『テプン商事』は、IMF危機に直面した中小企業を舞台に、二代目社長のカン・テプンが社員たちと奮闘するオフィスロマンスドラマとして期待を集めました。

しかし、8話あたりから物語のテンポが落ち、視聴者の間で「面白くなくなった」との声が相次いでいます。

この記事では、そんな後半の失速要因を3つの理由に絞って見て行きたいと思います。

※この記事の内容はあくまでも個人の感想です。

多くの方は最後まで楽しく見られているドラマなので、少数意見として「へー、そんな人がいたんだ」程度にお読みいただけると幸いです。

『テプン商事』8話から面白くなくなった理由3選!

毎週土日、配信を楽しみにしていた『テプン商事』

個人の感想ですが、第8話あたりから、ガクッと面白くなくなってきました。

理由は次の3つがあげられます。

連続する失敗
②ロマンスの進展不足
③現実味のない資金繰り

ひとつずつ見ていきましょう。

①連続する失敗

韓国ドラマ「テプン商事」はイ・ジュノ(2PM)がカン・テプン役で、倒産寸前の貿易会社社長に就任する青年を演じます。

ヒロインのオ・ミソン(キム・ミンハ)が経理社員を演じ、そのほかにも下記の人たちと一緒に奮闘する姿を描きます。

テプン商事社員キャスト

  • ク・ミョングァン(経営部理事):キム・ソンイル
  • チャ・ソンテク(総務部次長):キム・ジェファ
  • コ・マジン(営業部課長):イ・チャンフン
  • ペ・ソンジュン(物流部代理):イ・サンジン

ところが『テプン商事』を見ていると、登場人物たちが立ち上がろうとするたびに、また新たな失敗や問題が起こるというパターンが続いています。

もちろん、挫折やトラブルはドラマに欠かせない要素ですが、あまりに同じような失敗展開が繰り返されると、視聴者としては「またか」という気持ちになってしまいます。

最初の頃は、主人公たちが困難をどう乗り越えるのかに緊張感がありました。

しかし第8話以降は、挑戦しても結局失敗で終わり、物語が少しも前に進まない停滞感が漂っています。

そのうちキャラクターたちの努力や成長まで空回りして見えてしまい、感情移入もしづらくなってきました。

失敗を描くなら、その先にある変化や成果が見えてこないと、ただの堂々巡りになってしまいます。

ドラマの流れが停滞し、次回への期待感を持てなくなってしまい実際視聴スピードも落ちてしまいました。

具体的に第8話でどうなる?

第8話でようやく軌道に乗って来たのですが、ピョ商船代表のピョ・バクホ(キム・サンホ)​ピョ・ヒョンジュン(ム・ジンソン)親子の悪だくみで「テプン商事」は奈落の底に落ちてしまいます。

なんと言ってもサイコパスのようなヒョンジュンが憎い。

テプンを目の敵にする理由が薄いので視聴者は理不尽な嫌がらせを受けているとしか思えません。

さらに、父親のバクホにしてもお金を借りていたのなら返せば良い話です。

それを執拗に借用書を探す理由がわからないのが正直な気持ち。

ここまでうまくいかないと視聴者の心も折れてきます。

②ロマンスの進展不足

このドラマのメインのロマンスはカン・テプン(イ・ジュノ)×オ・ミソン(キム・ミンハ)です。

第8話ではキスシーンがあってめちゃくちゃ盛り上がりました。

ところが、翌朝になるとオ・ミソンは「キスぐらいでなにを舞い上がってるの?」って感じでテプンに冷たく接するのです。

出張中の出来事だったので自重したのかな?と思いましたが、キスした時点でそんなものは関係ないですよね?

そして、ワン・ナムモ(キム・ミンソク)×オ・ミホ(クォン・ハンソル)ミソンの妹ミホとテプンの親友ワン・ナムモのロマンスも楽しみの一つでした。​

こんな風に最初の頃は、登場人物たちの関係性がどう発展していくのかに期待が集まっていました。

ところが中盤以降は、そのロマンスがまったく前に進まないままでキュンキュンするシーンはありません。

視聴者としては、感情移入もしづらくなり、「結局この二人の関係はどうしたいの?」と疑問を持ってしまう状況です。

恋愛の緊張感やときめきが薄れてしまった結果、物語全体のテンポも鈍り、ドラマの魅力が半減しているように感じられます。

せっかくのキャラクター同士の相性や設定が活かされていないのが残念です。

中途半端に描くのなら、いっそのことロマンスはサブカップルだけに任せて、メインカップルは仕事の関係だけにすればよかったのでは?と思っています。

③現実味のない資金繰り

テプン商事は再建のために奮闘しているものの、資金繰りの描写に現実味が欠けている点が気になります。

ドラマ内では、テプン商事が信用ゼロ、資金ゼロ、社員ゼロという極限の状況で事業を再起しようとします。

実際の資金繰りの厳しさや銀行からの融資交渉、取引先との条件付き契約などの葛藤が描かれているのです。

その対応や資金の流れがリアルに実感しにくい展開となっています。

実際の資金繰りでは売上が多少増えても固定費増加や負債返済で現金が手元に残らないケースが多いですよね。

ドラマでは成功期待感と資金繰りのひっ迫感が同時並行で進むため、リアルな中小企業の資金繰りの苦しさが薄れてしまっていると感じられます。

このように、テプン商事の資金繰りは劇的でドラマチックに描かれてはいるものの、中小企業経営の現実的なシビアさや複雑な資金循環の問題が十分に反映されていません。

「現実味のない資金繰り」として見る向きもあるのが3つ目の理由です。

視聴者の声

ジュノだから観たけど…
時代背景が活かされていない。テプン、社長なのに無策すぎ。
話のネタをほっぽりすぎで、薄い内容。
設定は面白そうだと思ったけど、同じ展開で何ひとつスカッとしないで、後半はイライラばかり。
ほんと、ジュノだから観た…

引用:レビューサイトfilmarks

問題が起こりすぎて疲れた‥
がんばって最後まで観たのに
最終話なに⁈

引用:レビューサイトfilmarks

面白かったんですが、トラブル→解決のワンパターンの繰り返しで飽きてしまった。

引用:レビューサイトfilmarks

すっかりテプンに魅せられた1ヶ月半でした。こんな社長だったら一緒に働きたいよね。かっこいいし。現実は・・・
だから尚更この時間が待ち遠しかったな。

個人的にはコ・マジン課長推せる笑

テプンとミソンもほんと素敵なカップル。
恋愛感情だけでないお互いを信頼尊重しあえる関係は理想。

終わっちゃってさみしー

引用:レビューサイトfilmarks

まとめ

結局のところ、『テプン商事』8話以降の不評は、連続する失敗展開の停滞、ロマンスの進展不足、そして現実味のない資金繰りが主な原因でした。

前半のハラハラ感が薄れ、視聴者を置き去りにした脚本のバグが残念です。

ジュノの演技は光っていましたが、ストーリーが追いつけなかった一作。

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