心に残る名作ドラマがある一方で、観終わった後に「面白かったけれど、もう一度観るのは少し辛い」と感じる作品はありませんか?

その理由は、物語のあまりの悲劇性や、精神的に追い詰められるほどの緊迫感、あるいはあまりに深すぎて二度観るにはエネルギーが必要な重厚さかもしれません。

今回は、作品としての評価は高いものの、リピート視聴には勇気がいる「一度観れば十分すぎる」韓国ドラマを、理由とともにBEST3でご紹介します。

第3位 京城クリーチャー

『京城クリーチャー』は、舞台が1945年春の京城というだけでも重たいのに、その上グロめのクリーチャー描写がガッツリ乗ってくる作品です。

主演のチャン・テサン(パク・ソジュン)とユン・チェオク(ハン・ソヒ)はどちらも大好きな俳優さんで、2人が命がけで生き残ろうとする姿には胸が熱くなりました

演技もビジュアルもさすがです。

ただ、人間の欲望が生み出した怪物のグロテスクさがかなり強めで、見ていて気持ち悪くなるシーンも多かったです。

エンタメとして「楽しいからまた見たい!」というタイプではないなと感じました。

また、日本統治時代の描写や日本人キャラクターの言動がかなり不快に映る場面もあり、日本人としてはどうしても気分が暗くなってしまいます。

世界配信のNetflixドラマとして、ここまで露骨に反日感情を刺激するような描き方をする必要があったのかなとモヤモヤが残りました。

第2位 インサイダー

第2位は『インサイダー』。

司法修習生のキム・ヨハン(カン・ハヌル)が、信頼する上長の言葉に従って検察の汚職を暴くために、賭場に潜入。

正直、刑務所を出所するまではすごく引き込まれて「面白い!」って思ってました。

でも、それ以降の展開がちょっと複雑すぎました。

人間関係がどんどん絡み合い、急に過去のシーンに戻ったり、また現在に戻ったりするので、何がどうつながっているのか、正直わからなくなることが多かったです。

さらにカン・ハヌルが痛めつけられすぎて観ていられません。

ただ、ポーカーや賭博のシーンは本当に見ごたえがあって、カン・ハヌルのカードをさばく仕草や、勝負師のような目つきがすごくカッコよかったです。

個人的には学長ソンオ役のキム・サンホさんの演技がすごく好きで、彼のシーンが楽しみでした。

もう一度見ようとは思わないけど、一度は見ておいて損はない作品だと思います。

第1位 黒い太陽

『黒い太陽』は、ナムグン・ミン演じる国家情報院のエリート・ジヒョクが、記憶を失った状態で復帰し、内部の裏切り者を探していくというサスペンスアクションです。

脚本はパク・ソクホさんで、

  • パク・ハソン(スヨン)
  • キム・ジウン(ユ・ジェイ)
  • キム・ビョンギ(チョン・ミンホ)
  • チャン・ヨンナム(ト・ジンクス第二次長)
  • ユ・オソン(ユ・ジェイ)

といった実力派が勢ぞろい。

ナムグン・ミンはこのために肉体改造して、スーツの上からでもわかるほどムキムキで、アクションも迫力満点。

正直、彼のマッチョな姿を見るだけでも一見の価値はあるなって思いました。

ただ、正直に言うと、「2度目はちょっと」という感じです。

毎回毎回人が死んで、裏切りが次々に出てくるので、だんだん「またか」って疲れちゃうんですよね。

敵と味方がオセロみたいにコロコロ変わって、何が本当か分からなくなって、最後までスッキリしないところも。

ユ・ジェイ(ユ・オソン)のキャラも、必要以上に現場に出てきて足手まといになるし、ちょっとエコ贔屓が過ぎたかなって思いました。

だから、面白いけど「2度目はいいかな」という感じです。

まとめ

どの作品も決して「つまらない」わけではなく、一度は見てよかったと思える完成度の高いドラマばかり。

ただ、テーマの重さや感情の消耗度、展開のインパクトの強さゆえに「二度目は難しい」と感じられるのが正直なところです。

韓国ドラマの多様な魅力を楽しむうえで、こうした再視聴できない名作もまた、忘れられないドラマになるのかもしれません。