンセの前に突然現れたのが、ボクシングコーチのチャン・テハ(チョン・ヘイン)です。

テハは3週間も病院を捜し回ったと話し、自分はウンセの彼氏だと言い張ります。

さらに、2人は2年間一緒に暮らし、結婚の約束までしていたと説明。

ところが、恋人同士だったことを証明する写真は1枚もありません。

ジャージ姿で現れたテハを見たウンセは、どう考えても自分のタイプではないと疑います。

記憶はなくても好みは残っているところが面白く、最初から2人のやり取りに笑ってしまいました。

本当に彼氏なのか確かめるため、ウンセがテハにキスをしようとする場面もかわいいです。

突然顔を近づけられたテハのほうが慌ててしまい、いかにも恋人らしく振る舞っていた余裕がなくなってすごくかわいい!

実はテハは、ウンセを守るために大きな嘘をついていたのです。

ウンセは、危険な犯罪組織を捜査していた検事でした。

そしてテハも、ただのボクシングコーチではなくて、かつてサンギルのもとで働いていた過去があり、本当はウンセを始末するよう命じられていたのです。

ところが、傷ついたウンセの顔を見たテハは、彼女が昔から忘れられずにいた女性だと気づきます。

殺すどころか、彼女を守るために故郷のクジン飴村へ連れて帰り、偽の恋人になるという驚きの展開に。

嘘から始まった同居生活ですが、テハがウンセを大切にしていることだけは本物です。

いつもは無口なのに、ウンセを見ると表情がやわらかくなるテハが本当に素敵でした。

ウンセも最初は疑ってばかりでしたが、飴工房で働き、村の人たちと過ごすうちに少しずつ笑顔を取り戻します。

初めて受け取った給料で、テハに白いスニーカーを贈る場面も心に残りました。

「これから一緒に歩いていきたい」というウンセの気持ちが込められているのに、テハはいつか別れなければならないことを知っています。

うれしいはずの贈り物なのに、テハの表情を見ると少し切なくなりました。

クジン飴村のおばさんたちも、このドラマに欠かせません。

ウンセとテハの様子をいつも気にしており、何かあれば集まって話し合います。

少しおせっかいですが、2人を本当の家族のように心配してくれるため、村の場面には温かさがありました。

前半は記憶喪失から始まるかわいいラブコメですが、後半になるとテハの過去や犯罪組織との戦いが濃くなります。

甘い恋愛だけを想像していると、思った以上に激しい展開に驚くかもしれません。

それでも、命を狙われる緊張感があるからこそ、2人が一緒にご飯を食べたり、並んで歩いたりする普通の時間が愛おしく見えます。

恋愛、笑い、サスペンスがほどよく混ざっており、次の話が気になって止められませんでした。

テハの不器用な優しさと、少しずつ恋を始めるウンセのかわいらしさを楽しめる作品です。

第1位 恋は命がけ

第1位は、パク・ウンビンとヤン・セジョンが共演する『恋は命がけ』です。

幽霊が見えるホテル財閥の令嬢チョン・ヨリ(パク・ウンビン)と、幽霊が何よりも怖い検事マ・ガンウク(ヤン・セジョン)が出会い、霊の怨念や未解決事件を追っていくオカルト・ラブコメディです。

ヨリはホテルの代表として堂々と振る舞っていますが、素手で人に触れられないという秘密を抱えています。

彼女の手に触れた人にも幽霊が見えてしまうため、いつも手袋を着けて、人との距離を保ちながら暮らしているのです。

そんなヨリの手に触れてしまったのが、よりによって幽霊が大の苦手なガンウク。

検事として事件には勇敢に立ち向かうのに、幽霊を目にした途端に慌ててしまう。そのギャップがかわいらしくて、思わず笑ってしまいます。

幽霊が見える女性と、幽霊が怖くて仕方がない男性。この組み合わせだけでも、面白くならないわけがないですよね。

最初はヨリを怪しんでいたガンウクですが、一緒に事件を追ううちに、彼女が抱えてきた孤独や優しさを知っていきます。

怖がりながら自分のそばにいてくれるガンウクに、少しずつ心を開くヨリ。

触れたいのに、簡単には触れられない。

だからこそ、手袋越しに手をつないだり、そっと距離を縮めたりするだけで、普通のラブコメ以上にドキドキしてしまいます。

触れないように気をつけていたはずが、思いがけず顔が近づいてしまう場面もあり、「そこでそうなるの?」と笑いながらも胸が高鳴りました。

パク・ウンビンは、気の強い財閥令嬢としての華やかさと、誰にも触れられず生きてきた女性の寂しさを、とても自然に見せてくれます。

ヤン・セジョンが演じるガンウクも、正義感の強い検事としては頼もしいのに、幽霊を前にすると急に余裕を失うところが魅力的です。

正反対に見える2人ですが、不思議なくらいしっくりお似合い。

幽霊が登場するシーンはビビリの私にとっては毎回ドキドキしますが、ずっと重苦しい雰囲気が続くわけではないのでなんとか乗り越えることができました。

2人の掛け合いで笑える場面も多く、霊が残した事情に心を動かされるエピソードも感動的です。

事件の謎やホテルをめぐる問題も絡んでくるので、続きが気になってどんどん見てしまうドラマです。

ホラー、恋愛、コメディ、ミステリーがちょうどよく混ざっていて、韓国ドラマに慣れていない人でも入り込みやすいと思います。

何より、ヨリとガンウクが少しずつ互いの孤独を埋めていく姿が温かくていいですよー。

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X→かよよんちゃん